遠野秋葉さんの平凡な一日
朝、目が覚めると隣に兄さんがいた。
あぁ、私はまだ目が覚めていないようだ。
兄さんが私よりも早く起きているはずがない。
それに、私を起こしに来ることなどありはしないだろう。
だからこれは夢なのだ。
……夢?夢なら今までやってみたかった事をしてしまおう。
抱きついて甘えてしまえ♪
そして……おはようのキ、キスも……。
こんな事、普段なら恥ずかしくて絶対に出来ないのだ。
そんなことをしようものなら笑われるに決まっているのだから。
「へぇ、秋葉もそういうところがあるんだ」なんていって
でも、私だって一応は夢見る乙女なんですよ?
さぁ、覚悟を決めて……行きます!
「おはようございます、兄さん。こういう朝もいいですね♪」
「あ、秋葉?お、起きたんだ……」
あれ?なんか様子が変だ……。
回りを見渡すとそこは兄さんの部屋だった。
思い出してきた。確か昨日宴会になったんだ。
で、兄さんが潰れたんで、私が面倒見るからと部屋に連れてきて。
で、寝顔があまりにも気持ちよさそうだったから私もちょっとなんて思って。
…
……
………
と、いう事は……。
これは現実ということ?
「に、に、に、兄さん?お、おはようご、ご、ございます。」
「お、おはよう。……なぁ、秋葉。」
「は、はい?な、何でしょうか?に、兄さん。」
ちょっと間をおいてこんなことを言ってくれた。
「もしかして、寝ぼけてた?」
最悪だ。何がって、兄さんの前でこんな醜態……。
あぁ、絶対にからかわれる。
「寝ぼけてるときは……。」なんていわれた日には絶対立ち直れない。
あぁ、神様。この瞬間だけなかったことにしてください。
いや、なかったことにして。
そうだ、この記憶だけ略奪すれば……。
頭の中をわけのわからない思考が駆け巡る。
そんな時、彼は微笑んでこう囁いた。
「これからはいつもこんな朝だといいね。秋葉。」
……ある意味その台詞は止めですよ、兄さん。
ならこのまま甘えてあげようじゃないですか!
普段、翡翠や琥珀がいるから出来ないけどこの際です。
思いっきり甘えてあげますから覚悟してください!
その後、翡翠が兄さんを起こしに来て一悶着あったことは言うまでもない…。
お疲れ様です。
とりあえずですので好きにしたって下さい。
まぁ、恥ずいので隠しで公開してくれたりするとうれしいですが(苦笑)
ではよろしゅうに
ん〜ん〜ん〜ん〜ん〜ん〜ん〜んんんん〜ん〜んん〜♪
らう゛こめはいいねぇ。リリンが産んだ甘甘の極みだよ。そう思わないかい、○○くん?
てなわけでtakaさんから頂きました。
む、これで第一作目ですか。
ん。(自分の一作目を思い出している)
ぐは。(吐血)
しかし・・・隠しで・・・ですか。
いやいや、きっちり公開させて頂きますとも、ええ!