HP作成への長すぎる道のり  その48  にゃお、PCのない生活を送る

     PCを入院させて家に戻ってきたはいいけど、心配なのは自分のHPのこと。
     まったく予告もなしに壊れてしまったものだから、もう自分のHPにアクセスすることができない。
     どうやってこれから2週間、下手して3週間もHPを留守にすることを伝えればいいんだ?
     この時期、にゃおはまだ携帯電話っちゅうもんを持ってなかったから、打つ手なし。
     くぅ〜 仕方ない。 主人が帰ってきたらPCを貸してもらってとりあえずの連絡だけはするか・・・

     帰ってきた主人に理由を話して、PCを貸してもらった。 イヤなんだよね。 人のPC使うの。
     特に主人のPCには仕事の重要なファイルがぎっしり入ってる。 そもそもにゃおが自分専用の
     PCを買うことになったきっかけは、主人と共用してPCを使っている時に、PCを固まらせて
     しまって、あやうく中のデータを全部消滅させる危機を招いたから。 あの二の舞はイヤだよ。
     それに自分のPCと微妙に違うキーの配列。 マウスの大きさ。 なんか手が疲れるぞ・・・

     にゃおはまず、現実世界での友人でもあり、HPの常連でもある「cha-cha(ちゃちゃ)」に
     メールを送った。 これこれこういうわけでPCが入院してしまってネットができないこと。
     最低でも2週間かかるらしいので、その旨を掲示板でみなさんにお知らせしてほしいこと。
     さらには身勝手なお願いだけど、ネットができない間の代理管理人をしてほしいこと・・・

     翌日、cha-chaから早速、電話がかかってきた。 改めて代理管理人をお願いすると、快く
     引き受けてくれた。 ああ、サンキュー、cha-cha。 本当にありがとう。 持つべきものは
     友だっていう格言を身を持って感じてるにゃお。 これでひと安心だわ。 この恩は必ず
     返すわよ。 何度お礼を言っても足りないくらいだわよ。
     おりしもその日は金曜日で主人は宴会があるから帰って来ない日だった。 こんな時は
     おおっぴらに夜更かしネットできるハズだったのになぁ。 ちくしょー ついてないぜ。

     こうして、にゃおのPCのない生活が始まった。 
     いつもだったら、朝の7時くらいまでには用事がひと段落するから、子供が起きて来るまでの
     間はネットにいそしむにゃおだったのに、それもできない。 新聞を読んだりテレビを見たり
     コタツでゴロゴロしたり・・・  日中も草取りや買い物などに出かけても、午後はネットをする
     こともできないからお昼寝三昧。 ああ、幸せだけど、ちょっと寂しい感じ・・・

     でもねぇ・・・不思議なもんで、ネットができなくなる!!って思った時はどうしようかと
     不安だったのに、いざ、PCのない生活が始まると、なんとかなるもんなんだよね。 PCが
     ないと夜も日も明けないんじゃないかなんて思ってたけど案外平気なんだわ。 車で20分
     くらいのところにネットカフェもあるけど、そこまで行ってネットしようという気にもならなかった。

     ふうん・・・ネットなくても生きていけるんだ・・・(当たり前だよ)
     思った以上に平気な自分に、ちょっとびっくり(今までが異常だったのさ)
     毎日が妙に平和に過ぎていく・・・

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