2002年 師走の乱 20
すぐに主人に報告して、またしてもC業者に連絡。
どうせ、領収書を持って行かなければならなかったのだから、大丈夫ですよと快く修理を
引き受けてもらった。 ああ、ほんとにもう・・・(-_-メ)
翌29日(日)
今度は昨日のにいちゃんと、その父親で社長のオヤジさんが朝9時過ぎにやってきた。
にいちゃんは早速、修理に取り掛かる。 この、にいちゃんがお気に入りの子供は作業する
そばを離れない。 作業の邪魔になるからと、何度も叱りながら、コタツでくつろぐオヤジさんに
お茶を出したりと忙しいにゃお。
昨日、修理してもらったジョイント部分から延びるジャバラ状の配水管を取り替えて終了。
にいちゃんったら、「昨日、ちゃんと見て、一緒に取り替えたらよかったですね」なんて
泣かせることを言ってくれる。 (ノ_<。)
今回は2000円でいいです・・・と、昨日の分も合わせて7000円の領収書を切ってくれた。
あ〜 2000円でいいですっていうけど、にゃおに取ってはキビシイですわ(T_T)
これで本当に終わったよね? もう、大丈夫だよね??
にゃお家の波乱に満ちた年末が、ようやく過ぎて行った。
年が明けて2003年1月某日
ホームセンターから電話が入った。
相手は最初に今回の工事の受付担当になった男性。
暮が押し迫った時期の工事だったから支払いをするのは年が明けてからでもいいよね。
どうせ支払いのことで向こうからコンタクトを取ってくるはずだから、それまでは放置して
おいてやる・・・と、こちらからは連絡を入れてなかった。
男性:「この度は、お買い上げ、ありがとうございました。 工事の方はいかがだったでしょうか?」
にゃお:「ふ・・・とんでもなかったですよ」
男性:「え?(汗)」
にゃおはここぞとばかりに、事の詳細を並べ立てて話した。
洗面台を動かして壁を切って配管を取り替えるような大工事になったこと。
洗面台を取り付ける時、使ったネジが長すぎて裏の壁を突き抜けたこと。
レンジフードの穴を切ったはいいけど、下手に切って切り込み過ぎたこと。
主人があれこれ手伝ったこと(手伝ったっゆうより、一緒に工事したって感じだぞ)
じっちゃんが帰ったあと、洗面台の配水管からさらに水漏れがして別の業者を呼んで
修理してもらったこと。 などなど・・・
話を聞いてる男性がものすごく当惑してる様子が、電話の向こうから伝わってきた。
最初は、はい、はい・・・と言っていた受け答えが、だんだん小さくなり、さらなる配水管の
水漏れの話あたりで、う〜〜と低いうなり声になり、深い深い、ため息が聞こえてきた。
男性:「申し訳ありません。 なんと言っていいか・・・」
にゃお:「こんな工事をして他からクレームが来た事ないんですか?」
男性:「いえ・・・ わりといい業者のはずなんですけど・・・」
にゃお:「とにかく、こんな形だと、この先、お宅には工事をお願いできません」
男性:「本当に申し訳ありません。 こちらからもよく言っておきます。 それと
新たに水漏れ修理にかかった費用はこちらで負担させていただきますので。
あの、おいくらくらいかかったんでしょうか?」
あたりまえだわね。 水漏れの原因が腐食から来るもので、じっちゃんは単に引き金を
引いてしまっただけだとしても。
にゃお:「それじゃ、請求書が届きましたら支払いに行きますので」
男性:「はい、わかりました。 本当に申し訳ありませんでした(大汗)」
電話の向こうで恐縮しきっている男性の姿が見えるようだな。
そりゃ、そうさ。 客の口ほど怖いものはない。
あそこは工事が下手だから頼まない方がいいわよ・・・なんて言われたら大変だもん。
たいていの家では財布の紐と、どこに何をどう頼むか・・・なんていう決定権は主婦が
握ってるもんね。 さて、どの程度の誠意を見せてくれるやら。
ところが、待てど暮らせど、請求書は来ないし、電話の一本もかかってこないのだ。
月が変わって2月になっても音沙汰がない。 どうなってんの? 本当にもうっ!!
にゃおは主人とも相談して、電話を入れてみることにした。 請求書が来てないんだから
支払いに行くことはできないけど、前の電話からほぼ1ヶ月。 音信不通ってのはないでしょう?
それに、早く支払ってケリつけて、あの嫌なことを忘れたいもの。
電話口に担当の男性を呼んでもらい、一向に請求書が来ないのはどうしたことかと訊ねた。
男性:「え? 請求書、行ってないですか?」
にゃお:「来てませんよ!」←すでにキレ気味
男性:「変ですねぇ。 あのあとメーカーといろいろ交渉したりしてたので請求書を切るのが
遅れたんですが、気持ちだけですが割引させていただいて、1月の下旬には、
お詫びの手紙を同封して請求書を出したハズなんですが」
にゃお:「だって現実に来てないから、こうして電話したんじゃないですか」
男性:「う〜ん・・・ もしかしたら事務さんのところで止まってる可能性がありますね(汗)」
にゃお:「とにかく、もう一度、請求書を送ってください」←文句を言う気力もない
男性:「はい、わかりました。 重ね々、申し訳ありません(大汗)」
・・・なんだ、コレ。
最後の最後までケチがつくのね?
ふふ・・・上等じゃない。
さらに数日経って、請求書が届いた。
内容は、結局、初期の見積もり代金から、にゃお家が後から負担した修理代7000円を
含めて8000円の値引きということになっていた。 けっ・・・実質、1000円じゃん。
同封の手書きの手紙には、改めてのお詫びの言葉と、メーカーと交渉したけど
これだけしか譲歩を引き出せなかったとの内容が記されてあった。
あのさぁ、メーカーとの交渉でってんじゃなくて、あんたの店としての誠意はないわけ?
洗面所の壁を突き抜けたネジの痕。 あれ、どうしてくれんの? 器物破損よ?
もっとも、元から定価の20%引きの値段だったし、商品そのものは問題ないものだし、
お金を払ってくれたところで元に戻るわけじゃないし、仕方ないのかな。
いいや。 いつまでも係わり合いを持っていたくないよ。 もう、ケリをつけてやる。
そして、にゃおは翌日、請求書を持って支払いを済ませたのだった。
はぁ、もうこれで本当の本当に終わったよね。
少しは気分も軽くなるってもんよ。
あ”・・・ しまった・・・
支払う時、ポイントカードを出すのを忘れたよ(-_-メ)
アレ、100円で1ポイント、500ポイントで500円分の商品券と交換してもらえるのにぃ〜(>_<)
くしょ〜 最後の最後までついてないぞぉ〜〜〜!! o(><;)(;><)o
ジタバタ ジタバタ
完
追記:どの商品も今現在、問題なく快適に使用中でございます(^^ゞ
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