こころは気まぐれ

      いつのことだったかなぁ・・・ 確か高校1年か2年生の頃のことだ。
      文通相手(く〜 あの頃は純だった)から送られたカセットの中にオフコースというバンドの
      「愛を止めないで」という曲があった。
      高く澄んだ声。 すぐに彼ら(正確にはボーカルの声)のとりこになった。 しばらくして「さよなら」が
      ヒットし始めて、テレビメディアでも彼らの曲が聞かれるようになると、ますますその熱は上がるばかり。
      彼らのLP(当時CDなんてなかった)を買いあさり、ヒマがあれば聞いた。 ボーカルは主に
      小田和正と鈴木康博。 この頃にはすでに2人から5人へとメンバーが増えていたように思う。 
      オフコースはその後、遍歴を重ね、おしまれながら解散し、今は各自がそれぞれに活躍している。
      その中でも小田和正氏は一番世間への露出度が高い。 あのフジテレビのドラマ「東京ラブストーリー」
      (かんち〜 りか〜 ってヤツ)のオープニング曲「ラブストーリーは突然に」と言えば、ああ・・・と
      思い当たる人も多いのでないかな?
      ずっとオフコースを、いや、小田和正を追いかけてる。 いつも自分の中にある。
      文通相手の人とはいつのまにか疎遠になって、いまではどこでなにをしているかもわからないけれど、
      オフコースという存在を教えてくれたことには本当に感謝している。 あのカセットでの出会いが
      なかったら、ここまで追いかけたりしなかった。
      ひとつひとつの出来事は偶然かも知れないけれど、それは確かに今、一本の線となって過去から
      現在まで私を導いている。

      コーナータイトルを考えていた時、ふと浮かんだ「こころは気まぐれ」。
      もちろん、オフコース時代の楽曲のタイトルだ。 
      思いつくままにいろんなことを書いてみたいなという自分にピッタリかもしれない。
      そんなわけで、拝借させていただきました。

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