<後書き>

 

どうも、葵惑星です。
今回は自分のHPを閉鎖したために、無理を言ってジョーカーさんに作品を預かってもらいました。
ジョーカーさん、ありがとうございます。


読まれた方はわかったと思いますが、この作品内においてKanonのキーワードと言える『奇跡』は、『信じること』で起こるという解釈にとらしてもらっています。
『奇跡』っていうのは、とても曖昧なものだと思うんです。
一歩間違えば、都合のいい言葉になってしまうと思うんです。
そうすることが、俺は嫌だったんですね。
それで、あえて『信じること』をプラスしたんです。
結果的にそれは吉と出たようです。
少なくとも、『奇跡』を軽く見てはいないということがわかってもらえれば幸いです。


さて、この作品ですが、自分の中では最高傑作だと思ってます。
ちなみにこれを書いたのは、1999年の10月の終わりから11月にかけてです。
それから2000年の3月20日まで。
何作も書いてきたんですが、どうしてもこの作品を超えることはできませんでした。
俺なりの解釈で、作品を理解しようとした結果が、この作品だったんです。
だから、自分の思ってたことを、すべてこの作品にぶつけてしまったんですね。
まぁ、それは今になってしまえば言い訳なんですが……(^^;


ちなみに、これを読んで少しでも感動を覚えてくれた方には、おーなり由子さん著の『天使のみつけかた』という本をすすめます。
おーなりさん独自の完成で綴られたエッセイです。
俺がこの作品を書こうとした、ひとつのきっかけになった本です。
もし書店などで見かけたら、手にでもとってみてください。


では、最後になりましたがこれを読んで下さった方々に感謝したいと思います。
そして、この作品を快く引き取ってくださった、ジョーカーさんにも心よりお礼を言いたいと思います。

本当に、どうもありがとうございました♪


それでは、『はぐれぼし』の管理人だった葵惑星でした♪