さて……っと。
1. えー、テステステス。ただいまマイクのテスト中。
…………そんなこたぁいいんです。
2. このSSは、今更言うのもなんだが、かなりふざけておる。
3. 自分的には壊れてると思うが……
どっかの誰かさんにとって、不思議な感覚らしいよ、これ。
4. ……あのぅ、ガロ○クさん、殺っちゃいますよ……?
いいよね…………?

それじゃ、どうぞー。






破滅させし者(月曜日・後編)





いやぁ、ごくろうさん。
祐一「……だまれ」
名雪「疲れたよ……」
だから、ごくろうさん。
こるく「ごくろー♪」
祐一「あああああぁぁぁぁぁぁっ!腹立つなぁっ!」
あ、そう。
祐一「殺す殺す殺す殺す殺す殺す………………」
………あぁ、そうだ。何で二人が疲れてるか、読者の方々にはわからないよねぇ、説明しよっか。
祐一「……早くしろ」
えーっと、メンドいから率直に言うよ。……こるくを探すのに疲れたのです。終わり。
   バキッ
祐一「真面目にやれ!」
やだよ。
祐一「さらっと拒否すんなっ!……まぁ、いいけどな」
……ったく、痛いなぁ。……ちなみに、今は学校に向かっておる。
こるく「結局、説明してるよ」
しないとダメだと思われるからの。
名雪「あ、学校に着いたよー」
気付いたら、もう校門が見える所まで来ていた。
祐一「……って、校門って壊れなかったか?」
こるく「別に壊してないけど」
祐一「……いや、モロに壊れてただろ」
たぶん、先生が直したんだよ。
名雪「あの先生?」
祐一「ああ、あの人か」
こるく「…………誰?」
魔法使いの人。
こるく「…………ふーん。…………そういえば、佐祐理さんと舞……ついでにあゆは?」
祐一「二人はもう学校の中だ。あゆは商店街に行ってチャレンジャーになっている」
そう、坂道でジャンプして即死する生物となったのだよ。
名雪「懐かしいこと言ってるね」
祐一「…………おまえ、何歳だっけ?」
ほえ?えーっとね……十七歳だよ。
祐一「ギリギリだな。……てーか、マイナーな奴だよな、それ」
にぇっへっへっへ。なめちゃあいかんぜよ、ワシのお気に入りは『いっき』と『たけしの挑戦状』やら『さんまの迷探偵』、『ソロモンの鍵』とか『略奪』だ。
名雪「…………一番最後が問題だよ」
祐一「さすがにアレは言わないな」
こるく「あれって?」
祐一「こいつの家にあるギャルゲーの中で、一際目立つゲームがある」
ああ、あひるのぱんつだな。
名雪「…………もしかして、ロリコン?」
うむ。ロリ度検定で百点以上取ったしなぁ。
祐一「……どーでもいいから、校舎の中に入ろうぜ」
こるく「そうだね」



香里「……やっと来たの」
祐一「うらやましいか?」
香里「何がよ」
祐一「他の生徒達が、朝から必死に勤勉に励んでいるのをお構いなしに、堂々と昼から学校に来る事」
香里「うらやましくなんかないわ。留年したくないもの」
名雪「祐一だからいいかもしれないけどね」
祐一「……その言葉の意味は?」
名雪「無いよ」
香里「そういえば、先生が探してたわよ」
祐一「ふーん」
   ガラッ
扉が勢いよく開くと同時に、一人の教師が入ってきた。
G「おい、相沢―」
あ…………殺れ、こるく!
こるく「岩山両斬破―っ!!」
  ズガンッ
こるく「まだまだ、大蛇薙ぎ!!」
G「なんの、A・Tフィールド!!」
  ごぅっ
こるく「おー、ガードしやがったよ。それじゃ、ストライカー!」
ロンギヌスの槍っ!!
  ガキィィィィッ    ズズズズズズズズ…………
G「なっ………、フィールドが破られる!?」
  ズシュゥゥッ
G「あぎゃぁっ!」
いまだ、こるく!
こるく「タイト・ロゥ!!」
  ズキュキュキュキュキュキュキュッ
  ズドォォォォォ……………ォォォォンッ
G「がぁぁぁぁあぁああああぁああ゛あ゛あ゛っ!!!」
こるく「鉄人21号召還!」
  シュンッ
氷上「やあ、僕の思いは…………」
こるく「違うっ!!仲魔『毘沙門天』召還!!」
毘沙門天「どっせいっ!!」
  さくっ♪
氷上「君とは、また会う……き、気が……」
K「けろりおんふぁいや」
  ごーーーーーーーーー♪♪
祐一「………なんか、滅茶苦茶だな」
老人「今更、何を言っておるか、若いの」
祐一「げ、爺さん!……おい、作者!!」
なぁんだよおぅ。なぁにか用かよぅ。
祐一「うあ、バカに磨きがかかってる…………って、んなこたぁいいんだ!またパクリやがったな!」
応っ!……いやぁ、パクリって、本当に素晴らしいですねぇ。
祐一「そうかよ」
こるく「今度こそ、召還!」
  ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ………………………
地鳴りの効果音と共に、弱そうな鉄の人形が現れた」
K「ねーねー祐一、21号なんて、いたっけ?」
祐一「……たしか、特撮で居たと思うぞ」
まぁ、よく覚えとらんから、深くは考えんでくれ。
G「そ、それがどーした?」
うーみゅ、ガロ○クさんは、別に怖がってないみたいだ。
こるく「主電源オン!」
  ブウゥゥゥゥゥゥゥゥ………………ゥゥゥゥゥゥゥゥウウン
モーターの起動音が響く。
そして……
  ズガァァァァァァァァァァァアアアアアアアンッ!!!!!!
突然、爆発。
G「………………………っ!」
おし、原子レベルまで分解してやったぞ!
こるく「かかかかか、窓から突き落とされた時の仕返しだよ」
(この前もらったSSの事です。みんな、知らないよね?)
祐一「何で爆発したんだ?」
老人「テレビを見ていた人ならわかる」

祐一「…………。ん?おい、作者」
なんだい祐一くん。
祐一「これ、何のビンだ?」
祐一が手に持っているのは、ラベルの貼られた薬品のビンの様だ。
こるく「んーと、『じゃがりこ食いたい病の特効薬』って書いてあるね」
香里「何よ、そのふざけた病名」
あ、いたんだね、かおりん。
香里「誰がかおりんよ!」
そんなに怒んないでよ、お詫びに歌を一曲プレゼントしてあげるからさ。
香里「いらないわ」
遠慮しないで、いくよ?

『V3のテーマ 誰かが実際に歌ってたMIX』

赤い赤い 赤い仮面のV3  グレートタイフーン おもちゃのベルト
一回まわすと電池が切れる  父よ 母よ 電池を買ってくれ
バイクの代わりに三輪車 力の限り漕ぎまくれ


こんな感じで。
香里「……わけわかんないわよ」
祐一「それに、途中までだろ、それ」
おう、全然歌知らないし。
北川「なら歌うな」
祐一「あれ、ガンダムいたっけ?」
北川「ガンダムじゃねぇっ!」
名雪「あれ、前編で死ななかったっけ」
北川「ちゃんと逃げたんだよ!」
おお、そうかい、それはよかった。それじゃ、お祝いに歌を歌ってあげよう。
北川「いらんわ!」
ふぅ、みんな遠慮し過ぎだよ。それじゃ、いくよ。

『V3のテーマ ガンダムMIX』

固い固い 固い寝癖の北川  香里にちょっかい ビンタの洗礼だ
張り倒しても何度も来るぞ  しおりん かおりん 北川殺ってくれ
『ナイフのかわりに拳銃よ(byかおりん)』 手数の限り殺りまくれ


いやぁ、いい歌だね。
北川「ふざけんなっ!」
祐一「気に入らないのか?結構いいと思うが」
北川「全然よくないだろうが!」
ふーん、それじゃ、これは?

『教えて MrSKY(曲名あってる?) シザーマンMIX』

シャッキン シャッキン 襲われる 刺されちゃう えぐられる
助けて ノラン〜!
(以下略)


どうだ!ジェニファーの心境を確実に表現したこの迷曲!
祐一「お約束だが、文字が違うぞ」
名雪「歌も中途半端だよ」
いや、しかし、この曲にはかなわんだろう!!
香里「まだあるの……?」

『ラストリグレット 秋子さんMIX』

『マズイ』と 言えないよ ずっと固まっている
食卓に限りない ジャムのビン並べてく秋子さん
トーストに塗りたくる 毒物を 出来るだけ 出来るだけ避けて
最後まで食べ終える頃には もう 逝っていた(北川が)


北川「おいっ!」
ステッキーな歌だねー♪
そんな事を話していると……………
  『ふの、ふの、ふの、ふの、ふの、ふの……』
あ、チャイムだ。
香里「どこがチャイムよっ!」
こるく「立派にチャイムだよ」
祐一「どこの世界に、あんなチャイムがあるんだっ!」
にぇっへっへっへ。バカ言っちゃあいかんよ、ここにあるじゃないか。
名雪「ねー、教室に行こーよ」
祐一「……そうだな、この人外無視して行こうか」
そうかい。







んでもって、放課後。






祐一、名雪、こるく、作者の四人は商店街に来ていた。
作者「…………あ、そうだ。こるく」
こるく「何かね」
作者「これ飲め。そして効果を試すのだ」
そう言って、さっきガロ○クさんから略奪したビンを取り出す。
祐一「お前が飲めよ」
作者「嫌やっちゅーねん」
こるく「飲むぞー」

  クイッ
…………………………
名雪「祐一、この部分見て」
名雪がラベルの一部を指差している。原料の所だ。
名雪「これって、なんだっけ?」
『原料  トリカブト        以上』













祐一「サン、サン、サン。太陽のー、光ー……」
名雪「さわやか三組なんか歌ってどうしたの?」
作者「現実逃避かね?」
祐一「まぁ、どうせ死なないだろうから、いっか」
名雪「何が?」
こるく「…………何も変わってないみたいだね」
作者「ふーん。やっぱりダメっぽいか」
こるく「そうみたいだね。じゃがりこ食べたいし」
作者「ところで祐一」
祐一「なんだ、ロリコン」
作者「うん、ロリコンだよ」
祐一「…………」
作者「………………ちょっと空しい」
祐一「知るか」
作者「まあいいや。あのさ、じゃがりこの美味しい食べ方って、知ってる?」
祐一「あるのか?ンなモン」
名雪「リスさんみたいにカリカリって…………」
作者「違うよ、じゃかせりこに付ける調味料だよ」
祐一「……普通に食えよ」
作者「やだよ。……えっとね、調味料は、一味と塩。小皿に一味を多めに混ぜた状態で用意」
名雪「辛そうだね」
祐一「やっぱり、人外だな」
作者「んで、じゃがりこの先端をちょっと舐めて、その部分に調味料を付けて食べる」
祐一「うまいのか?」
作者「かなり。この方法は、ポテトチップスにも使えるのだ」
祐一「ふーん」
こるく「…………ん?」
名雪「どうしたの?」
こるく「誰かが走ってくる」
祐一「誰かって…………」
こるくの見ている方角を見る祐一。
その先に見える人らしきもの。だんだんと大きくなっていく。
白い羽、手にはたい焼きとロケットランチャー、『うぐぅ』と言う鳴き声。
祐一「あゆじゃねぇか」
そう、あゆだった。
あゆは、こちらに向かって走ってくる。





…………………………ロケットランチャーを構えて。
あゆ「作者ぁぁぁぁぁぁぁぁっ、死んじゃえぇぇぇぇぇぇぇぇっ!!」
あゆがトリガーを引くと同時に、小型ミサイルが四人の方に飛んでくる。
祐一「をわっ!?あぶねぇっ!!」
名雪「ヘ?」
祐一は名雪を掴んで横に飛ぶ。
ワシとこるくは……………
こるく「甘い。召還!!」
????「カムイ・リムセ!」
召還された少女が、淡く光る布で小型ミサイルを打ち返す。
あゆ「うぐっ!?」
  ドゴオオオォォォォォォォォォォォンッ!!!
あゆ「うぐぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅっ!!」
ミサイルは、あゆの足元に着弾、その衝撃であゆは近くのビルに叩きつけられた。
あゆ「ぐ……っ!」
その数秒後、あゆへ瞬時に接近し、ジャムを口の中に押し込んで、ガムテープで口が開かないようにする。
あゆ「むぐぅっ!!」
あゆは涙目になっている。しかも、どんどん顔が白くなってゆく。
その間に、手足をロープで結んでからダンボールの中に押し込み、ガムテープで蓋を閉め、『ナマモノ』と書いてあるシールを貼る。
作者「捕獲完了!それじゃ、電話しないと」
そう言って、虚空から携帯電話(ワシは持ってないからガンダムのな)を取り出す。
名雪「でんわ?」
作者「ん、携帯電話」
名雪は、ワシが持っている携帯をじっと見ている。
名雪「けいたいでんわって、何?」
作者「……コレみたいな事いうなよ」
そう言いながらダンボールを蹴飛ばす。
……中でゴソゴソいってる。鬱陶しいなぁ。
作者「逢えて、その問いには答えんぞ………………あ、かかった」
  プルルルル…プルルルル… ピッ
J「はいはい」
電話から、ジ○ーカーさんの声が聞こえてくる。
作者「あのぅ、あゆを売りたいんですけど」
祐一「……げ」
J「いいぞ、いますぐ引き取ってやるから、学校まで連れてきてくれ」
作者「了承」
  ピッ
作者「さて、こるくよ。ひとっ走り逝って来てくれ」
こるく「はいはい」
こるくは、ダンボールを抱えて走っていった。
作者「……さて、そろそろ帰ろうか」
祐一「……どうでもいいぞ」
名雪「私も……」
もう、二人とも疲労がピークに達しているようだ。
三人は、家路についた。







ちなみに、あゆはある先生の所にちゃんと売れた。
ま、その話はまた今度だね。



破滅させし者『月曜日』 終




後書き

作者「替え歌って、むずかしいね」
アズサ「そうね」
作者「ねぇ、寝ていい?」
アズサ「寝れば?」
作者「うん……おやすみ、明日はしゃぶしゃぶなのだ」
アズサ「ふーん、おやすみ」
作者「……アズサ」
アズサ「何よ?」
作者「襲うなよ」
  グシャッ
作者「がぼぉっ!?」
アズサ「いちいちうっさいわよ。エロ餓鬼」
作者「もう少ししたら大学生(になる予定)なんだから、いいだろが!」
アズサ「よくないわよ!」
  ガキャッ
作者「ぐっ……、くそ、SS中では不死身なのに……」
アズサ「んなの、関係無いわよ。ほら、寝るんでしょ?」
作者「……目が冴えちまったよ」
アズサ「なら、起きてなさい」
作者「むー…………」
アズサ「そろそろ終わる?」
作者「うん、終わろう」
アズサ「それでは、さよならー」
作者「にゃー」


全て終了。