スパイラル初SSが18禁とは心境的には
少し複雑ですが。書いてみました(多分)
こんなの、俺知ってる歩じゃねぇとか、ひよのじゃねぇとか
そういう苦情は一切無しにしろ・・・(命令形)
ついでに言えば、どうやったら勇気と知恵を振り絞れるSS
にできるか聞きたいものです(死)


ええい、とりあえずさっさと書こう……
うん。時間軸は理緒との再戦後の世界と言う事で




 放課後の街中。空は少し怪しい雲が漂っている。そんな中を俺は帰宅の途中だ。
 今日の晩御飯は何にしようかと思考していたが、背後から声により中断されてしまった。
「なーるーみーさーん」
 いつもの聞きなれた声が聞こえる。しかし俺はそれを無視して先に進んで行く。
 大抵あいつが声をかけてくる時はほとんどの確率で何かに付き合わされる時だからだ
「無視するなんてひどいですよー。あの夜にあんなに激しく愛し合っていながら」
「ちょっと待て!! 俺がいつあんたとそんな事をした!!」
「ほんの軽い冗談ですよ」
「頼むから冗談でもそう言う事を言うな」
 ざわざわ……
 辺りからの喧騒が嫌でも耳に入ってくる。
「おい、今すぐこの場から去るぞ」
「えっ、いきなりどうしたんですか?」
「決まってるだろうが。今の発言のせいであんたも俺も目立ちまくってるんだよ」
「あら、本当ですね」
 発言した本人がこんなにのんびりで良いのだろうかと内心思うが後が怖いので口には出さない。
それよりも今はこの場所から退散するのが先である。
「とにかく、今はこの場から去るぞ!!」
「はい」
 行き付いた先は、なぜか俺の家だった……
 ここに辿り着く途中、雨が降り始め身体中がびしょ濡れになったからである。
 あの場から俺の家の方が近いのもあったがこいつをびしょ濡れのまま放り出すわけにもいかないので
仕方なく雨宿りさせる事にした。ここで雨宿りをさせないと後が怖いからでもあるが、今日は厄日か? と
疑いたくなる。今この場を姉さんが見たら何を言われるかと思ったが姉さんは仕事で居ないので内心
安堵の溜め息をついた。
「はぁ……疲れた」
「私も疲れましたよ。服がびしょびしょです」
「こんなに疲れたのは、あんたのせいだろうが!!」
「でも、こんなに運動したんですから気持ち良いですよ」
「……」
 確かにその通りだ。しかし、こいつのせいでいつも動いていたような気がするが、口にしたら何を言われるか
分かったものではないのであえて黙っておく。
「鳴海さん」
「何だ?」
 いつになく真剣な目で俺に何かを言おうとしているのが分かる。それを察して次の言葉を待つ事にした。
「シャワー貸してくれませんか? 風邪をひいたら困るので」
「勝手に使え」
「じゃあ、お言葉に甘えて。鳴海さんも一緒に浴びますか?」
「なっ!?」
「冗談ですよ。先に使っても良いですか?」
「好きにしてくれ」
 あいつにタオルを投げよこして行くように言う。確かに、俺もこのままだと風邪引くな。
 しかし、さっきあいつの発言は多少意外だった。そのせいか今の気分は肩透かしを食らった状態だ。
 それが少し変に思えて苦笑する。今日の俺はどうかしている。そう思った時、電話が掛かってきた。
「はい、鳴海。ああ、姉さんか。うん分かった。じゃあな」
「今の電話、お姉さんからですか?」
「ああ、そうだ。って、何て格好してるんだ!!」
「だって、制服は濡れてるから着れないですし」
 今のこいつの格好はバスタオル1枚だけという男にとっては嬉しい・いや、嬉しい事には嬉しいがまともに
直視する訳にはいかない。その格好から目を逸らし、俺の服を着ておくように言っておく。
 姉さんの服を借りる選択肢もあるが、無断で触ると怒るので俺の服を着せる事にした。
「はぁ、これでようやくまともに服が着れました」
「さて、俺もシャワーを浴びてくるとするか」
「はい。よく浴びてくださいね」
 シャワーを浴び、私服に着替える。いつもはこの時間は大抵一人なのに、今日は一応客が居るのは
少々奇妙な気分だ。早いところ服が乾かないかと思いつつリビングに向かう。
「鳴海さん、さっきまたお姉さんから電話ありましたよ」
「なっ。あんたが出たのか?」
「もちろんです。ちなみに、今日はお泊りしますのでよろしくお願いします」
「ちょっと待て。いつ決まった」
「今ですよ。お姉さんが鳴海さんが寂しがるだろうからって許可を出してくれました」
「はぁ……」
「鳴海さん、ため息なんてついて大丈夫ですか?」
「ああ、問題無い。多分な」
「なら、良いですけど。明日は学校もお休みですし。遊びに行きましょうね」
「……」
 お前の件以外は問題無いと声に出して言いたかったが姉さんが許可したのでは、何を言っても
覆らないだろうと思い黙っておく。
 俺はいつだって弱い立場だと思いつつ、こいつの最後の発言にはあくまで沈黙で答えた。
 夜になったので夕飯は俺が作った。好評だったのは良いが、鳴海さんは"良い主夫”になれますね
と言われ吹き出してしまった。俺はこの先も食事を作れない女に巡り会う運命なのだろうかと思う。
 姉さんに家事全般はさせない方が身の為だし、こいつに料理が出来るかどうか聞いても”秘密です”
としか答えなかったので、恐らくは出来ないのだろうと思っておく事にしておいた。
「鳴海さん、今失礼な事を考えてませんでしたか?」
「気のせいだ」
 食器を洗いながらそう返事する
「そうですか。それなら良いですけどね」
「何か言いたそうだな」
「もし考えていたら……鳴海さんの弱みを学園中にばらすところでしたよ」
 にっこりと笑って平然とそんな事を言う。悪魔の笑みだと思いながら食器を洗い続けた。
 さらに時間は過ぎ、夜も遅いので寝る事になった。
「それじゃあ、お休みなさい」
「ああ、お休み」
 泊まりになったのであいつには姉さんの部屋で寝てもらい俺は自分の部屋に入る。
少しの間ベッドの中で色々と考えていたがいつしか眠りについていた。
 夢を見た。それは覚えている範囲内では少し嫌な内容だった。今は何処にいるか分からない兄貴に
姉さんが知らない場所へ連れられて行き、自分一人が残される夢。隣には誰も居ない。
 いつもの側にいるあいつも。隣には闇しか存在しない。そんな夢の途中で目が覚めた。
「何て夢だ……」
 あんな夢を見て目が覚めないのは無い。時刻は夜中。雨は止んでいて、月の光がレースを通して
部屋に差し込んでいる。
 リビングに移動し、窓を開けて空を見上げる。月が綺麗だな。素直にそう思う。
 昔は良く兄貴と一緒に見ていたな。
 今は、行方不明の兄。全ての意味で俺より優れていた存在。ピアノも、初恋の人も全て兄貴に取られた。
 誰も俺を個人として見ようとはしなかった。常に兄貴の弟。幼い頃から兄貴の名前を嫌になる程、色々な
人間から聞かされてきた。
 だけどあいつは違った。俺個人を信頼し、いつも傍にいてくれる存在。
 どう思っているかと聞かれたら返答に困る。傍にいて当然と言われれば思わず違うと答えるだろう。
 あいつに関してはいまいち自分の考えが上手く纏まらない。
 だが、さっきの夢を見た時。傍にいて欲しいとも思ったような気がする。
 本人には恥ずかしくて言えないと言葉だと思う。俺自身、あいつに抱いている感情が良く分からない部分も
あるからだ。前に一度だけ質問した事がある。どうして俺を信用して命を賭ける事が出来るのかと。
 それに対する返答は。
 ”他の誰でもない鳴海さんだからですよ”
「他の誰でもない鳴海さんだからですよ」
 背後から聞き慣れた声が聞こえてくる。
「起きてたのか」
「起きたのはついさっきですよ」
「そうか……」
 しばしの沈黙。月の光が二人を照らしている。その中で先に沈黙を破ったのは俺だった。
「何で起きたんだ?」
「それがですね。嫌な夢を見たんですよ」
「嫌な夢?」
「はい。私の知っている人が遠くに言ってしまう夢。隣にあるのはただ闇ばかり」
「あんたもか」
「えっ?」
「俺もそんな夢を見た。兄貴も姉さんもどっかに行ってしまって隣にはただ闇がある。そんな夢だ」
「確かに同じですね。でも、安心してください。わたしは絶対に何処にも行きませんから……」
 少し言葉が震えていた。泣いているのか? 確認する為にようやく、後ろを振り返る。
 泣いてはいない。しかし、どこか悲しい目をしているあいつが居る。
 そんなあいつを見て心が痛む。そんな悲しい目をするな。俺はどこにも行かない。
 そう言いたかったが、上手く言葉が出ない。再び沈黙が二人の間に流れる。
 そして、沈黙を破ったのはあいつだった。
「鳴海さん。どうして自分を信用してくれるんだって前に私に聞いてきましたよね?」
「あっ、ああ……」
「簡単な理由ですよ。 鳴海さんが好きだからです」
「なっ……」
「恥ずかしいですけど。言っちゃいました」
 そういう、こいつの顔は赤くなっている。恐らく、俺の顔も熱を感じるので赤いだろうと思う。
 俺はこいつをどう思ってるのだろうか。好きか嫌いかと言われれば前者。
 しかし、それは”like”であって”love”では、無いような気がする。
 だが、そんな考えも次の言葉で吹き飛んでしまった
「今の鳴海さんはお兄さんの幻影に捕らわれてるから自分の力が分かっていないと思いますけど。
 私の想像もつかない所に行ってしまうような気がします。だからあんな夢を見たんでしょうね」
「俺は何処にも行かない。お前の隣に居てやるよ」
「鳴海さん?」
「今の言葉を聞いて自分の気持ちを確信した。俺もあんたのことが好きだよ」
 そう言って、次の瞬間、俺はこいつを抱きしめた。一瞬驚いた目をしたがすぐにそれを受け入れてくれた。
「えへへ、鳴海さんの身体温かいです」
「あんたの身体もな」
「あの、お願いがあるんですけど」
「何だ」
「いい加減、私を名前で呼んで下さいよ。相思相愛で、今からラブラブなんですし」
「あのなぁ……」
「お願いしますよ〜」
「ひ、ひよの……」
「はい、鳴海さん」
 顔が熱い。ああ、絶対に赤くなってるなこれは。
「名前で呼んでくれたお礼です……」
 ゆっくりと二人の唇が重なる。月はそんな二人を優しく照らし続けていた……
 そして、今俺達は同じベッドにいる。別に何をする訳でもない。とりとめのない話ばかりしている。
 始めて会った時の事とか、今まで巻き込まれた事件など。そして、不意に会話は途切れる。
「鳴海さん、今から私を抱いてくれませんか?」
「い、いきなり何を言い出す」
 内心驚いたが頭は冷静に思考を始める。不安なのだろうか。ここ最近ブレードチルドレン関連の事件は
起きてはいない。けれど、そんな日々がいつまで続くか誰にも分からない。
 そんな俺を傍目にひよのはさらに言葉は続ける。
「確かな絆が欲しいんです。鳴海さんとの」
「……」
「駄目ですか?」
「……」
「鳴海さん?」
「……。あんな夢を見たからか?」
「えっ?」
「あんな夢を見て、俺が遠くに行ってしまうと思ったから抱いて欲しいのか?」
「それもありますよ。でも、やっぱり一度はちゃんと結ばれておきたいものですよ」
 いつのも口調で言っているが、最後の方はかなり無理が見て取れる。気持ちは分かる。
 俺だって多少なりとも不安だ。だからと言って抱いてくれと言われて、はいそうですかと言えるか?
 だが、ひよのは恐らくありったけの勇気を出して言ったのだろう。
 そう思うとその想いに応えない訳にはいかなかった。
「鳴海さん……」
「言っておくが、抱いてくれと言われたから抱く訳じゃない。ひよのの事が本当に好きだから抱きたい」
「はい。私も鳴海さんの事本当に大好きです。だから……」
 そして、再び唇を重ねる。言葉に出来ない想いは心に伝わっていく。
「じゃあ、脱がすぞ……」
「鳴海さん、初めてだから優しくしてくださいね」
「分かってる」
 ゆっくりと、緊張しながらひよのが着ている自分のパジャマを脱がす。自分のパジャマを脱がすのは
多少複雑な気分だった。それに加え緊張の為か、なかなか脱がせない。
「鳴海さん、緊張してるんですね」
「当たり前だ……」
「ふふっ、少しだけ嬉しいですよ」
「ひよのにそう言われると複雑な気分だ」
「どーいう意味ですかそれ?」
「気にするな」
「気になりますよ……」
 この後、どちらからともなく少し笑う良い具合に緊張も解けて、何とか服を脱がす。
 下着は、ショーツしかつけてなかった
「綺麗な身体だな」
「えっ……ありがとうございます」
「そういえば、ひよのが髪を下ろしてるところを見るのはあの時以来だな」
「そうですね。いつも結んでますから。それはそうと、鳴海さんも服を脱いでください。
 私だけじゃ恥ずかしいです」
「分かった」
 俺も結局服を脱いでトランクスだけになる。ひよのに見られているせいか、脱ぐのには手間がかかった。
 ゆっくりと、キスをしながらひよのの髪を撫でる髪を撫でられて嬉しいのか気持ちよさそうにしている。
「鳴海さんに髪を撫でられるのが好きになりそうです」
「そうか。それは、そうと俺の事も名前で呼んで欲しい」
「わ、分かりました。あ、歩さん……」
 名前で呼ばれるのは多少恥ずかしかったがどことなく嬉しい。ひよのの胸に手を当てて
ゆっくりと揉んでいくと柔らかい感触が手に伝わってくる。
「んっ。ちょっと痛いです」
「悪い、もう少し力を抜く」
 力を入れすぎたらしい。微妙な力加減をしながら乳首も弄っていく。声を出すのが恥ずかしいのか
ひよのは指を噛んで必死に声を出すまいとこらえている。
 そんな姿を見て余計に愛らしく見えて、それでいて声を聞きたい衝動に狩られる。
「なぁ、声を出しても良いんだぞ」
「私が恥ずかしいんですよ」
「だが、ひよのの声を聞きたい」
「分かりました……」
 胸の感触を手で味わいつつ、もう片方の手をショーツにかける。ひよのは少しだけ身体を固くしたが
腰を浮かせて脱がせやすくしてくれる。少しして、ショーツを取り生まれたままの姿にした。
 じっくりと見ていると恥ずかしいのか身を捩じらせる。
「は、恥ずかしいです。そんなに見ないでください……」
「でも、綺麗だからな、余計に見たくなる」
「そんな、あぁ……そこは駄目です」
 ショーツを脱がした手をひよのの大事な所に持っていき少し触れてみる。
「少し濡れてるな」
「い、言わないでください」
「普段、ひよのの方が優勢だからたまには良いと思うけどな」
「そんな、はあぁ、駄目です。そんなに弄らないで……」
 ひよのの言葉を無視するように、俺はその部分に触れ続けると、その部分から愛液が溢れるのが分かる。
 俺の手で感じてくれている。それが凄く嬉しかった。続けて指を一本ほど中に入れるがあまり入らない。
 そこで、顔を近づけその部分を凝視する。
「ああ、そこをそんなに見ないでください」
「ピンク色で綺麗だ」
 そう言って俺はそこに口をつける。
「そんなところ、舐めないで。汚いです」
「ひよののなら、汚くないさ」
 そう言って、ひよのの大切な部分を舐めまわす。時には舌を入れたり、敏感な部分にも触れたりしながら
時々あげる快楽の声が耳に聞こえてより一層興奮する。
「はぁ、はぁ……もう駄目。変な感じです」
「そうか。なら、もう少ししてやる」
「駄目駄目…。そんなにしたら、ああ、何ですか? この感じ。あああぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
 身体をそり返らせたと思った瞬間、一瞬硬直した。俗に言う"いった"のだと確信する。
何故そんな事を知っているかは言えるわけがない。
「はぁ……はぁ……。歩さん酷いですよ」
「でも、可愛かったぞ」
「うう、複雑な心境ですよ」
 流石に恥ずかしいらしく、顔が真っ赤である改めて可愛いと思っていた瞬間
ひよのはいきなり反撃に出た。
「歩さんの、大きくなってますね」
「うっ……」
 確かに俺のモノは限りなく大きくなっていて、入れたがってる。節操の無い下半身だと思うが
興奮しているのだから仕方ないと思いなおす。
「慣れている人なら、舐めてあげたりするんでしょうけど」
「どこで、そんな知識を手に入れてる」
「最近の女性雑誌にはそんな事は当たり前の様に載ってますよ」
「そうか。だけど、今は……ひよのと繋がりたい。駄目か?」
「良いですよ……」
 恥ずかしそうに言うひよの。俺は自分の物を手に握り、ひよの女の部分へそれをあてがうとゆっくりと
中に入れていく。軽い抵抗の後、何かを突き破ったような感触がして俺の物は暖かい感触に包まれた。
「くっ……大丈夫か?」
「へ、平気ですよ」
 そう言いながらもやはり、かなり無理をしている当然だ。いくら濡れているといっても初めてにはかなり
無理があるはずだ。しばらくの間、動かずにキスをしたり髪を撫でたりして痛みを紛らわそうとする。
 泣いていたので、やはり痛いのかと聞いたところ
「歩さんと一つになれて嬉しいんですよ」
「そうか……俺も嬉しい」
 短いやり取り。今二人の気持ちは一つだった
「もう、大丈夫です」
「分かった。だが、痛かったらちゃんと言えよ」
「はい」
 念のためゆっくりと腰を使う事にする。締め付けがかなりきついが、我慢で出来ない程でもない。
ひよのの首や髪にもキスをしながら腰を動かしていく。
「歩さん、くすぐったいです」
「こういう状況じゃないと出来ないからなこんな事」
「確かに、そうですけど。あぁん」
 耳にキスをした瞬間、少し色っぽい声をあげる。ここが弱いのかと思いまたキスをする。
「ああ、耳は駄目です」
「なるほど。そこがひよのの弱点か」
 可愛い声を聞きながら、腰を動かしていくひよのの方も痛みより快感の方が勝ってきたのか
快楽の声を少しずつ出し始める。
「ああ、歩さん、良いです。気持ち良い…」
「そろそろ、出る」
「私ももう駄目……」
外に出そうとして抜こうとするが、ひよのが足を腰に回してそれを抑える。
「はぁ、はぁ……良いですよ、中に出して、あぁん」
「良いのか?」
「はい、今日は安全日ですから」
「くっ、いくぞ」
「私も……あっ、あっ、ああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」
 俺はひよのの中に全てを放出した…行為が終わった後もしばらくの間抱き合っていた。
「実は今日危険日だったんですよ」
「なっ!?」
「ふふっ、冗談です」
「ど、どっちなんだ」
「でも、出来たらちゃんと責任は取ってくれるでしょ?」
「当たり前だ。何があっても離れたりしないさ」
「私もです」
 この後二人でシャワーを浴びて、ベットの上でじゃれあっていたが睡魔が訪れどちらから
ともなく眠りについた。
 夢を見た。どこまでも二人で歩いていく夢。昨日見た夢とは少し違う夢。
 辺りには光が広がり、その中を二人で歩いているそんな夢を見て俺は起きた。
「夢か。だが、少しはマシだな」
 俺は、一人そう呟く。隣ではひよのがまだ眠っている。可愛らしい寝顔だ
 こうしていると寝ている時は本当、可愛いいと思う。学園長までもが恐れる情報通とは思えない。
 そう思いながら、ひよの頬に軽くキスをして台所へと向かう。
 一方、ひよのも同じ夢を見ていた。光の中を歩と二人で歩く夢。
 それは彼女にとってとても嬉しい夢。
「歩さん?」
 起きたら隣に居ません。どこに居るんでしょうか。
「起きたのか」
「はう、起きたら居ないから心配しますよ」
「朝飯作ってたんだよ。食べるだろ」
「もちろんですよ」
「なぁ、ご飯食べたらどこかに遊びに行くか?」
「えっ?」
「昨日言ってただろ、遊びに行くって」
「良いんですか?」
「構いやしないさ。暇だからな」
「ありがとうございます」
 良く晴れた朝、そこには年相応の幸せな顔をした二人の姿があった。






あとがき
……。色々と修正して見たり(ぉ うわぁ、もう凄い修正量。何気に1.3KBほど増量してるし(ぉ
修正しながら読み返して見ると、かつての自分の未熟さがわかるくらいに(滝汗)
 またいずれ読み返したら修正しそうなのは秘密です(ぉ
更新履歴見てざっと1年前ですか。これ書いたの……
当時のメモが消えたからなぁ……仕方ないのでHP編集用ソフトを使って修正していますが。
文字が見えにくいという点では辛いですね。まぁ、メモ帳に保存しなおせば良かったのですが
面倒なのでそのまま修正してます(ぉ とりあえず別のファイルで保存して修正前のと比較出来るように
考え中。そうしないと何処をどう修正したのか見てない人には分からないですしね。
言葉とかも若干修正してます。まぁ、細かい作業でした……結局独り言には休むと書いておきながらこういう
作業をしている辺り俺は暇なんだろうか。機会があれば残りのも修正したいと思いつつ。これにて。

11/29に何気に一部台詞と文章を修正して見たりする……。
まぁ、やっぱ色々と見直すと未熟だなぁと思うこの頃である。