という訳で第2弾(ぉぃ) 今回は、H無しですよ。ええ、そりゃもう(死) 時間軸は第1弾の終わりから少し経ったある日の事という設定で(死) 良く晴れた日の昼休み 俺とひよのは屋上で昼ご飯を食べながら いつものように談話をしている 「鳴海さん、今日はどこに行きましょうか」 「好きにしろ…」 「はい、そうさせてもらいます」 あれから数日が過ぎた。学校とかでは表面上は普段と変わらない 関係でいる。そりゃ、二人きりの時は、ラブラブと言って良いのか そんな状態だが。流石に学校でいちゃつくつもりはない ひよのはどう思っているかは知らないけどな 「うーん。じゃあ、理緒さんのお見舞いに行きませんか?」 「何で俺達が!」 「ほら、一応命のやりとりはしましたけど。結局今はそれなりに 仲良いわけですし」 「まぁ、確かにそうだが」 「それとも、学校でも名前で呼んであげましょうか?」 「分かった。行く」 別に名前で呼んでもらっても構わないが。 他の奴に言われそうだ。俺達の関係について 余計な詮索をされるのだけは嫌いだ 途中で、見舞いの品を買って病院へ向かう 無事に到着し、エレベータを使い、理緒のいる病室へと向かう 一応あんな奴等だが、礼儀としてノックして相手がいるのを確認する 「はーい、どうぞ」 「こんにちわ」 「よう…」 「あっ、ひよのさんに弟さん。お見舞いに来てくれたんですか?」 「まぁ、そんなところだ…」 今のところ部屋には理緒しかいない。大抵、浅月の野郎とかラザフォード がいると聞いているが(ひよのの情報) しかし、こうしてみると。本当に命のやりとりをしたとは思えないほどだ。 特に、ひよのとの仲はなぜか良いし(苦笑) 「今日はラザフォードさんや浅月さんはどうしたんですか?」 「アイズ君はどうか分からないけど。こーすけ君ならもうすぐ来ると…」 その言葉の次の瞬間、本当に来やがった… 「理緒、元気かって…。何でお前がここにいる。鳴海弟」 「見舞いだ」 「大方、嬢ちゃんに付き合わされてるって所か?」 「そんな所だ…」 「違いますよ。鳴海さんは喜んで私に付き合ってくれてるんですよ」 「ほう…」 後ろからまた別の声… 「アイズ君だ〜」 「リオ、元気にしているか」 「うん。相変わらず退屈だけど元気だよ」 「そうか…なら良い。ところで、ナルミ弟」 「何だよ」 「手に持っているのは何だ?」 「あっ、ああ…忘れるところだった。見舞いの品だ」 「わーい、網目模様のメロンだ〜」 「被ったか。まぁ、良い…」 良く見ると、ラザフォードの手にもメロンがある それを見て理緒はさらに目を輝かせている こういう姿を見ていると…。絶対に年上に見えないのだが むしろ、小○生。いや、絶対にそうにしか見えない 「弟さん、今失礼な事を考えませんでしたか?」 「気のせいだろう」 「なら、良いんですけど。もし考えてたりしたら、家に爆弾が 届いているところでしたよ(悪魔の笑み)」 「それだけは、勘弁してくれ」 家に爆弾なんかが届いたら、確実に大騒ぎである まぁ、冗談だとは思うが。流石に警察に知られたくはないだろうし 「まぁ、そんな事をしたら理緒さんの秘密を全て私がばらまきますから」 「ひよのさん…目が怖いですよ」 目だけじゃない、笑みが本気で悪魔だ こいつなら、本気でやりかねない 「…。まぁ、それはともかくメロン切ろうか」 「うん。こーすけ君お願い」 少し、顔を引きつらせながら、浅月はメロンを切っていく もしこいつがメロンを切ると言わなかったらこの場がどんな状態になってたか 想像つかない… 「相変わらず、ヒヨノは賑やかだな」 「あいつが賑やかじゃないのは想像付かないさ」 「確かに。だが、意外とお前の知らない一面を持っているかもしれないぞ。ナルミ弟」 「……」 確かにそうだな。ひよのはいつも笑顔だが(時々悪魔の笑み) 意外と知らない一面もありそうだな… 「何にせよ、彼女を大事にしてやる事だな」 「いつから、気づいてた」 「ふっ…」 ただ、微かに笑うだけでラザフォードは答えようとはしなかった こいつとは今のところ命のやり取りはしてないが、こうやって話している瞬間が 何となく不思議に思える。いつ、戦ってもおかしくないと思うのにな 「それでは、また来ますね」 「うん」 理緒や浅月、ラザフォードのいる病室を出て、ようやく帰る事になる はぁ、理緒や浅月は俺がひよのと付き合うようになったとは見抜いてはいなかったな 珍しい事もあるもんだ 一方、病室では… 「ねぇ、アイズ君。弟さんと何を話していたの?」 「ナルミ弟がヒヨノと付き合っているみたいだからな。少しアドバイスをな」 「ああ、やっぱりそうなんだ〜」 「何ぃ、そうなのか?」 「こーすけ君、観察力足りないね」 「全くだ」 酷い言われようだ。何で俺がここまでこの二人に言われなきゃいけないんだ 「弟さん、とげが少し抜けて丸くなってたよね」 「そうだな。ヒヨノも笑顔がより明るくなってたな」 くっ。二人して、色々と観察してやがる 俺か俺だけなのかぁぁぁぁぁぁぁぁぁ 数日後… またひよのと共に理緒の見舞いに行く途中一人黄昏ている浅月がいた 一応、声をかけてみると… 「俺だけ…俺だけが何であんなに言われなきゃいけないんだ」 もはや、何も言うまい…。そう心に誓いながら 浅月を放って俺達は見舞いに行ったのであった 終わり… 後書き… うぉ、なんか全く違う内容に(死) まぁ、良いか。浅月がへたれに成り下がってる点以外は(爆死) むーん。もうちょっとキャラ同士を絡ませる予定だったのが どこをどうやったらこんなのになったんだ。 まぁ、良いか。前回が長すぎるだけだ(ぉぃ) 両方合わせて20KB強。 妥当な線かな。一応、次のも構想してるのでよろしく(核爆死) それでは