冬に書く夏のSS、続きです(爆死)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「あう〜〜〜、これしかなかったんだよ〜〜」

そ、そうか

おれはてっきり……

何をあせっているんだ、俺は……

「あれ?、真琴はすぐにその水着に手をつけたはずですが?」

「美汐〜〜〜〜〜〜」

神様、ありがとう…

無理やり天野を引っ張ったかいがありました…

おかげで、真琴の……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

小さな胸を恥ずかしそうに隠すビキニと……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

天野の……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

小さな体をめいいっぱい見せるV字の水着を拝めました……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「………嫌らしい目です」

うう……読まれてる

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「さあ、早速泳ぐぞ!!!!!!」

細かい事は気にせずに、いざ、海へ!!!

「祐一、水着は?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

忘れてた……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「……買ってくる」

「なるべく早く戻ってくださいね」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

だー――――――――――――――――――――っしゅ!!!!!!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

はあ………はあ……

「どうだ!!!、俺の水着は!!!!!!」

一分で決めて3分で着替えてきたんだぞ!!!

まいったか!!!!

「……普通です」

「………祐一、何その膨らんでる所は」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

真琴!!!

下を見るな!!!!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「気にするな!!!、さあ、泳ぐぞ!!!!」

「あう………」

「大丈夫ですよ。相沢さんがついてますから」

………プレッシャーが

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

バシャバシャ……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

バシャバシャ………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「あう〜〜〜〜、進まないよ〜〜〜」

……想像以上だ、真琴のカナズチは

始めは海に入ることさえためらってたもんな

でもって1時間かけて入ったら入ったで

こんな調子で……

「真琴、かかとを伸ばしてバタ足してみてください」

「こう?」

 

 

 

 

 

 

 

 

バシャバシャ……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「あ〜〜〜〜、進む。進む〜〜〜♪」

「お、やったじゃないか真琴」

「♪」

 

 

 

 

バシャバシャ……

 

 

 

 

っておい、どこまで行くんだあいつは……

「私が追って見ます」

「ああ、頼む」

って天野、平泳ぎが何故か似合うぞ……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

バシャバシャ………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「あう――――――――――――――――――――――――――――!!!!!!!」

 

 

 

 

どうした!!!!!!

「真琴!!!!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「足がつったようです!!!!。今そっちに連れて行きます!!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

…………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ガタンゴトン………ガタンゴトン………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「す―――――――――――――………」

「真琴…よく寝ますね…」

いい気なもんだ…

電車の中は確かに寝やすいが…

座ったとたんに1秒で寝るか普通…

「相沢さん」

「なんだ?」

「今日は……楽しかったです」

「いきなりなんだ?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「毎年毎年……私はずっと一人でしたから……」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「相沢さんや、真琴に出会うまで……」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「こんな楽しいこと、知らなかったですから……」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「だから、つい張り切ってしまいました……」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「天野……変わったな」

「何がですか?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「笑顔が……多くなった」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「そうですか?」

ほら、今も笑ったろ?

「だとしたら、真琴のせいです」

「真琴がいつもおかしな行動を取るからです」

「聞いてるぞ、真琴が」

「寝てるから、大丈夫です」

「おいおい…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「真琴の……おかげです」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

天野の、真琴の頭をさする手が…

優しく見える…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ガタンゴトン………ガタンゴトン………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

電車は……ゆっくりと動いている……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今まで得られなかった平穏な休日を楽しんだ……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

祐一、真琴、天野の……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

幸せな寝顔を乗せて……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ガタンゴトン……ガタンゴトン……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

<おわったよ♪>

 

管理人のコメント

どうも、ジョーカーです。これをかなり前に受け取っておきながら。

載せていなかった不届き者な自分。本当にヤバイですね。

まあ、なにはともあれ載せることが出来ましたが。

このSS実は現在WAYさんが書いているEND OF SNOWのIFの物語らしいです。

チャットで初めて聞きました。これはとても平和的なのですけどね。真琴もいるし。

ぐぅ、とても楽しいSSですね。水着だし(核爆)

むう、このようなSSありがとうございました。