呉市 川尻町  新宮神社 

紙垂(しで) 作り
しで
    



  紙垂(しで)とは 

  注連縄や玉串、祓串、御幣などにつけて垂らすものです。
  特殊な断ち方をして折った紙である。

  落雷があると稲が育ち豊作なので、紙垂は、雷光・稲妻をイメージし、
  邪悪なものを追い払う。

  玉串・祓串・御幣につけた場合は祓具としての意味だが、
  注連縄に垂らして神域・祭場に用いた場合は聖域を表す印になります。


   ( 紙垂の作り方 )

  入手しやすい市販の書道用半紙(縦33.4mm 横24.2mm)を使用

  1.半紙を二つ折りにして折り線を付け2等分する。
        (縦16.7mm 横12.1mm)

  2.さらに2等分した半紙を二つ折りにして折り目を付け2等分にする。
         (半紙の4等分)

  3.4等分した半紙をさらに2つに折る。(つるつるの綺麗な面が外側)

  4.折り目の縦線は3本あるはずですが、そのうち左側の線の上から3分の2を

    ハサミで切ります。

    さらに右側の線も、同じように上から3分の2までをハサミで切ります。

    真ん中の線は、逆に下から3分の2までをハサミで切ります。

  5.順に折る。

    左側の切れ込みより右を、手前に折ります。(左側の切れ込みの
    一番最後の所で折ります。)

    次に、真ん中の切れ込みより右を、さらに手前に折ります。

    最後に、右側の切れ込みより右を手前に折って出来上がりです。

    注連縄に差し込む部分を三角折りする。

     * 注連縄への取り付けは約1.5m間隔が良い





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