「良い母親」だと!? 

「幼少期の子供への接し方は、子育てにおいて最重要課題!」
と、テレビや書籍などのマスメディアは言う。
そして、
「良い母親とはコウ!もしくはコウ!!」
という提案をなさる。そして、子育て中の人は、
「私も良い母親像に近づかなくちゃ!」
と思ってしまうのかもしれない。

私は結婚していないし、子供もいない。
でも「良い○○」になろうとしたことはある。
「良い子供になろう」
「良い友達になろう」
そう思ったが、どーも答えはないようなので結局やめた。

そして「良い○○」にはならなくても良いという事に行き着いた。
だいたい「良い○○」の行く末には、
不幸がつきまとうものではないだろうか。
例えば、
「俺は良い夫になろうとした」
「私だって良い妻になろうと思ったわ」
「僕も良い子供になろうと頑張ったんだ」
こんなセリフは、家庭崩壊シーンによく似合う。

私の周りには、可愛いママと立派な子供がいる。
約四年前、友達の体が『胎児』という名のエイリアンに乗っ取られた。
そしてエイリアンは、現在3才の甘えん坊大将軍に。
友達は、立派な母親になっている。
私は、彼女に『良い母親』になんて絶対ならないで!と願っている。
今の七転八倒、いや、七転び八起きしているままでいて欲しい。
個性を殺さず子育てする姿がとても面白く、不思議なくらいに感動的なのだ。

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