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差出人:MissY <rocknroll@104.net> 宛先:甘枝りり <nasusu@do.enjoy.ne.jp> 件名:どこまでも人を食った映画 『FISHING WITH JOHN』 送信日:2002年5月18日(土) |
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■どこまでも人を食った映画 『FISHING WITH JOHN』 甘枝さんへ MissYです。こんにちは。今回、返信が遅くなってゴメンナサイね。 さてさて。甘枝さんが話題に出していた映画は、どれもレスをつけずにはいられないッ!というくらい思い出深い映画でした。 『ナイト・オン・ザ・プラネット』は、私、まさに同じような時間設定で観たことありますよ。最初に見たのは昼間の映画館でしたが、その数年後、イベントのオールナイト上映会で。この映画がラストだったのです。なので、まさに見た後に映画館を出ると朝の5時ごろだったという。そして、このオムニバスのどの話だったかで、いきなりフィルムが燃えだして上映が中断するという一幕もあったのでした(笑)。見ている客は、ほとんどが熱心な映画ファンだもんで、「『ニューシネマ・パラダイス』みたいだ〜」と笑っちゃったのも覚えています。(フィルムが燃えだして火事になるシーンがありましたよね。)このときは幸いにして火事にはならなかったけど。ちなみに私はヘルシンキのエピソードが一番お気に入りです。 さて、『ナイト・オン・ザ・プラネット』のジム・ジャームッシュ繋がりということで、私は『FISHING WITH JOHN』(1997年・アメリカ・日本 監督ジョン・ルーリー)を思い出しました。私はジョン・ルーリーもトム・ウェイツも、ジム・ジャームッシュ監督の映画『ダウン・バイ・ロー』(この映画も、すごーくすっとぼけてて面白い!)を見て知ったのですが、そのときは「うわっ! トム・ウェイツってゴリラみたいな顔だ!」と驚いたものでした。(ファンの方、スミマセン!)その後、本職はミュージシャンだと知ってからはCDも数枚買って、あの独特の声にすっかり惚れ込んでいます。なので今では「ありがとう、ジム・ジャームッシュ!」と思っています。で、『FISHING WITH JOHN』は、「ジョン・ルーリーが友達と楽しい釣りをする(しかも全編いわゆるヤラセ)」という短編(噂によるとアメリカでは「れっきとした釣り番組」としてTVで放送されたと聞いたけど、ホント?! だとしたら、すごい洒落が通る国なのね!)なのですが、この「友達」の顔ぶれがスゴイ! ジム・ジャームッシュ、トム・ウェイツ、マット・ディロン、ウィレム・デフォー、デニス・ホッパー。しかも、どのエピソードも、釣りをしているシーンよりも「男同士でウダウダとくだらない話をしているシーン」のほうが圧倒的に多いという、もう、どこまでも人を食った映画なのです。なんたって「ジム・ジャームッシュとの巻」では、とんでもないカタコト日本語「あほがみーるー、ぶたのけーつ」ってのまで飛び出すし!(しかも使い方としては、まぁ正しい。誰がこんな日本語を彼らに教えたんだ?! ウケたけど。日本人クルー、なめられてますな。)でも、このウダウダだらだら具合、馬鹿さ加減が「ああー、如何にもジョン・ルーリーだなぁ」という感じで面白い。これはかなりピン・ポイントな映画かもしれません。ツボな人には、たまらなくツボな映画だと思いますね。 なお、全編通して1時間半くらいなのに、なぜかビデオは3本に分かれています。もちろん、せっかくなので3本まとめて借りることをおススメします。でも、これを置いてあるレンタルビデオ屋って、かなりカルトな品揃えの店かもなぁ。甘枝さん、頑張って探して、見てみてください。 という訳で、またまた長くなりました。では、またね。 MissY |