CALL AND RESPONSE

〜相聞歌〜

Part2-2

Part2は甘枝の出した10首の歌に対する皆さんからの返歌を御紹介

今回は甘枝のひとくちコメントつきです

なお、お題10首はこちら

いいことはいつも風呂場で思いつく 君に電話をしよう今夜は      甘枝りり

あなたから電話がくるとはしゃいじゃう それが私のいいことなのよ   桃


思わずお湯の中にぶくぶく潜ってみたり。お風呂は恋の新陳代謝も活発にする、の巻。いいことだ。

いいことはいつも風呂場で思いつく 君に電話をしよう今夜は    甘枝りり

湯上りのビールに似合うおつまみはチーズとサラミと君との電話   愁徒


一方彼女はビフィールでも飲んでいるのでしょうか(笑)おつまみを用意している姿、かわいいですね。

今までになくした傘もその日々もかすんでしまう 9月の雨に   甘枝りり

ナクシても気に止めないさ君のカサ 強がる僕に雨は冷たい    ハラへッタ


晩夏の雨が冷たく感じられるのは心の温度がまだまだ高いせい。そんな人に虹は見えるもの、かもしれない。

君に手を引かれながら水曜の夜はゆらゆら低空飛行        甘枝りり

今日だけは黙って僕に付いて来いエアーポートの見える丘まで   愁徒


思わず付いて行きたくなる歌ですね。下七七の響きが素敵。空港じゃなくてエアーポート、だよねえ。

さくら貝 あなたの分の片割れを残したままで振り向かず行く   甘枝りり

いつの日か 化石になったその時も 覚えていれば 僕を探して    TAZO


埋もれても決して消滅しないもの、忘れても振り向けばまた思い出してしまうもの、人の心にはそれがある。

そっけない君のメールは何文字の削除を超えてやってきたのか     甘枝りり

メールでも言えないことが君にある 『スキ』の気持ちは送信されず  pa☆n☆da


こういう二人を見ると言葉の力の大きさを感じますね。以心伝心も言葉にして初めて明らかになるような。

カーテンを巻きつけながらガレージの気配に耳を澄ます雪の日   甘枝りり

ハンドルを廻すこの手ももどかしい 君の笑顔を待ちわびた日々  東郷


恋華やかなりし頃の歌。それにしてもこのやりとりがもし宅配ピザのコピーだったらシビレますね(笑)

カーテンを巻きつけながらガレージの気配に耳を澄ます雪の日     甘枝りり

とびきりの”会いたい”込めて忍び足 はやる気持ちは雪にばればれ  ピーターパン


これまた恋華やかなりし頃の歌。それにしてもこの忍び足がもしウサギだったら・・・その足跡は(笑)

ほどかれた髪からのぼる花の香がきみをやさしく麻痺させるまで     甘枝りり

花の香がおしえてくれた きみの目を 見つめるたびにボクはトキメク・・   Keiko


「ボク」「トキメク」が片仮名であるあたり麻痺した感じが出てますね。この瞬間は永遠より長いかも?

さくら貝 あなたの分の片割れを残したままで振り向かず行く   甘枝りり

振り向かず行く君の背に 未練という言葉を探す 想いを探す   きょおこ


砂浜が世界でさくら貝の一対が恋人なら片割れはきっとこの中にいる。そう思いながらも手は汚れ行くのか。

あの角を曲がったらもうさようなら ススメススメの信号ばかり   甘枝りり

汗かいてギュッと握った左手に 今宵はこのまま連れ去る勇気    菜


蒸発した汗はやがて夜霧となり、ふたりはその向こうに流星を探すのでしょう。そんな絵が浮かびます。

さくら貝 あなたの分の片割れを残したままで振り向かず行く       甘枝りり

振り向くな振り向かせないで... 今はただ《マエムクコト》で明日を見つけに 菜


振り向いたまま後ろへ下がって行ったら、過去を見ててもそれは確かに前進で、マエムクコトなんだよね。

火曜日の夜中カレーが欲しくなる それは突然炎のごとく        甘枝りり

スパイスは入れ過ぎちゃ駄目!?癖になる やめられなくて とめられなくて  菜


食道園という焼肉屋の出すカレーがまさにそれです。人類初の”辛死”か!?と思うけど、ウマイのねー。

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