エディット・ピアフ〜愛の讃歌〜
<・・La Mome・・〉
<・・La Vie en Rose・・〉
2007年仏・英・チェコ合作映画/2時間20分
【STAFF&Cast/スタッフ&キャスト】
監督......................................................オリヴィエ・ダアン
制作..................................................アラン・ゴールドマン
脚本......................................................オリヴィエ・アダン
&....................................................イザベル・ソベルマン
撮影................................................................永田鉄男
衣装デザイン..............................................マリット・アレン
編集......................................................リシャール・マリジ
音楽..............................................クリストファー・ガニング
............................................................マルグリットモノー
...........................................................シャルル・デュラン
エディット・ピアフ...............................マリオン・コティヤール
ルイ・ルプレ..................................ジェラール・ドパルデュー
モモーヌ..........................................シルヴィー・テステュー
テティーヌ.........................................エマニュエル・セニエ
ルイ・バリエ.........................................パスカル・グレゴリー
アネッタ.....................................................クロチルド・クロ
マルセル・セルダン.................ジャン=ピエール・マルタンス
マルグリット・モノー....................マリー・アルメール・デジュー
5歳のピアフ..........................................マノン・シュヴァリエ
10歳のピアフ...........................................ポリーヌ・ビュルレ
マレーネ・デートリッヒ................................カロリーヌ・シロル
【Nominations&Awards/受賞&ノミネート】
フィラデルフィア映画祭:観客賞、最優秀作品賞受賞
シアトル映画祭:最優秀監督賞、最優秀女優賞、最優秀作品賞受賞
カブール映画祭:最優秀女優賞受賞
ハリウッド映画際:ブレイクスルー女優賞(マリオン・コティヤール)
他多数の映画祭で受賞&ノミネーションを受けています。
この映画は、その天才的な歌唱力で’シャンソンの女王’と呼ばれ
数々の困難に直面しながらも
歌う事だけは生涯を通じて一度も止めなかったエディット・ピアフの波乱万丈の人生を
彼女の名曲と共に綴った音楽Legend作品です。
主演のピアフを演じるマリオン・コティヤールが本当にピアフに成り切っていて
彼女の演技に終始圧倒され、その凄まじい成り切りぶりに
惜しみない賞賛を禁じえない作品です。
彼女の演技は、本年度(2007年)のアカデミー賞最有力候補とも言われています。
《2008年2月25日追記》:マリオン・コティヤールが2007年アカデミー主演女優賞を受賞!
【Music&Songs/劇中使用されたピアフの歌&音楽】
劇中、エディット・ピアフ本人の音源 から使用されている素晴らしいシャンソンの数々が聴けます。
このレビューページで使用している(MIDI)「愛の讃歌」を始め…
「バラ色の人生」「ミロール」「群集」「パダン・パダン」「水に流して」...etc...
中でも印象的なのは
恋人マルセル・セルダンとピアフがニューヨークで至福の一時を過ごす絶頂期
彼女がクラブで歌う「バラ色の人生」La Vie En Rose
このシーンでは突如、ピアフの歌に感動したマレーネ・デートリッヒが現れ
ピアフに感謝の言葉を伝えます。
世紀のアーティストである、偉大な2人が邂逅する素晴らしく感動的なシーンです!
また、ピアフが最愛の恋人マルセル・セルダンを飛行機事故で喪うシーン…
悲しみのあまり、正気を失ったピアフの心をそのまま表現するかのような
劇的で卓越的なシーンが見る者の胸を震わせます…。
そして、聴こえてくる身を切るような鮮烈で悲痛な絶唱「愛の讃歌」Hymne AL'amour
映画ラストで死の床に伏したピアフの衰弱した心と魂は
走馬灯のように自分の過去の人生を彷徨います…
あの伝説のパリ・オランピア劇場での最期の曲となった「水に流して」Non, je ne regrette rien
(正訳は『いいえ、私は 何も後悔していない 』)
再起をかけて歌ったシャルル・デュモンの名曲が静かに重なります…
エディット・ピアフのシャンソンの多くを作曲したマルグリット・モノー
(但し、「La Vie En Rose」はピエール・ルイギー 作曲(実は、ピアフ自身でしたが)です)
そして伝説の「水に流して」を作曲したシャルル・デュモン
この2人の著名な作曲家も劇中、印象的に登場してきます。
特にマリー・アルメール・デジュー扮する
女性作曲家、マルグリット・モノーの存在感は素晴らしいです。
【Movie Story/映画ストーリー】
――愛を求め、愛に傷つき…
愛を歌い続けた47年の人生――
そして、その愛は’天国’で結ばれる…
1915年のフランス・パリ。
下町の貧しい家庭に生まれたエディット・ジョヴァンナ・ガションは
貧しさの為に街角に立つ母親からさえも疎まれ、暖かい家庭の愛を知らずに育つ。
やがて5歳になったエディットは、父親の祖母が営む娼婦館で過ごすが
失明の危機が彼女を襲う。
けれども、聖テレーズを信じて幸せを願った結果失明を免れる。
それ以後、彼女は聖テレーズの存在を固く信じ胸からクロス(十字架)を外さなかった…。
やがて、10歳に成長したエディットは大道芸人の父親に引き取られ
持って生まれた’天性の歌声’で周囲の人を驚かせる。
20歳になった頃
パリの名門のクラブオーナーであるルイ・ルプレに見い出されたエディットは
素晴らしい舞台デビューを果たし、一躍パリ中の話題をさらい時の人となる。
そのずば抜けた歌唱力に相応しく
’ラ・モーム・ピアフ(小さい雀)’と舞台名をさずけられたピアフ。
その時から、シャンソンの女王’エディット・ピアフ’の伝説が始まる…
しかし輝かしい栄光と名声の陰で、付き纏う孤独と困難。
やっと巡り会えた最愛の恋人マルセルとの非情な死別…。
やがてその痛手を癒そうとするかのように
彼女は薬物中毒という己の身体を蝕む地獄へと彷徨い始める…
【My Impression/私的映画感想&音楽Review】
【My Impression/私的映画感想&音楽Review】
「水に流して」Non, je
ne regrette rien(いいえ、私は何も後悔しない
)
【My Impression/私的映画感想&音楽Review】