魔法にかけられて

<・・ENCHANTED・・〉Walt Disney Pictures

2007年アメリカ映画/カラー1時間48分

 

 

【STAFF&Cast/スタッフ&キャスト】

 

監督............................................................ケヴィン・リマ

制作..................バリー・ジョセフソン&バリー・ソネンフェルド

製作総指揮....................クリス・チェイス/サニル・パーカシュ

&........................................................エズラ・スワードロ

制作デザイン................................スチュアート・ワーツェル

脚本.............................................................ビル・ケリー

編集............スティーヴン・A・ロッター&グレゴリー・パーラー

衣装デザイン.....................................................モナ・メイ

音楽監修.....................................................ドーン・ソラー

作詞作曲..............アラン・メンケン&スティーヴン・シュワルツ

音楽.........................................................アラン・メンケン

Cast

ジゼル..................................................エイミー・アダムス

ロバート...........................................パトリック・デンプシー

エドワード王子................................ジェームズ・マースデン

ナリッサ女王(魔女).............................スーザン・サランドン

ナサニエル.......................................ティモシー・スポール

ナンシー...............................................イディナ・メンゼル

ロバートの娘モーガン.............................レイチェル・カヴィ

ピップ(声)............................ジェフ・ベネット/ケヴィン・リマ

ナレーション....................................ジュリー・アンドリュース

 

 

 

【Nominations&Awards&Music/受賞&ノミネート&音楽】

 

アカデミー賞歌曲賞ノミネート(アラン・メンケン&スティーヴン・シュワルツ)

ゴールデングローブ賞ミュージカル部門主演女優賞(エイミー・アダムス)ノミネート

同じく歌曲賞ノミネート

放送批評家協会賞主演女優賞、歌曲賞、音楽賞ノミネート

同じくファミリー映画賞受賞他、10ノミネート&2受賞

USでは2007年11月21日に公開され

2週連続No.1位の興行ランキングを弾き出し

メガヒットとなったウォルト・ディズニー・ピクチャーズの最新作

日本公開は2008年3月14日

 

 

音楽を担当したのは

ディズニー名作「アラジン」や「美女と野獣」等で過去8度のオスカーに輝く

アラン・メンケン&スティーヴン・シュワルツです

劇中の音楽の多くは過去のディズニー作品

「白雪姫」「シンデレラ」「眠れる森の美女」「美女と野獣」等の

ディズニー・クラシックの名曲に’敬意を込めて’作られました

例えば…

ファーストシーンでエドワード王子とジゼルが歌い

エンディングでも高らかに聴こえて来る【True Love's Kiss】(真実の愛のキス)もそうです

ディズニー・クラシックを愛する人々がこれを聴いて

「白雪姫」で歌われるあの有名な【Someday My Prince Will Come】(いつか王子様が)

そして「シンデレラ」で歌われる【So This Is Love】(これが恋かしら)

をイメージ&思い浮かべるのも容易です

 

…と言う訳で、このReviewページのMIDIは

懐かしいディズニー・クラシック名作「シンデレラ」から

私的にも大好きな曲「So This Is Love」を使用しました

 

 

 

【Story&Outline/映画ストーリー&映画概要】

 

魔法と夢にあふれた…

ビターSweetな究極のプリンセス・ファンタジー!

 

魔法の王国’アンダレーシア’に暮らす心優しい娘ジゼル

夢にまで見たエドワード王子との結婚式の日

彼女は魔女にダマされ「永遠の幸せのかけらもない所へ行くがよい…!」

と、井戸に突き落とされ世にも恐ろしい世界へと追放される

そして、彼女がたどり着いたのは――

ファンタジックなおとぎの国とは正反対の街’現代のニューヨーク’だった…

 

タイムズクエアのマンホールから現代のニューヨークに辿り着いたジゼル

雨の降る中、巨大なイルミネーションが輝く広告塔の前で

途方にくれているジゼルを偶然助けたのは

離婚専門の弁護士ロバートと彼の娘モーガン

超現実的な彼は娘に’夢’や’魔法’など在り得ないものだと教えていた…

 

 

 

 

この作品は

ジゼルが魔女にダマされて井戸に突き落とされるまではアニメーション

突き落とされた後、現代のニューヨークに辿り着いてからは実写

そしてラスト、エンディングで再びアニメへと変化します

監督のケヴィン・リマは

同じディズニー作品「ターザン」や「102」でよく知られています

過去の作品がそうであるように

アニメーションと実写の融合に優れた手腕を持つ監督で

この作品でもその手腕が如何なく発揮されています

又、今回は実写NYシーンでリスのピップの声を演じ

ジゼルの危機を知らせようと’身振り手振りで動く’爆笑シーンを含め

大サービスしてくれています

 

 

 

主なキャストについて

実写シーンでの主人公ジゼル姫を「キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン」のエイミー・アダムス

彼女は主役級の映画はこれが初めてです(なので、大抜擢です)

同じく実写シーンで登場する

ジゼルを助ける子持ち離婚弁護士ロバートを

「メラニーは行く!」やTVシリーズ「グレイズ・アナトミー」のパトリック・デンプシー

ジゼルの婚約者エドワード王子を

「ヘアスプレー」のジェームズ・マースデン

エドワード王子の義母で魔女のナリッサ女王を

「デッドマン・ウォーキング」や「ぼくの美しい人だから」「ノエル」等の

オスカー女優スーザン・サランドンが演じてて!

それはそれは圧巻&素晴らしい迫力です

 

 

音楽がそうであるように

映像も過去のディズニー・クラシック名作の数々への

敬意とオマージュに溢れたパロディシーンが沢山登場してきます

立体絵本から始まるファーストシーンは「白雪姫」「シンデレラ」「 眠れる森の美女」

ジゼルがニューヨークのロバートのアパートメントで

朝、部屋の大掃除をするシーンや

毒リンゴを食べたジゼルが《真実の愛のKiss》で生き返るシーンは「白雪姫」

ロバートと舞踏会で踊るシーンは「美女と野獣」

エドワード王子がラスト近くで思わぬ人物に

片方の靴を履かせるシーンは「シンデレラ」Etc...

それらどのシーンもディズニー・クラシックへの愛とノスタルジーに彩られてます

 

 

 

【Impression&Interpretation/私的映画感想&解釈】

 

……それこそが、True Love's Kiss……

 

アニメーションと実写を融合したこの作品ですが

まず鑑賞後の率直な感想は

「なんて楽しくて愉快で、止め処ない夢に溢れた映画なんだろう〜」でした…!

昔からディズニークラシック大好き&ディズニーランド大好きな私にとっては

とても満足した作品です

試写で鑑賞した後に公開後

又もう一度劇場で再鑑賞したい〜!思わせる映画って

そうそうざらには無いというのが現状ですが、、、

この『魔法にかけられて』はそんな数少ない作品の一つです

 

 

誰もが幼い頃ドキドキワクワクしながら見た’ディズニーアニメの世界’

…そう、あの「白雪姫」「シンデレラ」「眠れる森の美女」「美女と野獣」

懐かしいディズニー・クラシックの世界が見事に美しく、素晴らしく甦ってます

それもデジタルではなく、感動の’セルアニメで’です!

でもこの映画の素晴らしくて凄い所は

そのディズニー・クラシックの従来の王道の世界だけに留まらず

《実写》と言う現実感溢れる手法で

それら果てしない夢世界をたっぷり余すことなく

《現実味を出して》可能にしてくれている点です

甘いばかりではなく、ほろりとした苦味も、渋さも加えた

風味豊かな「ディズニー・プリンセス物語」に仕上がっていて

とっても嬉しい吃驚で感動と共に、大拍手を送りたくなりました

 

 

この作品は今迄の定番のように、、、

プリンセス(お姫様)は必ず、プリンス(王子様)と結ばれる…

と言う展開にはなっていないのです。。。

そして、その逆も然りで

プリンス(王子様)はプリンセス(お姫様)とは結ばれない。。。のです

 

その橋渡しをしているのが

「現実世界(ニューヨークの実写シーン)」⇔「おとぎの国で魔法の世界(アニメーションシーン)」

魔女が’永遠の幸せのかけらもない所へ行くがよい!’

と、ジゼルを井戸から落して向わせる場所が

現代、21世紀のニューヨークと言うのも破天荒で

まさにディズニー映画の真骨頂&大革命的な映画だと思いました

クラシック名作へのオマージュを込めた数々のパロディシーンも

私的にはとっても楽しくて、夢一杯のノスタルジーに浸ることが出来ました

 

 

 

実写ニューヨークでのシーン

セントラルパークでジゼルが歌い&踊り

ロバートが相手をするロマンティックでカラフルで夢に溢れたミュージカルシーン

このシーンだけでもこの映画の醍醐味が充満してます

 

 

ロバートを演じるパトリック・デンプシー

TVシリーズ「グレイズ・アナトミー」で今USでは大ブレイクの彼ですが

この意外な現代の王子様役が妙にぴったり似合っていて素敵です

 

 

エドワード王子を演じるジェームズ・マースデン

「ヘアスプレー」と違って今回は徹底的にコメディ調で

ちょっと所かかなり’間抜けな王子様’を地で?演じている様にも目を見張ります

 

 

ジゼルを演じるエイミー・アダムスの成り切りお姫様ぶり

彼女の仕草の全てが正に’お姫様臭そのもの’で

見ていて深い共感と感動さえ覚えます

 

 

そして、魔女を演じる名女優スーザン・サランドン

彼女、実はこんな役が当たり役だったんだわ…!

と、今更ながらオスカー女優の底力と貫禄を見せつけられます

適役&圧巻で、その様相に思わず目を奪われます

 

 

実写シーンでのキャスティング

主演のエイミー・アダムスやパトリック・デンプシーの年齢の高さにも現れているように

この作品、決して子供向けではないです

むしろ大人の女性たち

少女の頃(勿論、今でも!)王子様やお姫様に憧れた女性たちにこそ

ぜひ楽しんでほしい意外なラストに驚かされる

ビターSweetな究極のファンタジー映画です

 

 

 

 

 

 

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