.......白鳥.......
MIDIはサン=サーンス作曲「動物の謝肉祭」より’Le Cygne’
白鳥は哀しからずや
空の青 海のあおにも 染まずただよふ
―――若山牧水
ああ、恋人よ、夢みるを止めよ、消え失せる流星の火華を
また、露したたり落ちるところ、低く懸り立ちまどうあの蒼白い星の火華を…
きみとわれ、海の面のうたかたの白鳥となりたしとわれはねがうよ
―――「白鳥」 W.B.イェイツ
チェロの名曲「白鳥」はフランスの作曲家、カミー ユ・サン=サーンスが
友人であるチェリスト、ルクープの依頼でオーストリアの街の謝肉祭で演奏する為に製作した曲です
そして「動物の謝肉祭」と言う組曲の中の一曲です
サン=サーンスは歌劇「サムソンとデリラ」でもよく知られた作曲家ですが
それ以上に、この「白鳥」は誰もが一度は耳にしたことのある名曲だと思います
バレエではロシアの伝説的なバレリーナ、アンナ・パブロワの生涯を通しての代表作品で
「瀕死の白鳥」(The Dying Swan)と言うタイトルでよく知られています
この「白鳥」はフィギュアスケートでも多くのアスリートが使用しています
2006年トリオリンピックでは男子シングルショートプログラムで
アメリカのジョニー・ウィアー選手がとても美しい演技を披露してくれました
凍てつく氷の上を瀕死の白鳥が
儚く…脆く…哀しく…
…舞うように
解説者が言っていた言葉に
「もろく繊細なガラスの靴を履いた、氷上の舞い人」
本当にその通りだと思いました
他には世界ナンバーワンのスピンの女王、アメリカのアリッサ・シズニー選手の
2009年全米選手権での「白鳥」も
繊細で華麗で美しい演技が素晴らしく
とても印象的でした