2000年4月22日(土)
いまどきの…

「歳じゃのぉ〜」と自覚することがあります。
「今の若いやつは」とか、「このごろの高校生は」という言葉が頭に浮かんだときです。どうしても浮かんじゃうんですよねぇ〜 でも、頭に浮かんだときには、自分で「いかん、いかん」と打ち消すようにはしています。ただ、高校生とか見ていて礼儀とか道徳という言葉を習っていないんじゃないかと思うことばかりです。私たちが小学生のころは「道徳」という授業がありましたが、今は無いのでしょうか?

とはいえ、自分が高校生のころは大人を敬っていたのだろうか? 今思うに、「自分たちの頃は、今よりマシだった」とほとんどの大人が思っていることでしょうね。でも、よくよく思い出すとそんなことはないんです。今の高校生と、ほとんど同じようなものだったのでしょう。ただ、今時のようにタバコを堂々と吸っている高校生は、あまりいませんでしたけど。隠れて吸っていました。(自分が、と言っているのではない…)

ただ、個人的にうらやましいのは、金髪とか堂々とできるとこですね。今から、金髪にしちゃろうかいのぉ〜と思いますが、さすがにそれはできません…(うらやましい…)

私が中学・高校の頃には電車やバスに乗ると「カバンを持ってあげましょう」と言ってくれる大人の人がいました。今では、そんな大人はいません。そんなことを思うと、逆に「今時の大人は…」という言葉を吐いてしまいそうになります。

お年寄りに席を譲る人も、最近ではほとんど見ません。世知辛い世の中じゃぁ〜 しかし、先日JRに乗っていて席を譲っている2人の女子高生がいました。それを見たとき、捨てたモンじゃないと思いました。そんな子も、まだまだいるのです。

高校生というとバスの二人掛けの椅子にカバンを置いて、一人で二人分の席を占有している輩が少なくありません。社会人よりも安い交通費で乗っているくせにと思ってしまいます。しかし、交通費が安いのは彼らのためではなく、その親のためなんですよね。人の親になってみて初めて気がつくことです。たまにカバンを膝に乗せて、ちゃんともう一人分の席を開けている高校生に出会うと、嬉しくなってしまいます。


2000年4月16日(日)
ホームページ開設にあたり

ホームページを作成する準備から数えて、約1ヶ月がたちました。
隣の庭は広く見えるといいますが、他の方が作成されたホームページを見るにつけ、自分のホームページが情けなく感じている今日このごろです。

掲示板開設にあたり、最初自分でPerlでプログラムを作成しようと思っていたのですが、CGIをフリーで公開されているサイトがあり、そのプログラムの方が自作するよりも、よっぽど良いものが揃っていることに気が付き、それを利用することにしました。

CGIの設置はプロバイダーに依頼するのですが、デオデオのCGI設置担当者にはいつも適切な設置作業を行って頂き、大変感謝しています。

今後もホームページの充実に努めていこうと思っていますが、「ちょいプロ」のほうは自分で必要なちょっとしたものを作成していただけなので、ドキュメントがありません。これを機会にドキュメントの整理を行って、順次アップしていくつもりです。

また、「厳島紹介」ではヒマを見て写真を撮っています。しかし、まだ立ち上げたばかりなので、さすがに季節感というものが表現できていません。各季節で少しずつでも写真を撮り貯めていきたいと思っています。写真やコメントでは、なかなか本当の宮島の良さを表現できません。今後研究していきたいところです。

アイデアやご希望・ご感想があれば、「ご意見メール」や2つの掲示板などを利用して、ご指導・ご指摘頂ければと思います。


2000年4月8日(土)
さくら満開!特集の撮影日

この日は天気が良く、青空が広がっていました。しかし、春は天気が良くても空気が透きとおっておらず、遠景はかすんでいます。

対岸の宮島口からみたら一目瞭然なのですが、桜が咲いていてピンクに色づいているのは分かるのですが、くっきりとした色ではありません。(写真にならない…)
対岸や連絡船から見たとき、見事に桜が咲いているところが、ところどころ見られます。誓真大徳碑(せいしんだいとくひ)あたりや、多宝塔(二重の塔)あたりです。
撮影はその2箇所を中心にしようと、すぐに思いました。

誓真大徳碑では、あまり観光客が来るところではないので、比較的空いていました。ここでビールと弁当タイムです♪  カップルも何組かいました。さすがに最近のカップルは人目を気にされないようで、シートを引いて2人で寝転がってイチャイチャしてましたぁ〜
結構気にならないものですね、最近は。ウチの子供たちも、カップルがいちゃついていても何も気にしていませんでした。私が子供のころはカップルが歩いているだけで、ニヤニヤして見ていましたが…

ここの桜は樹齢が古いのか、高いところに花が咲いている木が多いですね。そこから谷ヶ原(やつがはら)を通り、もみじ谷あたりまで行きました。そして、大願寺から多宝塔(二重の塔)まで撮影しながら歩きました。
多宝塔では、三脚を用意して撮影されていた方が何人かおられました。光のかげんを見計らっておられるようで、何十分もずっとファインダーを覗いておられましたが、良い写真が撮れたのでしょうかね。

多宝塔から大元公園に向かう道筋の桜は、実に見事でした。この日の桜が最高だったのではないかと思います。翌日の天気は曇りということでしたから。桜の花びらのいくつかが団子のようにまとまって、本当に見事としか言いようのない程でした。

ただ、この日は少し悲しい光景を目にしました。大鳥居を望む三笠の浜で、鹿が捨てられた厚紙を難しそうに食べていたのです。『こんなもの食べられるのかいな?』と心で思いましたが、沢山の人が見ている前で、その厚紙を鹿から引き剥がすことができませんでした。

観光客は、その鹿を見て「かわいそう」とも思わないようで、近寄って鹿と一緒のシーンを写真に撮り合っていました。このように、捨てられた紙やビニール類を鹿が食べているのが、最近では日常茶飯事のようです。そのため、鹿がやせ衰えて死んでしまい、頭数が減っているそうです。かわいいと思うのであれば、もっと大切に扱ってあげたいものです。

人(ヒト)も動物の一種類にすぎず、決して神ではありません。自分たちは他の動物とは違うと思っている人(ヒト)という動物がいるというのは、とても悲しいことです。