2000年8月31日(木)
レオマワールドに行きました!

8月26日の土曜日に、香川県のテーマパーク「レオマワールド」に行って来ました。ご存知の方もおられるでしょうが、2000年8月いっぱいでレオマワールドは休園になるんです。閉園ではないので、再開される可能性は残しているのですが… 一度休園すると、どうやって再開するんでしょうねぇ〜

8月末までだというので、他に「スペースワールド」や「ハーモニーランド」も考えていたのですが、レオマワールドに行くことにしました。一泊しようかとも思いましたが、家族全員で宿泊すると結構な金額になるので、日帰りにしました。広島からだと3時間半くらいで帰れますから。

レオマワールドは2回目なのですが、前回行ったときは無茶苦茶混んでいた訳ではなく、適度に人もいるし、そんなに待ち時間もなく、ちょうど良かったなぁと思いました。しかし、今回は休園前の最後の週末ということで、さすがに無茶苦茶多かったですね。アトラクションは、最低でも30〜40分待ちでした。

行った事がある人は当然ご存知でしょうが、レオマワールドの中には超リッチなホテルがありますし、ヨーロッパ風の綺麗な3階建てのコテージもあります。ただの飾りのように見えるというか、雰囲気を出すための建物のように見えるのですが、実際には宿泊できるんです。なんだか、ハウステンボスを思い出させます。

長いエスカレーターを登っていくと、アジアの色んな国の雰囲気を伝える建物や景色を再現してあるパークにたどり着きます。ここの施設も大変良くできたもので、私としてはお気に入りの所です。遊ぶというよりも、雰囲気を楽しむところですね。

実際に遊ぶところも、小さな子供向けのエリアやアトラクションのエリアなどがあり、定期的にパレードも実施されて、テーマパークとしてとっても良いところだと思います。しかし、人の話を聞くと1ヶ月前に行ったときは人もまばらで、アトラクションでは時間待ちするようなこともなかったとの事です。香川県という地域ですから、遊びに行く人は四国地方や中国地方の人が中心になると思います。しかし、全体のパイが少ない地域なので人の入りも絶対数が少ないのだと思います…

広島でも、呉ポートピアランドというテーマパーク(もどき?)が、開園して何年もたたない内に潰れてしまいました。まぁ、そこは中途半端な施設でしたから… 最初は若者向けが売りでした。しかし、広島や呉あたりで若者がどれだけ来るというのか。それに若者はリピーターになりにくいと思います。それがファミリー向けだと、リピート客になりやすいはずです。たいしたことないモノでも、子供には何回も行きたいと思わせる事が多く、親は自分が楽しむ事は二の次で子供を連れて行きます。途中からファミリー向けにもアピールして方向性を変えたのですが、結局潰れました。私は呉ポートピアの最初のコンセプトが気に入らなかったので、一度も行った事がありませんし、方向転換しても絶対に行くまいと決めていました。

何が言いたいのかというと、中国四国はパイが小さいのでテーマパークが成り立たないのではないかということです。もしもレオマワールドがパイの大きなところで開園していたら。現在の規模では今と同じように、やはりリピート客は思ったほどいないかもしれません。しかし、それなりに客が入ると思います。そうすると、対策としてリピート客が来るようにアトラクションを増やしたり変えたりできると思います。

それにしても、レオマワールドがこのまま無くなるのは、とても寂しい限りです…


2000年8月18日(金)
宮島水中花火大会

宮島水中花火大会が今年も開催されました。私の同級生に宮島町役場に勤めている人がいて、彼の話によると最近の宮島町は昔と比べてかなり貧乏になったので、花火もいつまで開催できるか分からないと言っていました。同じように、私の親も言っています。

宮島町の財政は観光と宮島競艇で、ほとんどを賄っていると私は思っています。そのうちの観光部門では昔ほど人が来なくなっていると聞きます。また、競艇の収益は宮島町の収益になると思っている人が多いのですが、宮島町だけでなく他の自治体にも分配されています。それに、競艇自体の収益も激減しているようです。広島市にJRAができたり、呉市にどこかの競艇場の場外船券売り場ができたりして、昔ほど宮島競艇場に人が来なくなっているそうです。

ただ、今回の花火大会終了時のアナウンスでは2001年もやると言っていたらしいので、続くかもしれません。あくまでも予定でしょうが…

それはさておき、今年も水中花火を堪能しました。詳しくは当HP宮島紹介のページの特集を御覧ください。花火の第一の醍醐味は、三尺玉の大きな花火でしょう。空中で炸裂する大きな花火は、ものすごい迫力です。

もうひとつの醍醐味は、花火職人の腕の見せ所といった感のある、テクニカルな花火でしょうか。今回も沢山ありました。ワッカの付いた土星のような花火、ハート型の花火、渦巻き型の花火、彗星が上下に動いているような花火、一度炸裂した花火の周囲で小さな炸裂が沢山できる花火、同じように四方八方に小さな花が動き回る花火などです。本当に、花火職人がほくそ笑んでいると感じられる花火が沢山あり、うれしくなってしまいました。

このように花火の醍醐味がありますが、宮島水中花火大会の一番の醍醐味は船から海に落として、水中で炸裂させる水中花火でしょう。こればっかりは、宮島の対岸では味わえません。なぜなら、見るのではなく感じる花火だからです。水中で炸裂すると、お腹にズンと響くのです。この感覚は、対岸で見ている人には感じられないのではないかと思います。

最初の頃は、水中で炸裂すれば見える部分が半分になり、楽しみも半分になるのではないかと思いましたし、そう思って見ていました。ところが、それは間違いだと言うことに気がついたのです。身体で感じる花火は、水中で炸裂する花火が一番だということに。

そういうことで、花火は堪能しました。一度見に来た人たちは、必ずまた来たいと言う話をしながら帰っていきます。でも、大変なのは帰り道です。連絡船はピストン輸送しているのですが、それでも待ち行列の人の多さには閉口してしまいます。ここで、やっぱり来年はやめとこうかと思う人もいるくらいです。

連絡船はJRと松大船の2つの会社がありますが、今年のJRの待ち行列はスゴかったです。乗船口から商店街まで並んでいました。
おそらく、JRの列車で来る人は宮島口までの切符ではなく、宮島までの往復切符を買われているのでしょう。私なら、その切符を捨ててでも松大船に乗ります…

今年も行列で待っていて、暴走族が列を無視して船に乗り込むのを目にしました。彼らと喧嘩しても多勢に無勢で勝ち目はありません。ただ、ガードマンの制服を着て列の整理をしている人たちが、それを黙殺しているのは勘弁なりませんでしたので、喧嘩しましたが…


2000年8月10日(木)
休日について

私の会社では、今年の夏期休暇が5日もあります。たった5日のように感じる方もおられるでしょうが、5日とはスゴイことです。それに、夏期休暇という名前が付いているというのもスゴイ!

本来8月の休みというと盆休みという名前で、2〜3日の休みだったのではないでしょうか? もちろん盆休みは盆休みですが、5日という期間となるとお盆という感じではなくなります。だから夏期休暇という名前に変更したんでしょうね。で、この5日だけみると夏期休暇としては、ちょっと物足らないって感じもありますが、この5日っていうのは週休2日制の昨今、平日の日数なんですよね。(当たり前か!)

ってことは、前後の土日を合わせると9日間の休日となるわけです。これはもう盆休みではなく、確実に夏期休暇ですね。それで思い出したのですが、週休2日制って最近では当たり前のようになってきました。ほんのちょっと前まで休みと言えば日曜日しか無かったんですよね。ですから週に6日は仕事をしていたんですが、今では週に5日しか仕事をしていないんです。

私は以前、同じ週休2日制でも週の途中に休みを取ってもよい職場にいました。ですから、土日の2連休も取れますが、週によっては水曜日と日曜日に休むようなときもあったのです。そうすると、2日出勤して休んで3日出勤するっていうことになり、なんだか楽でした。それが、週休2日制でも土日が休みという固定の週休2日制になったら、連続5日仕事をしなくてはいけません。それが、これほど大変なことだったのかと感じました。

休みが増えて楽になっているのに、楽をすると元に戻すのが大変だということでしょう。そうすると、学校等では隔週の週休2日制になっていますが、完全週休2日制になったとしたら、児童生徒はそれに慣れてしまいますよね。先生としては、自分の職場が完全週休2日制になって欲しいところでしょうが、世の中の職場の全てが週休2日制ではありませんから、児童生徒が社会に出たときに週休2日制でない職場に耐えられるでしょうか?

もしも、仕方なく耐えなければいけない職場に就職すれば慣れるのでしょうが、それ以前に職探しをするときの条件として、完全週休2日制の職場を求めるでしょう。そうすると、週に6日仕事をしないとやっていけないような会社には、就職する人がいなくなってしまいます。それに、サービス業などでは、多くの人が休みで遊んでいる日に仕事をしているのです。

少し前に児童の「将来の職業」で、大工という職業が上位にランクされたことがあります。かっこいいからという理由で選ばれたらしいのですが、そういう職業に就けば、ひょっとしたら週休2日制ではないかもしれません。もしもそれが分かったら、おそらくその職業には就かなくなるでしょう。

ごく若いうちから、身体を楽な方に慣らさせるのはどうかと思っています。