21.袋の内貯油タンク跡(倉橋島)
風光明媚な倉橋島は、江田島とともに旧海軍施設がいたるところにあった要塞の島です。入り口の大浦崎から亀ケ首に行く途中、袋の内(たいのうち)にも朝鮮人労働による巨大な半地下式タンクの跡があります。道路脇の下に直径100メートルばかりの養豚場が拡がっ
ています。反対側にもタンクがあったということですが、きれいに埋め立てられその跡はうかがえませんが、この道路下の養豚場、ちょっとみれば窪地にしか見えませんが、良く見れば、コンクリートの外壁で囲まれた円形闘技場のような形をしています。これこそ巨大タンク(貯油槽)の跡というとです。(4基あった内の第三タンク)
そこに降りて見ると、縦横2mばかりのコンクリートの地下道があります。足元
もコンクリートの幅50cmばかりの溝があり、上にはこうもりが見えました。懐中電灯を照らしながら滑らないように傾斜のあるトンネルをかなりあるいていくと、また明るくなってみかん畑(と言ってもあまり手入れされていませんでした。)に出ました。ここに第二タンクがあったということですが、その跡は判然とせず、必死に上の道路に上がるのが精一杯でした。