あれれ…^^;の橋梁製作・・・鋼橋編
橋造りに携わる皆様、今日もお疲れさまです!!
このホームページは、主に橋梁原寸(生産設計)の話題を取り上げています。
設計や製作に関わる方々も、是非一度立ち寄って下さい。
力を合わせて、橋造りの技術を磨きましょう。
みんなの力で後世に ”日本の橋造り ” を継承しましょう。
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お経読誦”健康法”解説のHPです。
お疲れの人は立寄ってみて下さい。
感謝!!ありがとうございました。
最近、心ある方々からアドバイスを頂くことが出来ました。
これは「橋を作る上での理屈」なので、知っておいて損は無いことです。
皆さまにも関心を持って頂けたら幸いです。
★3次元原寸システム
”proBridge”
を紹介しています。
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★切断・孔明・溶接データ編集システム
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コンテンツにある”proBridge"は、”CRCソリューションズ社”、
”ミプソン、マスターソン”は、”JIPテクノサイエンス社”に帰属するシステムです。
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各々のシステムの詳細は、帰属主へお問い合わせをお願いします。
(このホームページでは、良いものを良い!!と紹介しています。
^^;)
<<あれれ…^^; 2025年9月のひとり言>>
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_/_/ 暑い、暑い!
_/_/ 毎日同じ言葉を繰り返しているようでも、過ぎ去った一日が繰り返されることは有りません。
_/_/ 8月の上旬に開催された花火大会の折、最初の花火が上がる時間(19:30)は明るかったと思うのですが、
_/_/ ひと月後には、夜の帳(とばり)。
_/_/ 何気に『秋』を彷彿とさせらますが『秋の日は釣瓶(つるべ)落とし』と言うには、少し暑過ぎます。
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_/_/ 一日中エアコンに頼ってばかりで、夏の満喫にはほど遠い生活をしている、あれれ^^;が言うのも何ですが、
_/_/ 『夏は夜(よる)』とは良く言ったもので、この時季の帳には、虫の音が良く似合う。
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_/_/ ……って、いつの頃からか、あれれ^^;の右側の耳は、虫の音を拾えなく成ったのです。
_/_/ (極限られた帯域だけが聞こえないようですし、左側の聴覚は正常なので、生活に支障は無いのですが、
_/_/ 実は『蝉しぐれ』さえも、右側の耳では拾えません。)
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_/_/ 生きとし生けるものには避けられない『老い』の障害が、66歳にしてこの程度なら有難いことですが、
_/_/ 高齢者は高齢者なりの価値観を見つけておかないと、どこかでコケると思うンですよねぇ……。
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_/_/ 『亀の甲より年の功』という言い方も悪くは無いですが、私は『老兵はただ去り行くのみ』の心境かなぁ……。
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_/_/ 時勢とは異なった価値観を捨てられず、もがいているのが高齢者?
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_/_/ 現役で橋梁製作に取り組んで居られる皆さま方の中には、まだ『昭和世代』の方も多いと思うのですが、
_/_/ せめて『土曜〜日曜』の週末くらいは休戦……と、して頂きたいですね。^^;
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_/_/ 8月の中旬に誕生日を迎えて、晴れて私も66歳。
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_/_/ 年金の積み立て期間もようやく480ヶ月を越えたようなので、
_/_/ 『もう、いいや。』
_/_/ そんな気持ちを持っているのも確かなのですが、世に言う『年金の平均受給額』での生活は、確かに楽では無いようです。
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_/_/ どの時点での年金受給の開始が正解なのか?多分、答えなど無いと思うのですが、
_/_/ 人の価値観はそれぞれで異なるので『正解』に帰する年金額も人それぞれで異なると思います。
_/_/ (誰だったか『貯蓄など無くても今の年金制度で老後は安泰!』って言い切った政治家さんも居ましたよね?)
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_/_/ 年金受給の満足度に個人差が有るように、近年は橋梁製作の現場でも『正解』の考え方には多様性が有るようです。
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_/_/ かつては当たり前と思っていた考え方が、現在は通じない。
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_/_/ ……と言うより、私自身の考え方も時を経て変化しているはずなので『絶対軸』を見失っているだけかも知れませんが、
_/_/ 何気に客先との打ち合わせで、話が通じない……。
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_/_/ ……と、過日、このコンテンツでは、
_/_/ 『あれれ^^;は、橋梁製作に関する才能が無いので、努力をして、客先との会話で相槌を打てる程度の知識を習得した。』
_/_/ みたいなことを言ったのに、
_/_/ 『実際には、それかい!』なのですが、
_/_/ 実は最近、私が客先では『兄貴』と信奉する方が『愛弟子』とされた方(私と同時期に同じ教えを受けた人)が、
_/_/ 担当をされる案件を請けたのです。
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_/_/ その作業の打ち合わせの際、
_/_/ 『えっ!やっぱりそう思いますか?やっぱりそうですよねぇ……。』
_/_/ そんな言葉が私の口から出たこと自体、どこかで異なった価値観を感じていたのでしょうねぇ。
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_/_/ これは少し俯瞰した物言いになりますが、多分『原寸で作成する資料』にも、万人の言う『正解』は有ると思います。
_/_/ 実際、私とて原寸に関する打ち合わせだけなら、この30年間で片手では足らない数の客先と行いました。
_/_/ (橋梁関係者……という言い方をするなら、両手でも足らないほどの関係者と意見交換を行ってきました。)
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_/_/ その際、初対面の客先に『どうすれば良いですか?』なんて言ってるようでは、『素人?』って引かれてしまうので、
_/_/ 『私はこうだと思います!』という言い方だけは実践しているのですが、最近はそれすら脅威だと思われているような……。
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_/_/ 話が脱線しそうなので戻しますが、原寸を行う際は、各社での原寸の仕様や工場の生産設備を知る必要が有るので、
_/_/ それを確認する際に、
_/_/ 『こんな風にやっています!こんな感じだと思います!!』って具申をすると、
_/_/ 『違います!』って反論をされる方は、居られないのです。
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_/_/ 但し、その場には何気に重苦しい空気……、と言うよりも、本当は『違う!』って言いたいのでしょうね。
_/_/ それを言わないのか、言いたくないのかは分からないのですが、どこの客先でも判で押したように返って来るのが、
_/_/ 『それで良いですよ。』
_/_/
_/_/ 私は、ある時期にこの状況を『自身の知識が客先に追いついた。』と勘違いをしていたようなのですが、
_/_/ 真実はどうなのか、皆さまには想像出来るでしょうか?
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_/_/ 繰り返しますが、多分『原寸で作成する資料』にも、万人の言う『正解』は有ると思います。
_/_/
_/_/ しかし実際の橋梁製作に於いて『全てが万人向けの正解で進めれているのか?』を問うなら、答えは『否』だと思います。
_/_/ 更に言うなら『万人の言う正解だけが、実際の橋梁製作の現場での正解では無い!』と、私は思うのです。
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_/_/ 最近よく読むラノベ(ライトノベル)の一節には、よく、このような下りが有ります。
_/_/ 『お前には友だちと呼べる人は居るのか?』
_/_/ 『友だち?友だちって、まずはその定義から言って貰わないと答えられない。』
_/_/ 『あ〜〜それね!それ、俺と一緒だから、もういい。』
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_/_/ そんなこんな、正解も友だちと似たようなモノだと思うと、今信じている『正解』の危うさにも、想いは至らないでしょうか?
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_/_/ これはひと昔前、地元の尾道と向島をつなぐ『新尾道大橋』の製作が行われていた頃の話。
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_/_/ 鋼上部工の製作を請けていた客先では『絶対に失敗の許されない重要案件!』ということで、
_/_/ 自社の原寸仕様に合う資料を作るために、原寸の専門業者へ複数の担当者が長期間、出張をされていました。
_/_/ 原寸作業の終盤には改正図の発行回数も100回を越えていたので、設計部隊の取り組みも並みでは無かったようですが、
_/_/ 逆を言えば当時の客先は、たった一つの案件に、それだけの人員を割いていたのです。
_/_/
_/_/ それから25年近くが経過した現在、今も客先では脈々と橋梁の製作を続けて居られますが、
_/_/ 一つの案件に携わる原寸担当者の人数は、減りました。
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_/_/ 『あの頃のシステム原寸は、一週間で一橋の原寸資料発行が目標だったので、ワシは一人で複数橋の担当をしていた!』
_/_/ 兄貴は回顧しますし、私はその片棒を担いでいたので、現在の『一案件に一人の原寸担当者』に違和感は無いのですが、
_/_/ 25年前と現在を比較した場合、決定的に違うと思うのは『正解』に対する信頼度です。
_/_/
_/_/ 私が兄貴から教わった正解は、今にして『正解』足り得るのでしょうか?
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_/_/ 『おっかな、びっくり。』
_/_/ と言えば、ちょっと違うと思うのですが、なんとなく『地に足が付いていない』ような、変な気持ち。
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_/_/ 私ごときの言った意見が、何気に通ってしまう現実に、言い知れぬ恐怖を感じてしまう……、みたいな?
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_/_/ 『もしかすると支点上の転びとか座屈とか、本当は「無い(幻)」かも知れない。』
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_/_/ 私は、自身が『こうじゃないと、辻褄が合わない!』と思って言ってることを否定されると、
_/_/ 客先が相手でも『じゃあ、何が正解なのですか?』って問い返してしまうのですが、
_/_/ 66歳のベテランと思しき人の問い返しに『これが正解です!』って胸を張って反論する若者って……、居るのでしょうか?
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_/_/ これこそが『老害』なのでは?私は兄貴を見る度に、その一挙手一投足を自分に置き換えて見るのですが、
_/_/ これも兄貴譲りのなのか、どうかすると口調が早く成り『喧嘩腰?』だと思われるようで、すこぶる評判は良く無いのです。
_/_/ (初対面の人には高圧的、旧知の人には喧嘩腰?)
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_/_/ 私は、兄貴からは『お前のように優柔不断な物言いをする輩は、ガードレールの上から谷底の方へ落ちてしまえ!』とか、
_/_/ 『そんな甘っちょろい考え方で夢だけ食ってるような奴が作った資料は、現場じゃ通用せん!』とか、
_/_/ 物事は『ハッキリと正確に示せ!』を、叩き込まれたのです。
_/_/ (客先では『魔王』と恐れられていた幹部さまからも、同じような教えを受けていたのです。)
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_/_/ なので私自身は臆病でも、自身の発言や作成した資料には、必ず自分の意思を込めるようにしているのですが、
_/_/ それって兄貴や魔王さまは、客先でも責任の有る立場に居られたから求めていたことで、
_/_/ (私の意見や資料は『参考』だと割り切って居られた?)
_/_/ 採用されて間もないような新人の担当さまは、そんなモノを求めてはいない。
_/_/ (当り障りの無い、無難な物言いと結果を求めている?)
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_/_/ 一外注業者の『意見具申』が、あろうことか恫喝みたいに受け止められると、客先の作業方針にまで影響を及ぼすかも?
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_/_/ 怖い、怖い、怖い!
_/_/ これこそが老害の最たるものですね。^^;
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_/_/ 結局のところ、私くらいの年長者に成ってしまうと、周囲がその意見を否定し辛く成ってしまうようですね。^^;
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_/_/ それって『忌憚の無い意見交換で、お互いの技量を高め合いましょう!』の原則からは掛け離れた実情なので、
_/_/ 正直なところ、今後の『身の振り方』については、本当に考えさせられます。
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_/_/ やれと言われれば最善は尽くすけど、結局、過去の成功体験に準じた結果しか残せない。
_/_/ それって、万人に於いて『正解』足り得る結果に成るのでしょうかねぇ……。
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_/_/ ちなみに今の時代、そんな考え方が横行しているのかどうかは知らないのですが、
_/_/ 私が20代の頃(ざっくり40年前)の町工場での製造現場では、原寸は製造現場とのコミュニケーションが全てでした。
_/_/ 勿論、施主と会社のコミュニケーションは別次元のことなので、一新人社員の知るところでは無いのですが、
_/_/ 当時の私は、複数居た現場の班長さん全員に良い顔をすることだけに、専心をしていたような気がします。
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_/_/ 勿論、複数居た班長さんの中には苦手な班長さんも居たわけですが、そこは上司の作業長や課長に良い顔をして言い含める。
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_/_/ ある意味、原寸の『技術論』とは掛け離れた『駆け引き』の技術で、現場作業の進行を支えて居たわけですが、
_/_/ 不都合が起っても『ここは、こんな感じに手直しを……、お願いします!』って泣き落とせば、なんとか成っていたのです。
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_/_/ 時代はその後、昭和から平成〜令和と変わりましたが、つい数年前まで(昭和世代が大勢居られた頃まで)は、
_/_/ 客先でも原寸仕様に対する要望が、担当さんに依って若干、異なっていたのです。
_/_/ その微妙な違いは何なのか?長いこと分からなかったのですが、ある日、退職を間近にした担当さんの話を聞いていて、
_/_/ 『あっ、そういうこと。』って気付いたのが、上述した私の『駆け引き技術』です。
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_/_/ 20代の頃の私が出来たことを、退職間近なこの人が、40年間でやってないはずは無い。
_/_/ そう思うに足るだけのコミュ力を、その方は持って居られたのです。
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_/_/ ……と、ここで改めて考えるべきことは、何が正しくて、正しく無いのかの『境目』です。
_/_/ 他人とのコミュ力に自信が無い人は、誰からも否定されないだけの原寸資料を作成して、作業現場の担当者を黙らせるでしょう。
_/_/ 他人とのコミュ力に自信が有る人は『話せば分かる!』最低限の仕様の原寸資料でも、会話を通して担当者に理解をさせるでしょう。
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_/_/ 結果的に橋梁の製作では『一品一様』とは言いつつ、同程度の仕様の製品が出来たとき、どちらの原寸資料が正しかったのか?
_/_/ (前者の資料は完璧を求めて24H、後者の資料は効率を求めて12Hだったとしても担当者との会話に○H?)
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_/_/ 今様のアニメでいえば『サイレント・ウィッチ(沈黙の魔女)』が正しいのか、魔女の宅急便(キキ?)が正しいのか?
_/_/ そんな問いかけに成ってしまうと思いますが、40年前に私が務めていた会社では、後者の考え方が当たり前だった訳です。
_/_/ (実は兄貴の毛嫌いした『甘ちゃん資料』とは、現場への説明を前提にした資料でした。)
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_/_/ 勿論、今の時代なら前者を『是』と考える人の方が多いかも知れませんし、私もそれを否定する気は無いのですが……。
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_/_/ 会話を通して、現場の担当者と共に『育つ!』という意図まで考慮すると、
_/_/ 『沈黙が金』とばかりは、言い難い……、ですよね。^^;
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_/_/ 歳を取ると、色々な経験を通して判断は迅速、的確に成る。
_/_/ そんな経験論を是とする時代が有ったのは確かです。
_/_/ しかし今のご時世、何かを採れば何かが犠牲に成っていることまで考慮をしておかないと、揚げ足をすくわれるのは必至と思います。
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_/_/ 『多数の利』という正論に『少数の犠牲』を厭わなかった時代ならトップダウンで済んでいたことも、
_/_/ 今どきは『米国の実業者じゃあるまいし……。』って、この国(日本)では毛嫌いされると私は思っているのですが、
_/_/ 物事の価値観って、朝ドラ『あんぱん』の一節じゃないですが、簡単に覆ってしまいます。
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_/_/ 『やられたら、やりかえす。』
_/_/ 私の父は後年に成ってから戦前に受けた教育が蘇ったかのような言動を繰り返していましたが、
_/_/ 結局のところ、良くない政治に翻弄されてしまうのが国民なのでしょうね。
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_/_/ 毎朝唱えているお経には、
_/_/ 『悪い政治から、盗賊の被害から、火の災難から、水の災難から、…(中略)…、我を救い、我に幸いをもたらしたまえ。』
_/_/ そんな一節が有るのですが、
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_/_/ 今現在にして、果たして政治は健全なのか?
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_/_/ 今日も一日を無事に過ごせた事だけに、感謝!です。
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_/_/ 精進を致しますので、皆様も日々の精進を心掛けましょう!!
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