モルデハイ・バヌヌ氏の自由を求めるビジル

2005年4月18日(月)午後7時より原爆ドーム前で、バヌヌ氏の自由を求めてビジル(vigil)を行ないました。
ビジルとは日本語にしづらいのですが、「祈りの集い」に近いものと言って良いでしょうか。

下がその時の写真です。
撮影時は「平和、ピース、サラーム、シャローム♪」と繰り返して皆で歌っていました。サラームとはアラビア語で平和、シャロームとはヘブライ語で平和の意味になります。2004年4月21日にイスラエルのアシュケロン刑務所前で、バヌヌ氏を迎える国際派遣団が行なったビジルで歌われた歌、「ピース、サラーム、シャローム♪」に日本語の平和を加えた次第です。最後にバヌヌ氏が書いた詩「ヒロシマ − 50年」を朗読しました。

残念ながら、翌19日、イスラエル政府の内務大臣がバヌヌ氏に対する制限措置の1年間の延長を正式に発表しました。
しかし、彼を忘れない人々が広島にいることをこれからも訴えていくつもりです。
この写真は世界の支援者、そしてバヌヌ氏の所にも送られました。