アムネスティって?

「アムネスティ」は英語で”恩赦”の意味です。 生きていく上で、最低限保障されるべき権利をうたった国連の「世界人権宣言」がすべて正しく守られ、実現される世界を目指して活動しています。

アムネスティ・インターナショナルの誕生は、1961年、ロンドンの弁護士が「人権侵害を防ぐには、世界的な市民運動で圧力をかけることが最も効果的である」と思い立ち、新聞に投書したことがきっかけとなりました。
その後、アムネスティの活動は世界に広がり、1977年にはノーベル平和賞を受賞しました。現在、160の国及び地域に約220万人の会員がおり、国連など国際機関との協議資格ももっています。

アムネスティは非政府組織(NGO)です。いかなる政治、宗教などからも独立して、不偏不党の立場で活動しています。人権状況を改善するため、国際人権基準に基づいて各国政府との対話も行ない、2003年に採択された統合戦略計画に沿って、次の7つの目的を持って活動しています。


1、 相互敬意を育み、差別をなくしていく。
2、 人権侵害の責任者を裁く。
3、 暴力を用いてもいないのに、自分の信念や信仰、人種、言語、性などを理由として囚われた「良心の囚人」の即時無条件の釈放を求め、死刑や拷問、失踪をなくしていく。
4、 紛争下の人びとの権利を守る。
5、 難民や移住者たちの権利を守る。
6、 女性の権利を守る。
,7、 経済的、社会的、文化的権利を促進する。


アムネスティ日本支部は1970年に設立されました。
2000年9月にはその活動の公益性を認められ、社団法人となりました。

現在、約100のグループ、約6000人の会員がいます。


アムネスティ・インターナショナル国際事務局

アムネスティ・インターナショナル日本


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