T.M.Revolution Seventh Heaven

2004年7月10日(土)広島貯金ホール   BY/coco

 

7月10日 いってきました。

そうです。あのタカノリが革命を起こす(直訳)という壮大な名をかかげた
あのT.M.Revolutionさんのライブです。

 

今日は生まれて初めてライブレポートなるものに挑戦いたします。

 

予備知識 その1:TMRは3月にSeventh Heavenというアルバムをリリース。
わたくしはこのアルバムを引っさげたツアー、
その名もSeventh Heavenの1公演に参加したのであります。

 

予備知識 その2:TMRバンドはVocal:西川貴教、Guitar:SUNAO、Guitar:柴崎浩、Bass:山田章典、Drums:淳士
の皆さんで構成されています。基本的にバンドサウンド+シーケンスです。

 

 

注意事項 その1:おわかりの通り、7月10日から早1週間以上たっておりますので、
ぶっちゃけ記憶が曖昧!ですのであしからず。

注意事項 その2:わたくしはなんちゃって音楽知識を有した自称アマチュアミュージシャンです。
わたくしの発言を鵜呑みにすることは多少危険でございます。

 

 

それでは、レポ。

 

なんか白い幕が落ちて西川登場。

 

1.Albireo

歌謡曲。イントロ聞いたとたんスキップボタン押したくなるような曲。
でもね、声聞いたら久しぶりの西川だーってうれしくなったよ。

*今回のライブはどうやらCDサウンドのイメージを崩さない程度にバンドアレンジされているようです。

 

2.Goin'

Albireoのカップリング曲だった模様。
CD音源を聞いたことがないのでCDと比べ様がないのだけれど、こーゆーテンションの曲、すきよ。
さして特徴のあるメロじゃないけど、最近のTMさんの歌にしてはキーが高くないのね。西川の低音すき。

 

3.Out of Orbit

ハッピーさわやか。
最後に主旋律をギター二人がハモリで。
こういうの聞けるのがツインギターの醍醐味だね。(ってちがうかしら)
だいたいどの曲でもスナオ氏がリードだったと思うけど、記憶曖昧。(わたしゃロックは専門じゃないのよー)
ライブ中は二人の手の位置をみてふんふーーんって納得してたけど、今となっては全く覚えてない。
あ。初めて新メンバー柴崎氏(元WANDS+元al.ni.co)の音をちゃんと聞きましたが、へーへー。
顔からしてスナオ氏みたいな音するんかなーって勝手に思ってましたが、やっぱ違った。あーゆー音なんですね!
言葉では言い表せませんが。

 

4.恋ニモマケズ

こんなオドケタかんじの曲はTMRさんにぴったりだね!
そういや、この曲でアッキーのかっちょえーベースソロ(チョッパー全開)があったけど、そこで西川が客に向かって
なんか叫んでアッキーのソロが聞こえねーよ!と思った記憶があるので、そこらへん西川ちゃんにぶーー!!

 

5.Engraved on the moon

CDではね、正直うーーんな一曲。
だってさ、Aメロ‐Bメロ‐サビがつながってないんだもん。すごい不可思議な曲。
それぞれのメロディは好きなんだけどね。
まあ、こんなこといっても結局ライブではそんなことどうでもよくなっちゃう。
ラストのアカペラ。
鳥肌。
声ふっといなー
ビブラートすげー太くてキレイだし。
あんな奥行きのある声出せるボーカリストはそんじょそこりゃにゃいないよ。
西川の声は、わたしにとって世界で1番男前で美しいのだー。

 

6.destined for...

確かCDで割と印象がよかった曲。
相変わらず浅倉氏特有の転調があれですが。
こういう熱唱系じゃないソフトに唄うバラードすき。
西川いい声もってんだから気張って唄わんでも十分よくなるんだよ。
まあね、西川の真骨頂は熱唱だからそれがあってこそいえることなのですが。
とにもかくにも、ほれぼれ。
ごちそうさまでした。

 

7.Meteor

こういうマイナーキーの熱唱系バラードは正直お腹いっぱいなんですけど、ね。
シーケンスのハモリにさらにハモってたとこがなんかゾクゾク。

 

8.ARTERIAL FEAR

ARTERIALなんて単語どこでみつけてきたんだろ?(この曲は西川氏作詞です)
わたし知らんかったわ。(どんせこんなもんです、わたしの英語力。)

 

anyway,

最近の浅倉デジタルサウンドに嫌悪感が顕著にでている私目ですが、この曲だけはデジタル万歳。
ライブサウンドは骨太ロックになってて◎
西川のボーカルと融合して更に◎
うわさのラップ(つーかあれはウィスパーー?)はシーケンスで。スキよ、あれ。くっさいかんじが。

 

・バンドソロ

カッコよかった。単純に。
TMRバンドってメンバーチェンジ数回してるけど、いっつもテクもったいいプレイヤーつれてくるよね。
あ、でもね、ベースのアッキーだけはかえないで。すごい好きだから、あのスタイル。(ってなんの話)

 

Wheel of fortune

CDだと待っていましたといわんばかりに本領発揮してらっしゃる西川ボーカル。
もう、これが俺の真骨頂だよといわんばかりに。
というわけで、ライブでも西川の男前ボーカル炸裂です。
あーゆーこぶしを利かせた唄い方好き。
かっこよかった。

 

joker

SHからの曲が多いなかでの昔懐かしい一曲。Triple Jokerに入ってた曲だから67年前の曲。
昔の曲は原型残らないほどアレンジするのが
TMR流。
なのでアレンジしまくり。イントロはなんの曲じゃーと思うくらいに。
個人的にこのアレンジ受けつけない。
なんかメロディがコードにのっかってないかんじがして耳がついてかない。
ってか西川唄うの難しいだろーに。
あ、でもね。ロックロックさせてたとこはよかったです。

 

・ウルワシキセカイ

”キワドイトコニフレナイデ”の部分をCDみたいにセクシーに唄ってほしかった。
それだけ
(笑)

 

Zips

この曲!
この
Seventh Heavenという数々の問題作が入った(笑)アルバムの中で最大の問題作!
最初聞いたとき、頭の中は???でいっぱい。なんじゃこりゃーってちゃぶ台ひっくり返しそうになりましたよ。
ロックとかポップスとかってそれでなくても短いのに、その中でこんな意味不明な転調をやたらされたら
耳が追いつかない。
かのりびけんさんが浅倉氏を転調の魔術師と命名しておられましたが、まさに!
(勝手に名前だしてごめんなさい、りびさん)
誰もこんな不可思議な転調好んでしないわな。
わたしの耳が古典的すぎるのかな?
よく西川はこの曲に
OKだしたなー。
唄い辛いだろううに。
ぐちぐち言ってますが、この曲のもつ雰囲気は好きです。

 

・Love Saver

基本的にSonic Warpのアレンジと同じだったかな??
間奏のあのフラメンコギターの部分は今回音が二つ聞こえたから、あー、スナオちゃんと柴ちゃんが二人で
アコギだかエレアコだかに持ち替えて演奏してんのかなーと思ったら、生音で弾いてんのは柴さんだけだった。
ライブではおなじみの盛り上がるアホみたいに激しい曲。

 

INVOKE

ガンダムだーー!(って一回しかみたことないけど)

 

・Tears Macerate Reason

CDで聞いたときはアレンジが好きじゃなくてしょんぼりしたけど、ライブだとここまで聞いた中で一番好きな曲。
TMRのメジャーキーのバラードって実は名曲揃い。
壮大なメロに壮大な西川ボーカルがのって
西川の声フェチにはたまりません!
素直に感動した。この日、ここにいてよかったとおもった。
クラシックっ子なわたしなだけに今度出るシングルのオーケストラバージョンは期待大!でございます。

 

アンコール

・群情

世間的にはゆずが唄ってそうなアコースティックな曲。
この曲、
CDでは最初の出だしの<こーえがー>の<こー>の#さ加減がどうも気になって耳につく。
西川みたいに元々自然に#になっちゃう歌い手さんは珍しいそうだけど、あ、でもそうね、確かに珍しいわ。
bになってる人は大勢いますが。(それを世間一般では音痴とよびますが)特にいっつも出だしが#になってること多いよね。で、それが特に耳障りになったということはないんだけど、この群情の出だしだけはわたしの許容範囲を越えていて、
正直耳につく。何が悪いのかな?そりゃ
in tuneで唄うのにこしたことはないんだけど、いつも一応許容範囲なのになぜ今回は?という疑問が。その前の曲のキーが耳に残ったまま、#で次の曲(群情)うたわれると前の曲とのキーの違いの何らかで気持ち悪く感じるのかな??何言ってんだかさっぱりですね!よくわかりません。誰かおしえてくらさい。

というわけで、わたしがプロデューサーだったらこの曲はサビからスタートでなく、Aメロからスタートにするわ。

で、感想。

ライブでは全くその出だしは気にならず。
こういうアコースティックな曲は単純にすき。
西川氏もギターもって、みんなでジャムってるかんじがほのぼのしてるし、演奏してる人も楽しそうだし
聞いていても楽しい。

 

ABORT//CLEAR

この曲大好き!
ロックンロール!

 

Web of Night

ウワサの日本版スパイダーマン2テーマ曲。
西川の英語がどうのこうのいってる方々が大勢いますが。
そりゃね、初聞きは正直、メロディが思いっきり和製なのも手伝って、単語がところどころ、あと 
I'm falling back into the web of night のとこしか聞きとれませんでしたよ。
でもね、
33年日本で生きてきて最近英語の勉強始めた人にものすっごいキレイな英語で唄われてもね、
ちょっとこっちとしては面目がたたないわけですよ。

何がいいたいかというと、こーゆー音楽において発音は関係なーーい!といっておきたい。

逆に英語を話したりしない人のほうが発音うんぬんにこだわるよね。そんな卑下することないのに。
英語がしゃべれるとすごいって思ってる人が多いけど、そんなたいしたことじゃない。

これでbjorkのことを引き合いにだしてみようと思ってたけど、婦人公論に先を越された。(笑)

話が長くなりそうなので、この曲に関してはまた後日。

 

ライブ、かっこよかったよ。

新曲がCD発売前に聞けるってのはおいしいな。
あと、あの吐息が生で聞けたのはよかった。(笑)

 

LEVEL

なつかしー。
どんなアレンジだったとか全く覚えてないなー。
なんか楽しかった、ということで。

 

Light My Fire

この曲はすごくいい曲だよね。

ライブの最後にやるために生まれてきたような曲だわ。
この曲を唄ってる西川は元気玉つくってる孫悟空にみえる
(笑)
みんなのパワーをもらってあの歌がでてくるんだよ。ほんとに。

 

西川貴教、生まれてきてくれてありがとう。
西川が生きているこの時代に生まれてきてよかったと思ったこの日のライブでございました。

 

全体評

わたしの席は後ろから3列目(だったかしら?)、わりとセンターより、という音楽鑑賞をするには最適な席だったので、
今回はほんとに最初から最後までつったって
(西川ちゃんが見たら絶対キレルわ!)西川ライブにひたっておりました。
そりゃね、前の方の席だったら踊り狂いますよ。大好きやもん、クラブで踊ったりすんの
(なんの話じゃー)

でも、今回はせっかく後ろの方だったので
音のバランスもいいし、浸らせていただいたわけです。

 

とにもかくにもTMRライブはすごいよね。
ホールなのにライブハウス状態だもん。
あれは感心。
でもみんな疲れんのかな?あんな腕ぱたぱたさして。すごいわ。

 

あ、もうひとりの新メンバー淳士クン(siam shade)

正直わたしドラムセットだけでパーカッショニストを評価できるほどの耳をもってない!
マリンバでもたたいてくれんとわからん。でもね、いいプレイヤーだと思うよ。楽しそうに演奏する人は好き。

 

結論

TMR最高。

これからも世間の流行の斜め上をいってください。

 

 

 

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