X−BASIC用 外部関数追加・削除関数  ADDFNC.FNC 野田 敏之  ADDFNC.FNCはX−BASIC起動後、外部関数ファイルを追加、削除す るための外部関数ファイルです。  ● セットアップ  BASIC.CNFに、  FUNC = ADDFNC.FNC の1行を追加しX−BASICを起動すれば、addfnc()、delfnc() の2個の外部関数が使用出来ます。  使用するBASICのバージョンは問いません。  ● ユーザーズリファレンス(X−BASIC取説風) ◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇  ADDFNC ADDFNC ───────────────────────────── 【書 式】 addfnc(fn) 【引 数】 str 【戻り値】 void 【機 能】 外部関数ファイルを追加します。   fn … 外部関数ファイル名   使用にあたっては「使用上の注意」を熟読して下さ   い。 【用 例】   サンプルプログラム 'ADDFNC.BAS' 参照 ◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇  DELFNC ADDFNC ───────────────────────────── 【書 式】 delfnc() 【戻り値】 str 【機 能】 addfnc関数によって追加した最後の外部関数ファイ   ルを削除します。   戻り値は削除した外部関数ファイル名です。   使用にあたっては「使用上の注意」を熟読して下さ   い。 【用 例】   サンプルプログラム 'DELFNC.BAS' 参照 ◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇  ● 使用上の注意  addfnc()、delfnc()を使用する場合は必ずその直前に「new」 を実行し、メモリ上にあるプログラムを消去して下さい。  何故メモリ上のプログラムを消去しなければならないかというと、X−BASIC はBASICのプログラムを読み込む時にプログラム中で使用されている外部関数を 外部関数ファイルを参照しながら中間コードに変換しているからです。  よって、  【BASICプログラムのロード】 ↓   【外部関数ファイルの追加】 の順では、BASICのプログラムで使用されている外部関数が中間コードに変換さ れない場合があるので、必ず「new」を実行し、メモリ上のプログラムを消してか ら、   【外部関数ファイルの追加】 ↓  【BASICプログラムのロード】 の順にして下さい(中間コードに変換されないということは、外部関数ファイルが登 録されているにも関わらず、その外部関数が使用出来ないということです)。  また、メモリ上にプログラムが残っている状態でdelfnc()を使用し、「R UN」や「LIST」を実行すると、   “△中間コードが異常です” というエラーがでる場合があります。これは中間コードがすでに削除された外部関数 ファイルを指定しているためです。  いずれの場合も、暴走などの最悪の事態には至ることは無いと思いますが、念のた め、  “addfnc()、delfnc()の前にはnew!!” を忘れないで下さい。  (なお、サンプルプログラムの「ADDFNC.BAS」、「DELFNC.BAS」はADDFNC.FNC以外の外 部関数ファイルを必要としないため上記のような症状は発生しません) このプログラムはフリーウェアとします。配布、改良、御自由にどうぞ。 (EOF)