━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ X−BASICでアウトラインフォントを表示する外部関数 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━  Zeitの書体倶楽部アウトラインフォントをX−BASIC上で使用するた めのサブルーチンです。また内蔵フォントを少し綺麗に表示する機能もあります。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 使用方法 ──────────────────────────────────── 書式 ot_open( fn1,[fn2] ) 引数 str fn1 フォントファイルネーム str fn2 〃 戻り値 int ファイル番号 機能  フォントファイルをオープンします。  第1水準と第2水準のフォントファイルを指定して下さい。 省略した場合は内蔵フォントが表示されます。  同時にオープン出来るファイル数は3つまでです。 書式 outline( x,y,st,h,v,[fo],pal,[mk],[m1],[m2] ) 引数 int x X座標 int y Y座標 str st 表示する文字列 int h 文字のX方向の大きさ int v 文字のY方向の大きさ int fo ファイル番号(OT_OPENの戻り値) int pal パレットコード int mk 文字間隔 char m1 文字の向き(90°単位) char m2 文字列の向き(90°単位) 戻り値 なし 機能  フォントを表示します。  文字列の座標は、文字列を回転させても常に左上の座標で指 定します。  ファイル番号を省略又は負数を指定した時は内蔵フォントを 表示します。  文字の大きさ・文字間隔は全角文字の値で、半角文字の時は 幅が半分になります。 書式 ot_close( [fo] ) 引数 int fo ファイル番号(OT_OPENの戻り値) 戻り値 なし 機能  フォントファイルをクローズします。  ファイル番号が指定されている時はそのファイルを、省略さ れた時はすべてのファイルをクローズします。 用例 10 screen 0,2,1,1 20 int f 30 f=ot_open("B:\VF_1G.FNT") 40 outline(0,0,"X68000",64,64,f,15) 50 ot_close() 60 end ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 使用上の注意 ──────────────────────────────────── ・もし、'データ領域?がたりません'とゆうエラーが出たら、プログラムの  DATAREA?の値を増やして再翻訳をして下さい。 ・今のところ、2バイト半角文字には対応していません。気が向いたら対応  させる予定です。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 最後に ──────────────────────────────────── ・このプログラムは、一旦BASICで作り自分でアセンブラに翻訳しました。  だからソースプログラムの注釈の一部に、対応するBASICの命令が入って  たりします。  もし、このプログラムの解析・改造をしようと思う人がいたらBASICのプ  ログラムも参考にして下さい。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 参考文献 ────────────────────────────────────  ZsFNT.X Oh!X 1992年6月号  X68000環境ハンドブック  68000プログラマーズ・ハンドブック (EOF)