比較表現 2

 
  C  more ・ most を使う比較級と最上級

   1.ふつう、2つのものを比べる比較級は -er 、3つ以上のものを比べる最上級は -est を
     つけて表しますが、形容詞(副詞)のつづりが長くなると、この方法が当てはまらなくなる
     ものがあります。

   2. その時には、比較級なら -er をつける代わりに原級の前に more 最上級なら
      -est をつける代わりに原級の前に the most をつけます。

   3. more ・ the most をつける形容詞(副詞)の例
        ●interesting (おもしろい・興味のある)   ●slowly(ゆっくりと)
        ●beautiful(美しい・きれいな)   ●popular(人気のある)
        ●difficult(難しい・困難な)   ●important(重要な・大切な)   ●famous(有名な)


    例 French is more difficult than English .  フランス語は英語よりも難しいです。

      Baseball is the most popular sports of all .  
            野球はすべての中で一番人気のあるスポーツです。



              覚えておくと便利な比較の決まり表現


比較級 (人) Who  } + ----- + -er , A or B ?
(物) Which
   または(more + 原級)

                 「AとBとでは、どちらが〜ですか」



最上級 (人) Who  }+ ----- + the + -est + in 又は of 〜 ?
(物) Which
         または(most + 原級)

                「〜の中で誰が(どれが)一番〜ですか」


   例 Who is younger , Ken or you ?  ケンとあなたとではどちらが若いのですか。
     I am .  私です。

     Which does Jane like beter , tennis or baseball ?  
              ジェインはテニスと野球とではどちらが好きですか。
      She likes tennis (better) .  野球です。

      Who can run the fastest in your class ?  
              あなたのクラスの中で誰が一番速く走れますか。
     Tom can .  トムです。

      Which is the most interesting book of the five ?  
              5冊の中で一番面白い本はどれですか。
     This book is (the best) .  この本です。 

       ※ ここではむしろ、問いに対する答え方に注意してみましょう。
          使ってある疑問の形で答えているのがわかりますね。 

              



  D  同級

   1. 2つのものを比べて程度が同じであるということを表す比較表現を「同級」と呼びます。

   2. 「同級」の表現をする時には、形容詞(副詞)の「原級」を使います。

   3. 同級のつくり方
         as + 形容詞(副詞)の原級 + as 〜
            「〜と同じくらい・・・だ」

   4. 「〜」には主格( I ・ he ・ she など)が入ります。

   5. 同級の形を否定文で使うと「〜ほど・・・ではない」という訳になるので注意しましょう。

    例  Emi is as old as I .  エミは私と同じ年です。
      Emi isn't as old as Fred .  エミはフレッドほどの年ではありません
      ( = Emi is younger than Fred .  エミはフレッドより若い(年下だ))


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