HP作成への長すぎる道のり  その1  にゃお、HP作成を決意する

   そもそもの発端は自分のPCをgetしたことから始まった。
   それまでは主人と共同でPCを使っていたのだけど、仕事先へPCを持っていくことが多くなり、
   にゃおが自由に使える時間が極端に減った。 自分のPCが欲しいと思い出したのはその頃から。 
   でも高価なPCを一年の間に2台も買うなんて、ちょっとムリかも。 
   そんな時、BIGチャンスがおとずれた。 あろうことかPCをクラッシュさせてあわや、購入当時の状態に
   もどさなければならない事態を招いてしまったのだ。 主人の大切な文書書類が無事だったのでよかった
   ものの、すっかりにゃおはPCを使うのが恐ろしくなってしまった。 
   だけど掲示板にはレスをしたい。(この頃にゃおは掲示板だけをネット上に持っていた) 
   折りしも秋のバーゲンセール期間。 新シリーズが特別価格で店頭に並んでいる。
   にゃおはある朝、電化店でのバーゲンのチラシを見ながら、ごくさりげなく言った。
   「今日、ちょっと行ってPC見てくるから」
   自分用のPCを買いたいということはずいぶん前から匂わせておいた。 
   にゃおには主人の仕事の都合上、PC内に何か保存することは許されていなかった。 
   だから例えHPを作りたくても実行に移すことは
   極めて難しく、その辺のことも主人に自分用のPCが欲しい理由だということは言ってあった。
   始めは「PCがどれだけ高価なものがわかってんの?」とにべもなかった主人。 
   それ以後、買いたいという言葉を一切出さなかったにゃおに対し、その頃は自分から、テレビ広告や
   新聞のチラシを見て「今がお買い特だよ」などと冗談とも本気ともとれないことを言うようになっていた。
   その日、にゃおはすでに心に決めてあったPCを購入してしまった。
   ただ店頭にその商品がすでに売り切れてなく、再入荷まではしばらく時間がかかるということだった。
   手ぶらで帰ったにゃおは、チラシを見せて、購入してきたことを告げた。
   「買ったぁ? あんた、見てくるだけって言いよったじゃあ(言ってたじゃないか)」と主人。
   「そんなこと言わんよぉ(言わないよ)。 見てよかったら買ってくるって言ったじゃん」とにゃお。
   (ここで皆さん、勘違いしないように。 にゃおは確かに「買ってくる」なんて言ってません。 この場合、
   主人が正しいのです
   主人はよっぽど真剣な内容の話でない限り、適当に聞き流す傾向がある。
   今朝のことだって、はっきり覚えてるわけじゃない。 そこに、にゃおの勝機があった。
   「そん時だって、別に反対しなかったじゃん」
   「うそぉ〜 ・・・そんなこと言ったかぁ?」といぶかる主人。
   「言ったじゃんよぉ。 もう忘れたん?」と強気に言い放つにゃお。 
   (しつこいようだけど、主人はそんな事言ってません)
   「そうかぁ・・・」
   「そうだよ!」
   ここで勝負あり。 どっちにしても買ったという既成事実があるんだから今更どうしようもないというもの。
   こうして約2週間という長い待ち時間の後に、にゃおはMy PCを手にした。
   そして、それと共にHP作成という第一歩を踏み出したのだった。 
   これがどんなに険しい道のりかだなんて知る由もなく・・・

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