HP作成への長すぎる道のり  その3  にゃお、地道な努力を重ねる

    自分のHPをアピールするためにも、何か目玉が欲しかった。
    その頃は、HPスペースをFTPソフトの要らない無料HPレンタルで借りようと思っていた。
    そこは、「趣味」だの、「ペット」だのとカテゴリーに分類されているところだった。
    自分のHPもどれかに属さなければならない。 けれど、本当に自分の望むカテゴリーがなかったので、
    無難に「主婦」のカテゴリーを選んだ。 でも、これじゃ、あまりにありふれててちっとも目立たないよ。
    HPを作りたかった一番の目的は、英語のページを作ること。
    結婚するまでやっていた中学生対象の英語の塾。 そのでのノウハウは、一線を退いていると、
    そうでなくても許容量の少ないにゃおの脳みそから容赦なくこぼれ落ちて行く。
    いかん・・・ これではいかんぞ! いつの日か現役に戻れることがあった時に、今のままではいけない。
    自慢じゃないけど、教え方には自信があった。 だけど、それも日々の積み重ねがあってこそ。
    英語のページを作ることで自分のカンも取り戻したかったし、少しでも誰かの役に立ちたかった。

    何を教える時でもそうだけど、英語での一番のポイントはいかに視覚に訴えるかということ。
    文法なんてのは、文字だけではなかなか伝わらない。 相手と対面しているのなら、
    いろんな表現方法で伝えることが出来る。 だけど、ネットのページで一方的に情報を送り込んで
    理解してもらおうというのは至難の業だ。 これはどういうことなんだろう? 
    こんな時はどうなるんだろう? 出来るだけ、相手にそんな疑問を持たせないようにしなくてはならない。 
    こうだから、こうなるんだと目で見て違いがわかるのが一番いい。 そのためには図や表が欠かせない。

    Word2000には「図形」という機能があって、作表から始まって、直線・曲線・矢印といったライン作成、
    その色・線の太さなど本当に簡単に作ることが出来た。 自分の思い描いたように画面に
    英語のページが出来上がっていく。 楽勝じゃん♪  気分も爽快。 
    さぁ、出来上がり。 なかなかいいじゃないの。 念のためにブラウザでプレビューしておきましょう・・・
    ん? あれ? あららららぁ〜?
    ブラウザで確認したページは、英語の行頭がちゃんとそろってなかったり、矢印がズレまくり、
    とんでもないところを指し示しているじゃないの。 とてもじゃないけど、見られたもんじゃないよ。
    どないしょ〜 ( ̄_ ̄♭)

    それから、ブラウザで確認しながら、ちょっとずつ、ちょっとずつの修正。
    特に矢印が自分の狙ったところを指すように修正するのが一苦労。
    右に一文字ずらして・・・ う! ずれすぎかぁ・・・ じゃあ、半角で一文字ずらすと・・・ うん、まぁまぁかな?
    ほんの2行を修正するのに1時間くらいかかったりして・・・
    この時ほどにゃおは自分がA型で助かったぁ〜と思ったのあった。

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