HP作成への長すぎる道のり その59 にゃお、またまたPCに入院される
※お断り:今回の記事内容は記録的なものとなっています。
読んでいても、面白くない可能性がありますのでご了承くださいm(__)m
それは、忘れもしない2003年4月22日(火)のことだった。
少し前からドライブディスクが、カタッカタッという音を立てるようになっていた。
素人ながらに変だ、おかしいと思いつつも、にゃおにはなす術がない。
この日もデフラグをして、PCの電源を落としたのだった。
翌23日(水)
PCの電源を入れるとエラーが出て立ち上がらない。 途中で固まったままになった。
Ctrl + Alt + Del でも動く気配がないから仕方なく強制電源切りを実行。
再び、電源を入れると、普通はScanDiskを実行してから立ち上がる。 だけどScanDiskの
途中で止まっちゃうのだ。 そして、メッセージ。
『この問題を解決するには Windows ScanDiskを実行してください。
Windows ScanDiskは プログラム→アクセサリ→システムツールから行ってください』
え〜と・・・?
いつものScanDiskとWindows ScanDiskとじゃ、どう違うっての?
ともかく、Windows ScanDiskってのを実行するためにはPCを立ち上げないとダメじゃん。
でも立ち上がらないんだよね。 これじゃ、sefeモードにすることすらできないぞ。
う〜 う〜 どうしたらいいんだ?(-_-メ)
にゃおは自分のPCを買った時にすぐ、『起動ディスク』を作成していたのを思い出した。
万が一の時は、ディスクから起動して中身を修復することができるようにということらしい。
さっそく、説明書を片手に起動ディスクからの立ち上げを試みた。
エラーが出て固まるってことは、どこかが悪いから。 少々のことだったらスキャンディスクで
自己修復できるはずだから、まずそれを試してみようっと。
すると、途中でピンという音が出て何やらメッセージが出た。
『クラスタ383760を読み取り中にデータエラーが発生しました。
クラスタスキャンをしますか』
なんじゃ? こんなメッセージは初めてだぞ。
だけど、この場合は『はい』を選択するしかないじゃん。
クリックすると、またカタカタとスキャン画面が動きだす。
しばらくすると、再び、メッセージ画面が出た。
『C:¥PROGRA~1¥COMMON~1¥ODBCファイル または ディレクトリが損傷を
受けていて現在使えません。 この問題を修正するには ScanDiskはこのファイル
または ディレクトリを削除して新しい名前をつけハードディレクトリに加えます』
ぬお?(−−b) 何、そのわけのわかんないファイル名は。 と、ともかく、傷ついてて
使えないわけね。 削除して新しくしないとダメってことね? だったら『はい』しかないよね?
『Updoファイルを作成しますか?(ScanDiskの変更を取り消したい時に使います)』
はぁ・・・ まぁ、やっちゃってください。
PCは勝手に作業を進めていく。
OK メディア ディレクトリ
OK ファイル アロケーションファイル
修正 ディレクトリ構造
修正 ファイルシステム
OK 空き領域
→ クラスタスキャン
どうやら、中身をチェックしてるみたいだな。
今度は画面の左半分に小さな長方形が集まった表が現れた。 この長方形のひとつひとつが
1クラスタに相当しているようだ。 ところどころに「B」という文字がついてる。
この辺はデフラグの時みたいな感じだなぁ。
ボンヤリ見ていると、新しいメッセージが出た。
『B 不良クラスタ
このブロックで表されるクラスタには現在一部が不良とマークがつけられています。
このブロックがドライブ中のScanDiskがまだテストしていない領域に表示された時は
その領域の不良クラスタは以前ScanDiskか他のディスク修復ユーティリティによって
不良とマークがつけられています。
ScanDiskはクラスタクキャンの実行中にドライブCの内容を保護しています』
む〜?
よく意味がわからんが、まぁ、いいか(~_~;) とにかくCの内容は消えないようにしてるってわけね。
さらにカタカタと音を立てながらPCが作業を続ける。
すると、また何やらメッセージが出た。
『ドライブCのある領域に保存されているデータはエラーを起こす可能性があります。
この領域からデータを読み取ることはできますが通常よりもずっと時間がかかります。
これはドライブのこの領域は信頼性がなくなっていることを示しています
影響を受けているデータをドライブCの損傷を受けていない領域へ移動するには
「修復する」を選んでください。 ScanDiskはその領域が今後データの
保存に使われないようにマークをつけます』
あらまぁ・・・ なんだか小難しい表現だなぁ。 どっちにしたって、この場合は「修復する」を
選ぶしかないもんねぇ。
にゃおは「修復する」をクリックした。
カタカタカタ・・・
不良クラスタ 453076→¥ファイル
453078
453083
453086 頻繁にアクセスされている場合は
453087 性能が向上する可能性があります。
453088
453089
453090
これ、なんだ? このクラスタが影響を受けているデータってこと?
今、これを損傷を受けていない領域に移動してるってことなのかな?
しばらく眺めていると、またメッセージ。
『ドライブCの少なくともひとつの領域は物理的な損傷を受けています。
このような損傷は電源が切れたためなど他に影響しないエラーによるものである可能性が
ありますが、多くの場合、これは近い将来ハードウェアのエラーが起こるというサインです
すぐにファイルをバックアップして下さい。 ファイルをバックアップする方法について
詳しくはWindowsヘルプを参照してください
しばらくの間はScanDiskを毎日実行するようにしてください。
これ以上物理的なエラーが起こるようであれば、このドライブをコンピューターウェアの
技術者にチェックしてもらってください』
がび〜んΣ( ̄□ ̄;)
なんだよぉ〜 これって、今やってる作業じゃ、完全には直らないってことね。
そりゃ、そうだわな。 傷ついた場所があるわけで、そこを避けて一時避難させてる
ようなもんだもんね。 これが終わったら早速、ファイルのコピーを取っておかなくちゃ。
もう、にゃおの頭にはPCの入院がちらついていた。
この状態じゃ長持ちはしないだろう。 今ならPCの無料修理期間だからハードディスクを
取り替えてもらった方がいい。
カタカタカタ・・・
『ドライブCに以下の問題が見つかり修正されました。
※1個の無効なディレクトリエントリが削除されました。
(削除し修復)
※1個の破損クラスタがファイルとして保存されました。
(破損クラスタはデータは含んでいないファイルへはリンクされていないドライブ内の
領域です。 このクラスタの内部にFILEnnnn.CHKという形式の名前
(例えばFILE0003.CHK)のファイルとして保存しました)
※8個の不良クラスタがパッチされました。
(不良クラスタが原因でそのクラスタに保存されているファイル又はディレクトリは
使用不可能になっています。 影響を受けるファイルやディレクトリをドライブの
安全な位置に移動して不良クラスタを修復します)』
ひぃぃ〜 わけわからんぞ。 なんか日本語もおかしいし。
とにかく、修正されましたってんだから、いいのかな?
カタカタカタ・・・
『ログ→ログファイル作成日時 04/23/03 10:04:41
ディレクトリ構造
ディレクトリエントリ C:¥PROGRA~1¥COMMON~1¥ODBLの
最初のクラスタが無効です。 ディレクトリエントリを削除しました』
うわああん、なんなのこれ。 さっきから度々出てくるディレクトリエントリってなにさ。
わかんない、わかんない、わかんないよぉぉぉぉ(T_T)
『●アロケーションテーブル 問題なし
●ファイルシステム 破損クラスタが1個ありました。
破損クラスタのチェーンはファイルとして保存されました。
●クラスタスキャン クラスタ453076はタイムアウトです。 もうすぐエラーになります。
¥ファイルは現在クラスタ453076を使用しています。
クラスタは正常にパッチされました。
(以下、上で出た不良クラスタについて同じ説明が出るので省略)
↓
C:¥SCANDISK.LOGに保存』
カタカタカタ・・・
カタカタ・・・
カタ・・・
・・・
ハードディスクの音が止む。
新しい画面は出てこない。
どうやら、終わったようだC= ( ̄ー ̄;;)
ふぅ〜
にゃおは、まずログが保存されたというファイルを確かめてみた。
エクスプローラーから探すと、確かにある。 うん、よし。
次に大切なファイルをコピーしておかなくちゃ。
フロッピーにコピーしたり、HPベースに転送しておく。 よっし!
今日はここまで。 疲れたぞぉ〜 (((o_
_)o
4月24日(木)
この日は主人が休みで家にいることもあって、あまりPCを触ることはできなかったけど
それでも、最後にはきちんとWindows ScanDiskをして電源を切った。
4月25日(金)
用事がひと段落してから、PCに向かうにゃお。
電源を入れると、カタッカタッ・・・とあの不気味な音がする。
あ、昨日より音が悪いぞ。 やばいかもしれん( ̄_ ̄♭)
やっぱり途中で止まっちゃた。
『Windowsの保護エラー Vn?デバイスを初期化中』
ほらぁ、また訳のわかんないことを・・・(-_-メ) なんなの、それ?
おまけにsafeモードにしても立ち上がらない。
こりゃ、おとといみたいに起動ディスクから立ち上げるしかないな。
だけど、この分だと、きっと起動ディスクから立ち上げたって同じように長々とクラスタスキャンから
始まって、ああだ、こうだと長ったらしいメッセージが出るに決まってる。 近い将来ハードウェアの
エラーが出るって言ってたじゃん。 近い将来どころか、すぐだったけどさ(苦笑)
にゃおはあきらめた。
こんなことで時間をつぶすよりは修理に出してハードディスクを交換してもらう方がいいや。
子供を保育所に迎えに行った足で、そのまま家電店に向かい、症状を話した。
もちろん、今回のエラー騒動で出た時の詳細なメモも添えて。 こうすると修理する人も
ある程度、原因をつかみやすくて助かるんだって前に聞いたことがあるんだよね。
サービスカウンターで応対してくれたおっちゃんが、試しにその場でPCを立ち上げようと
してみたけど、やっぱり上手くいかない。 あっさりと「ハードディスクですね」って
言われちゃったよ(~_~;)
それにしてもハードディスクを交換するのってこれで3回目だぞ。 ほぼ毎年、交換してる
ようなもんじゃないのさ。 やっぱ、機械のアタリが悪いのかねぇ?
にゃおはその辺のことを、おっちゃんに相談してみた。
おっちゃん:「ハードディスクは作動するたびに上下からCD−ROMのような形の
円盤を挟みますからねぇ。 どうしてもその時に磨耗したり傷がつくんですよ。
それからノートだと、どうしても持ち歩く時の振動なんかでディスクが
傷つくこともありますしね。 別に1年で壊れたから耐久性が悪いとかって
ことはないんですよ。 消耗品ですからね」
ふうん、そうなんだ。 でも、にゃおのはノートって普段は机に置きっぱなしで移動したり
しないんだけどなぁ。 主人のノートだったら、しょっちゅう仕事に持ってったり家でも
場所を変えたりするから納得行くんだけどねぇ。
さあて、これから約10日間、またPCのない生活かぁ(~_~;)
目次へ 次へ HOME