HP作成への長すぎる道のり その9  にゃお、ネスケ導入に踏み切る

   HmEditというソフトはどうやらタグでHPを作成する人向きのものらしい。 これを使って
   ファイルを開くと、Wordで作った超複雑怪奇なソースがいくらか整理され、リンク部分とか
   テキスト部分が色分けされているからパッと見てわかりやすい。 これでリンクアドレスが「¥」に
   なっている部分を「/」に書き換えればネスケでも見られるようになるとのことだった。 
   このソフトには様々な機能があって、「ふぅ〜ん」「へぇ〜」「ほほぉ〜」と説明を読むと思うのだけど、
   さし当たってにゃおにはそれらの高機能を使いこなせるわけもなく、ソフト制作者の方が知ったら
   さぞかし号泣するだろうなぁ〜なんて苦笑いをしながらも、一つ一つ変換作業をする。
   だけどこれが並大抵のことではなかった。 なにげに作ってあるHPだけど、こうして改めて見ると
   よくもまぁ〜これだけあちこちにリンクが張ってあるもんだと感心しちゃうくらい。
   アドレス部分はピンク色になるように設定してあったので、だいたいこのあたりだったなと見当をつけて
   見るとすぐに見つかってとっても楽だったのだけど、なにせ数が多い。 最低でも一ファイルに一つは
   リンクがある計算なのだ。 考えただけでも気が遠くなる。
   始めのうちは快調に進んでいた作業もだんだんと集中力が途切れてくる。
   右手でほとんどマウスを握りっぱなしでカチカチやるので右人差し指の筋が固まったようになる。
   そんなになるほど力を込めなくてもいいんだけど、夢中になるとついつい力が入っちゃうんだよね。

   二日かけてなんとかリンクアドレスの変換作業を終えた。 
   やったあ〜 ふぃ〜  コリコリいう肩を回しながら地道な作業をやり終えた満足感に
   思わず一服・・・でも、にゃおはタバコは吸えないので、冷たい牛乳をぐびりと飲んだ。
   ぷは〜 まるでビールを飲んだかのように息を吐き出して口のまわりを手の甲でぬぐう。
   これをUPすればいいんだ。 やったなぁ〜 HmEditさまさまだぜ♪

   翌朝、FFFTPソフトで転送。 そしてネスケブラウザの人にその旨をお知らせして、
   ちゃんと見ることができるか教えてくれるように掲示板に書き込んだ。
   でも・・・ これから先もWordで作る限り、この作業をしなくちゃいけないんだ。
   それはいいけど、その度にネスケの人に「見える?」って聞くのも迷惑な話。
   ネスケ・・・かぁ・・・
   HmEditを教えてくれた人は同時にネスケがダウンロードできるHPのアドレスも
   教えてくれていた。 ちょっとのぞいてくるかな? あるある。
   なんじゃこれ? 同じネスケをダウンロードするのにアメリカネット経由だのヨーロッパネット経由だのと
   いろいろある。 日本ネット経由ももちろんあった。 うむむ〜 どこからダウンロードしてくれば
   いいのじゃ? 教えてくれた人はヨーロッパネット経由で落としたって言ってたなぁ。
   どれでダウンロードしても同じだよって言ってたけど、それじゃ、なんで日本ネット経由じゃないの? 
   なんか訳があるのかなぁ? なんだか不安。 でもこのままじゃ、ダメだよね。
   大丈夫だよね? 今までも結構いろんなものをダウンロードしてるもんね?
   臆病にゃおは清水の舞台の欄干に片足をかけた。

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