それにしても、いろいろあるものです

     今年も、無事に稲刈りは終了した。 台風が何度も来たけど、大きな被害もなく、刈り入れが
     遅かったから、少しお米の質が落ちたけど、それでも26袋とくらいは収穫があった。

     ああ、これで終わったぁ♪
     と思うところなのだけど、やっぱり、これだけじゃ、終わらないのだった。
     田んぼは終わったけど、いろんな用事が出てくる。

     まだまだ暖かい季節だから草も伸びる。
     最後の草刈りだと畦(あぜ)の草を主人が刈り、それが乾燥したら、集めて畑に寒さ避けに
     撒いたり、来春用の肥やしとして取っておく
     庭木の剪定を主人がするというので手伝う必要もある。 剪定そのものは主人がするから
     にゃおは切り落とされた枝葉を集めて田んぼに運ぶだけなのだけど、太い枝などは、運べば
     やっぱり重いし疲れてくる。 それも、主人が自分のペースでするのだからたまらない。
     いつまでもゴロゴロと寝ておいて、昼過ぎになってから、「やるぞ」と言ったりするのだ。

     あのさ、だったら、そう、始めから言ってくれないかな?
     あなたは、それまでグースカ体を休めてるからいいけど、にゃおは、それまでに子供を保育所に
     送って行ったリ、買物をしたり、庭の草取りをしたりしてるのさ。 やっと昼からは少し休憩するぞって
     思ってるのに、むっくり起きて、そりゃあ、ないだろうよ。 そうと、わかってたら、にゃおは
     少し自分の体力を温存しておくのにさ。

     何しろ、前出の「絶不調」でも書いた通り、今年は夏の終わりからずっと体調が悪い。
     無理をすると喘息の咳が出て、夜も眠れなくなるくらい苦しいのだ。 暖かな日中は少し咳が
     出るのも和らぐから、この時期、夜に十分、睡眠が取れないにゃおには、午後のひと時、
     横になって仮眠を取る事が必要だった。
     怠けていると言えばそれまでだけど、自分の調子は自分が一番わかるものだし、それから
     考えると、無理をするのは避けたい状況だったのだ。

     さらには、少し、庭木の整理がしたくなったのか、植木をあちこちに移動させ始めた
     今日は、この木を、あそこに移植しよう。 今度は、この木をこっちに。 この木はもう要らないから
     掘り起こして田んぼへ捨てよう。 などなど・・・ C= ( ̄ー ̄;;) ふぅ〜

     そうかと思うと、蔵の前のスペースを、ちょっとした花壇風にしたいと言い出して、ホームセンターで
     道路の歩道用に使う『歩車』と呼ばれる細長いコンクリート製の石を購入してきて、それを
     設置する作業をしたりした。 重いのよ、『歩車』。 にゃお1人に運んで来いって言うなよ。 
     十何本もあるんだぞ。 なんで今年は、いつもやらない事ばっかりするんだろうなぁ。 (~_~;)

     相変わらず、庭には雑草が生える。 お盆過ぎに植えた畑の作物も世話しなくちゃいけない。
     タマネギの苗も植えておかなくちゃ。 農閑期っていうけど、忙しいもんだ。
     にゃお家のように、お遊び程度の状態で、これだけ苦痛に感じるんだから、本格的な農家の
     人は本当に大変なんだろうな。 にゃおには勤まらないよ。 絶対に。

     全国の農家のみなさん、アンタは偉い!!(誰が使ったフレーズだったかな?)

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