無人「さて、今回は、両ゲームの担任におこし頂きました。」
石橋「相沢祐一の担任の、石橋です。」
茂雄(以下髭)「折原浩平の担任の、茂雄と申します。」

無人「さて、討論の内容は、『どちらが優れた教師か』と言う事です。
では、石橋先生からどうぞ。」
石橋「と、いわれましても・・・。教師同士でそんな事を決め合っても・・・。」
髭「そうですね。教師に言い悪いは決めれる物ではないと。」
無人「あー、言い忘れていましたが、この討論の勝者には、
次期教頭の座が用意されております。」
石橋「そう言えば茂雄さん、あなた、聞いた所によると、
『生徒の半分がペンギンになっていても気づかない』らしいですね。」
髭「それは、ただおおらかだってことになりませんか?」
石橋「だからと言って、生徒の半分がそうでは・・・。
しかも、制服を着ていない人物には恐ろしく厳しい。
おおらかじゃないね。」
無人「(性格が変わったな。)では、茂雄先生からは何かありますか。」
髭「そうそう、あなたのクラスの相沢でしたか。
ホームルームのとき、二日目には、もう逃げ出していたそうですね。
教師として、それはきちんと指導しないとね。」
石橋「確かにそれはそうですが・・・。」
髭「あ、出番の少ないあなたには不可能な事ですか。」
石橋「(ムカッ)それを言うなら、あなただって同じでしょう。」
髭「こう見えてもこちらは、
あるシナリオではキーパーソンに近い存在でしたから。」
石橋「そう、『悪役として』、ですけどね。」
髭「まったく、設定もくそも無いような男が。」
石橋「それもあなたも同じでしょう。」
髭「ふん、まだ顔が推察できたり、性格が分かっている分、こちらの方が
その点では有利でしょう。」
無人「(髭の方が押してきたな。)」
髭「あなたは途中から校長に役を取られていましたね。」
石橋「ぬっ!」
髭「自分のクラスに窓ガラスが割れたときにいた生徒が居ながら、
その生徒を指導する機会を与えられなかった。」
石橋「ぐお・・・。」
髭「ま、前半にしか登場する所が無いからね。
後半までフルに出番がある私には敵わないって事ですよ。」
石橋「ぐあぁぁぁぁぁぁぁぁぁ(ドサッ)」
無人「勝者、茂雄先生っ!」
髭「はははは、勝った。」
無人「いまだにのた打ち回ってキューキュー鳴いている石橋先生は置いといて、
茂雄先生、勝因は何ですか?」
髭「それは、サブキャラか、チョイキャラ崩れか、って事でしょう。」
石橋「キュッ(死んだ)」
無人「なるほど、それでは、またお会いしましょう。」

 

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