3次元CADとは?


CAD(キャド)は、”コンピュータの支援による設計”を意味しています。
設計=設計図と考えれば、それは紙に画を描くための道具とも解釈出来ます。
紙が2次元なのだから、CADが3次元でも意味がない…そう考えるのが普通かも。
CADに従事している方の大半は、おそらくその様な感覚をお持ちだと思います。
そして、3次元CADが厄介な道具だという感覚も持たれていると思います。

単純に2次元CADと3次元CADを比較すると、
1.コマンドの数が増える。
  (覚える事が増えてしまう。)
2.座標系という概念が加わる。
  (Z値に対する考慮が増える。)
3.一本の線に対する、考え方が違う。
  (操作が複雑。)

等の違いが有り、今更3次元CADは要らない…と言う事になるようです。
でも、上記の項目は本当に短所なのでしょうか?
短所が長所という言葉も、人間の性格にだけ当てはまる事では無いのです。
だとしたら、変な誤解が、皆さんを3次元から遠ざけているだけかも知れない。





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