あれれ…^^;自己紹介



皆様から頂くお便りに”あれれ…^^;さんは、向島の○○会社の人?”との誤解が多いようです。
確かに、尾道市の向島に住んでいますし、○○会社の方々を存じています。
しかし私は、○○会社の社員でも無ければ、他社の会社員でもありません。
それ故、特定の会社の方々にご迷惑がかからない内容作りを念頭にしています。
それでも誤解が有ると悲しいので、正直に自分の紹介を致します。
(ちなみに、あれれ…^^;の出身地は、九州の若松…へなちょこでも九州男児です。)


<<あれれ…^^;のお仕事>>
橋梁原寸に関わる仕事を、始めました(SOHOです)。
10年来、とある会社で橋、鉄骨、船の生産設計資料の作成を行っていました。
(鉄骨・造船の生産設計業務も、依頼が有れば受け付けます。)

夢は、システム運用サービスと3次元CAD処理をメインに橋造りです。
でも、橋梁原寸システムは高価なので、個人での購入は不可能です。
計算用のデータを作成後、ネットで計算出来たらいいな!!と思っています。

<<あれれ…^^;のスキル>>
元来が、システムエンジニア志望だったので、コンピュータソフト業界の実状は知っています。
(これでも以前は3年程度、システムエンジニアで食っていたことも有るので…。)
旧通産省の情報処理1種も合格しましたが、今は宝の持ち腐れ。
(橋梁に関わるならば、土木に力を入れるべきだったかも…。)

橋梁の経験は、約10年…ちなみに昭和34年生まれです。
それ以前は、自動車のプレス金型作成の3次元モデリングとNC化がメインでした。
最初にCADとCAMの違いも分からない私の作ったデータで、金型を加工した係長は凄い人です。
おかげで、一時期はグループ会社の中では誰にも負けない自信も有ったのですが…。

ソリッドモデリングが賑やかな現在でも、サーフェイスモデリングは重要な手法です。
ある意味、橋梁のモデリングもサーフェイスで良いと思うのですが…。


<<あれれ…^^;の手掛けた橋>>
<CADによる手原寸>

最初は、ペデストリアンデッキ…勿論、CADが主流の手原寸です。
”橋梁への登竜門は歩道橋”とは良く言ったもので、今でも”ペデ”と聞くとピクッ…です。
本四連絡橋では、トラスの弦材、吊橋の主塔、斜張橋の横梁を手掛けました。
部分原寸がメインになるので手掛けた橋の数も50橋前後と思いますが、手離れは良いです。
一番苦労したのはアーチ橋の隅角部です。
経験が浅く、型鋼をひねったモデリングをしていることを知らずに納品してしまいました。
(○○会社様…申し訳有りませんでした。)
あんな想いだけは2度としたくないものです。


<汎用システム原寸>
汎用システムを使って一橋の原寸を行い、客先の仕様に合致した資料を納品するのは大変な作業です。
最初は鋼床版でしたが、さすがに最後には体調を崩してしまいました。
線形の照査から始まって曲げ部材の手配、主材の仕上げ、2次部材の取材、工作図の作成…。
プロジェクトリーダーなんて名ばかりで、あれもこれも任せられない辛さを味わいました。
鋼床版に限らず箱桁でも鈑桁でも橋脚でも、何でも出来る汎用システム運用は、一人では不可能です。
私も上部工やら連絡橋やら20橋程度こなしましたが、一度として誤作の無い工事が有りません。
(お世話になった担当者の方々…申し訳有りませんでした。)
ちなみにキャンバーの設定値を間違うなどという信じられない誤作を経験すると、人間不信に陥ります。
汎用システム原寸は、頼れる人材が最低3人居ないと回らない作業だと今にして思います。


<専用システム原寸>
このホームページでは橋梁原寸一貫システムとしてミプソンを紹介していますが、これは優れています。
最初に手掛けたのは剛結梁と取合う箱桁でしたが、とても勉強になりました。
(担当者の人には、ここまで育てて頂き大変感謝しています。)
初めて一橋の計算を任されたのは鈑桁でしたが、大きな誤作は報告されませんでした。
箱桁と鈑桁専用ですが、システム運用は一人です。
最大で1ヶ月3〜4橋、かれこれ5年以上になるので、50橋は手掛けたでしょうか。
一番苦しかったのは、箱桁の増設工事でした。
どうやっても、CLデータのマスターファイルが出来ないのに、客先から納品催促の電話。
”ピキッ”と音が聞こえたようで、頭の中が真っ白になったのを覚えています。
それでも頑張れば、もの凄い物量の原寸資料を一人で作れる魅力は格別です。
橋梁原寸に携わる方々に、一度は経験して頂きたい充実感が、そこには有るのです。


<<あれれ…^^;のこれから>>
このホームページではプロダクトモデラーとしてプロブリッジを紹介していますが、これは凄いです。
頭の中で考えるだけではなく、橋の構造を目で確認しながら原寸を出来るのですから…。
これからは3次元一貫システムの時代がやって来ます。
でも、これを主流にするための開発費は、どこの企業でも厳しいと思います。
そんな時に、共に考え、高めていけるパートナーになれれば良いなと思っています。
(要は、フリーのシステム運用業が目標です…実験台でも構わないので。)
個人なので、時間チャージも安く設定出来るし、トンいくらでは計れない物も有るのです。

問題は、設備投資が出来る程の資本が無いし、操業度が安定しないこと。
パソコンと3次元CAD、レーザーショット、コピー機はようやく揃えました。
それでも年間で3ヶ月仕事が無ければ、その分をどこかで補わなければ生活も出来ません。

そんな商売が簡単に出来るのなら誰もがやるのでしょうが、誰もやってないのも現実です。

でも、IT革命の目覚しい現在、SOHOでのシステム運用は可能になると確信しています。
”それは面白い!”と思われる方、是非、ご意見下さい。
何人かが集まれば、汎用システムの運用も可能なのだから…。

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