3次元原寸の流れは、およそ以下のようになります。

1.3次元線形データの取り込み
完成時の線形データを上流工程から入手。
CAD上に座標ポイントを発生させる。
2.部材定義
主桁ウェブ、フランジ、SPL、補強材、断面部材等の基本形状を定義。
定義した基本形状を、座標ポイント上に張り付ける。(モデルの作成)
3.施工情報の付加
キャンバー、溶接縮み等の情報を管理ファイルに設定する。
4.干渉計算
定義した部材同士が干渉していないかを自動照査する。
5.展開計算
3次元上に定義された部材を二次元情報に自動展開する。
鉄板がロール(2次元)であるため、3次元から2次元に変換する必要が有る。
6.CLデータの作成
展開した2次元データから、切断・孔明け等のCLデータを生成する。

CADを使用して視覚的な判断を行いながらの作業なので、慣れれば楽に行えます。
問題は、誰がモデルを作り、チェックするか・・・です。

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