2021年 1月
2021年 2月
2021年 3月
2021年 4月
2021年 5月
2021年 6月
2021年 7月
2021年 8月
2021年 9月
2021年10月
2021年11月
2021年12月
<<あれれ…^^; 2021年12月のひとり言>>
_/_/ 先日、私たち夫婦にとっては3人目の『孫』が誕生したのですが、
_/_/ 『叶向くん』って、皆さんは日本語に翻訳出来るでしょうか?
_/_/
_/_/ 今年はコロナに始まりコロナで終わる一年かと思っていたのですが、
_/_/ 師走を迎えるこの時期に成ってからドタバタが続いてしまい、
_/_/ やらなきゃ…、やらなきゃ!って思っていることが続々と後回し。
_/_/
_/_/ こんなことでは年も明けてから『あっ、年賀状!』じゃ無いですが、
_/_/ 忘れていたままの方が幸せなそうな失敗も、起こしてしまいそうです。
_/_/
_/_/ なんだかドタバタするだけで、焦りのようなものさえ感じるこの頃ですが、
_/_/ 2021年もあと一ヶ月を残すのみと成りました。
_/_/
_/_/ 皆さまは着実に『年越し!』の準備など、進めて居られるでしょうか?
_/_/
_/_/
_/_/
_/_/
_/_/
_/_/
_/_/ ちなみに、弊社の操業度が上向いたのは、いつ頃からだったでしょうか?
_/_/ 確か客先から海洋構造物の原寸依頼を請けてからだと思うので、10月の中旬以降だと思うのですが、
_/_/ 暇さえ有れば仕事をしている……と言うのか、納期、納期で追い捲くられていると言う訳でも無いのに、
_/_/ なんとなく忙しいンですよねぇ。
_/_/
_/_/ こういうのを『嵐の前の静けさ。』と言うのか、『心頭滅却、火もまた涼し!』なのかは分かりませんが、
_/_/ 今期も通年では赤字になりそうなので、最後くらいは帳尻合わせの悪足掻き?
_/_/
_/_/ 10月の下旬に終わった海洋構造物の次は耐震補強。
_/_/ その後は2件続けて落橋防止の原寸作業が有って、11月の下旬からは上部工の箱桁案件。
_/_/ この案件の作業には、かなりのロングスパンが予想されているために、現在は『焦らないけど気忙しい。』訳ですが、
_/_/ 順調なら年の瀬の直前には『年末の恒例案件!』耐震補強も追いかけて来る予定。
_/_/
_/_/ まぁもうこれって、ひとえに『客先へ感謝!』としか言いようも無い繁盛ですが、
_/_/ ほんのつい数ヶ月前……、夏の初旬頃までは、本当に暇、ひま、Himaな状況だったのです。
_/_/
_/_/ それがここまで忙しく成ったのだから、どこかの時期かに何らかの転機は有ったのだと思うのですが、分からないンですよねぇ……。
_/_/ そんな状態だから、逆に『いつ、暇に成ってしまうのか?』も分からない。
_/_/
_/_/
_/_/ 一体全体この先に、何が有るのかは分からない。
_/_/ そんな漠然とした不安を感じているのは、おそらく私だけでは無いのでしょうねぇ。
_/_/
_/_/
_/_/
_/_/ そんなこんな『やっぱり今年もコロナ禍の影響は大きかった!』と認めざるを得ない一年も終わろうとしている訳ですが、
_/_/ やっぱり気掛かりなのは来年以降の世相ですよねぇ……。
_/_/
_/_/ 10月になってようやく解除された緊急事態宣言も、いまだにどこかしこ、影は落としているようですし、
_/_/ 『オミクロン』だったかな?の、うわさ話も明るいはずは有りません。
_/_/
_/_/ ここ尾道でも『感染者ゼロ』の日は有るものの、街中では相変わらず『マスク姿』の人ばかり。
_/_/ 私だって客先へ出向く際は、必ず検温と『マスク』が必須条件ですし、スーパーでのお買い物も消毒とマスクはワンセット。
_/_/
_/_/ こんな状況が、すでに2年近くも続いている訳ですが、これが当たり前のような風景に成っちゃったこと自体、重症ですよねぇ……。
_/_/ 勿論、2年前に現在のこの街の風景を予想した人など居なかったはずですが、
_/_/ こんな異様な景色を、今は大半の人が『当たり前』だと感じているわけだから、やっぱり『変』ですよねぇ。^^;
_/_/
_/_/
_/_/ まぁ、私も『変』だとは思いつつ、じゃあどうすれば良いのか?の問いには答えられないので、
_/_/ ここは『世間様』が大勢乗った大船の片隅に座り『機を見て敏!』を量るのみ。
_/_/
_/_/ でも如何な大きな船だって、やはり定員って言うものは有るのでしょうし、
_/_/ 大海の真ん中でも、浸水とか始まれば『ここで降りろ!』と言われることも有るでしょう。
_/_/ 多かれ少なかれ物事に『リスク』は付き物ですし、それならば多少の危険は覚悟の上で、立ち寄った港街で下船する?
_/_/
_/_/ そんな選択肢だって有るかも知れない……。
_/_/
_/_/ やっぱりどこかの時点では『攻め』に転じるべきなのでしょうねぇ……。
_/_/
_/_/
_/_/
_/_/
_/_/ ……と、外出することが前提の『お遍路』を正当化するために云々を言うつもりも無いのですが、
_/_/ 一応、11月の第3週の日曜日(21日)に、無事、結願を迎えることが出来ました。(^.^)/~~~
_/_/
_/_/ まぁ10月末の時点で88ヶ所は残り10、別格は残り2だったので、
_/_/ 結願は時間の問題……の状況ではあったのですが、それでも四国までの往復は、やはり2度必要でした。
_/_/ (10月第1週の日曜日に88ヶ所の79番天皇寺〜84番屋島寺と別格の19番香西寺。
_/_/ 第3週に残りの85番八栗寺〜88番大窪寺と別格20番の大瀧寺への参拝と成りました。)
_/_/
_/_/ 第1週は、香川県でも瀬戸大橋を渡ってすぐの坂出市〜高松市周辺のお遍路だったので、
_/_/ 急げばもう2つくらいは参拝出来たのですが、次回に5つくらいの遍路先を残しても、結願は必至。
_/_/ 実は坂出市には一年前から立ち寄りたかった『お店(石材店)』も有ったので、
_/_/ 『まぁ、ここまで来ての強行軍は要らないンじゃない?』みたいな感じ。
_/_/
_/_/ でも結果的には立ち寄る予定のお店を探したり、83番一宮寺で日曜市のうどん屋を探すのに手間取って、
_/_/ (お店では店員さんの説明を一時間近く聞きましたし、うどん屋さんは結局見つかりませんでしたし……。)
_/_/ 屋島寺での参拝を終えた3時過ぎには、11月の初旬としては寒過ぎるような風も吹き始めて居ました。
_/_/
_/_/ ちなみにその『屋島寺』とは平家物語でも有名な源氏と平氏の古戦場を見下ろせる『屋島』に位置しているので、
_/_/ 次の八栗寺は、古戦場を挟んだ目の前の山の上。
_/_/
_/_/ 『目の前に次の目的地が有る!』という事は、次回はまた『ここまで戻って来る!』ということを意味します。
_/_/ 結局のところ『お遍路』って合理的なものでは無い……と言うのか、計画性を競うものでも有りません。
_/_/
_/_/ 『そうか、また栗林公園の近くを通ることに成るわけか……。』みたいな虚脱感を抱えつつ帰宅をする訳ですが、
_/_/ 帰宅後はすぐに、残った5つのお寺の調査をしてしまう訳です。
_/_/
_/_/ そんな私なので、近所の先輩からは『お前のことだから、お遍路も調べ尽くしてやっているンだろうな。』と笑われる訳ですが、
_/_/ 計画?……とかは、それをどれだけ綿密に立ててみても、やっぱり机上の空論です。
_/_/
_/_/
_/_/ それは結願目前のお遍路の計画を立てていた際のこと。
_/_/ 『88ヶ所最後の88番札所大窪寺と別格最後の20番札所大瀧寺。どちらを最後に参拝したものやら……。』
_/_/ その選択に大窪寺を選んだことに間違いは無かったと思うのですが、手前の87番の長尾寺から大瀧寺へのルート選択。
_/_/
_/_/ これを間違ってしまったようなのです。
_/_/
_/_/
_/_/ まぁこんな事って、私も実際に直面してみるまでは、考えたことも無かったのですが、
_/_/ 車のナビに誘導されて進んでいた『道』が、突然目の前から消えちゃった?
_/_/ と言うのか、ナビが誘導する道の先には、巨大なダムの壁が立ち塞がっていたのです。
_/_/
_/_/ ちなみに87番札所を後にする際、ナビには正しく大瀧寺の電話番号を入れて、ナビも正しく認識していたのです。
_/_/ 勿論事前の調査で、途中までは大窪寺へ向かうのと同じ道を経由することも知っていたので、
_/_/ 大窪寺と大瀧寺の分岐地点を通過した際は『万事、計画通り!』密かに余裕をかましていました。
_/_/
_/_/
_/_/ 最初に異変を感じたのは、それから30分くらい経った広い道。
_/_/ 突然ナビが『Uターンをして下さい。』って言うので、モニターを見てみると、私の車は『道から外れた山の中』を走行してました。
_/_/ そうか、そう言えば先っき、この道の右側へ脇道みたいなものが有ったっけ……みたいな?
_/_/ (ナビって何でも知っているようで、案外『新しい道』とかは登録されていないのです。)
_/_/ それならば……って、そこまで引き返して脇道の方へ入ってみると、ナビは機嫌良く誘導してくれます。
_/_/
_/_/ 『ちょっとだけ時間をロスしたけど、この程度はご愛敬。大勢に影響は無い!?』
_/_/ そんな小さな安堵感を押し潰すような巨大なダムの壁が迫って来たのは、その数分後でした。
_/_/
_/_/ えっ、これってこんな谷底のような所からダムの壁を迂回するような道って、本当に有るのだろうか?
_/_/ 私の心に芽生えた小さな心配をよそに、同乗している妻は『大きなダムじゃねぇ……。』
_/_/ ダムの壁を見上げるようなショットって、この尾道辺りでは滅多に見られるものじゃないですし、
_/_/ 私とて、最初は凄い景色だなぁ……って、でも、これって近すぎない?
_/_/
_/_/ ……って突然、目の前に表れたのは『ダムの壁』そのものでした。
_/_/ 慌ててナビの画面を確認すると、ナビの誘導路は、なんとダムの壁を突き破るように表示されています。
_/_/
_/_/ 『これって絶対におかしい!』さすがに妻も慌て始めて、自身のスマホでルート探索を行い始めます。
_/_/ それで私は……と言うと、まずは実際に道の続いている右側へとハンドルを切るしか無い訳ですが、
_/_/ その先には古びた温泉のような施設が有るではないですか。^^;
_/_/
_/_/ 『良かった!これって道を間違えた訳じゃ無かったンだ!』
_/_/ 人が住んで居そうな建物を見つけることは、時として迷い人に『根拠の無い安堵感』をもたらします。
_/_/
_/_/ そんな眉唾のような安堵感を胸に、小刻みに震える手で地図を確認してみると、ルート上には確かに温泉施設が有りました。
_/_/ そうこうしている内には妻のスマホもナビを起動出来たので、良かった良かった、誘導されるままに車を進めると……、
_/_/ うそっ!また同じダムの壁に誘導されちゃったじゃない!
_/_/
_/_/
_/_/ この期に及び私は気付いたのです。
_/_/ このダムって、どう見ても完成して間が無さそうなダムだし、それならばナビの情報が古いということも考えられる。
_/_/ (実際、帰宅してから調べてみると、今年の8月に完成していたようです。)
_/_/ だとすれば、先ほどUターンを指示された道を直進すれば、事態は打開出来るのでは?
_/_/ (あの道こそが、このダムを迂回するための『新しい道』だったのでは?)
_/_/
_/_/
_/_/ 実は今回のルートを選定していた際に、長尾寺から大瀧寺へと至るルートが2つ有ることは知っていました。
_/_/ しかしもうひとつのルートは30分ほど前に通過した分岐点まで戻って、左に曲がるルートです。
_/_/ ここから30分を掛けてその分岐点まで戻るくらいなら、Uターンを直進!という勘に掛けてみたい!
_/_/
_/_/ 『本当に大丈夫なの?誰かに聞いてみた方がいいんじゃない?』
_/_/ 妻の心配をよそに、Uターンをした地点まで戻ると、前を走っていた車が空地へと離脱します。
_/_/ あぁ、困っているのは俺だけじゃないンだ。俺はこの掛けに勝つ!
_/_/
_/_/
_/_/ 数分後、空地しか表示されいなかったナビの画面に『道』が表示されました。^^;
_/_/ それもしっかりと紫色に着色された『誘導路』です。
_/_/ やった!これで今日のお遍路には目途が立った!後は、悠々自適に運転していればゴールは確実!
_/_/
_/_/
_/_/ まぁそんなこんな、たかが『ドライブ遍路』とは言え、その場その場での状況判断や運・不運も有る訳で、
_/_/ 決して『楽な旅』では無いことを、私たちは重々知っていたつもりです。
_/_/ だからこそ、2年前には助手席で『なすがまま』だった妻も、スマホでのナビ操作とかを覚えた訳ですが……。
_/_/
_/_/
_/_/
_/_/ 実はこのダム騒ぎの手前10分程の地点から、既に私たちは『迷子』に成っていた……、と言うのか、それ以降に運転して来た道は、
_/_/ 私の調べた2つの長尾寺から大瀧寺へのルートのいずれからも外れていたのです。
_/_/ (知らない内に、存在すらまったく知らない道へと迷い込んでいたのです。)
_/_/
_/_/ その事実には帰宅してから気付いたのですが、そう言えば選定ルートには在るはずだった『道の駅』が無かった。
_/_/ 目の前の巨大なダムの壁に圧倒されて気付かなかったのですが、あそこへ在った温泉も、選定ルート上の温泉とは違っていた。
_/_/
_/_/
_/_/ ナビの画面に誘導路が再表示されてから数分後、私たちが誘導された道は、奥深い山の中の曲りくねった狭隘路でした。
_/_/ (私のナビは狭隘道を『紫色』で表示しますが、どんなに広域表示をしても紫色の曲線が続いていました。)
_/_/ それも尋常では無い程にきつい傾斜の登り坂の連続で、車が離合出来そうな場所すら極端に少ない道。
_/_/
_/_/ 私も最初のうちは『これくらいの狭隘路、これまでだって何度も切り抜けて来たじゃないか!』って自身を鼓舞したのですが、
_/_/ 『4キロ先の分岐を右へ大きくカーブしてして下さい。』
_/_/ ……って、えっ!え〜〜〜っ!この道は、まだ4キロ以上続くわけ?
_/_/
_/_/
_/_/ 季節は晩秋で、山中では見事に染まった紅葉も有ったはずなのですが、そんな記憶は一切残っていません。
_/_/ 今でも私の頭の中に浮かぶ景色とは、辺り一面が濡れそぼった落ち葉に覆われて、路面など見えなくなった風景。
_/_/ そうです!紅葉時季の山の中って、道は落ち葉で覆い尽くされているのです。
_/_/ ちょっとでも油断などしようものなら、落石に乗り上げても脱輪しても不思議では有りません。
_/_/
_/_/ ちなみに今回は妻も『もう帰りましょう!諦めましょう!』とは言いませんでした。
_/_/ これまでの経験で慣れてしまったのか?それとも、ただただ呆気に取られていただけなのか?
_/_/ でも今回ばかりは辿り着いた別格20番札所の納経所で『あのぉ〜〜、もう少し広い道は無いのでしょうか?』
_/_/
_/_/
_/_/
_/_/ まぁこれは『結果論』ということに成ってしまいます。
_/_/ 帰宅してから色々調べ直してみると、あの時分岐を右に曲がった時点で既に、私たちは選択を間違えていました。
_/_/
_/_/ 右へ曲がると予定通りのルートでも大瀧寺の手前では狭隘道に成るようで、冬場の参拝者は必ず徳島県側のルートを選択する。
_/_/ 実際、納経所で住職さんに教わった道は徳島県側のルートだったので、大瀧寺から大窪寺へ向かう道なりは極楽状態でした。
_/_/ (地図上では遠回りに見えるのですが、要した時間は違わなかった?と言うより、短かかったように思います。)
_/_/
_/_/ そう、これは結果論なのです。
_/_/ 大窪寺で納経帳の最後のページへ記帳を頂き、白衣へも最後のスタンプを押して頂く。
_/_/ 結果的に88ヶ所と別格20ヶ所で合計108ヶ所のお寺を参拝して、最後まで無事に帰宅を出来ました。
_/_/ たったそれだけのことですが、今回は、あの狭隘道を20分くらい運転していて、結果的に一度も対向車は来ませんでした。
_/_/
_/_/ ルートの選定を間違えて、実際に選択したルートを間違えて、その上で現在地の認識まで間違えていたのです。
_/_/ そんな状況でパンクとか車がトラブルの一つも起こしていれば、それこそ遭難騒ぎにでも成っていたかも知れませんが……。
_/_/ 結果的に私たちは大変な幸運に恵まれた……という話になりそうです。^^;
_/_/
_/_/
_/_/
_/_/
_/_/
_/_/
_/_/
_/_/
_/_/
_/_/ 12月に成る前から仕事が忙しかったため、なかなかこのコラムの更新も出来なかったのですが、
_/_/ 先日久し振りに温泉へ行ってみると、体中に赤い斑点が浮いてしまい驚きました。
_/_/
_/_/ これは『乾癬』という病気なのだそうで、私は父の体質を受け継いだのか、結構以前から悩まされているのです。
_/_/
_/_/
_/_/ そんなこんなお遍路もひと区切りで、しばらくは『おとなしくしておこう。』という話なのですが、
_/_/ 実は既に昨年参拝した別格3番の慈眼寺だけは、本堂での読経を行えていないのです。
_/_/ (大師堂へは参拝したのですが、雨のために急な坂を徒歩で登れなく成り、辿り着けなかったのです。)
_/_/ なので、慈眼寺への再参拝と一番札所の霊山時へのお礼参りのために、もう一度だけ四国へは出向く予定。
_/_/
_/_/ その後は、年が明けてから高野山へのお参りを行って『1回目のお遍路』は終了となる予定。
_/_/ (高野山へのお参り時季は現在未定。2度目のお遍路が有るかどうかも現在未定。)
_/_/
_/_/
_/_/ まぁ年が明ければ明けたで妻の厄年も明けるので、また出雲大社へも出向いて『厄払い祈念のお礼参り』をしなきゃです。
_/_/ (私は出雲の『一畑薬師」へ出向いて、皮膚病の退散をお願いしたいと思っていますが……。)
_/_/
_/_/ 私の暮らしているこの地方では、お遍路を結願した方が亡くなると、棺桶の中に白衣と納経帳を入れます。
_/_/ 私はこの丸2年間(15回の四国往復)で、ようやくその準備を整えた訳ですが、
_/_/ これからを担う孫たちに『白衣と納経帳』のことを、お願いしておかなきゃ……です。
_/_/ (せめて3人目の孫、かなた君が物心付くころまでは、無病息災でいたいものですが……。)
_/_/
_/_/ そんなこんな、長男の娘には奮発(ウン万円)をして、四国名産の石『サヌカイト』で出来た石琴を買った訳ですが、
_/_/ 小一時間を掛けて店員さんから色々と説明を受けた後で釘を刺されたのは、
_/_/ 『落して割れたら、修理は出来ません。』
_/_/
_/_/ さすがに一歳半の孫娘に『石琴』は早すぎたようです。
_/_/
_/_/
_/_/
_/_/
_/_/
_/_/ 今日も一日を無事に過ごせた事だけに、感謝!です。
_/_/
_/_/ 精進を致しますので、皆様も日々の精進を心掛けましょう!!
_/_/
先頭へ戻る
<<あれれ…^^; 2021年11月のひとり言>>
_/_/ あれは先月(10月)の中旬、18日頃だったでしょうか?
_/_/ 『寒い!』
_/_/ 朝目覚めると、薄手の掛け布団に包まっているのに『グシュ』……鼻水をすするような息苦しさ。
_/_/
_/_/ 『やばイ!寝冷えをしてしまった!』って、その日の内に掛け布団は厚手のものに替えたのですが、
_/_/ 今年は10月まで夏のような暑さが続いたので、ちょっとだけ油断をしていたようです。
_/_/
_/_/ 幸いにも翌朝は普通に目覚めた……と言うのか、久々に『熟睡した!』って思えるような目覚め。
_/_/ (厚手の布団は少しだけ重いのですが、寝相の良く無い私にとっては相性が良いのでしょうね。^^;)
_/_/ 数日前から感じていた『寝不足感』も解消されたみたいで、ちょっとだけラッキー。
_/_/
_/_/
_/_/ そんなこんな、今年は寒さへの備えが遅れてしまった方も少なくは無かったのでは?と思うのですが、
_/_/ 衆議院選挙で先生方がコロナ、コロナと騒いでいる内に、病院の先生は『インフルエンザの予防接種、どうします?』みたいな。
_/_/
_/_/ 今年の秋は、名月と夜長を愛でる間もなく、早や『晩秋』といった様相ですが、
_/_/ 皆さまも『鼻かぜ程度のこと』とは思わずに、寒さへの対策は早め早めを心掛けて頂けたら幸いです。
_/_/
_/_/
_/_/
_/_/
_/_/
_/_/
_/_/ ……と、10月は予定をしていた案件の作業開始が遅れてしまい、前半は閑古鳥の鳴く状態。
_/_/ 2週目の後半に成ってからやっと届いた資料も、当初の予定とは大きく異なる少なさで、
_/_/ 『これってマジで持続化給付金でも支給して貰えないと、やばイかも?』
_/_/ 状態だったのですが、何気に客先から流れて来た便りによると、一部の担当さんは半端無く忙しい状況に成っているらしい?
_/_/
_/_/ そんな折、私が兄貴と奉ずる担当様から、突然掛かって来た電話。
_/_/ 今はまだ混乱するほどに忙しくは無いけれど、数ヶ月後には『混乱』に陥る可能性も有るので、
_/_/ 目先の案件に目途が付いたら連絡をして欲しい……。
_/_/
_/_/
_/_/ そんなこんな10月の3週目に『目先の案件』への目途は付いた折、
_/_/ 何故か生産設計の係長から掛かって来た電話は、当然、兄貴が打診をしていた案件だと思ったのですが……。
_/_/
_/_/ 『あぁ、あれは時間が有るようならやって貰っても良い……という程度の案件で、これはまた別の案件です。』
_/_/ (それって、その別の案件は『待った無し!』の案件だって言っているようなものですよね?)
_/_/
_/_/ その翌日に係長との面会の場に於いて提示された図面は、誰が見ても『手延べ用連結機』の改正図面で、
_/_/ 兎にも角にも『これを急いている!』とのお話。
_/_/
_/_/ とは言え、その場で実際にその図面を検討して見ると、それはさほど大きな改正ではないようで、この程度なら2〜3日?
_/_/ 『実はこの改正案件は今朝に成って発生した案件で、本来お願いする予定だったのは、こっちの案件なんですよね……。』
_/_/
_/_/ そんなこんなの急転直下!それまで弊社で屯って居た閑古鳥は飛び去り、以降は休日返上の操業度に成ってしまった訳ですが、
_/_/ こうなると少し心配なのは、本来なら10月の始めに開始される予定だった案件。
_/_/ 延期に延期が重なって、11月の初旬に……と言う話には成っているようですが、
_/_/ 10月の4週目から携わっている案件は、いまだに終わって居ないのです。
_/_/
_/_/ 既に丸々2週間以上もの作業時間を費やして、それでも終わらない……という話も近年は珍しいのですが、
_/_/ (近年は『一橋丸ごと原寸案件』とか、大規模な依頼は無くなったので……。)
_/_/ まぁこれは、慣れない海洋構造物案件だから……という話なのでしょうね。^^;
_/_/
_/_/
_/_/
_/_/
_/_/
_/_/ これはつい最近に成ってのことなのですが、ふと思ったのは『図面って、何で「読む」ように成ったのだろう?』
_/_/
_/_/
_/_/ 私は何度も言うように『文系』を自負している人なので、元々は『図面?』とか、理系の人の話には付いて行けない人なのです。
_/_/ なので昔から新聞でも読むかのように、図面を眺めることは出来たのですが……、何気に最近は、図面を読んでいるのです。
_/_/
_/_/ それって何かのラノベには『読書の達人は、文章の間をつなぐ空白まで読むことが出来る。』みたいな事も書いてありましたが、
_/_/ 何気に図面を眺めようとすると、自然にA−Aとか、B−Bとかの断面図の方に目が行くように成ったのです。
_/_/ (さすがにラノベを読む際に『空白だけ』を読む人は居ないと思いますが……。)
_/_/
_/_/
_/_/ その断面図の示す『矢視』は、どこに記入されているのだろうか?
_/_/ この時点で『この図面が良い図面なのか?そうでは無い図面なのか?』そんな予想まで、ある程度は可能なのでは?とさえ思うのです。
_/_/
_/_/
_/_/ 勿論、鈑桁とか箱桁とか、橋梁ではほぼ定型化されているような図面だと『普通なら……』という眺め方も出来るのですが、
_/_/ あまり見かけないような特殊な案件とか今回のような海洋構造物だったりすると、そのような横着は出来ません。
_/_/
_/_/
_/_/
_/_/ 全ての『断面図』の矢視が適切に配置されているか?をチェックする。
_/_/
_/_/ たったこれだけのことを『機械的』に行うだけで、随分と図面への接し方は変わると思うのです。
_/_/
_/_/
_/_/
_/_/ ……と実はこのやり方(図面の読み方)を、私は『とある海洋土木エンジニア』の方から教わりました。
_/_/ その『とあるエンジニア』の方は、別案件の打ち合わせを行っている最中でも、黙々と図面の断面図と矢視の消込を行っていたのです。
_/_/
_/_/ 『よくもまぁ、別案件の話をしながら図面の理解なんて出来るものですねぇ。』
_/_/ 何かのお酒の場だったと思うので、私は少し失礼な物言いで尋ねたと思うのですが、
_/_/
_/_/ 『理解なんて出来ていませんよ。でも、断面と矢視の不整合は結構有るので無駄には成りません。
_/_/ それに断面をよく見ておくと、図面を理解することに、つながりますよね。』
_/_/
_/_/ これって、当たり前と言えば当たり前の答えですし、そんなことくらい私だって知ってる!
_/_/
_/_/ でも、愚者っていうのは、知っていても実践を出来ない人の事を言いますよね。^^;
_/_/ 多分その頃の私って、愚者の代表格だったと思うのです。
_/_/
_/_/
_/_/ 確かに断面図と矢視を結び付けるだけの作業なら、そんなに難しくは無いでしょう。
_/_/ でも『断面図と矢視を結び付けるだけの作業』って、それだけを闇雲にやるものでも無いでしょう?
_/_/
_/_/ そもそもが断面図って、平面図を眺めながら『ここの断面はどうなっているのだろうか?』って疑問を感じた時に見るものでは?
_/_/ (少なくともそれまでの私は、それが正しい図面の読み方だと思っていたのですが……、)
_/_/
_/_/ 本当に断面と矢視を結び付ける作業を行っておくだけで、図面への理解度は深まるのでしょうか?
_/_/
_/_/
_/_/
_/_/ ちなみに私は『闇雲でも良いから!』って、断面と矢視を結び付ける作業を、今現在も行っています。
_/_/ バカバカしくなる程に当たり前の作業ですし『この程度の作業で、この難解な図面が理解出来るわけ無いじゃないか!』
_/_/ ……って、今でも思う訳ですが、全ての断面図と矢視を結び付け終わると、フト感じることが有るのです。
_/_/
_/_/ 『この図面を描かれた設計者さんは、どうして【ここ】の断面を切ってくれていないのだろうか?』
_/_/
_/_/ ……という発想?というのか気付き?のような感覚でしょうか?
_/_/
_/_/
_/_/ 実は、この感覚こそが『図面を平面図で眺めてるだけ』だった頃の私には、決定的に不足していたモノなのです。
_/_/
_/_/ と言うのか、図面と言うものは『断面図と矢視を結び付ける』という行為を、
_/_/ 一種の『習慣』というのか、日常化する程に身に付けていないと、読めないように成っているようなのです。
_/_/
_/_/
_/_/ この習慣が身に付いていないと、何か折に客先から不都合などを指摘された際に、
_/_/ 『図面に描かれて居ないのだから、分からないのは当たり前じゃないですか!』とか、
_/_/ 『図面が曖昧なのだから、間違ったモノが出来るのは当たり前じゃないですか?』とか、
_/_/ 自分の不手際さえも『図面のせい!』にすることを当たり前だと思うように成ってしまう……、ようなのです。
_/_/
_/_/
_/_/ 勿論、現実には図面のせいにしてしまわないと、責任など取れないような事例も有るでしょうし、
_/_/ どこまでの技量が1流で、どこからが3流の技量なのかを論ずるつもりなど、サラサラありません。
_/_/
_/_/ 実際、私だって『えっ!ここに詳細図が描かれているのは気付けませんでした。』とか、あれれ^^;な失敗は無くならない訳ですが、
_/_/ 『どうして?』っていう疑問を持つ事は、エンジニアとして大切なことだと思うのです。
_/_/
_/_/ だってそれはウラを返すと、私の作成した『原寸資料』を見た人が『どうして?』って疑問を持つことは有るってことですよね?
_/_/ 一品図でも工作図でも『図面』と名が付けば、必ず他者の目には触れますし、必ず『何で?』って疑問は持たれているはずです。
_/_/
_/_/
_/_/ それならば事前に『何で?』を自問して、その問いに答えられるような資料を作成すれば良い訳ですよね。
_/_/
_/_/ それなのに、自分が作った資料を疑う事は、他人の作った資料を疑うこと以上に難しいのです。
_/_/
_/_/
_/_/
_/_/ 『あなたが深淵を覗くとき、深淵もあなたを覗いている。』
_/_/ あなたが図面を読んでいる時は、図面もあなたの心情を読んでいる。
_/_/
_/_/ まぁ論より証拠じゃないですが、断面図と矢視を結び付ける作業は『当たり前』に必要なことなので、
_/_/ 当たり前には、飽きることなく『極める!』の覚悟で接したいものですね。^^;
_/_/
_/_/
_/_/
_/_/
_/_/
_/_/
_/_/
_/_/ 9月の末に『緊急事態宣言』が解除されたことで気の緩み……という話でも無いのですが、
_/_/ 『高速道路の休日割引』も復活していない中、10月は2度、四国へ行って来ました。
_/_/
_/_/ ……と言うのも、先にも書いたよう、10月はその前半が閑古鳥状態だったことも一因なのですが、
_/_/ 前回7月のお遍路で『残るは香川県の28ヶ寺だけ!』に成っていたここと、妻が2回目の接種を終えたことは大きいですね。^^;
_/_/ (『今週はお遍路に行かないの?』とか、妻の方から切り出されると、忙しいので……とは言えないものです。)
_/_/
_/_/
_/_/ ちなみに1度目は第1日曜日、2度目は第3日曜日で、各々67番〜70番(別格15〜17)の7ヶ寺、
_/_/ 71番〜78番(別格18)の9ヶ寺を参拝して、残すところは12ヶ寺(八十八が10、別格が2)と成りました。
_/_/
_/_/ ちなみに、先月も記したよう香川県でのお遍路は、俗に『涅槃(ねはん)の旅』とも呼ばれているようで、
_/_/ その『涅槃』という言葉だけを見ると『穏やか』とか『温厚』みたいなものも連想させられるのですが、
_/_/ 一説に依るとお遍路は『後半に成るほど過酷になる。』みたいな話も有るらしい。
_/_/
_/_/ そ〜〜なのかなぁ?とは思いつつ、今回からは瀬戸中央道を経由する移動になる関係上、
_/_/ 事の始めに『別格17番神野寺』へ参拝したのですが、その際にはすぐ傍の『満濃池』も穏やかで、
_/_/ 見下ろす大師様のお姿も、何気に私たちを称えているような……。
_/_/
_/_/ ……って修行の旅が、そんな順調満帆な状況ばかりのはず無いじゃン!って案の定、次の『別格15番箸蔵寺』が見つからない!
_/_/ と言うのか、箸蔵寺は山の中腹までロープウェイで上るのですが、そのロープウェイの発着駅が見つからなかったのです。
_/_/ (ナビが『Uターンして下さい。』みたいなことを言うので、何度も引き返して……。
_/_/ 3度目だったか4度目だったか、ナビ命令を無視して進んでみると、その直ぐ先へロープウェイ乗り場は有りました。)
_/_/
_/_/ ちなみに箸蔵寺ではロープウェイで上った到着駅の先にも『般若心経昇経段』という階段が有って、
_/_/ その260段余の階段の一段ずつには、お経を一文字づつ刻んだ『石板』が貼り付けられています。
_/_/
_/_/ これを一文字ずつ読みながら一段、また一段……って階段を登って行く訳ですが、これは思っていた以上の苦行でした。
_/_/
_/_/
_/_/ そもそもが般若心経くらいは……と言えば語弊も有りますが、私は毎朝、般若心経を『暗唱』しているのです。
_/_/ なので多少の心身の乱れ程度では、絶対に読経など間違わない!と言う自信は有ったのです。
_/_/
_/_/
_/_/ 果たして100段も登ると息は上がり、足が止まり、声も出ない……挙句、歩みと唱和のタイミングが完全に崩れると、
_/_/ 『えっ……?この漢字って……、どう読むンだっけ?(・・?』
_/_/
_/_/ 石板に漢字が刻まれていることは認識出来ているのですが……『何れらろう?』みたいな。(-_-;)
_/_/
_/_/
_/_/
_/_/ 箸蔵寺は『金毘羅宮の奥の院』ということもあり、歩き遍路で山門からの階段を登ると600段ほどになるそうですが、
_/_/ 私たち若輩者は、たかだか260段余の般若心経階段だけでも息は絶え絶え……。
_/_/ そんなヘロヘロの状態で次の67番大興寺で山門をくぐると、また階段!
_/_/ その次の別格16番萩原寺でも山門をくぐると、また階段。
_/_/
_/_/ 勿論、箸蔵寺の階段とは比べ物に成らないくらいに段数は少なかったのですが、疲労の蓄積は地味に効いて来ます。
_/_/ その日70番の本山時でのお参りを済ませた時には、まだ3時過ぎだったので、
_/_/ 『時間的にはもう一ヶ寺くらい大丈夫だけど……、どうする?』
_/_/
_/_/ 勿論、『帰りましょう!』が、私と妻の答えでした。
_/_/
_/_/
_/_/
_/_/ ……と、その時の判断に、次に参拝する予定だった71番弥谷寺の情報は考慮されて居なかったのですが、
_/_/ 帰宅後、何気に弥谷寺の情報を調べていてビックリ!
_/_/ なんと、弥谷寺の参道には540段もの階段が有り『ドライブ遍路では体力的に最大の難所』と書かれていたのです。
_/_/
_/_/ 『それって、あのまま、もう一ヶ寺……って欲を出していたら、今頃は参道の途中で遭難していたのかも?』
_/_/
_/_/
_/_/ その日から、私と妻の合言葉は『打倒!弥谷寺540段!』じゃないですが、ユーチューブで実際の参道を見聞したり、
_/_/ 『階段の正しい上り方』とか『登山をしていても疲れない呼吸法』とか、かなりの時間を費やしました。
_/_/ 妻も新しく『登山向け・シューズ』を購入して、これまでの『ペッタンコ・シューズ』とは決別!
_/_/ 万全を期した上で、その前日には『携帯用の酸素』まで準備をして、決戦の場『弥谷寺』へ、いざ出陣!
_/_/
_/_/
_/_/
_/_/ その日は前日からの雨も少し残っていて、10月中旬の早朝とは言え、曇り空はありがたい。
_/_/ 参道の駐車場へと至る直前に『道の駅』が有ったので、最後の用を足し、ポカリスエットを購入。
_/_/ 妻と2人、無言で顔を見合わせてから車へ乗り込み、いざ参道の駐車場へ!
_/_/ (緊張をしていたのか、道の駅の出口で右折と左折を間違えて『やっちまった!』のUターン。)
_/_/
_/_/ ……って、これからが変な話なのですが、何故かユーチューブで見たような駐車場が見当たらないのです。
_/_/ と言うのか、それらしき空地は有るのですが、車なんて一台も停まって無いし、枯葉まで積もっていて……違うよねぇ?
_/_/ おかしいなぁ、確かにここのはずなのに……、でもそう言えば、ちょっと手前の左側にゲートらしき物が有ったよねぇ……。
_/_/ あのゲートって、シャトルバスの専用道が有るって書かれていたから、その入り口だと思ったンだけど……。
_/_/
_/_/
_/_/ 結果的に駐車場が分からないので、そのゲートまで引き返して設置されていた看板を読んだのですが……。
_/_/
_/_/ 『通行料500円(だったかな?)を投入すると、途中の400段目まで車で登れます。』
_/_/
_/_/
_/_/ ……、……、……。ツー、ツー、ツー。(ーー;)
_/_/
_/_/
_/_/ ちなみに弥谷寺では残りの140段とて、登ると成れば決して楽な階段では無いのですが、
_/_/ 108段の『煩悩階段』を踏破して息の上った私を見た妻はポツリ。
_/_/
_/_/ 『こんなんで540段とか……?有り得ないワ。』
_/_/
_/_/
_/_/ 幸いこの日に、この後参拝した72番曼荼羅寺〜77番道隆寺は善通寺市の界隈へ密集していたため、
_/_/ 比較的『楽』に参拝出来たのですが、途中で折角だからと『人気のうどん屋さん』へ立ち寄ろうとしたのが運の尽き。
_/_/ それこそ尾道で言う『人気ラーメン店』並みの長蛇の列で、並んで待とう……なんて、到底思えません。
_/_/
_/_/ 勢い、仕方無く他のうどん屋を探す訳ですが、こんな時に限って『右折線に入ったところで、左側に有った!』とか、
_/_/ 『中央分離帯が有る所で右側?』とか、なかなか立ち寄れる店は見つかりません。
_/_/
_/_/
_/_/ この日も朝からの運動で、お腹はペコペコに成ってた訳で、もうどうでもいい!
_/_/ やっとのことで見つけたお店でも20人くらいは列を成していたのですが、さっきのお店の比では有りません。
_/_/ 『待とう!』私の眼に決意の表れを見たのか、妻も覚悟を決めたようで『かまあげ?肉?わかめ?』
_/_/
_/_/ 結局、たかだか『素うどんの小(エビ天付き)』を食するためだけに30分以上を費やして、次に向かったのが別格17番の海岸寺。
_/_/
_/_/
_/_/ ここも事前の調査では『分かり辛いお寺』と言うのか……、ここは本堂と大師堂が1キロ近くも離れているのです。
_/_/ しかし幸いにも駐車場は各々の敷地に有ると知っていたので、本堂での読経をを終えた後は、
_/_/ 看板に記された略図をしっかりと頭へ入れて大師堂の駐車場へ。
_/_/
_/_/ 一つのお寺の敷地へ行くと2つのお寺に参拝出来る……のは、先の68番神恵院と69番観音院で体験したのですが、
_/_/ (同じ敷地に2つのお寺が在ったのです。何気に得をしたような気持ちに成れました。)
_/_/ 一つのお寺へ参拝するために2度移動する……と言うのは、何気に疲れて、変な感じ?
_/_/
_/_/ ……とは言え、この日の当初予定はここまで。
_/_/ その時点での時間は、今回も3時過ぎだったので、……どうしよう?もう一ヶ寺。
_/_/
_/_/
_/_/
_/_/ ……と本当は『何気に変な疲れ』を感じたその時点で、その日の幸運は完全に尽きていたのでしょうね。
_/_/ それなのに『今日は400段の幸運も有ったし、もう一ヶ寺くらいは大丈夫!』みたいなノリになっちゃって、
_/_/ 向かった先が78番の郷照寺……、ここでまたも『ナビの不適切案内』に遭遇です。
_/_/
_/_/ 路上で突然『目的地に到着しました。案内を終わります。』が2回。
_/_/ 路地に入って『右へ曲がって下さい。』の案内で、目的地が無かったのが2回。
_/_/ (ふざけるな!ナビの案内を最初から無視をした『野生の勘』が外れたのが1回。)
_/_/
_/_/ その度にJR宇田津駅の駅前へと戻ってしまう訳ですが、呆れ顔で駅前へ車を停め『ガイドブック』を冷静に検討してみると、
_/_/ やはりあの路地で曲がるのは『右』では無く『左』なのでは?と思わざるを得ない状況です。
_/_/
_/_/ 意を決して『右へ』の指示は無視して『左』に曲がった瞬間!期せずして『郷照寺こっち!』という矢印の書かれた看板が……。
_/_/
_/_/
_/_/ まぁ、何のかんのと言っても結局は私の計画性の無さが原因……、と言うのか帰宅をして、
_/_/ 『あれは一体何だったのだろう?』改めてガイドブックを開いてみると『難関札所』の最後のコラムに78番郷照寺が有りました。
_/_/
_/_/ 『古い町並みを通り抜ける狭い道』って、それだけでも先に読んでおけば県道194号線へ2度も迷い込むことは無かったのに……。
_/_/ (郷照寺は、その日の当初の参拝予定には含まれて居なかったので、事前にはそのコラムを読んで居なかったのです。)
_/_/
_/_/
_/_/
_/_/ 帰宅後は、先に結願を迎えられた御近所の先輩へ手土産を持参したのですが、その奥様からは、
_/_/ 『お遍路は最後の辺りに凄い山奥のお寺が有るから、気を抜かないように!』と助言を頂きました。
_/_/
_/_/ それは紛れもなく88番(最後)の大窪寺のことだと思うのですが、負けず劣らずの山奥には別格20番大瀧寺も在るようです。
_/_/ 85番の八栗寺では参拝の際にケーブルカーも使うようですし、残りは12ヶ寺と言いつつ、なかなか楽には参拝出来ないようです。
_/_/
_/_/
_/_/ ちなみに今回は2度とも、帰宅中の高速道路で強烈な『睡魔』に襲われて、PAで30分程度、意識を失っていました。
_/_/ 多分2度とも帰宅前に『うどん』を食したのが原因と思われますが『眠く成るから食べない!』という選択も辛いですよねぇ。
_/_/
_/_/
_/_/ まぁ『修行』ですものねぇ……『楽』が有れば、その数倍の『苦』が有っても不思議では無いのですが、
_/_/ 今はただ『ここまで来て中止!なんて挫折感を味わうことに成るのは勘弁して欲しい!』
_/_/
_/_/
_/_/ 後2回も瀬戸大橋を渡れば、結願へは至れそう。
_/_/
_/_/ 『結願を終えたら高野山でしょう?でも、その後はどうするの?』
_/_/ そんなご近所さまの声も、そろそろ気には成るのですが……、そうですね。
_/_/
_/_/ 許されるのであれば、もう一度、お遍路へ旅立つのも悪くは無いと思っています。
_/_/
_/_/
_/_/
_/_/
_/_/
_/_/ 今日も一日を無事に過ごせた事だけに、感謝!です。
_/_/
_/_/ 精進を致しますので、皆様も日々の精進を心掛けましょう!!
_/_/
先頭へ戻る
<<あれれ…^^; 2021年10月のひとり言>>
_/_/ 今日から10月……って、このページの下段”LAST UP DATE”の日付を更新しようとして気付いたのですが、
_/_/ その下に記入した”FIRST UP DATE”も、10月だったのですね。^^;
_/_/
_/_/ それが何気に1月とか4月では無いことが、私自身の『その場の思い付き』とか『きまぐれ』に思えて、苦笑……なのですが、
_/_/ ”FIRST UP DATE”の年号は2000年。
_/_/ 今から21年も前の平成12年だったようです。
_/_/
_/_/ ちなみに弊社の第一期決算報告書の対象期間を見てみると、それは平成14年3月12日〜12月31日に成っているので、
_/_/ このHPは以前勤めていた会社を辞する直前に立ち上げたようですね。^^;
_/_/ (会社を辞した平成13年は『IT講習会』の講師をしていた記憶が有るので、まま、辻褄は合っているのでしょう。)
_/_/
_/_/ この21年の間にHPを閲覧して頂いた方々の中には、『公私共に……』で、お世話に成った方も居られるのですが、
_/_/ 応援を頂いた多くの皆さまに依る『おかげさま』で、弊社は近々『丸20年』の操業期間を達成することに成りそうです。
_/_/ (来年の2月頃には第20期の決算報告書を手にすることに成りそうです。)
_/_/
_/_/
_/_/ こうして20年前を顧みても、皆さまへは『感謝』の言葉しかない訳ですが、
_/_/ 兎にも角にも『20年』……なのでしょうかねぇ。
_/_/
_/_/ なかなか思い通りにはいかない事も多かったようには思うのですが、
_/_/ 私自身は特に大きな病気にかかる訳じゃ無し、家族もなんとか生活出来た訳ですし、
_/_/ 何はともあれ……と言う意味に於いては『達者』に過ごせたので、何よりでした。
_/_/
_/_/ 皆さまからは沢山の応援を頂き、本当にありがとうございます。
_/_/
_/_/
_/_/
_/_/
_/_/
_/_/
_/_/
_/_/ ……と、9月は何気に忙しかったこともあり、アッと言う間に過ぎてしまったようにも感じているのですが、
_/_/ 9月も終盤には一区切りの納品を終え、すぐさま次の作業範囲へ……って、これもなかなか思うようにはいかない話です。
_/_/
_/_/ 当初(8月頃)の予定では9月の20日頃には『正式図発行』……という話も有ったのですが、
_/_/ 9月の初旬には『9月の末には……。』という話に成り、9月の下旬には『10月の頭には……。』に成るの あっ!
_/_/
_/_/ 勿論『一般的な橋梁案件』に於いては、こんな状況に成ることなど滅多に無いと思います。
_/_/
_/_/ 今回、あれれ^^;が携わっているのは『現地計測の結果』を元に設計が正式図を発行するような案件です。
_/_/ なので、その『現地計測』の状況に依って設計の計画が左右されてしまうのは避けられない事だと思うのです。
_/_/ (橋梁で『現地』って普通に考えれば屋外だし、今どきなら『計測』って言うのも精密機器を使うのでしょうから……。)
_/_/
_/_/ 実際、今年の8月から9月って雨降りの日は多かったですし、『現地で計測を行う。』のは、大変だったと思うのです。
_/_/
_/_/
_/_/ でも、だからと言って、こんな数日の空き時間にぴったりハマるような案件なんて有るわけないし、
_/_/ かと言って、一日中テレビ観てるのも、違うし……みたいな話。
_/_/
_/_/ まぁこういう時だからこそ、普段から計画性にはズボラな『あれれ^^;』にとっては面目躍如。
_/_/ 周囲の意見とか評価は蚊帳の外、その日の朝に思い付いたことを行動に移して『今日は大変な一日だった!』でビールが美味しい?
_/_/ (一日中ボ〜〜ッとしてました。……では、夕食時に突き刺さる妻の視線が痛い?)
_/_/
_/_/ ……で、今回は『仕事部屋の片付けとレイアウト変更』という目標の元、9月末の3日間を過ごすことと成りました。
_/_/ (勿論、次の案件の事前準備を全て済ませたので!という話。来週の週明けには、必ず『正式図』が発行されるので!?)
_/_/
_/_/
_/_/ ……とは言え、これが一人でやるとなれば中々の重労働。
_/_/ まぁこれには20年前の創業時の事情も色々有ってのことなのですが、
_/_/ あれれ^^;の職場って、基本的には私の『寝室』なンですよねぇ……。
_/_/
_/_/ 当然のことながら、本来なら妻の寝室でも在った『この部屋』を私が職場として独占してしまったために、
_/_/ 今でも夫婦の間で『この部屋の占有権』のことが話題になると、妻は機嫌を損ねます。
_/_/ それ故に『この部屋』には、20年も前から動かし様のない物(私物)が、6畳間のそこかしこに点在しているのです。
_/_/ (妻の鏡台とか下手に動かすと、即『離婚!』とか怒鳴られてしまいそうな、……そう『地雷』のような私物です。)
_/_/
_/_/ そもそもが20年前の創業時には、パソコンとプリンターが一台ずつだったはずの備品も、
_/_/ 気が付けば大きなコピー機(兼FAX)やら予備のパソコンにデュアルディスプレ用の大型モニタやら予備のプリンターやら……。
_/_/ これだけ増えちゃうと備品を設置するための『台』や『机』も大きく成っちゃう訳ですが、
_/_/ 当にそこへ普通の生活を営むべく『ベット』とか『テレビ』とかも在るわけです。
_/_/
_/_/ ちなみに最近は普通の職場でも『リモート』とかで、会議とか自宅の一室からネット中継で参加しているようですが、
_/_/ これを『あれれ^^;の職場』から中継すると、ベットやら仏画やらアニメの映ったTVの画面とかが背景に成ってしまう?
_/_/ (ついでに魔女でも写っていそうな妻の鏡台や、押し入れに子供たちの残した落書きやら……。)
_/_/
_/_/ これって、ちょっと洒落にも成りませんよね。^^;
_/_/
_/_/
_/_/ ……と『重労働』と言うのが、この6畳間一杯に詰まった『物資』を掻き分けながら『会社用の設備だけ』移動することの難しさです。
_/_/
_/_/
_/_/ 尚、今回のレイアウト変更の第一目的は、昨年購入したパソコンを『実践配備』すること。
_/_/ (これまでは『この部屋』に、これ以上のパソコンを入れるだけのスペースなど無くて、妻の生活空間を間借りしていたのですが……。
_/_/ そんな状況も、お察し願えたら幸いです。)
_/_/
_/_/ ここまで『モノ』が溢れてしまい身動きさえ取り辛くなった部屋に、新たな作業空間を創るのは不可能だと思っていたのですが、
_/_/ 『パソコンを設置するための机とテーブルを横並びにくっ付けちゃえば?』
_/_/ 何気にそう思ったのが『なんとやら』じゃ無いですが、この思い付きが重労働への引き金に成ってしまいました。
_/_/
_/_/
_/_/
_/_/ まぁ大体がこういう『職場のレイアウト変更』を行う際に問題となる点、……と言えば、どこの職場でも同じようなモノなのでしょうが、
_/_/ ともかく邪魔に成るのは『本』や『書類』。
_/_/ この部屋にも本棚は有りますし、私の買って来た専門書や小説(ラノベ?)の他にも、妻が買って来た料理本やら子育て本は混じっている訳で、
_/_/ それを仕訳けるだけでも容易では有りません。
_/_/
_/_/ 中には妻の撮り貯めた子供たちの写真とかも、一瞬『ゴミか?』って思うような小冊子がアルバムに成っていたりもするわけで、
_/_/ これを無礙に『ゴミ』扱いなどしたらどうなるか?
_/_/ (たかが子供たちの写真でも、妻にとっては夫の命以上に大切なものなので……。)
_/_/ 本当に冷や汗ものの作業です。^^; ; ; ; ; ; ; ;
_/_/
_/_/ なので、本棚の中身は別室へ運んで『要、不要』の判断は、全て妻任せ。
_/_/ 『まぁ、あの写真って、こんなところに有ったのね!』
_/_/ にこやかに語る妻の笑顔をしり目に『やっぱり覚えていやがった……。』 |д゚)
_/_/
_/_/
_/_/ そんなこんな『さぁこれで空になった本棚さえ部屋から出せば、机も移動出来そうだけど。』って、ドアの傍にはTVが有るから出せないじゃん!
_/_/ (TVには電源コードだけじゃ無くアンテナへのケーブルやレコーダーへの接続線も付いているので、出来れば動かしたくない。)
_/_/
_/_/ それならば?……そうか、プリンターを動かせば窓から出せるかも……って、プリンターにも電源コードとLANケーブルが付いてるじゃん!
_/_/ でもまぁ仕方無いからケーブルは外して、ヨイショ…って、何?この重さは?この重量物を抱えて、そこの狭いドアを通過しなきゃならないわけ?
_/_/
_/_/
_/_/ それでも一番厄介だったのは、やはり本棚本体……って言うのか、これは鉄製の支柱と棚で組み立てられた『ラック』なので、ともかく重い!大きい!
_/_/ これを『ウォ〜〜!』力技で窓から一旦外へ出し、次は書類が一杯に詰まった作業台にパソコンを乗っけたまま『くっそぉ〜〜!』の手押しで約1M移動。
_/_/ 動かし終えた作業台へ横付けするテーブルも結構大きなものですが、これは『木製』!ホウレン草を補給したような私にとっては抱え上げることなど容易。
_/_/ 首尾良く、コピー機を載せた台とパソコンを載せた作業台との間に出来たスペースへ新たなパソコン設置用のテーブルをハメ込むことに成功です!
_/_/
_/_/ しかし本当の問題はここから!設置した作業台とテーブルで狭く成った通路を通り、あの本棚(ラック)を部屋の一番奥まで持って行くのです。
_/_/ 兎にも角にも部屋の約1/3を占める『ベット(寝台)』が邪魔になる訳ですが、もうどうすれば良いのかを考えるのも億劫です。
_/_/
_/_/ 『やっちゃえ、あれれ^^;』じゃ無いですが、大きなラックを抱え、その重みに力が尽きる度にベットへ仮置き。
_/_/ どうにかこうにか目的地へ本棚(ラック)を設置を終えた時、私の着用していたズボンとシャツは、自身の汗と本棚が纏っていたホコリで黒ずんでいました。
_/_/
_/_/
_/_/ ……って、邪魔に成った大きなベットですよねぇ。勿論、毎日使っています。ここ数日は体力的にも疲労が残ったのか、とても良く眠れています!
_/_/ えっ、汗とホコリ?ま〜さかぁ〜、そんな黒ずんだ服のままで寝るわけなんて無いじゃないですか、風呂に入って寝間着に着替えて寝ています。
_/_/ えっ、そうじゃ無い?ラックが纏っていた奴?……って、妻が私のベットで寝る訳ないでしょう!!それ以上の事は聞かないで下さい……。
_/_/
_/_/
_/_/
_/_/ 兎にも角にも、何とか『レイアウトの変更』を成し遂げることは出来たのですが、
_/_/ (実際、部屋の中は広がったようにも感じられて、とても清々しいのですが、)
_/_/ 丸3日を要しても、まだ『新しいパソコン』の設定には至っていません。
_/_/ (一緒に移動させた予備のプリンターも『インクジェット式』で調整が難しく、印刷テストは行えていません。)
_/_/
_/_/ 目先このHPの更新作業だけでも順調に行えれば、週明けからの実務作業に問題は無いと思っているのですが、
_/_/ 変な話……何故か『電源用のコード』が一本、……余っているのです。
_/_/ そんなバカなことは無いはずなのですが、現に目の前に有るンですよねぇ……。
_/_/ (メス側のジャックが3つ孔なのでモニターかパソコン用のコードのはずなのですが……、今現在はどこへ使われていたのか不明。)
_/_/
_/_/
_/_/
_/_/ ちなみに今現在、私の『足腰』と『手の指先』は、力仕事の反動で悲鳴をあげ続けています。
_/_/ 足腰は安静にしていれば週明けまでには落ち着くと思うのですが、手の指先が問題なんですよねぇ……。
_/_/ 巻爪を起こしているので、正直、キーボードを叩くことさえ億劫になるくらいに『痛い』のです。
_/_/
_/_/ 勿論、通院をしながら治療は行っているのですが……、手や指に負荷の掛かる力仕事はダメみたい。
_/_/ (今度ラックを移動させる際は、バラしてから運ばないと……。)
_/_/
_/_/ まぁ、20年前には40代だった頃の『あれれ^^;』と、今の還暦を過ぎた年寄りとでは、比べようも無いですよね。^^;
_/_/
_/_/
_/_/
_/_/
_/_/
_/_/
_/_/
_/_/
_/_/
_/_/
_/_/ 9月の末には、ここ広島県でも『緊急事態宣言』は解除されたようなので、
_/_/ 私も近日中の『お遍路再開』を目論んでいるのですが、なんと『高速道路の休日割引』は復活していないのですね。
_/_/ (国土交通省からNEXCOへ要請が有ったらしく、10月31日まで適用除外は続くらしい。)
_/_/
_/_/ この悔しさを何にぶつければ良いのか?その例えようも浮かばないのですが、これってやはり『衆議院選挙絡み』なのかなぁ?
_/_/ (もうしばらく重苦しい空気を蔓延させておいて、公示と共に政権与党の要望で適用再開!って、明るい話題で選挙戦の面目躍如!)
_/_/
_/_/ 同じ選挙対策を考えるのなら、持続化給付金の再支給でも行って欲しいですね。^^;
_/_/
_/_/
_/_/
_/_/ 9月も20日過ぎだったと思うのですが、妻もようやく『コロナ』2度目の接種を終えたので、
_/_/ 緊急事態の解除された10月には、是非にでも『お遍路』は再開したいと思っています。
_/_/ しかし、なかなか『順風満帆』とは行かないですねぇ。^^;
_/_/
_/_/ お遍路も残すは香川県のみ……とは言いつつ、別格を合せると28ヶ寺(八十八が22、別格が6)も残っているのです。
_/_/ 巡礼先も街の中ばかりなら楽なのですが、香川県でも山奥に在るお寺は多いようで、移動には結構時間を要するみたい。
_/_/ ロープウェイやケーブルカーでの参拝も必要らしく、日帰りだと参拝出来るお寺の数は限られるようです。
_/_/
_/_/
_/_/ 目先次回は別格の15番から再開して八十八ヶ寺の70番くらいまで(都合7ヶ寺程度)かと思うのですが、
_/_/ このペースだと次回と加えて後4回の『日帰り参拝』が必要な状況です。
_/_/ (近所の先輩は香川県でのお遍路を『一泊参拝』で乗り切ったようですが……。)
_/_/
_/_/ 年内での結願を目指すのであれば、残り3ヶ月で4回なので微妙なところでは在るのですが、
_/_/ 『瀬戸大橋』という金食い路線の利用に休日割りの『30%』の差は無視出来ないですよねぇ……。
_/_/ (ロープウェイが往復で一人1700円、ケーブルカーが930円。これだって夫婦なら2倍。)
_/_/
_/_/ 結果10月は一度、11月(休日割引復活後)に2度、12月に1度の巡礼で結願に至りたいとは思っているのですが、
_/_/ 四国も広島県よりは南方とは言いつつ、山奥だと12月には降雪など有るかも知れません。
_/_/ 出来れば降雪による『白い景色』よりも、紅葉による『赤や黄色』の景色を愛でたいものですが、
_/_/ 3ヶ月も先のお天気なんて、モネさんに聞いても分からないでしょうね。^^;
_/_/
_/_/
_/_/
_/_/ 香川県でのお遍路は、俗に『涅槃(ねはん)の旅』とも呼ばれているようで、
_/_/ 『涅槃』とは、煩悩を滅ぼして悟りの境地に達することだと言われています。
_/_/ 紅葉を愛でる旅が涅槃の旅だとは言いませんが、積雪だって有りそうな88番(大窪寺)や別格20番(大瀧寺)へ、
_/_/ 出来れば『真冬』に参拝するのは控えたいですね。^^;
_/_/
_/_/
_/_/ ちなみに香川県は『うどん県』としても有名なので、一応は『お薦めの店』なども調べてみたのですが、
_/_/ やはり『名店』と呼ばれるようなお店は、どこも混雑しているようですね。^^;
_/_/ (売り切れ次第に閉店とか、お昼時だけ営業とか……、中には日曜日は閉店とか。)
_/_/
_/_/ コロナによる外食自粛の影響でも残っていれば、どうなのか?は分かりませんが、
_/_/ お遍路のついでにちょっと、うどん屋へも立ち寄る……みたいな了見で名店を訪れるのは『失礼?』かも知れません。
_/_/
_/_/ うどんは讃岐うどんを食することだけが目的の『うどん巡礼』みたいな旅も有るようなので、
_/_/ 私たちお遍路さんは『道の駅』の食堂で食する『讃岐うどん』であっても、良しとしましょうかねぇ。^^;
_/_/
_/_/
_/_/
_/_/
_/_/ 今日も一日を無事に過ごせた事だけに、感謝!です。
_/_/
_/_/ 精進を致しますので、皆様も日々の精進を心掛けましょう!!
_/_/
先頭へ戻る
<<あれれ…^^; 2021年9月のひとり言>>
_/_/ あれは台風一過の先月11日、お盆の準備で笹の葉を採りに行った帰り道。
_/_/
_/_/ たまたま出会った近所の先輩から、
_/_/ 『明日からは、長雨が続くらしいぞぉ〜〜っ。』
_/_/ そんな声を掛けられたので、
_/_/ 『えっ!?長雨って、秋雨??明日から盆なのに、もう秋が来ちゃう訳?』
_/_/ ……って、そんな少し間の抜けた返答をしたのを覚えているのですが……。
_/_/
_/_/ 今しがたネットで8月の広島県の天気を調べてみると、台風が通過した9日頃からは、曇りや雨の絵図ばかり。
_/_/ 8月に『晴天』と呼べるような日が有ったのは、1〜7日と28〜31日の10日間だけだったようです。
_/_/ (尾道では昨日から、また大雨警報が発令されていて、9月に成ってからは一度もお日様を見ていません。
_/_/ ウラの畑に実ったイチジクも、雨に打たれると成す術無し……。噂じゃブドウも梨も全部ダメ?)
_/_/
_/_/ これって先月『これからが暑さの本番!』とか言ってたことを鑑みると、その落差は驚嘆ものですが、
_/_/ 夏の甲子園大会の雨天順延も史上最多の6回に成った……という記事の傍らに有った対戦結果の一覧表には、
_/_/ 見慣れない『不戦勝』という文言が、2ヶ所も記載されていたことに驚きです。
_/_/
_/_/ これって今更ですが、やはりその原因が『コロナ』だった……という事実からすると、居た堪れないですよねぇ……。
_/_/
_/_/
_/_/
_/_/
_/_/ 現在はここ広島県でも、もう何度目になったのか分からない『緊急事態宣言』の発令中ですが、
_/_/ 今回はここ尾道市でも連日のように10人越えの感染者が発生している模様。
_/_/ (噂だと、私の居住している町内でクラスターが発生しているらしい。)
_/_/
_/_/ ……とは言いつつ、その詳細は発表されていないので、市中に蔓延しているのは噂話やら風評やら、
_/_/ ある意味『どこまでが本当で、何がウソなのか?』を量る術が無いと言うのは恐怖ですよねぇ……。
_/_/
_/_/ 日本の首都では懸念されていた『大運動会』も滞りなく終えられたようですが、
_/_/ 皆さまへは、大会の残した『紛らわしい』メッセージとかに惑わされることなど無く、
_/_/ ご自身の健康を最大限、確保頂けたら幸いです。
_/_/
_/_/
_/_/
_/_/
_/_/
_/_/
_/_/
_/_/ ……と、そんなこんな『長雨とコロナの影響も有って……』という話にはどうしても成ってしまうのですが、
_/_/ 結果的に8月は『お遍路』はおろか、週末の温泉休憩さえ無しで、外出をした回数は片手にさえ余る状態!
_/_/
_/_/ ……って、それはちょっと盛り過ぎでは?と勘繰られても仕方無いのですが、
_/_/ 実際、記憶に残っている『他人との接触を伴う外出』と言えば、2回目のコロナワクチン接種時と通院が一度。
_/_/
_/_/ 後は本屋さんへは2度行ったかな?(いずれも妻と二人でのドライブ?散歩?がメインで、滞在時間は一回に付き10分程度)
_/_/ 勿論、ご近所さまとは回覧板の受け渡しとかも有って2、3度くらいは世間話もしたと思うのですが……。
_/_/
_/_/
_/_/ 実はこれってコロナだとか長雨だとか言う以前に、私にとっては日常の生活パターンな訳なので、盆休みの前には客先から、
_/_/ 『どうせお前は外出の予定なんて無いのだろうし、盆休み中にもしっかり働いておけば良いじゃないか。』って、
_/_/ 『盆休み明け納期』の仕事を承る始末。
_/_/ (『お盆は来客で忙しいので!』とか、そんなジョークさえ頭に浮かばない身上も悲しいですが……。)
_/_/
_/_/
_/_/ もっともこんな時に限って、その『盆休み明け納期』の作業量って、そんなには多くも無いンですよねぇ……。
_/_/ (客先が7日から盆休みで、作業は9日に目途付いた……とか、17日までどうすンねん?)
_/_/
_/_/ まぁ私は元々が働き者とは言えないような性分なので、それはそれ16日の『送り盆』を迎える頃には、
_/_/ 『え〜〜っ。もう盆休みは終わりなのぉ〜〜。まだ物足らな〜〜い。』ってボヤいて居た訳ですが、
_/_/ 23日でしたっけ?おそらくはこれこそが本当に容赦の無い『盆休み期間中案件の成果物?』と思えるような新図が出図。
_/_/
_/_/ それは先日私が約3週間の作業期間を擁して原寸作業を行った図面枚数の1.6倍。
_/_/ 部材数だけなら軽く2倍を越えるような物量だったので『これこそがコロナ禍での救世主』じゃないですが、
_/_/ 頑張らなきゃ!って『納期は勿論9月ちゅうですよねぇ?』
_/_/
_/_/
_/_/ まぁ、世の中とは、そういうものなのでしょうが……、確かに次の工区の出図予定は9月の中旬だったようなのです。
_/_/ 私は何気にそれを予想していたので『原寸資料の納品は9月になってから……。』と思った訳ですが、
_/_/ 『う〜〜ん、出来れば、出来た物から納品して欲しい。一度に全量を納品されると、こっちも困る。』
_/_/
_/_/ 結果的に機械切削が必要な部材は最優先!8月末には一品図だけでも納品して欲しいとのご要望。
_/_/ 後は追々でも良いので……とは言いつつ、『そう言えば、次の出図は9/8らしいぞ……。』って、
_/_/ それだと実質2週間ほどしか、作業期間なんて無いじゃんか!
_/_/
_/_/
_/_/ 世の中とは『そんなもの』とは思いつつ、『半分が3週間で、倍が2週間?』みたいな変な計算に疑問も抱く訳ですが、
_/_/ 『あっ!そっかぁ〜〜!雨降ってるし、コロナだし、休みなんて要らないじゃん!』
_/_/
_/_/
_/_/
_/_/ ちなみにこれは客先を擁護する訳でも無いのですが、8月末の納期は、それなりの『無理』は承知での客先からの打診です。
_/_/ (何かのラノベじゃないですが、納期には『納期(仮)』と『真納期』が有り、上述は『(仮)』の方です。)
_/_/ なので『あっ、それはそれでも良いですよ。但しノーチェックで納品しますので後の処置は御社で宜しくお願いします。』
_/_/ って、少し角の立つジョークでやり過ごすことも出来なくは無いのですが、今回の客先担当様は、私が兄貴と慕う担当さんの同期生。
_/_/
_/_/ 結構『クレバー』に業務をこなすベテラン様なので、無理は言うけど、無理も聞いてくれる人。
_/_/
_/_/ まぁ結局のところ『原寸作業』って人間のやっていることだから、相互の信頼関係に成っちゃうンですよねぇ……。
_/_/ ……と言うのか、焦った気持ちで作業をすれば作業ミスを起こす可能性も有りますが、
_/_/ 短納期だと作業ミスが起こるのか?という問いにも答え辛いですよねぇ。
_/_/ (実際、短納期は短い期間だけ集中出来る力が有れば乗り切れるので、ミスを起こし難い……と言う理屈も有ります。)
_/_/
_/_/
_/_/ 私も結構その辺りの『作業効率』とか『品質』に関しては、きまぐれ……と言うのか、
_/_/ 『ブタも煽てりゃ、木に登る。』じゃ無いですが、社会人としてはあるまじき『気分屋』みたいな面は有るのです。
_/_/
_/_/ だから『次の案件が控えている。』とか『週末はお遍路だから。』って心に張りが有るときは、
_/_/ 『観音降臨!』じゃないですが、自分自身が驚いてしまうようなスピードで作業も捗ることが有る。
_/_/
_/_/ でも今回は、次の出図は9月の中旬だと分かっているし、お遍路になんて行けるわけが無い。
_/_/ 長雨だし、コロナだし、憂鬱だよねぇ〜〜っ。
_/_/
_/_/
_/_/ ……って、結果的には9月を迎えた時点で、今回の作業範囲分には『全量』目途が付いてしまったのです。
_/_/ それって『半分が3週間で、倍が10日。』みたいな実績に成っちゃった訳ですが……。
_/_/
_/_/
_/_/
_/_/
_/_/ ここからはちょっと愚痴にも成っちゃいますが、こんなことばかりやってるから、弊社は儲からない訳です。
_/_/ (客先との契約は『作業の実績時間×時間単価』なので、10日で出来るものを20日掛かりました!と言うのが商売なのでしょうが、
_/_/ 私って時折客先から『もう出来たんか!』って言われてしまうンですよねぇ……。)
_/_/
_/_/ 今回も3週間分の作業時数は認めて貰えそうな案件を10日間の作業時間で請求する訳ですが、これで良いのか違うのか?
_/_/ (時間単価だって事情が有ってここでは3500円/Hとしていますが、実際には約半値だったり……?)
_/_/
_/_/ ……とまぁ、お金の話に成ると『ですよねぇ……。』って意気消沈することばかりなので、本当に嫌なのですが、
_/_/ 今回は図面通りに作画した図に『施工伸ばし(1ミリ/M)』を付加する際の手順を前回の手順とは変えてみたのです。
_/_/ その手順が正しいのか間違いなのかは正直なところよく分からないので、敢えてこの場で公開することはしませんが、
_/_/ 原寸って、その場その場の状況に依って、作業の方法や進め方を変えて然るべき作業なのだ……とも思うのです。
_/_/
_/_/
_/_/ 勿論、私がやるよりも早くて正確(精密)な一品図(CADデータ)を作成する人は大勢居るでしょう。
_/_/ 逆に、どれだけの時間を要しても、鋼板切断用のNCデータとしては使えない一品図しか作れない人も多少は居るでしょう。
_/_/ 一見、優秀なのは前者で、後者は箸にも棒にも掛からないと思われがちですが……。
_/_/
_/_/ 作成された資料の優劣を判断するのは、原寸資料を実際に使用する側……、私で言えば『客先』です。
_/_/ とある客先では満点と評価される原寸資料だって、他の客先では、その評価が様変わりしてしまうことは往々にして有るのです。
_/_/ (……と言うのか、同じ客先内でも担当様が変わるだけで原寸資料の評価は一変してしまいます。)
_/_/
_/_/ そもそもが私も『原寸資料とはCADで作成する一品図のことを指す。』とか、事の始めには習ったのですが、それは、
_/_/ 『NCデータで鋼板切断を行うことが出来る客先』が『CADでNCデータを作成することを売りにしている会社』へ提示した
_/_/ 『一評価項目』でしか在り得なかったのです。
_/_/
_/_/ なので同じ客先内に於いてでさえも、鋼板切断とは別の部門では、
_/_/ 『L形鋼やH形鋼の原寸資料をCADで作成しても、あまり自慢には成らないよね?』なんて評価にしか成らない事は有りますし、
_/_/ 真にパソコンに詳しい人なら、
_/_/ 『この程度の資料、本当にCADを使わないと出来ないの?』とか、皮肉の一つもこぼされたり……。
_/_/
_/_/
_/_/
_/_/ 要は原寸資料には『統一された仕様など無い!』訳で、各社各様、その場の状況に依って異なった仕様は無限に有る。
_/_/
_/_/ そのことに気付けないと『誰からも対等に評価される資料を作ろう。』とか『一番原寸に詳しい人が正しいと言う資料を作ろう。』とか、
_/_/ 色々と思い悩むことに成ってしまう訳ですが、私は最近、
_/_/ 『担当さんが修正して欲しいと言えば、その通りに修正すれば良いじゃないか。』って、ある意味『受け身』に徹っするように成ったのです。
_/_/ (どの道『作業の実績時間×時間単価』なのならば、変に波風立てる必要なんて無い訳ですし、
_/_/ その修正作業が自分の命に関わるような『危険な作業』と言う訳でも無い訳ですし……。)
_/_/
_/_/ 勿論、客先の判断を仰ぐためには、何らかの『たたき台』は必要なので、それくらいは私の裁量で作りましょう。
_/_/ ですが、この資料をそのまま使うのかどうかのご判断は、客先にて必ず行って下さい。
_/_/ (適切では無い仕様に関しては、ご指示を頂ければ、修正作業には応じます。)
_/_/
_/_/
_/_/ 多分『原寸資料の作成を請け負います!』なんて商売は、こんな契約にしか成らないのでしょうねぇ……。
_/_/ 確かに作業を依頼するという立場にとっては『見積り』も必要なのかも知れませんが、それは時給1万円とか10万円の土木技術者を雇用する形態。
_/_/ 時給1000円のアルバイトを雇用する際に、
_/_/ 『お前ならこの作業、何時間で出来ると思うか?』なんて聞く雇用主って、多分、居ませんよね。^^;
_/_/
_/_/
_/_/ この国は『法治国家』なので、金額の高低に関わらず商売には『一律』の決まり(法律)を課しているようですが、
_/_/ 少なくとも『原寸の仕様』に関しては、事の大小に関わらず『無限』のアプローチが許されている。
_/_/
_/_/ ……と、だから『お金は関係無い!』なんて公言していると、妻から離縁状を叩き付けられるのは必至でしょうけどね。^^;
_/_/
_/_/
_/_/
_/_/ そんなこんな、最近は地元の客先から依頼される案件だけに従事しているので『井の中の蛙』じゃ無いですが、
_/_/ 今回は、概ね1600部材の一品図(600枚)作成に約10日を要した訳です。
_/_/
_/_/ ひと昔前なら、大小織り交ぜ『一品図一枚の作成に30分くらいを見積もっておけば、実績は大きく外れない。』とも言われていましたが、
_/_/ 最近の標準的な考え方はどうなのでしょうねぇ……。
_/_/ (ちなみに前回は一品図280枚で、これを実績で割ると一枚概ね24分なので、耐震補強という構造物での難易度を考慮すれば妥当かも?)
_/_/
_/_/
_/_/ いずれにしても、これは私の『ひとりごと』。
_/_/
_/_/ 実際には工作図や材料表の作成は客先が対応されていますし、諸々『鋼板切断用の一品図を作成する以外の作業』は、所掌外。
_/_/ 30年来の客先は私の得意分野を熟知されているので、作業し易い環境を整えてくれている?
_/_/ (言葉を変えると、マンパワーには不足している零細な外注業者でも、得意な分野の作業だけを任せれば、そこそこの成果は出せる?)
_/_/
_/_/ 弊社としても客先がそこまで考えて仕事を割り振って居られるのなら有難い訳ですが、案外、弊社は零細な外注業者の典型なのかも知れません。
_/_/
_/_/ ある意味優秀なのは『客先の外注管理能力』ということに成ってしまいそうです。^^;
_/_/
_/_/
_/_/
_/_/
_/_/
_/_/
_/_/
_/_/
_/_/
_/_/
_/_/ 一応、今のところ広島県での緊急事態宣言の適用期間は9/12までと成っているようですが、
_/_/ 今週だけを見ると、県内の一日辺りの感染者数は減っていないようです。
_/_/ (増加もしていないようなので『高止まり』という話に成るのでしょうが……。)
_/_/
_/_/
_/_/ こんな時に折も折、18日には一昨年他界した父の3回忌の法要を予定しているので、
_/_/ その際には私の妹(父の娘)と私の息子・娘(父の孫)夫婦を呼ぶつもりなのですが、
_/_/ ここまでコロナが蔓延すると、どうなんだろ?正直、考えますよねぇ。
_/_/
_/_/
_/_/ ただでさえ『学校』という密が、夏休みという『疎』で緩和されていたはずなのに、広がってしまった緊急事態。
_/_/
_/_/ 既に社会問題化している『両親の入院で、行き場を失う子供たち』なんて悲劇が、今後も増えていくようならば、
_/_/ 高齢者先行だったワクチン接種の是非までも、問われる日が来るのかなぁ……。
_/_/ (幸か不幸か2つ年下の妻は、やっと8月末に一回目の接種を受けたようですが、
_/_/ これからは『高齢者こそが、後回し!』とか、そんな風潮が強まるのかも知れませんね。)
_/_/
_/_/
_/_/ 何にしても、この国では自分の意思で自分を守ることが鉄則です。
_/_/ (どうかすると足元をすくう側に付きたがる輩が多いのも、先の大戦中の記録を見れば瞭然です。)
_/_/
_/_/
_/_/ 少なくとも、一年前の夏とは明らかに状況が違う。
_/_/
_/_/
_/_/ 『機を見て、敏。』では無いですが、皆さま方へは変化する状況の中、
_/_/ 機敏なる判断を頂けますよう願います。
_/_/
_/_/
_/_/
_/_/
_/_/ 今日も一日を無事に過ごせた事だけに、感謝!です。
_/_/
_/_/ 精進を致しますので、皆様も日々の精進を心掛けましょう!!
_/_/
先頭へ戻る
<<あれれ…^^; 2021年8月のひとり言>>
_/_/ 今年は梅雨明けが例年より一週間ほど早かったせいか、もう随分と前から『夏』は来ていたやに思えてしまうのですが、
_/_/ こうして8月が始まった……という事は、これからが暑さの本番なのでしょうねぇ。
_/_/ 既に一週間も前に恒例の『梅の土用干し』は終えましたし、今年は玄関に網戸の設置も終えましたし、
_/_/ 後は盆前に、野原から『笹の葉』を採って来て玄関に供えれば、お盆への準備も完了です。
_/_/
_/_/ 一昨年、父を亡くしたことで『私が家長に成ったから?』じゃ無いですが、何気に『何かをしなければ。』と思ってしまいます。
_/_/ ……と言うのか父は晩年、毎年この時季に『熱中症騒ぎ』を起こしていたので、
_/_/ 『この時季に、何もしない!』っていう状況が、なんとなく、私には受け入れられなく成っているのかも……。
_/_/
_/_/
_/_/ ……と、元々私は冬の寒さよりは、夏の暑さの方が好きな人ですし、
_/_/ 冬の炬燵(こたつ)の中よりは、夏の扇風機の前に心地良さを感じます。
_/_/
_/_/ このお天気も先月の『どんより模様』からは一変で、青空、白雲、日々爽快なのは有難いのですが、
_/_/ ……コロナ。
_/_/ また増えちゃいましたねぇ。^^;
_/_/
_/_/
_/_/ これって多分、オリンピックとか有っても無くても、この状況には至っていたのでしょうが、
_/_/ ただでさえこの時季の風邪は『夏風邪』と呼ばれ、治り憎く、質(たち)も悪いとされています。
_/_/
_/_/ 実際、去年も暑い時期に『コロナ風邪』の患者数はゼロじゃ無かったと思いますが、
_/_/ 今年のコロナ風邪は、昨年来の症状に水疱瘡並みの感染力も加わっているらしくて……、本当に悪質ですよね。
_/_/
_/_/ ……とは言いつつ、今の私に出来る対策は『ワクチン接種』くらいなことなので、
_/_/ 近日中に2回目の接種を受けると、後の結果は天のみぞ知ることと成ります。
_/_/
_/_/
_/_/ まぁこれでも最善は尽くした!と言うことには成るのでしょうが、
_/_/ 皆さまへ於かれては、猛暑の中、マスク姿で外出などされる際は、充分に水分の補強も行って下さいね。^^;
_/_/
_/_/
_/_/
_/_/
_/_/
_/_/
_/_/
_/_/ ちなみに先日、とある客先の担当様から聞いた話だと、社内ではコロナ感染など発生していない会社でも、
_/_/ やはり操業度的にはコロナ禍の影響は出ているそうです。
_/_/
_/_/ ……と言うのが、まぁこれは今時の会社ならどこでも行って居るのでしょうが、在宅勤務とかテレワークです。
_/_/ これって出勤の制約が無い分、一見『効率的』な様にも思えるものですが、やはり負の側面も有るらしい……。
_/_/ その影響なのか、最近は『図面質疑』とかの問い合わせを行うと、その回答には時間が掛かるらしい。
_/_/
_/_/ これって同じ会社の部門間でもそんな状態らしいので、況や会社間とか取引先との連絡なら……です。
_/_/
_/_/
_/_/ そんなこんなコロナで影響を受けているのは飲食業に携わる皆様だけでも無いようで、
_/_/ 実際のところは弊社でも、出図日程の延期も度重なって『開店休業』状態は多発している状況です。
_/_/
_/_/ ……と、おそらくは同じような状況に直面されている業界関係の方は少なく無いと思うのですが、
_/_/ 実際のところ、殊『橋梁上部工』の発注量自体は、例年並み……と言うのか、そんなには減って居ないようなのです。
_/_/ (元々が『多い』と言う話では無いですし、寧ろ、東京五輪景気の終局で、以前の状況に戻った……と言った感じのはずですが?)
_/_/
_/_/ それなのに、これまでの20年間では経験したことも無い『開店休業状態』が続いているということは、
_/_/ 業界全体での作業効率が落ちたのか、はたまたどこかへ重篤な『ネック』みたいな物が発生しているのか?だと思うのですが……。
_/_/
_/_/
_/_/ まぁ、それを今から議論をしたところで、明日のパンとワインにはつながらない訳で、
_/_/ 今、私たちに出来るのは『操業再開』に対する備えだけ。
_/_/ 少なくとも7月の弊社の状況だけで言えば『ゼロ操業』は脱して、通常の50%以下での操業度が戻りつつある……と言ったところ。
_/_/
_/_/ お先は決して明るくは無いですが、今のところ客先からは忘れられて居ないようなので、最善だけは尽くしたいと思っています。
_/_/
_/_/
_/_/
_/_/
_/_/ ……と、これは本当に『たまたま』と言うのか、決して私の意図した事案でも無いのですが、
_/_/ 7月の初旬、かれこれ10年ほど前まで、とある客先でお世話に成っていた人から『原寸を手伝って欲しい。』という電話が有りました。
_/_/ 聞けば『落橋防止装置の増設工事案件』の原寸ということで、それならば弊社の地元の客先との工程調整次第……という話にしたのですが、
_/_/ 幸か不幸か、地元の客先の案件が延期に成ったことも有り、お電話を頂いた先方の事情を聴いて来ました。
_/_/
_/_/ 聞けば先方の会社でも、今回の事案は延期に延期が重なって、やっとのことで7月に正式図が出図。
_/_/ 当然、作業の工程計画はズタズタで、工程計画も全体を2ヶ月近くズラすしか無い状況に成っていた訳ですが、
_/_/ 唐突に私が電話で相談を頂いた原因というのが、それっ!『後へはズラしたく無い!』という事情だった訳です。
_/_/
_/_/
_/_/ 私も敢えてその会社の事情をこれ以上は明かしませんが、そういう事って有りますよねぇ……。
_/_/ そんな事情を予想せず、逃げ場のない『客先の面前』という修羅場へ片道4時間のドライブをするつもりも無かったのですが、
_/_/ 実際に事情を聴いていると『出来ません。』とか『やりません。』とかは、言えなく成っちゃうんですよねぇ……。
_/_/
_/_/
_/_/ 結果的に今回は全体の作業量の約1/3程度、最も後戻りが少なそうな構造のCAD仕事だけ請けて帰ったのですが、
_/_/ 何て言えば良いのでしょうねぇ……、たかが落防なのですが、されど落防なのです。
_/_/
_/_/ 落防って、阪神大震災以後の橋梁案件では上部工と下部工をタイブル(PCケーブル)でつなぐ構造が主流に成ったようですが、
_/_/ それ以前は上部工と上部工を『ピン』で結合したり、上部工と下部工を『チェーン』で結合したりが主流だったようです。
_/_/ 今回は『既設工』ということも有り、上部工と下部工を『チェーン』で結合するタイプだった訳ですが、
_/_/ これが今様のブラケットとは異なり、かなり『狭隘な構造』のブラケット。
_/_/
_/_/ ……と言えば、ベテランさんなら『板厚22以上ですよね?フルペネはウラ当てだったりしませんか?』と言う話に成りますよね。^^;
_/_/
_/_/ ところが今回は『ウラ当てでの溶接が必要になった!』という事実さえ認識されたばかりのようだったらしく、
_/_/ 具体的な適用箇所とか組み立ての方法とか、拘束治具の必要性とかの議論は『これから』だったようなのです。
_/_/ (勿論、ウラ当て溶接でのギャップとか開先角度とかルートフェイスとかの取り決めは成させていたのですが、
_/_/ 図面にはウラ当て材の材料すら計上されて居なかったのです。)
_/_/
_/_/
_/_/ ちなみに……ですね、皆さんは『T継手で構成されたウェブの両面をリブで補強する構造。』と言えば、どの部材のどの箇所に着目されるでしょうか?
_/_/
_/_/ T継手だから、勿論、母材に溶接するウェブなり補強リブなりの『溶接仕様』は気に成るところでしょうが、
_/_/ 最近の私……と言うのが、これは少し『考え過ぎ』という病気なのかも知れませんが、私は『補強リブのコーナー』が気に成ります。
_/_/ (図面では一般的には35R、埋め戻しなら15Cと指示されているコーナースカラップ、コーナーカットです。)
_/_/
_/_/ 正直に言うと、これは私の客先が提唱していることなので、あまり詳細には記述も出来ないのですが、
_/_/ 何故に補強リブのコーナーは、図面で35Rや15Cで指示されることが多いのでしょうか?
_/_/
_/_/ あっ!そうですね!それでもコーナースカラップは40Rとか50Rとかの指示も有りますね。
_/_/ (亜鉛メッキが必要な構造物だと35Rは少し小さいようですね。)
_/_/
_/_/ しかしながら、殊『埋め戻し部のコーナーカット』に関しては、図面では15C以外の指示を見た記憶が、私には有りません。
_/_/
_/_/
_/_/ 実は今回の落防もウェブの溶接はFPなので、補強リブには『埋め戻し』の指示は有ったのですが、これが判で押したように15C。
_/_/ 客先もただでさえ遅れている工程を取り戻したいがために、少し焦って居たのでしょうが、
_/_/ 『ウラ当て溶接でも、図面通り15Cは15Cです。』みたいな話に成っちゃったんですよねぇ……。
_/_/
_/_/
_/_/
_/_/ 正直なところ私は、橋梁製作に関わっている個々の工場に『埋め戻し』に対する考え方の違いは有ると思っています。
_/_/ でも、工場内では原寸を行う側と実際に溶接作業を行う側の『相互理解』さえ有れば良い事なので、事の仕様の云々は言いません。
_/_/ (結果として非破壊検査で合格するだけの『完全溶け込み溶接』が成されていれば良い話なので……。)
_/_/
_/_/ 但し、常識として『35R』を施したコーナーを『埋め戻してくれ!』と溶接作業を行う人に指示をすると、
_/_/ 『じゃあ、お前がやって見せろ。』って、怒られますよね?(まずは不良報告書を持って来い!って、言われますよね?)
_/_/
_/_/ だとすると、どこかに『許容限度』と言うのか、埋め戻しのコーナーカットにもミニマム・マックスの境界は有るはずなのですが……、
_/_/ 初対面の方から『図面通り15C』って言われると、本当に、その意図を量りかねてしまうンですよねぇ……。
_/_/
_/_/
_/_/ そんなことで考え込んでしまう私の事を、妻は『妄想の過ぎる病人』と揶揄する訳で、
_/_/ 私も15Cは15Cで作成して、後で客先から『ちょっと小さ過ぎましたね。』くらいのお小言を受ける方が楽な訳ですが、
_/_/ 今回はウェブのウラ当て溶接で7ミリのギャップも有るのに、補強リブのコーナーは15Cで構わないって……。
_/_/ (7+22*TAN(35)=22.5だから、地元の客先なら、かなりの重要視をするはずです。)
_/_/
_/_/
_/_/ ちなみに……ですね、先に私は『T継手で構成されたウェブの両面をリブで補強する構造。』と書きましたが、それってとても曖昧な前提条件です。
_/_/ だってそこには『T継手を先行溶接してから補強リブを付けるのか?それとも補強リブを含めた総組立てで溶接を行うのか?』の前提すら示していない。
_/_/ 一般的な落防なら、ベースPLにウェブを立ててリブで補強する構造なので、後者の総組立ての仕様にするはずですが、
_/_/ この場合は、溶接の仕様もFPのはずなので、大前提として考えなければ成らないのは『非破壊検査』です。
_/_/
_/_/ ウェブとベースのT継手だけFPで、補強リブの溶接が隅肉なら、補強リブの溶接は『非破壊検査後』にしても良さそうですが、
_/_/ T継手の溶接を行う際は、補強リブをウェブに『仮付け』することで取付度の管理を行わないと、ウェブの取付角度の管理は難しく成るはずです。
_/_/ (非破壊検査の邪魔になるから……って『リブは非破壊検査後に取付け』なんてことを言うと、拘束治具は要らないのか?という話に成っちゃうはずです。)
_/_/
_/_/
_/_/ T継手も一般的なウラハツリFPなら、開先面側のリブのコーナーは、ウェブの開先止りより少し大きければ(5ミリくらい?)OKですが、
_/_/ ハツリ面側のリブのコーナーって、ハツリ(ガウジング)の仕様に依って決まりますよね?
_/_/ ガウジング後に埋め戻すことの出来るリブのコーナーカット量って、ガウジングを行う人にしか分からないはずですが、図面には15Cと記載されています。
_/_/ ……なので、初めての客先と原寸の仕様を確認する場合は、膝詰めで……となる訳ですが、屈託も無く『図面通り15C』だと言われると……。
_/_/
_/_/
_/_/ ……と、今回はウェブもリブもウラ当て溶接だったので、もう一段、混乱をしたのですが、私が所掌した構造物のリブは50R。
_/_/ (メッキ仕様の構造物だったようなので!……とは言え、リブのコーナーが50Rで、リブの溶接はFP?何気に違和感も残るような……。)
_/_/
_/_/ 結果的に客先へ原寸をお願いした構造物のリブのコーナーだけが『埋め戻し』になったので、それ以上の議論は行いませんでした。
_/_/
_/_/
_/_/
_/_/ 時として図面に『埋め戻し』の指示が有ると、原寸を行う人は本当に『錯乱状態』のような状況に陥ることが有ります。
_/_/ (何で35Rじゃダメなんだ!って、独りで夜中に叫んじゃうことだって有るのです。)
_/_/
_/_/ 確かに『埋め戻し』は剛結のFP部に多用される仕様なので、各社で異なるFPの仕様に合わせてカット量を図示するのも難しいはずですが、
_/_/ だからと言って『ウラ当て仕様のFP部』まで、単純に『15C』って指示するのは、どうなのでしょうねぇ?
_/_/
_/_/ 『図面指示通り、リブには15Cを取りました!』って、『ウラ当て材に15Cの指示は無かったので……。』ですよねぇ……。^^;
_/_/
_/_/
_/_/
_/_/ ちなみに今回『埋め戻し』のコーナー部が『非破壊検査』の対象部位に成っているのかどうか?私は、そこまでの事は知りません。
_/_/ ですが、もし仮に板厚22以上の極厚材のコーナーに単純な15Cを取っただけの仕様だと、その部位を完全に埋めることって出来るのでしょうか?
_/_/ (15Cでも板厚9程度なら溶接棒も突っ込めるはずですが、極厚材だとカット量より板厚の方が大きい訳ですよね?)
_/_/
_/_/ 勿論、どんな極厚材でも鋼板の表面付近だけ埋める事なら出来ると思いますが、厚みの中央部が『中空』に成っているようだと、それは欠陥ですよね?
_/_/ それ故に現に私の地元の客先では、埋め戻しのコーナーには『図面には指示の無い開先』を付加してコーナーの『完全埋め戻し』を行っています。
_/_/
_/_/
_/_/ これが過剰な品質なのか?それともこれが本来は当たり前の品質なのか?
_/_/
_/_/ それって『考え過ぎ?』とか言う以前の、常識だと思うのですが……。^^;
_/_/
_/_/
_/_/
_/_/
_/_/ 7月は2度の日曜日をお遍路へと充てました。
_/_/ 一度目は梅雨明け間近の集中豪雨から間無しの7/11日。
_/_/ さすがに朝6時に出発した際は小雨も降っていたのですが、しまなみ海道を渡り終えてすぐの54番延命寺では、すでに夏の様相。
_/_/ その日はドライブ遍路では屈指の難所との呼び名も高い60番横峰寺が最終目的地だったので、少し足早での参拝と成りましたが、
_/_/ 54番から59番国分寺までの6ヵ寺は今治市内に密集していたので、午前中には60番を目指すことと成りました。
_/_/
_/_/ この分なら、今日は帰りに大島へ立ち寄って『【絶景!】天空から見下ろす来島海峡大橋』を妻に見せてあげられるかも?
_/_/ 明日12日に○○歳の誕生日を迎える妻には、丁度良い『誕生日プレゼント』に成るのでは?
_/_/
_/_/ そんなこんな西条市へ入って国道11号線を東進する道すがら61番、62番、63番の標識が目に付きます。
_/_/ 『これって60番を先に参拝すると、再び同じ道を走ることに成るのかな?』
_/_/ その辺り、お遍路をお寺の番号通りの順番で参拝するのかどうか?という点については、事前に気持ちの『割り切り』をしておく必要が有ります。
_/_/
_/_/
_/_/ ちなみに私は?というと、原則、参拝はお寺の番号通り。(納経帳も白衣の順番も、番号順に成っていますし……。)
_/_/ 但し『別格20ヵ寺』の参拝に関しては、これが越年をしてしまうと『念珠の親玉』を授けて頂ける『親玉担当のお寺』が変わってしまいます。
_/_/ (去年は14番椿堂が『親玉担当寺』でしたが、場合によると、今年は既に参拝を終えたお寺が『親玉担当寺』になることも有り得た訳で……。)
_/_/ そんなこんなで別格の14番椿堂とその最寄りの13番仙龍寺だけは、昨年の秋に参拝させて頂いた(親玉を頂いた)のですが、
_/_/ 結果的に今年の親玉当番寺は15番箸蔵寺に成ったそうで、それが事前に分かってさえいれば、別格も順番通りの参拝で構わなかったようです。
_/_/
_/_/
_/_/ まぁ実際61番から63番も密集と言って良いほどの近距離なので、別段、もう一度同じ道を走る事になっても、大きなロスには成りません。
_/_/ 兎にも角にも、その日は『60番横峰寺』が最優先!目指せ、石鎚山の中腹!じゃないですが、遮二無二『ナビ』が案内する道を進みます。
_/_/
_/_/ ……と、これはネタをバラすと言う話でも無いのですが、実はこの60番横峰寺。
_/_/ 難所中の難所だから……と言う訳でも無いのですが、実は、過去に車で参拝をされた方が『車載カメラの映像』をユーチューブにアップされています。
_/_/
_/_/ 例えば、横峯寺に行く道路【平野林道】
_/_/ https://www.youtube.com/watch?v=YYE9ayS6SCQ
_/_/
_/_/
_/_/ さすがに今回は私もこの映像を事前に見て、道中はしっかりと頭の中にイメージしていたのですが、
_/_/ 動画では『すぐに表れた!』と感じていた料金所までが、遠いこと、遠いこと。
_/_/ 既に今、運転している道はこんなにも狭隘なのに、料金所から先の道はもっと狭い道だったよね?(有料道路のはずなのに……。)
_/_/ それって今の状況は、難所の入口へも到達していないって事に成るけど、料金所から先の運転って、大丈夫なのかな?(有料道路のはずだけど……。)
_/_/
_/_/ ……と、ようやく辿り着いた料金所で支払ったのは、軽四での往復料金1450円。(有料道路なので)
_/_/ ここからの5kmが正念場!じゃないですが、直ぐに現れたは急勾配の狭隘道。(道の右側には小川が迫っているけど、ここは有料道路だから大丈夫。)
_/_/ この程度の道なら何度も経験したけど、先日来の豪雨の影響か?路面はちょっと滑りそう。(……って、ガードレール無いけど有料道路だから大丈夫?)
_/_/
_/_/ あっ!予想していた通り対向車も来るじゃ無いか!……って相手は2台?こっちが下がってやろうじゃないか!(有料道路だけど、バックしても大丈夫。)
_/_/ え〜〜っ!また対向車かいな!ユーチューブでは、こんなに頻繁には対向車なんて来なかったぞ!(あの映像は早朝の有料道路だったのか?)
_/_/ そう言えば、かなりの距離を走ったような気がするけど、目的地までは、後……えっ!?まだ半分も走って無いじゃンか!(この有料道路の5kmは長い。)
_/_/
_/_/
_/_/ そんなこんな、いつもなら『もうやめよう、もう帰ろう、またにしよう。』って言い出すはずの妻も、この時ばかりは終始無言。
_/_/ (本当は何か叫んでいたのかも知れませんが、私の記憶には残って無いです。)
_/_/ これって、この軽四のエンジン、ヤバく無い?みたいな、変な予感も過る中、ふと三叉路になった道の右側に見つけた立て看板。
_/_/ 『横峰寺へ (直進↑)駐車場1.5km (右→)徒歩1km』
_/_/
_/_/ これこれ!これこそが有料道路の終盤を示す立て看板!駐車場までは後一歩!
_/_/ ……って『そう言えば、あの(右→)徒歩1kmって何だったんだろうか?』みたいな、変な予感は有ったのですが……。
_/_/
_/_/
_/_/ そこからは5分と掛からず辿り着いた駐車場。
_/_/ 車から降りて眺めた景色は、噂通りの絶景で、本当に『ヤッター!』って叫びたくなるような高揚感。
_/_/ これで今日の目標は達成!後は参拝を行って下山して……、そうだな時間も早いし、後3ヵ寺くらいは参拝して大島へ!
_/_/ ……と、これこそが『捕らぬ狸の皮算用』って悟ったのは、それから10分くらい経ってからでした。
_/_/
_/_/ 妻と2人で駐車場から本堂へと向かう道すがら、いくら周囲を見渡しても『お寺』らしき建物が見えないのです。
_/_/ 幸いにも駐車場は高台に有ったようで、道中は常に『下り坂』だったのですが、
_/_/ 『これって、参拝を終えてから駐車場へ戻る際には、上り坂に成るンだよね?』
_/_/ 問い掛ける私に、妻は、終始……無言……。
_/_/ ふと下り坂の右下へ視線を向けると、小薮の切れ目から『つづれ織り』のようになった、もう一つの下り坂が見えているでは無いですか!
_/_/
_/_/ えっ!あれって、やっぱり……、これから歩く道なんだよね?
_/_/
_/_/
_/_/ そんな話は聞いて無かったし、そんな動画も見なかったし、境内の略図にも、そこまでの事は書いて無かったと思うのですが……。
_/_/ 結局のところ、参拝を終えて、帰りは『上り坂』へと変貌した参道を踏破して下山を始めたのは、それから30分以上も後の事でした。
_/_/ (勿論『折角ここまで来たのだから!』と納経所でのお土産探しには時間も掛けたのですが、とどのつまりは『疲労困憊』。)
_/_/
_/_/
_/_/
_/_/ 下山後、国道11号線に戻ってから最初に向かったのは『うどん屋さん』でした。
_/_/ (いつもならコロナ禍も考えて昼食は車内で……なのですが、さすがに今回は『背に腹は代えられず』です。)
_/_/
_/_/ 結果的にその日の昼食後は61番香園寺と62番宝寿寺の参拝までに留めて帰宅。
_/_/ 途中『妻の誕生日祝いに、ここだけは!』という思いだけは有ったので、大島の亀老山展望台だけは……と立ち寄ったのですが、
_/_/ 主役に成るはずの妻は『横峰寺ショック』で意気消沈。
_/_/
_/_/ 本来なら『絶景!』って感嘆して欲しかったところ『怖くて景色なんて見られない!』って叫んだひと言が、その日の全てを物語っていたようです。
_/_/
_/_/
_/_/
_/_/
_/_/ ちなみに7月2度目のお遍路は7/25日の日曜日。
_/_/ 梅雨も明けて猛暑の中、63番吉祥寺から66番雲辺寺までと別格の10番興隆寺、11番生木寺、12番延命寺を参拝。
_/_/ 66番の雲辺寺は四国お遍路では最も高所(標高911M?)に位置しているので少しだけ涼しかった(真夏に23度)のですが、
_/_/ それでも汗だくに成っちゃって、帰りのロープウェイに乗車する際は、他のお客さんへも気兼ねをしました。
_/_/
_/_/ 後、この日は最初に参拝した別格10番興隆寺の参道がきつくて(結構急勾配の石段、片道徒歩約10分)妻はまたしても出鼻をくじかれた様子。
_/_/ (もう真夏のお遍路は、やりたくない!って、いまだに拗ねています。)
_/_/
_/_/ 私は?と言うと、65番の三角寺でナビの案内通りに運転したことで、冷や汗を掻くほどの狭隘道を運転することと成りました。
_/_/ (ナビが案内する道を運転している最中に『65番三角寺』を示す看板が有ったのですが、何故かナビはその道へと案内してくれませんでした。
_/_/ おかしい……と思ったので、立ち止まってガイドブックを確認したのですが、どちらの道でも良さそうで、最終的にナビの案内を信じたのですが、
_/_/ 帰宅後にネットで調べてみたら、一般的に言う『順路』は、看板の示す道だったようです。)
_/_/
_/_/ ナビって、時折り、こういう事が有るみたいなンですねぇ……。
_/_/ 昨年は高知県内でお寺を探している際に、走行していたトンネルの中央付近で『目的地に到着しました!』ってアナウンスが流れたし、
_/_/ (あの時はトンネルの有った山の頂上に、目的地のお寺は有りました。)
_/_/ 今回も山の中の三叉路で『左です!』って言うから、直進を示す看板を無視して左側の道を選択したのですが、結果的には直進だったようです。
_/_/ (さすがにこの時ばかりは『遭難』という言葉が頭を過ったので、Uターンをして三叉路まで戻りました。)
_/_/
_/_/
_/_/ そんなこんな、これでどうにかこうにか愛媛県内のお遍路は終了!
_/_/ 残るは香川県内の67番〜88番の22ヵ寺と別格15番〜20番の6ヵ寺。
_/_/ 順調なら後3回くらい四国へ渡れば結願出来そうですが、ここに来て困っているのが、高速道路の土日割引。
_/_/ 私は前回の非常事態宣言の解除後に復活していると思っていたのですが、8月の22日まで割引の適用は中止されているようです。
_/_/
_/_/ それでも直近3回のお遍路で使った有料道路は『しまなみ海道』の通行料金が主だったので、影響も大きくは無かったのですが、
_/_/ さすがに『香川県』という話になると『瀬戸中央道』が主に成りますし、山陽道や高松道の通行料金もバカには成りません。
_/_/
_/_/ 早く高速道路の土日割引が復活して欲しい……と思う反面、残り28ヵ寺くらいなら、割り高でも(ETC割引の3割は適用だし)
_/_/ 結願を目指したい!という気持ちは強くて、思案のしどころ……と言ったところでしょうか?
_/_/ (どの道、コロナ禍の収束なんて、年内には有り得ないのでしょうから……。)
_/_/
_/_/
_/_/
_/_/ ご近所の先輩は7/23日に結願を果たされたそうですが、足掛け4年とか5年とか言って居たような……。
_/_/ そう思えば足掛け2年で既に66ヵ寺+別格14ヵ寺は順調なペースなのかも知れませんが、
_/_/ やはり『コロナ禍』は想定外ですね。
_/_/
_/_/ コロナには負けず、結願を目指したいと思います。
_/_/
_/_/
_/_/
_/_/ 今日も一日を無事に過ごせた事だけに、感謝!です。
_/_/
_/_/ 精進を致しますので、皆様も日々の精進を心掛けましょう!!
_/_/
先頭へ戻る
<<あれれ…^^; 2021年7月のひとり言>>
_/_/ 東京オリンピックの開会式も迫る、今日この頃。
_/_/ 巷では『やるか、やらないか?』の議論が、いつの間にか『観客を入れるか、入れないか?』の議論にすり替わってしまった?
_/_/ ……と揶揄する意見も有るそうですが、元々が『やらない。』なんて、誰もひと言も言っていないのだから、やるのが『当たり前!』のでしょうね。
_/_/ (『やらない』という権利は有ったのかも知れませんが、『やる』という義務が、権利を凌駕したのかも?)
_/_/
_/_/ なんと言えば良いのでしょうねぇ……。
_/_/ 梅雨のどんよりとした曇り空に隠れてしまった満月やお日様。
_/_/ 季節なら、移ろう先には『スッキリ』とした日も有るのでしょうが、
_/_/ 時節的にはこの秋に、衆議院選挙とかも有る訳じゃないですか?
_/_/
_/_/ こうして現実を垣間見るに、選挙での公約とか綱領って、世相とはかけ離れているように思えますねぇ……。
_/_/ 本来なら政治は国民主権のはずなのに、何気に思うのは『この国の政治って、誰が動かしているのだろうか?』
_/_/
_/_/ そっかぁ〜〜、選挙の際に投票所へさえ行かない人たちが増えると、政治って、糸の切れた凧に成っちゃうンだぁ〜〜。
_/_/
_/_/
_/_/
_/_/ 6月の21日には、ここ広島県でもコロナの『緊急事態宣言』は解除されたのですが、
_/_/ 皆さまがお住いの市町村での『コロナの感染患者数』は、落ち着いたでしょうか?
_/_/
_/_/ 予防接種を受けても感染への予防効果が100%とは限らない訳ですし、
_/_/ 皆さまには、くれぐれも健康にはご注意を!
_/_/
_/_/
_/_/
_/_/
_/_/ ちなみにここ尾道市での『コロナ用のワクチン接種』ついては、65歳以上には目途が付いたのか、
_/_/ 今年62歳に成る私への接種券は6月末に届きました。
_/_/ (翌日には私より○歳若い『妻』への接種券も届いたようです。)
_/_/
_/_/ それで一応のところ、私は7月14日に一回目の接種を受けることにしたのですが、
_/_/ どうなのでしょうねぇ……、ここ尾道市の接種会場でもワクチンでは無く『生理食塩水』を接種した?
_/_/ みたいな???笑えない話は有ったようです。
_/_/
_/_/ そんなネガティブな話は尾ひれが付いて伝わるとしても、私は元々『積極的に接種を望む!』ものでは無いのですが、
_/_/ 殆ど外出などしない私とて、時には資料の受け渡しとかで客先の事務所を訪れることは有るわけです。
_/_/ (それを濃厚接触と言うのかどうかは知りませんが……。)
_/_/ その席で『接種は済ませています!』と明快に言えたら、それはそれで多少なりとでも客先との応答も円滑に成るかなぁ……とか?
_/_/
_/_/
_/_/ まぁもう、いずれにしたって2年後には『再接種』も必要に成るのでしょう?
_/_/ その時には私も『注射は痛いから嫌いなので……。』とか言って、頭を掻くつもりですが、
_/_/ 今回は、接種を『受けた人』と『拒否した人』……みたいな?そんな壁を、誰かが意図的に作ろうとしてないでしょうか?
_/_/
_/_/ 実際のところ、
_/_/ 『これじゃモルモットと同じなのは分かっているけど、クラスターの感染元に成るのは嫌だから。』
_/_/ ……みたいな言い方を近所の先輩方から聞くと、私とて『拒否する』っていう選択肢は選び辛いわけです。
_/_/ そんな伏線が有ると、何気に送られて来た『コロナワクチン接種券』も、先の大戦中で例えるなら『赤紙』のように感じられますよね。
_/_/
_/_/
_/_/ まぁ『コロナワクチンの接種』は、大げさに言うと『国策』な訳ですし、
_/_/ その国策で不都合に遭遇するのなら、それはもう不可抗力……『国家賠償』をお願いするしか無い訳ですが……。
_/_/
_/_/ 何なのでしょうかねぇ、そこのところは小声なのに、『接種は自由意思ですから!』って文言だけ声高なのもどうでしょう?
_/_/ (それでも地球は動いてる……ってガリレオは小声で真実をつぶやいたそうですが、その実この国には『国家賠償』って、存在するのかな?)
_/_/
_/_/
_/_/ まぁまぁそれでも、私は『集団接種』では無く、かかり付け医による『個別接種』を予約出来たことを幸運だと思っています。
_/_/ (たかだか『高血圧』の治療でも、半年近くも続けている訳で……、この時季にかかり付け医を特定出来たのは幸運です。)
_/_/ かかり付け医の診察と判断を仰いだ上で、それでも『副反応』に出るのなら、それはもう交通事故か宝くじで高額当選に出くわすような確率でしょう?
_/_/
_/_/
_/_/ 当るも八卦、外れるも八卦じゃないですが、宝くじでは一度も高額当選を掴めない……、私の『ハズレ人生』に、万来!福福!大光明!
_/_/
_/_/
_/_/
_/_/
_/_/ そんなこんな6月は、操業度の低さに加えて『近所の先輩方の接種状況』ばかりが話題になって、
_/_/ まったくのように『仕事』をしたと言う実感は有りません。
_/_/ 勿論、それは『まったく仕事をしていない。』と言う話でも無いのですが、遂に6月の売り上げは『ゼロ』になってしまいました。
_/_/
_/_/
_/_/ まぁ、どうなのでしょうかねぇ……、この低操業は『夏枯れ』といった感じのものでは無いですし、
_/_/ かと言って、橋梁業界全体をみても『極端に案件の発注量が落ちた。』……という話でも無いようです。
_/_/ 実際、客先でも『かなり大きな案件を受注した……?』みたいな話は耳にしましたし、
_/_/ 昨年から延期が続いていた案件も、ようやく実作業が始まりそうな期待感は有るようです。
_/_/
_/_/ それなのに、何故なのか?どういう訳なのか?今、この時点に於いては『仕事が無い!』訳です。
_/_/
_/_/ これって『粘り勝ちを目指す!』じゃ無いですが、ただひたすらに低操業に耐えてるだけ……みたいな?まるで『おしん操業』ですね。^^;
_/_/
_/_/
_/_/
_/_/
_/_/ ……と、まぁ、操業度的に明るい話題が無い上に、この1ヶ月間程は手の指の爪の状況が良く無くて、
_/_/ パソコン操作(マウス操作)には四苦八苦の状況が続いています。
_/_/ (手の指の爪が『巻爪』のように成ってしまい、爪先の付け根が傷付いてしまうようなのです。)
_/_/
_/_/ 何なのでしょうねぇ、社会人に成ってから、ほんの一年前までは感じなかった細かな不調が、昨年末頃から妙に気に成ります。
_/_/ 『更年期障害』と言えば女性に特有の症状を言うようですが、やっぱり有るのでしょうねぇ……男性にも。
_/_/
_/_/
_/_/
_/_/
_/_/
_/_/
_/_/
_/_/ 一応『緊急事態宣言』は解除されたようですし、ここ尾道市では新規感染者数『ゼロ』が続いた6月末の日曜日。
_/_/ 確か3ヶ月振りだったのかなぁ、久々に四国へ行って来ました。
_/_/
_/_/
_/_/
_/_/ 今回は44番の大寶(だいほう)寺からの参拝だったため、出発時間もいつもよりは遅い朝6時。
_/_/ 前回と同様に雨が降ったり止んだりのお天気で『大丈夫かなぁ……。』とは思いつつ、9時前には駐車場へ到着したのですが、
_/_/ そこには『駐車場は上へも有りますが、ここからは徒歩での参拝をお願いします。』って立て看板……、これって、どういう意味?
_/_/
_/_/ でもまぁ『歩けと言うのなら……。』じゃ無いですが、雨中、妻と二人で歩くこと50M、目の前には山の斜面に沿う急勾配の段差が有りました。
_/_/ 『これを登れと言うのかい?それって、この雨の中だと、ちょっとばかり危ないのでは?……てか、そもそもが、これって本当に道なの?』
_/_/ 当日最初の参拝地で怪我をするのも嫌なので、駐車場まで引き返し、車で『上の駐車場』を目指した訳ですが、これがまた、お約束の狭隘道。
_/_/
_/_/
_/_/ 下の駐車場から200Mも走った地点で、ふと気付いたのは道の左側に有った脇道。
_/_/ 走行中の狭隘道から見るとヘアピンどころか、切り返しをしても入れそうに無いような合流角度で、それは当に脇道と言うに相応しいような小道。
_/_/
_/_/ 『これが参拝道ってことは無いよね?この脇道って、どう見ても道路には見えないもの。』
_/_/ 妻と二人、笑顔を引きつらせながら前進すること約30M……、走行中の狭隘道は、これこそ『歩き遍路専用道』みたいな山道に成っちゃいました。
_/_/
_/_/
_/_/ 『やっぱり、さっきの道が参拝道だったンじゃ無いの?』
_/_/ この機に及び、勿論私も『多分、そうだろう……。』とは思ったのですが、認めたくは無い!だって今さら30M以上もバックなんてしたく無い。
_/_/ せめて車の旋回くらい出来そうな広がりは……って、躊躇いながら更に20Mばかり前進するも、事態に好転の兆し無し。
_/_/
_/_/ 『もう止めて、もう戻りましょうよ!』妻は叫び出す訳ですが、じゃあ、どうしろと?
_/_/
_/_/ この狭くて曲りくねった山道で、車を50M以上もバックさせろと言う訳ですか?
_/_/ そもそもが、そこへ有るはずの脇道だって切り返しで入れるかどうかは分かりません。下手をすれば300M近くもバックする事に成るのですが?
_/_/
_/_/
_/_/ ……と、このままここへ留まっていては、いつ対向車なり後続車なりが来るとも限りません。
_/_/ 進むも八卦、後退するも八卦じゃないですが、結局のところ選択したのは『後退』。
_/_/
_/_/
_/_/ 『どうする?私が降りで誘導しましょうか?』って妻は言うのですが、そんな悠長なことをしていると、後続車の心配も……。
_/_/
_/_/
_/_/ 幸い先ほど見掛けた『脇道』との合流部へ戻るまでに、他の車は来ませんでした。
_/_/ それに辿り着いた合流部の道幅を冷静に見てみると、それはそこだけ道幅を少し拡げているみたいで……。
_/_/ これならば……、じゃないですが、車を切り返し、なんとか脇道へと車を乗り入れることは出来たのですが……。
_/_/ 狭かったのは、その入口だけ!その先、駐車場までの約50Mは、随所に車の離合用のスペースさえも設けて有りました。
_/_/
_/_/
_/_/
_/_/
_/_/
_/_/ あぁ〜〜っあっ……、また今回も最初から前途多難の旅なのか……じゃ無いですが、疲れた!
_/_/ 疲れる、疲れる……疲れた!って、大寶寺での参拝を終え、次の参拝先45番の岩屋寺までブツブツ言いながら移動したのですが、
_/_/ この岩屋寺、何故かここだけは私たちよりも先にお遍路を始めた方々が、皆『あそこの参道は長かった。』って言うのです。
_/_/ (『長い』を強調されると、頭には『参拝には時間を要する。』が浮かぶので、時間的な余裕だけは持って臨めと言う忠告なのかと?)
_/_/
_/_/ そんなこんな、私もお遍路ガイドを見る際は、駐車場から本堂までの所要時間だけは確認したのですが、そこには『徒歩約15分』と書いて有りました。
_/_/ 15分かぁ……近くは無いけれど、その程度の散策なら朝飯前!まだ『真夏』と言う訳でも無いし、丁度良い運動……かなぁ?
_/_/
_/_/ ……って、どうして『散策』って思ったのか?いまだにその原因は分からないのですが、今更ながらに、そのお遍路ガイドを読み返すと、
_/_/ 『駐車場から境内まで急な坂道と石段がひたすら続く難所。本堂までは健脚な人なら【徒歩約15分】』
_/_/ 確かに、このように書かれていたのです。
_/_/ (ちなみに後日、色々と調べてみると、駐車場から本堂までの標高差は約150Mで、参道の長さは700Mくらい有ったようです。
_/_/ 私と妻は、決して『健脚』とは言えない人たちなので、登りには30分近くを要しました。)
_/_/
_/_/
_/_/ そうです!私も妻も、知らなかったのです!
_/_/ 先の大寶寺で『疲れる、疲れる……疲れた!』と感じたのは、本当の疲労などでは無く、単なる『煩悩』のボヤキだったことを……。
_/_/ お遍路とは『目的』では無く、お大師さまへ導かれて歩むものだったことを……。
_/_/ そして、今、お遍路へ向かえるだけの余力が残っていたことへの感謝の心を……。
_/_/
_/_/
_/_/
_/_/ 『ありがたや、ありがたや!』
_/_/ 実際、このような書き方をすると皆さまからは、ドン引きをされてしまいそうですが、
_/_/ 岩屋寺の参拝を終えて『下山』へと向かう道すがら、確かに私はそう感じたのです。
_/_/
_/_/
_/_/ それは何故って……。
_/_/
_/_/ 私は凡人ですし俗物ですし、煩悩の塊です。
_/_/ 仕事が忙く成れば『しんどい!』を愚痴りますし、仕事が暇に成れば『無能者だから……。』と自分を卑下します。
_/_/ 『もう少し素直な考え方は出来ないの?』と妻からは度々言われていますし、言霊の罰が当たるのでは?と思うような悪言も度々発しています。
_/_/
_/_/ そんな『人間失格』のような私でも、お大師様は見捨てずに、この苦しい参拝道を導いてくれた。
_/_/ (もう過呼吸でこれ以上動けない!って何度も思ったのですが、その度に曇り空から一筋の光が差したり、涼しい風を感じたりで救われた。)
_/_/
_/_/ 結果的に登山中、読経中、下山中には小雨さえも降らず、参拝はつつがなく終えることが出来ました。
_/_/
_/_/
_/_/ そんなこんな、このような状況に遭遇した私には『ありがたや』以外の言葉など浮かばなかった訳ですが、
_/_/ 下山後に次の46番浄瑠璃寺まで移動した道中は、また雨降り。
_/_/ しかし参拝時に限っては、その後、雨は降りませんでした。
_/_/
_/_/
_/_/
_/_/ まぁ、人生って、いろいろですものねぇ。
_/_/ 何が幸せで不幸かなんて当事者にしか分からないですし、当の本人にも、幸・不幸の境界なんて分かって無いことは多いと思います。
_/_/
_/_/ 私だって少なからずコロナの影響で経営は苦しいけれど、じゃあもしもコロナが無かったら、必ず幸せだったのか?って問われたら、答えられない。
_/_/
_/_/ 仮にも今の不調と不満の原因の一端を、コロナのせいに出来なかったら、私は現在の比では無いくらい、もっと自分を卑下していたと思います。
_/_/
_/_/
_/_/
_/_/ 今回のお遍路は、この44番からの9ヵ寺(別格を1ヵ寺含む)の参拝だったので、次回は54番からの参拝と成ります。
_/_/ (51番の石手寺は道後温泉の近くだったので、立ち寄って入浴をしたかったのですが……、この度は適わぬ夢と成ってしまいました。)
_/_/
_/_/
_/_/ 次回は今治市の周辺のお寺が目的地に成りますが、どのお寺も自宅からは概ね一時間程度で行ける場所です。
_/_/ ……なので、多少なりとでも時間に余裕を作れたら、四国の手前『大島』の亀老山展望公園の展望デッキから『来島3橋』を、めでたい……と思っています。
_/_/ (知る人ぞ知る絶景!あの巨大な来島3橋を、天空から見下ろしているかのような景色が広がっているはずです。)
_/_/
_/_/ ちなみに、あの3橋の内の一本の橋脚は、私が大阪への転勤中、最初に携わった橋脚なので、色々と感慨も有る訳ですが、
_/_/ 人の人生とは、なかなか想定通りにはいかないものですねぇ……。
_/_/ (当初の想定だと、来島大橋は最低でも100年の耐用年数は有るそうですが、人の人生って言うのは、いろいろですものねぇ。)
_/_/
_/_/
_/_/
_/_/ 目標としては7月第2週の日曜日くらいに参拝をしたいのですが、これはその時点での操業度次第でしょうねぇ……。
_/_/
_/_/
_/_/
_/_/ ところで『お遍路のガイドブック』を見ると、日帰りでの区切り打ち遍路は、後6回で残りの35ヵ寺を参拝出来るようです!
_/_/ だとすれば、参拝を月に一度のペースで続ければ、年内には結願!?ですね。^^;
_/_/
_/_/
_/_/
_/_/
_/_/
_/_/
_/_/
_/_/
_/_/
_/_/
_/_/ コロナの予防接種を無事に終えられたら、今よりは外出の機会も増やすことは出来ると思うので、
_/_/ 少しくらいは『出張?』でも無いですが、他県の客先も訪問したいです。
_/_/ (2回目の接種は8月4日の予定なので、普通に考えれば『盆明け』からの行動に成るのでしょうが……。)
_/_/
_/_/
_/_/ でも実際のところ、本当に『ワクチン』って効果は有るのかなぁ?
_/_/
_/_/ だって来日したオリンピックの選手さんは、ワクチン接種を行っていたのに陽性だったのでしょう?
_/_/
_/_/ それってワクチンが万能では無いことを示唆しているのか?はたまた、人的なミスが有ったことを示唆しているのか?
_/_/
_/_/
_/_/ まぁ、ワクチンを作ったのが人間なら、ワクチン接種を行っているのも受けているのも人間です。
_/_/
_/_/ 世の中には完全無欠の人間なんて居ないと思うし、居たとしたら、それは人間では無いのかも知れません。
_/_/
_/_/
_/_/
_/_/ 欠点だらけで失敗ばかりの人々に乾杯!^^;
_/_/
_/_/
_/_/
_/_/ 今日も一日を無事に過ごせた事だけに、感謝!です。
_/_/
_/_/ 精進を致しますので、皆様も日々の精進を心掛けましょう!!
_/_/
先頭へ戻る
<<あれれ…^^; 2021年6月のひとり言>>
_/_/ それは先月、黄金週間中に終えることの出来なかった『屋根の塗装』で焦っていた頃でしたっけ?
_/_/ 屋外での作業だったこともあり、何気に天気予報は気にしていたのですが、
_/_/ 『12日頃から天気は崩れます。』という予報だったので、それまでには目途を付けなくちゃ……、
_/_/ とは言え、まだ梅雨入りには間も有るだろうし、焦ることも無いよねぇ〜〜〜。
_/_/
_/_/ ……って、5月の15日でしたっけ?
_/_/ 『気象庁は、中国地方が梅雨入りしたとみられると発表しました!』
_/_/ それって、今年の春は終わり! 屋根の塗装も終了! ってこと?
_/_/
_/_/ 5月の12日には、ここ広島県でもコロナへの『緊急事態宣言』は出されるし、
_/_/ 日帰り温泉へ行くのは躊躇われるし、お遍路なんて県外旅行は問題外?
_/_/
_/_/
_/_/ まぁもう天変地異には天変地異の上塗りで、じっとして居るしかないような日々ですが、
_/_/ 皆さまには、ご健康にお過ごしでしょうか?
_/_/
_/_/
_/_/
_/_/
_/_/ 『こんな時だからこそ、仕事に集中出来るじゃないか。』
_/_/ そう思ったのは前回の緊急事態宣言発出時(昨年)でしたっけ?
_/_/ 今回は、この巣籠り状況に『閑散期』までが重なってしまったようで、
_/_/ 5月の中旬から続く『ゼロ操業』も早や半月。
_/_/
_/_/ ……と、まぁ実際には5月の下旬に発注される予定だった案件が、ひと月ほど延期になった……と言う話なので、
_/_/ 材料発注図での図面検討だけは許可を頂き、DIYの合間合間には準備作業も進めているのですが、
_/_/ このままだと6月の売上は『ゼロ』って、これは本当にきつい話ですよねぇ……。
_/_/
_/_/
_/_/
_/_/ これはかれこれ20年前、私は自分で会社を作る折にあれこれ『試算』をしたのですが、
_/_/ その際に想定したのは『年間で約3ヶ月のゼロ操業』でした。
_/_/ 確かに3ヶ月も売上ゼロが続けば経費を賄い切れなくなってしまう可能性は有るのですが、
_/_/ 経費には変動費と固定費が有るから、固定費だけをなんとかすれば、持ち堪えることは出来るのでは?
_/_/
_/_/ そんなこんな、弊社では『リース』とか『サブスクリプション』みたいな契約は、努めて行わないことにしています。
_/_/ その環境に加えて、今は『給与』という準変動費も抑えることが出来ているので、
_/_/ 『まぁ、お茶漬けだけススっている分には、生活は出来る』状況なのですが、
_/_/ おそらくは、巷での現状は違うのでしょうねぇ。
_/_/
_/_/
_/_/ 実際のところ、今年に成ってから仕事の依頼を請けているのは『一社、一部門』の客先だけ。
_/_/ これって多分、橋梁っていう業界の産業構造自体も変わって来ているのでしょうね。
_/_/ だって『在宅勤務』とかで、外注先の管理とかは出来ないでしょうから……。
_/_/
_/_/ ちなみに広島市の自動車メーカーへ勤めている私の長男などは、会社への出勤は週に一度とか言っていたような?
_/_/ まぁ、彼は社内でも研究が主のような部門へ居るようなので『外注管理』は無いのかも知れませんが、
_/_/ 緊急事態宣言の延長が発表されたつい先日、TVで報道されていたのは、広島県からの『より一層の在宅勤務要請』でした。
_/_/ (広島県は他県と比べると『生産現場』が多いので、想定されている程には、在宅勤務は増えていないそうです。
_/_/ 弊社は当にこの生産現場という『崖っぷち』に引っ掛かって、仕事を頂いているようです。)
_/_/
_/_/
_/_/
_/_/ まぁもう本当に『タメ息』しか出ない方も多いと思いますが、今はもう、ワクチン接種の効果に期待をするしか無いのでしょうねぇ。
_/_/ 幸いここ尾道でも65歳以上の方々へは『接種予約のお知らせ』も届いているようですが、
_/_/ 先日ご近所の先輩が予約を行おうとしたところ、予約可能な日は、ほぼ一ヶ月後の7月以降に成っていたような……。
_/_/
_/_/ 『オリンピックの開会式までには、一回目の接種は出来そうだ!』
_/_/ 『マラソンが行われるまでには、2回目も接種出来そうですね!』
_/_/ ハッ、ハッ、ハッ!じゃ無いですが、60歳以上の私たちが接種出来るのは、パラリンピックも終わった頃に成るのでしょうねぇ…。
_/_/
_/_/
_/_/
_/_/
_/_/ こうなりゃ、自分の身は自分で守るじゃないですが、やっぱり出来る事と言えば、仕事かDIYでしょうかねぇ……。
_/_/
_/_/ ちなみに先月触れた『屋根の塗装』は、11日に目途を付けました。
_/_/ 一旦、様子見……じゃ無いですが、塗り残しとか塗りムラとかの修正くらいは、いつでも出来る?
_/_/ (『いつでも出来る』を公言して、一年以内に出来たら優秀でしょうけど……。)
_/_/
_/_/ 一応、近所の高台から自宅の写真も撮影したのですが、夜目遠目に傘の内……じゃないですが、
_/_/ 鮮やかな『スカイブルー』の屋根は、異彩を放っていました。
_/_/ 我ながら『良くやった!』と褒めてやりたいところですが、その実、私は同じ事を2度としたくない。
_/_/
_/_/
_/_/ まぁこれは私のような『机上の原寸師』なら、誰しも昔から言われていると思いますが、
_/_/
_/_/ 『屋根の塗装 = 洗浄 > 下塗り > 上塗り』というのが、机上での正論なら、
_/_/
_/_/ 『屋根の塗装 = 恐い > 身体中が痛い > 熱中症』というのが、現場での現実です。
_/_/
_/_/
_/_/ 製造業では、失敗を糧に、失敗から学ぶ……という美談もどこかで聞いたような気はするのですが、
_/_/ 私には『もう一度』という気概など無かった……というのか、兎にも角にも、
_/_/ 『どうすれば、この苦境から脱することが出来るのか?』
_/_/ 私にはそんな『苦痛』しか感じられませんでした。
_/_/
_/_/
_/_/ その上で敢えて私は今回の『想定外』を言うのですが、
_/_/ コンクリート瓦の表面って『平ら(たいら)』じゃ無かったのです。
_/_/
_/_/ 勿論、元々が『瓦』自体も真平らでは無い(他の瓦と重なる両端の部分は、跳ね上がった羽のような断面)のですが、
_/_/ その両端部を除けば『残りは平面?(そこには大きな凹凸など無い。)』と思っていたのです。
_/_/
_/_/ ……なので、ローラーさえ使えば、立ったままの姿勢でも塗装作業は出来るはず?
_/_/ (まるで『モップ掛け』でもしているかのように塗装作業は出来るはず?)
_/_/ 『楽勝!』とまでは言わないまでも、難しくは無い!……そう思っていたのです。
_/_/ (それでも鬼瓦とか凹凸の激しい瓦は『刷毛』で塗るしかないと思ったので、
_/_/ 全体の10%くらいの範囲は『難航』も覚悟をして、そのための準備も行ったつもりだったのです。)
_/_/
_/_/
_/_/ 果たして、最初に鬼瓦の列だけ刷毛で塗ってみると、これは予想通りの難作業。
_/_/ 刷毛塗りの作業自体は難しく無いのですが、高所で中腰の姿勢を保つと、想定外の負担を腰に掛けてしまうようです。
_/_/ ものの30分も作業を行うと『もうあかん!』じゃないですが、腰の痛みに加えて額から噴き出す汗。
_/_/
_/_/ 『これってまだ下塗りなんだし、少々の塗りムラなんて、上塗りでカバー出来るよね。』
_/_/ その時はまだ、そんな楽観論で自分の悲壮感を押えることも出来たのですが……。
_/_/
_/_/ 休憩は頻繁に取り、ポカリスエットも充分に補給を行いながら作業を行ったので、鬼瓦の列だけ下塗りを行うのに凡そ2時間。
_/_/ さぁ、ここからは立ったままの姿勢でローラーが使えるから、モップ掛けの要領で、作業効率は一気にアップ!
_/_/
_/_/ ……って、これって何??何で塗れないの?じゃ無いですが、ローラーが瓦の表面でジャンプして、塗料が瓦に付着しないのです。
_/_/
_/_/
_/_/ 『そっかぁ〜〜、そうだよな〜〜、元々が表面には凹凸も有るンだし、少しローラーを押し付けなきゃダメだよねぇ。』
_/_/ ……って、少し力を込めてローラーを押し付けてみるのですが、どういう訳か、真平らだと思っていた平面部に塗りムラが出来てしまいます。
_/_/ これって確かに3本、10ミリ角の凸筋は表面に有るのだけれど、何故にここだけが塗りムラに成ってしまうのか?
_/_/
_/_/
_/_/ まぁその程度の問題の原因にも直ぐには気付けないのが、塗装に関しての『素人』なのでしょうねぇ。
_/_/ しばらくは、おかしいなぁ、押し付ける力が足らないのかなぁ、塗料の量が足らないのかなぁ……。
_/_/ ローラーを掛ける向きも横向きから縦方向に変えてみたり、色々、思考錯誤はしてみたのですが……、
_/_/ 結果として、ローラーでは塗れない?そんなバカな!じゃあ、何のためのローラーなんだ!
_/_/
_/_/
_/_/ その2時間後、私は使っていたローラーの繊維が摩耗して、塗料を含み辛く成っていることに気付きました。
_/_/ ローラーを交換しなきゃ……って、その時にふと、ホームセンターの店員さんが勧めてくれた『小さめのローラー』に目が留りました。
_/_/ 『そう言えば、今、使っていたこの大きなローラーは、自分で選んだンだっけ?』
_/_/
_/_/ 普通に考えれば大きなローラーと小さなローラー、大きい方が一度に沢山塗れるはずだから、大きい方を選びますよね?
_/_/ でもホームセンターの店員さんが勧めてくれたのは、小さいほうのローラーです。
_/_/ 勿論その時は大きい方のローラーの予備も有ったのですが、ここはダメ元でも小さい方のローラーで、……って、塗れるじゃん!
_/_/
_/_/
_/_/ これ以上の詳細を書くと、私は私自身が『本当にバカなのか?』と思わざるを得なくなるので書きません。
_/_/ 詳しく説明すると、きっとそれだけで一冊の本が作れるのでは?とも思いますが、ことの核心とか正しい対策って、今も分かりません。
_/_/
_/_/ でも確かなことは、道具には一長一短が有る……と言うのが、小さめのローラーは鉛筆程の小さな芯に長い毛足なので、凹凸の有る面も塗れたのです。
_/_/ (私の選んだ大きいローラーは、サランラップのような太い芯に短い毛足なので、凸部では毛足が根元まで届かなかったようなのです。)
_/_/
_/_/ しかしこの毛足の長さは曲者で、毛足(と言うよりも、綿のようもの)が長い分、その摩耗も早いようなのです。
_/_/ まるで毛糸のセーターに毛玉が出来るかのように、小一時間もすると毛先には弾力性が無くなって、綿の塊に成ってしまう……。
_/_/ こうなるとまた交換……、小一時間も使うと、また交換……って、ローラーの替え芯も一つ400円と安くは無い!
_/_/ その上で下塗り用のシーラーも7L缶で7500円!刷毛やスプレーなら2缶で済んだのかも知れませんが、私が要したのは、2.5倍の5缶。
_/_/ (コンクリート瓦が自体が劣化していたので、シーラーの吸い込みも著しくて、塗っても塗っても塗布出来ない……みたいな?)
_/_/
_/_/
_/_/ 結果的にそこから先(全体の約70%)は、屋根の上に座り込んで『ローラーと刷毛による塗装』を続けたのですが、
_/_/ その3日後に下塗りの作業を終えた時、正直に思ったのは、
_/_/ 『今回の屋根の塗装色は、この下塗り材の白色!……という事で、いいんじゃない?』
_/_/ (現に『これだけでも雪が積もっているようで、綺麗じゃないか!』って、ご近所さまには言われたし……。)
_/_/
_/_/
_/_/ 約1500枚の瓦の内、立ったままの姿勢で『モップ掛け』のように塗れたのは400枚程度なのです。
_/_/ (それすら瓦の凹凸に阻まれて容易では無かった……。)
_/_/ 残りの約1000枚は屋根の上に這いつくばって、一枚一枚、塗って行ったのです。
_/_/
_/_/ その方法も、もう限界!右手なんてローラーや刷毛を持つ握力自体が無くなっていたし、腕には赤黒い『内出血痕』まで出ていたのです。
_/_/
_/_/ この状況で、もう一回、同じ枚数の瓦に『上塗り』って出来ると思いますか?
_/_/
_/_/
_/_/
_/_/ まぁ結果的には、その翌日から雨が降って上塗りの作業は中止。
_/_/ 中止が3日ほど続いたことで『やっぱり、上塗りもやろうかなぁ……。』って思えるようにも成ったのですが、その時点で今年のGWは終了。
_/_/ 最終的には11日の午前中まで、更に3日間を掛けて、上塗りを終えた……と言うのか、最後の方はペンキを『撒いただけ』のような感じです。
_/_/
_/_/ ちなみに上塗り用の塗料だって14L缶で14000円!
_/_/ 私はこれを3缶購入しましたが、さすがに最初からこれを『水を撒く』ように使うことは出来なかった。
_/_/
_/_/
_/_/ 昔は学校の掃除では、やりましたよねぇ。^^;
_/_/ バケツの水を床に撒いて、それをモップに巻いた雑巾で伸ばすだけ。
_/_/ それはそれで『掃除を終えた気分』には成れますが、その行為に女子から向けられる冷ややかな視線には動じない『確固たる姿勢』も必須。
_/_/ 『なんだかんだ言ったって、早く終わったンだからいいじゃんか!』……って、私は幸い、先生につげ口をされた記憶だけは無いけれど……。
_/_/
_/_/
_/_/
_/_/ そんなこんな、最後の1缶はまだ半分近く残っているようなので、仕上げ用としては充分な量なのですが、実はいまだに手足が痛いのです。
_/_/ 上塗り作業で更に悪化した腕の内出血痕は一週間ほど湿布して治ったのですが、指が痛くて、パソコンさえも使えないような状況が続きました。
_/_/ 今も朝目覚めると指の関節は火照ったような状況ですし、ベットから床に足を降ろすと膝に痛みを感じます。
_/_/ (当然、スクワットなど出来ない……と言うのか、トイレで座る際には慎重に成らざるを得ない訳で……。)
_/_/
_/_/
_/_/
_/_/ まぁ、ここまでのことをすれば、その代償も大きい(屋根瓦の高圧洗浄機も購入したので、総経費は10万円越え)。
_/_/ ここまでのことをしても、この家がこの先30年も持つとは思えないし、私がこの家を出て介護施設に入るのも、そこまで先とは思えない。
_/_/ (妻などは『あんたが居なくなれば、私は市営住宅に引っ越す。』と公言していますし……。)
_/_/
_/_/ ある意味、私はこの家に『この55年間、家族を守ってくれてありがとう。』の気持ちを表現したかっただけなのかも知れませんね。^^;
_/_/
_/_/
_/_/
_/_/
_/_/
_/_/
_/_/
_/_/
_/_/
_/_/
_/_/ 5月は孫の誕生日が有ったので『誕生会とかどうするの?』みたいな話も有ったのですが、結局はコロナ対策の自粛で適わず。
_/_/ 爺婆は誕生日プレゼントだけ宅急便で送り、ラインで送られて来た『孫の喜ぶ姿』を動画を見るだけ……って、皆さんそうなのでしょうかねぇ?
_/_/ 一応6月には父の日とかも有るようなので、コロナが落ち着けば息子も孫を連れて来るのでしょうが、
_/_/ その際には『えっ、屋根の色……、塗ったんじゃね。』って気付いて欲しいものですよねぇ。
_/_/
_/_/ ちなみに屋根を塗り終えて『これで雨漏りは大丈夫?』とか思っていたら、家の外で大きな水音……、雨どいが2ヶ所壊れていました。
_/_/
_/_/ 一ヶ所目は屋根を洗浄した際の『コケ』が詰まっていただけなので、スコップで掻き出しましたが、もう一ケ所は、完全に折れているような?
_/_/
_/_/ 実際には雨どいの継ぎ目が外れていたのですが、雨どいを支えるブラケットも錆び付き、朽ちていました。
_/_/
_/_/
_/_/ まぁ、築55年にして色々と手も加わっているので仕方も無いのですが、スレート葺きの屋根を増築する際に、その雨どいを分割したの原因だったようで……。
_/_/ 増築されたスレート葺きの屋根が邪魔になってしまい、ブラケットを交換するのは本当に大変だったのですが、これも何とか形には成ったような?
_/_/
_/_/
_/_/ そう言えば我が家では玄関の網戸も『オーダーメード』で作って貰っていたのですが、施工先の製作不良で使用出来ないモノに成っていました。
_/_/ これもこの5月に色々と手を加えて、何とか形には成ったような?
_/_/ (その際に気付いた玄関の土壁の崩落も、凝固剤とパテで何とかしたような……。)
_/_/
_/_/
_/_/ こうして考えてみると、家って、古ければ古いなりの楽しみ方も有るのかなぁ?
_/_/
_/_/ 次なる目標は『屋根裏の補修』とか『床の修復』とか、少し高度な作業に成りそうですが、
_/_/ 先日は特売品の『丸ノコ』とかも購入したので、出来ればチャレンジしてみたい!
_/_/
_/_/
_/_/
_/_/ ……と、勿論、私の本業は『橋梁の原寸』なので、延期になった案件の作業が再開されたら最優先。
_/_/ その再開までには『屋根の塗装の仕上げ』も出来たら幸いです。^^;
_/_/
_/_/
_/_/
_/_/ 今日も一日を無事に過ごせた事だけに、感謝!です。
_/_/
_/_/ 精進致しますので、皆様も日々の精進を心掛けましょう!!
_/_/
先頭へ戻る
<<あれれ…^^; 2021年5月のひとり言>>
_/_/ 以前は5月の連休が迫ると、どこからともなく『連休明け納期』の作業依頼は舞い込んで来たものですが、
_/_/ 昨年は無し!今年も連休期間中の作業予定は無し!
_/_/ それって何気に『コロナの影響?』って思わなくも無いのですが、
_/_/ 今年の場合は、本来なら連休中に作業を行う予定だった案件が、出図の延期で連休明けの作業に成ったのが主原因。
_/_/ (出図が延期された直接的な原因が何なのか?は、私には分かりません。)
_/_/
_/_/ そんなこんな、行楽には最適な気候ですし、お遍路も5月中には一気に結願か?とも思ったのですが、
_/_/ 今年も5月の連休を待っていたかのように出ちゃいましたね……、緊急事態宣言。
_/_/
_/_/
_/_/ まぁもう4月の時点で次の目的地『愛媛県松山市』はマンボウ(まん延防止等重点措置)が講じられていたようですし、
_/_/ お遍路どころでは無い状況は認識していたのですが、ここへ来てGW中は高速道路の休日割引さえも『無し』の報道。
_/_/
_/_/ それって行政は、マジで『日本国民は全員巣籠りをしなさい!』って言っているつもりなのだと思いますが、
_/_/ 緊急事態宣言も昨年から既に3回目なのに、また同じことの繰り返し?
_/_/ そりゃ、私たち貧乏人は高速道路料金の割引が無くなると外出も控えざるを得ませんが、
_/_/ 世の中には緊急事態宣言下でもクルーズとか楽しんでいるお金持ちだって居るのです。
_/_/
_/_/ 未だに『金さえ出せば何をしても良い!』的な発想が横行している現実は、この国に有る。
_/_/ (少なくとも先の大戦中には『クルーズを楽しむ』という発想など無かったはずですが……。)
_/_/
_/_/ 学生なのだから、今だけの青春を謳歌したい……とか考えて、旅行を楽しんいる若者も居ると聞きます。
_/_/ 社会人では無いのだから『多少の甘えは許される』的な発想だって、無くなりはしないという現実がある。
_/_/ (旅行じゃなくても青春を謳歌する手段は有ると思うのですが……。)
_/_/
_/_/
_/_/ なんだ、こんなことなら自分だけが我慢する必要なんて無いじゃないか?
_/_/ 『いい加減にして欲しい!』とは、皆さん思われているはずですが、でもしかし、ここで深呼吸。
_/_/
_/_/ もし仮に、何かの不遇が重なって、皆さんもコロナに感染したとします。
_/_/ コロナの症状には『肺炎』とかも有る訳で、それって死ぬほど苦しい症状なはずなのです。
_/_/ その苦しみの中で、皆さんは『不公平だ!行政がしっかりして無いから悪いンだ!』なんて言ってられると思いますか?
_/_/
_/_/ 健常さが故に口から出て来る不平不満なんて、仮初めの雲とか霧のようなもの。
_/_/ 人間としての本質は『救けてくれ!』のひと言だと思うのです。
_/_/
_/_/
_/_/ 誰が味方で敵だとか、誰が悪くて正しいとか、そんな事を今更議論してみても、闘病中の患者さんの苦しみは改善しません。
_/_/ 月並みな言い方に成ってしまいますが、皆さまへは『充分過ぎる位の、自己防衛』を講じて頂きたいです。
_/_/
_/_/
_/_/
_/_/
_/_/ そんなこんな4月から続いている外出自粛生活も、早や一ヶ月。
_/_/ 勿論『自粛』とは言っても、まだ広島県は緊急事態宣言の対象地域には成っていませんし、
_/_/ 極力他人との接触を避けてさえいれば、まだ『一安心?』と言った状況なのですが、
_/_/ 昨年とは違って、ここ尾道市でも連日、数名の感染者は確認されているらしい……。
_/_/
_/_/ まぁ実際には昨年も感染者は居たのでしょうが、昨年はPCR検査自体も行われては居ませんでしたものねぇ。
_/_/ そう考えると私だって昨年中には感染して居たのかも知れませんが、何しろコロナって見えないですものねぇ。
_/_/ 見えないモノばかりを恐れて『巣籠り生活』をしていると、それはまた別の病気の原因にも成るのでしょうし、
_/_/ 結局はどこかで日常と自粛の線引きを行うことも必要に成るのでしょうが、人はそれぞれに事情が異るので、難しいですよねぇ。
_/_/
_/_/
_/_/ それで結果的に4月は……と言う話に成ってしまうのですが、
_/_/ 幸いにも仕事面では、4月も中旬までは忙しかったです。
_/_/ 但しこれは、橋梁案件とは異なる案件へ携わっていたことが主原因なので、橋梁業界全体の状況がどうなのか?は分かりません。
_/_/
_/_/ ちなみに尾道市では主力産業とされている『造船業』に、少し陰りが見られるそうです。
_/_/ 造船業は日本の国内でも他の製造業とは異なる景気変動を繰り返しているので『本当にそうなのか?』の確証は無いですが、
_/_/ 確かに最近、尾道水道の対岸の造船所からは、進水式の際に上げられる『花火』の音を聞かなく成りました。
_/_/ (忙しい!という話を聞いていた頃には、ひと月に一度は花火の音を聞いたのですが……。)
_/_/
_/_/ 勿論、私には他業種の心配をしている余裕など無いので、ことの真偽を調べるつもりも無いのですが、
_/_/ 仮にこれが本当の話なら、本来なら弊社とは競合しない業者さんとて、弊社の客先へ参入して来るかも知れません。
_/_/ (造船マンの方々から見ると、橋梁はあまり難しく無い構造物なのだそうで……。
_/_/ 逆に『橋』を作れても『船』は作れない……とか、かつては私も色々と『揶揄』をされたものです。)
_/_/
_/_/
_/_/ 実際、造船は『世界』が競争相手なので、確かに優れた技術力を持っているそうです。
_/_/ (そもそもが私の客先も、造船では老舗と言われた企業さんなので、優れた『造船風』の仕様をよく見掛けます。)
_/_/ ……と、船殻設計に関する知識など皆無のような私が、知ったようなことを言うのも不謹慎なので止めますが、
_/_/ コロナ禍で県外での営業活動が難しい現状で、地元での仕事の取り合いなんて始まったら、弊社など一溜りも有りません。
_/_/
_/_/ 実際、4月は中旬から一転、操業度は閑散状態。
_/_/ これには冒頭にも書いた事情も有ったのですが、何しろ今年は、客先の他部門からの依頼案件とか他社案件とかが皆無なのです。
_/_/
_/_/ そう考えてみると、低空飛行でもここまで持ち堪えているのが不思議なような状況なので、
_/_/ 『お先は?』と聞かれれば『明るくは無い!』としか言いようは無いですね。^^;
_/_/
_/_/
_/_/
_/_/ ……と、これが10年前の『子育て時代』なら狂騒状態に成っていたでしょうね。
_/_/
_/_/ 私も座して死を待つ気は無いのですが、取り敢えず今は『お茶漬けすすって耐え忍ぶ。』だけ。
_/_/ それでもせめて、日々の暮らしだけは継続出来るように……と取り組んでいるのが、DIY(日曜大工)です。
_/_/
_/_/
_/_/ 冒頭にも書いたように、4月はお遍路へは一度も行け無かったのですが、
_/_/ (結局43番で立ち往生……じゃ無いですが、中間点の44番へは参拝出来ない状況。)
_/_/ 操業度の低下とも相まって、4月の中旬からは築55年の自宅の屋根を手入れしています。
_/_/
_/_/ まぁこれも人それぞれですし、私も好き好んで『高所でのDIY』をしている訳では無いのですが、
_/_/ 何気に、お金儲けの為では無い『作業』は、ちょっとだけ気分を明るくしてくれます。
_/_/
_/_/
_/_/ でも、私は皆さんへ『還暦も過ぎた年寄りが、自宅の屋根へ上がる』という行為を、絶対に推奨しません。
_/_/
_/_/ 実際、数年前にご近所の方は屋根から落ちて3ヶ月の入院生活を余儀なくされましたし、
_/_/ 妻も職場では『家の主人が屋根から落ちて……。』みたいな話を、頻繁に聞くそうです。
_/_/
_/_/ だから何度も言う通り、これは個々人(私)の事情で『屋根へ上がっている。』という話なのですが、
_/_/ その為の準備は、かれこれ5年前くらいから行って来ました。
_/_/ (同じ還暦を過ぎてはいても、運動神経は抜群のご近所さまが『落ちた!』ので、私もナメてはいけない……と。)
_/_/
_/_/
_/_/ あまり細かな事は書きませんが(書くと『本当にその程度の準備で大丈夫なの?』と言う話に成りますし……。)
_/_/ 一応『大工さん』をしている同級生から助言を貰って『足場』が必要な事だけは知りました。
_/_/ (屋根の修繕とか葺き替えが高額に成るのは、この足場の設営が大変だから……らしい。)
_/_/
_/_/ その上で、私の住んでいる家は『平屋』で2階部分の屋根は無い、近所に高所作業の難しさを相談出来る先輩が居る、
_/_/ 作業中に屋根を壊したとしても、本来の所有者(父)は居ない、更に言うなら私も子育てを終えている……。
_/_/
_/_/ ちなみに『自宅を所有すると言うことは、自分で出来る補修は自分で行うのが当たり前!』
_/_/ これが亡父の私に対する教えですし、実際、私も父が屋根の修理を行う際には、何度も手伝って来ました。
_/_/ しかしこれを妻に言わせると『そんな昭和の考え方を、私の子供には絶対に教えないで下さい。』と言う話に成ります。
_/_/
_/_/
_/_/ まぁそんなこんな、10年くらい前から屋根の再修理が必要なことは分かっていたのですが、
_/_/ 如何な昭和一桁生まれの父とて、齢80を重ねてからは『屋根へ上がろう。』とは言わなく成りました。
_/_/ (最後に上った時には一度だけ私の息子も上がっていたので、70代の半ばだったはずです。)
_/_/
_/_/ でもある年のこと、ある日突然に『屋根から水が降って来た!』……って、それは天日で温水を作る温水器の故障。
_/_/ 慌てて屋根へ梯子を掛け、妻に足元を支えて貰い、様子を見るために上ろうとしたのですが、
_/_/ 梯子から屋根へ移る最後の一歩……、この足が出ないのです。
_/_/
_/_/ こればかりは当の私自身にも、今もって理由は分からないのですが、
_/_/ 恐怖感……と言うよりも、この10年ほどで変わってしまった体形、お腹がつかえて、足が出なかった?
_/_/
_/_/
_/_/
_/_/ 思えばその日から『どうやれば、私は屋根へ上れるのだろうか?』が、私の課題。
_/_/ そんな素朴な課題を一笑に伏したご近所さまが落ちたのは、二重のショックだった訳で……。
_/_/ だから今だって『絶対に安全!』とは言いませんが、取り敢えず、お腹の出は問題に成らない方法で上れるようにしました。
_/_/
_/_/
_/_/ とは言え、結果的に今回考えた方法で屋根へ上ったのは、3月に成ってからです。
_/_/ 『これだけの準備をすれば、屋根へは上れるはず?』という準備は2月中に出来ていたのですが、不要不急の『高上り』は危険行為。
_/_/ その日はたまたま西側からの強風で、テレビのアンテナが倒れてしまったのです。
_/_/ 『この機会こそが、屋根修理への第一歩?』……じゃないですが、人事は尽くしたので天命を待つ!ですね。^^;
_/_/
_/_/ やってみると、やはり不足感は有るものの、どうにかこうにか屋根へは上れる……と言った感じでした。
_/_/
_/_/ でも、その日から、自分の意識は『創造』から『改良』へと変わったことを強く感じました。
_/_/ 少し大げさに言うと、机上の空論が、実物へと姿を変える瞬間!とでも言うのでしょうか?
_/_/ 『自分が味わいたかったものは、当にこれ!』じゃないですが、それこそが製造現場の実情を知らない原寸師の求めていた物でした。
_/_/
_/_/
_/_/
_/_/ 要するに『屋根の修理』と言うのは『コンクリート瓦の屋根のペンキの塗り替え』なのですが、
_/_/ 平屋とは言え、その瓦の枚数は1000枚越え!(概算で1500枚でしたっけ?)
_/_/ これだけの枚数の瓦に、父は概ね10年おきに刷毛だけを使ってほぼ独りでペンキを塗っていた訳です。
_/_/ (とある年には、その一枚一枚へ『釘』を打って、屋根へと固定までしたのです。)
_/_/ 今更ながらに頭が下がる……と言うのか今は『私って、どれだけのタダ乗りをしていたのだろうか?』って罪悪感さえ感じています。
_/_/
_/_/
_/_/ まぁもう今さら築60年近い家の瓦を塗り直しても、家の寿命に違いは無いかも知れません。
_/_/ (瓦の下の防水シートは朽ちていましたし、その下の屋根板も傷んでいるようですし……。)
_/_/ でもこの60年近くもの期間、この家は間違い無く私や家族を守ってくれたのです。
_/_/ だから『完全』とは言えなくても、自分の精一杯の感謝が伝わる位の補修だけはしておきたい。
_/_/
_/_/
_/_/ ちなみに高所作業の助言を頂いている先輩の奥様は『看護師さん』で、ほぼ毎日、私の家の傍で畑仕事をしています。
_/_/ 『近々屋根の塗り替えをするので、落ちたら死に水を取って下さい。』とお願いをすると、
_/_/ 『落ちたら完全に息が止ってから、救急車を呼んであげるよ!』そう返答して頂けたので有り難かった!
_/_/
_/_/ 何事でも『独りでは無い!』ってことを感じられるのは有難いことですよ。
_/_/
_/_/
_/_/
_/_/ 5月のGWは2日の日曜日から4日(火)まで、雨は降らない予報に成っているようです。
_/_/ 既に屋根瓦の『高圧洗浄』は終えたので、目先はコンクリート瓦への下塗り(シーラーを塗る作業)を行う予定。
_/_/ これは鋼板でいう『素地調整(プライマー塗装)』のような作業らしいのですが、連休中の作業は、ここまでが精一杯かと思います。
_/_/ 後は本塗り(上塗り)ですが、なんとか梅雨入りまでには、済ませたいですよねぇ……。
_/_/ (5月中には終わらせたいものですが……。)
_/_/
_/_/ まぁ、この状況だと5月中のお遍路再開は難しいと思うし、天気さえ許せば決して不可能では無いはず?
_/_/ (既に下塗り塗料、上塗り塗料、及び塗り道具一式は購入済。)
_/_/ 6月のコンテンツ更新時には『無事終了』の報告を行えるよう願っています。
_/_/
_/_/
_/_/
_/_/
_/_/
_/_/
_/_/
_/_/
_/_/
_/_/
_/_/ ちなみに4月の第2週の日曜日でしたっけ?九州へ在るお墓へは、お参りを済ませて来ました。
_/_/ 勿論、その時点では全国的にも『緊急事態宣言』は出されて居なかった訳ですが、
_/_/ 万全を期す!では無いですが、関門海峡を越えてからは、お墓までノンストップ!
_/_/
_/_/ お彼岸も終わり誰も居ない墓所で読経を行っていると、何故か蝶々が頭の上に舞い降りて来た?
_/_/ (私には分かりませんでしたが、隣に居た妻は不思議がっていましたが、
_/_/ その実、私はご先祖さまへ心中の苦しみを吐露していました。)
_/_/
_/_/
_/_/ 帰りも、お墓から立ち寄り先の山口県『秋吉台』まではノンストップ。
_/_/ そこからは道の駅やら山口では有名な『山賊』とか、ぶらりぶらりと立ち寄って、帰宅したのは午後8時。
_/_/ 『これじゃ、お遍路と同じ?』とまでは言わないまでも、かなりの強行軍に成ってしまったようです。
_/_/
_/_/
_/_/ 5月は順調なら中断している作業は再開されるでしょうし、本当に順調なら、もっと大きな案件にも携わることが出来るかも?
_/_/ (知ってる方は知っているのでしょうが、一年以上も前から話題に成っていた案件が、やっと開始されるらしいです。)
_/_/ この案件だけでも順調に受注出来たら、年内は落ち着けるのですが……、どうなのでしょうねぇ。^^;
_/_/
_/_/
_/_/
_/_/ まぁ何やかや、思い通りには行かないものですが、日々の精進を重ねるだけです。
_/_/
_/_/
_/_/
_/_/ 今日も一日を無事に過ごせた事だけに、感謝!です。
_/_/
_/_/ 精進致しますので、皆様も日々の精進を心掛けましょう!!
_/_/
先頭へ戻る
<<あれれ…^^; 2021年4月のひとり言>>
_/_/ 『今年はお花見を自粛しましょう。』
_/_/ ここ尾道市でも、この様な要請が出されていたのは一年前の話。
_/_/ あの時は行きつけの温泉施設も休館になって、満開の桜を露天風呂から眺めることさえ出来なかったのですが、
_/_/ 今年は運良く?その願いだけは適ったので、それだけでも良しとしなきゃ成らないのでしょうねぇ……。
_/_/
_/_/ 巷では、変異コロナの影響で第4波の流行が始まっている、という話も耳にしますが、
_/_/ どうなのでしょうねぇ?これってもう処置無しじゃないけれど、どうしようも無いのでしょうねぇ。
_/_/
_/_/ このままだと、また温泉施設は休館……って話に成っても不思議じゃないし、
_/_/ 県外への外出に『自粛要請』が出されるのも時間の問題?と思わなくは無いですが、
_/_/ 兎にも角にも現時点(4月4日)に於いては、日本国内での緊急事態宣言は解除されている状況。
_/_/
_/_/ この状況を『幸い』とするのかどうかは、各人の判断……という事に成るのでしょうが、
_/_/ 皆さまに於かれましては、兎にも角にも『無事』にお過ごしをされて居られるでしょうか?
_/_/
_/_/
_/_/
_/_/
_/_/ それにしても、ここまでコロナ禍が長引くと、業務面への影響も無視出来ないですよねぇ。
_/_/ 自粛自粛も良いけれど、これは弊社のような零細企業にとっては『待ちに徹しろ!』って言っているようなもの。
_/_/
_/_/ 実際、昨年は3ヶ月近くもの『ゼロ操業』を受け入れたのですが、今年も同じような状況になるのなら、
_/_/ それはさすがに『ヤバい!』ですよねぇ……。
_/_/
_/_/ こんな状況下で遠方の客先へ『仕事を下さい!』ってメールをしても、それだけで操業度が埋まるなんて事は有り得ないし、
_/_/ かと言って旧縁を頼って客先へ出向く……なんてのも、私も逆の立場なら『見送って欲しい。』って言うでしょう。
_/_/
_/_/ とどのつまり、座して死を待つか?おかずを無くしたお茶漬けだけ生活を構築するか?みたいな、
_/_/ 不愉快な選択肢でも、いずれかを選択をするしか無いのでしょうが……誰だって、不愉快な選択はしたく無いですよねぇ。
_/_/
_/_/
_/_/ 国もコロナの患者数が増加傾向なのは知っていて、緊急事態宣言を解除……ということは、正直、サジを投げたのでしょうが、
_/_/ こうなると自分の身は自分で守れ!じゃないですが、『もう、どうでもいい!』みたいな話も増えるのでしょうねぇ……。
_/_/
_/_/ なんなんだか、これからは個々人の『素』の姿を、露骨に見せつけられてしまうのかなぁ。
_/_/
_/_/
_/_/ ちなみに私は、他人から陰口を出来るだけ言われたくない人なので、
_/_/ 提示された選択肢が全て不愉快なものだったとしても、それが対外的なものならば、不愉快な選択をするつもりです。
_/_/ でも因果が自分自身に帰結すると思われる範囲内に於いては、無暗な自粛を推奨するつもりなど有りません。
_/_/
_/_/ なので、この時期に『遠方での営業活動』はしませんが、同じ遠方でも『墓参り』はしたいと思っています。
_/_/ (墓参りを口実に立ち寄っていた客先へは、立ち寄らない方が良いと思っています。)
_/_/
_/_/
_/_/ 日帰り温泉も、施設が営業している限りは極力通いたいですが『黙浴(もくよく)へのご協力を』と書かれている以上、
_/_/ 施設内での会話は慎みたい……要は、温泉へ行くのなら一人で行きたいと思っています。
_/_/ (とは言っても、駐車場に停められている車のナンバープレートって、つい、見ちゃいますよね。)
_/_/
_/_/
_/_/ 当然のことながら『仕事』は継続しているのですが、当面は地元の客先と一念托生……じゃ無いですが、
_/_/ 客先も昨年は操業度の確保で御苦労をされたのか、今のところは忙しそうです。
_/_/
_/_/ このままの状況が、私の年金受給が可能になる4年先まで続けば、私としては『言う事なし!』なのですが、
_/_/ こればかりは一波乱も二波乱もあるのでしょうねぇ、これからも……。
_/_/
_/_/ せめて今年の一年間くらいは、順調な弊社への発注が続くことを、神仏へ願うばかりです。
_/_/
_/_/
_/_/ ……と、悩ましいのは『お遍路』なんですよねぇ……。
_/_/ 実は3月には2度、四国へ渡ったのですが、これは目的地が市街地では無かったことが幸いでした。
_/_/
_/_/ 先月もこのページでは触れたのですが、今回最初の目的地は四国でも最南端の足摺岬。
_/_/ 最寄りの高知市からは100キロくらいは離れていますし、ここ尾道からだと最短でも300キロは離れています、
_/_/ これって『人口密度』という意味から言えば、それは最良の安全地帯なのでしょうが、
_/_/ 逆に私や妻を含めた『旅行者』は『危険地帯から来た要注意人物!』って、白い目で見られることも予想される訳です。
_/_/
_/_/
_/_/ そんなこんなで私が選択したのは、往復700キロ、時間にして15時間もの日帰り旅行。
_/_/
_/_/ 『折角来るのなら、一緒に一泊出来る時に来て欲しかった。』
_/_/ 確か十数年振りだったか20年振りだったかで再会した、大学時代の同級生。
_/_/ (私たちが学生時代だった頃から顔見知りだった妻とは、30数年振りの再会でしたが……。)
_/_/
_/_/ まぁ今どきの事なので、年賀状の住所をググって友人の自宅は確認したのですが、
_/_/ 事前のラインでは『ご自宅の周辺を通過する。』としか伝えられませんでした。
_/_/
_/_/ 要するに、玄関先まで出向いて、不在なら郵便受けにお土産だけ置いて帰る……と言う通過方法を私は選択したのです。
_/_/ (結果的には在宅だったので、自宅の玄関前で互いにお土産の受け渡しだけ行って、
_/_/ 『お互いが達者なら、また会おう!』という通過結果になりましたが……。)
_/_/
_/_/
_/_/ 何気に味気ない選択肢。
_/_/ そもそも私は滅多に外出自体をしてないし、妻も職場では徹底的に健康管理をされている立場。
_/_/ この状況にプラスでマスクなら、もう少し時間を取って再会を喜び合っても良かったのでは?と思わなくもないのですが、
_/_/ 現時点では、これが最善の選択だったと思うのです。
_/_/
_/_/ だって彼にも彼の家庭や職場での立場が有りますものね。
_/_/ それってきっと、学生時代に私と二人で同宿していた頃の立場とは、大きく異なるはずだから……。
_/_/
_/_/
_/_/
_/_/ そんなこんな3月の1回目のお遍路は、四国88ヶ所の第37番岩本寺から第40番観自在寺までの4ヶ寺を参拝。
_/_/ (さすがに朝5時から夜8時まで掛かったドライブは、『修行』と言うにも相応しい強行軍。
_/_/ 帰路では松山道との合流付近で車線を間違えたり、中央分離帯へ引き寄せられたり……。
_/_/ 『同人二行』のお大師様が守ってくれていることを実感しました。)
_/_/
_/_/ 2回目は四国88ヶ所の第43番明石寺までと、別格20霊場の第8番十夜ヶ橋までの6ヶ寺を参拝。
_/_/ (この日からは、往路も復路も『しまなみ海道』経由です。)
_/_/
_/_/ あれでもこの2度のお遍路で『街中に有った巡礼先』と言えば、宇和島市内の別格6番龍光院……という話に成りそうですが、
_/_/ そこは2度目の巡礼の朝一番(8時)の参拝で、小雨も降っていたためか、他の参拝者はゼロ。
_/_/ (記帳所の管理人さんからは『参拝者さん?なのですか?』みたいな……、場違い感さえ感じました。)
_/_/
_/_/
_/_/ ちなみに今回のお遍路で同時に巡礼している『別格20霊場』って言うのは、何気に88ヶ所のお寺とは雰囲気が異なります。
_/_/ まぁ、それは霊場なのだから……と言えばそうなのでしょうが、兎にも角にもその大半は『難所』と言われる山中に有ります。
_/_/ (そもそも別格1番の大山寺は初回に参拝したのですが、これまでのところ、ここが一番の難所だったと思っています。)
_/_/
_/_/ 今回も別格7番の出石寺は、物凄かった!
_/_/ 出石寺は標高800Mを越える山の山頂付近に在ったためなのか、はたまたその時は霧が濃かったせいなのか、
_/_/ 途中でナビが案内を中断してしまったのです。
_/_/ (何気にモニターから進路を示す道筋が消えると、ドキっ!としますよね。^^;)
_/_/
_/_/ 『中断って言ったって、この道しか無いンだから、これで良いンだよねぇ?』
_/_/ 『う〜〜ン、スマホでも検索してみるから、ちょっと待って。』
_/_/ 『あれれ^^;どういう訳か、進路が再表示されてるじゃん、もうちょっとで到着みたい。』
_/_/
_/_/ 当に『鬱蒼』とした山道(参道?)を抜けて辿り着いたのは、どこか荒涼とした駐車場。
_/_/ ここにも他の参拝者の車は一台も停まってなくて、本当にここは目的地なのだろうか?半信半疑で車から身を出すと、
_/_/ 『わっ!寒っ!』
_/_/
_/_/ 丁度その日はお彼岸の中日で、里では桜の花も五分咲きの暖かさだったのに、ここってまだ真冬の寒さじゃン!
_/_/ 徒歩で5分程の階段を登り、本堂での読経を終え、晴れていれば九州さえも見渡せる……という景色を見に行くと、
_/_/ 『えっ!ここって雲の上じゃんか!』
_/_/
_/_/
_/_/ その日はお彼岸の中日にも関わらず、九州のお墓へはお参りにも行かずに強行したお遍路。
_/_/ それがお墓のご先祖様の不興を買ったのか、41番の龍光寺で降り始めた雨が42番の仏木寺では土砂降り状態。
_/_/ 前回までのお遍路では、一度として参拝中に雨は降らなかったので、少し油断はしていたのですが、
_/_/ 『雨中での参拝って、こんなにも大変なことなのか。』って思い知らされました。
_/_/ (傘を差した状態で蝋燭に火を灯し、その火を線香に点けるとか、それって傘が本来の持つ役割を無視するような所業です。
_/_/ やっぱり次回からは、雨カッパとバスタオルくらいは常備しておかなきゃ……。)
_/_/
_/_/ 4月はまず、お遍路よりも墓参りを優先……って、墓参りも往復600キロなので、本来なら一泊したいところ。
_/_/ 宝くじでも当たったら、山口の日本海側『角島』を訪れて宿泊したいです。^^;。
_/_/
_/_/
_/_/
_/_/ そんなこんな、次回は第44番の大寶寺からの参拝に成りますが、次の45番岩谷寺までは山の奥に在るようです。
_/_/ でもその次の第46番辺りからは、四国では高松と双璧の都市『松山市』の周辺に遍路先は密集しているようです。
_/_/
_/_/ 『岩谷寺は、かなり山奥に有るから大変だけど、それを越えるとそれからは、結構、楽に回れるぞ。』
_/_/ 助言を頂いているご近所の先輩は、あっと言う間に77番まで進んだそうですが、松山と言えば『道後』ですよね。
_/_/ 当初の予定では51番の石手寺を参拝したら道後の湯に浸かる予定だったのですが、やっぱりダメでしょうねぇ……。
_/_/ (道後で一泊して、翌日も巡礼を終えたら『鈍川温泉』へ立ち寄る予定だったのですが……。)
_/_/
_/_/ まぁもう贅沢は言って居られない……と言うのか、兎にも角にも『巣籠り』だけは避けないと、
_/_/ 身体的にも精神的も整わないようなのです。
_/_/ (お遍路で身体を動かすと血圧も下がるようなのですが、最近は、また上昇傾向有り……。)
_/_/
_/_/ ちなみに最近は少し仕事も忙し過ぎる傾向で、精神的にも少しキレ易く成っているような……。
_/_/ (妻からも『お〜〜恐っ!』って言われて、あっ、ダメだ!と思うことが増えたような……。)
_/_/
_/_/ 別段、お遍路で無くても身体を動かすことは出来るのですが……。
_/_/ (例えば『草むしり』を任されている家の前の畑で『草刈』をしても血圧は下がるのですが……。)
_/_/
_/_/
_/_/ 何度か書いているように、次回に44番と45番を回れば、それは88ヶ所の半分を越える事に成る訳です。
_/_/ その上、44番〜88番までは瀬戸内の沿岸なので、ここ尾道から見れば、比較的『近場』という話。
_/_/ (前半の44ヶ所と後半の44ヶ所では、かなり条件も異なる……という話です。)。
_/_/
_/_/ ここまでの好条件にやっとの想いで至りながら『ここで力尽きた。』なんて話にだけは、絶対にしたく無い!
_/_/ 願わくば、妻の還暦の誕生日までには『結願』も成し遂げたい!
_/_/
_/_/
_/_/ このように考えると、兎にも角にもまだ自分の意思通りに『自分の身体を動かせる。』のは有難い話。
_/_/ 逆に言えば、自分の身体はいつ動かせなく成っても不思議では無いわけで……。
_/_/
_/_/ 出来る事、そしてやるべきことは、出来る内にやっておく事も『智慧』では無いでしょうか?
_/_/
_/_/
_/_/
_/_/
_/_/
_/_/
_/_/
_/_/
_/_/
_/_/
_/_/ 4月を迎えて、予定通りに隣保班の班長役は今期の班長さんへと引き継いだ訳ですが、
_/_/ それに先立って『慣わし』として行われているのが、地区の荒神様へのお礼参り。
_/_/
_/_/ これは俗に言う『言い伝え』なので、正しい作法とかしきたりとか(多分有るのでしょうが)は、誰も知りません。
_/_/
_/_/ 私も10年ほど前に前回の班長役を終えた時に『貴方らは若いから知らないでしょうから……。』て、
_/_/ 近所のおば様から『お礼参りのやり方』を教わったはず?なのですが……。
_/_/
_/_/ 『えっ?荒神様?それってどこへ有るの?』
_/_/ 『何言ってるの?10年前に○○さんと一緒に行って教わったじゃないか。』
_/_/ 『ええ〜〜っ、そうじゃったかねぇ?覚えてないけど……。』
_/_/
_/_/ まぁ、弊社では年に一度の決算でさえ『どうだっけ?』の状態なので、10年も前の事なんて忘却の彼方。
_/_/ (ちなみに10年前は東北大震災の年で、正確に言うとその年が班長役、9年前がお礼参りの年に成ります。)
_/_/
_/_/ これって妻の記憶に頼ってもラチは明かないし、かと言って近所のおば様へもう一度聞くのも失礼?
_/_/ 『そ〜〜言えばコーくんは、3年前に荒神さんへは行ったん?』
_/_/ ご近所の先輩に聞いてみると、
_/_/ 『お〜〜っ、行ったぞ!お礼参りじゃろ〜〜が。』
_/_/
_/_/ ちょっと意外だったのですが、6つ年上の先輩は、何故かその慣わしを知っている様子。
_/_/ 『何で知っとるン?』
_/_/ 『そりゃ〜〜おまえ、近所のおじさんが「あんたら知っとンか?」言ぅ〜〜て来たんよ。』
_/_/
_/_/ なんだかそれはとっても心強いお言葉で、私の期待は膨らむばかり!
_/_/ 『それで、どうすりゃ〜〜え〜〜ンかねぇ?』
_/_/ 『そりゃ〜〜おまえ、荒神さんの周りを掃除して、酒を供えて「ありがとうございました!」で、え〜〜ンじゃないんか?』
_/_/
_/_/ あれっ?そうだっけ?それって近所のおば様から聞いた話とは違って、簡素過ぎるような気がするけど?
_/_/ 『要は、荒神さんへ感謝の気持ちが通じれば、え〜〜ンよっ!』
_/_/
_/_/ そりゃそうだ。^^;
_/_/ それならば善は急げと言う格言も有るし、
_/_/ 『そぅ〜じゃね!今日は雨じゃけ参拝へは明日女房と行くとして、これから場所だけ確認して来るわ!』
_/_/
_/_/ そんなこんなで徒歩5分、荒神様が祀られている場所を訪れてビックリ!
_/_/ 『えっ!これって境内が草原に成ってるじゃん!』
_/_/
_/_/
_/_/
_/_/ 実はこれは後で妻から聞いた話なのですが、近年はこのような『慣わし』を、実行されてない班も有るそうなのです。
_/_/ (実は先輩も『次期班長と一緒に行くんぞ!』と言いつつ、『そう言えば、一人で行ったっけ?』みたいな……。)
_/_/
_/_/ 確かに班長の引継ぎとかは年に一度のことなので、昨年もこの時季には誰かが草刈りをしたのかも知れませんが、
_/_/ 『草ボウボウで、お参りどころじゃ無いんだけど。』って先輩へ状況を報告すると、
_/_/ 『そ〜かものぉ〜〜、最近は、誰も行ってないンかも知れンのぉ〜〜。』
_/_/ (でも3年前に先輩は、お一人で掃除をして、お酒を供えて、ありがとうございました!って手を合せたンですよね?)
_/_/
_/_/
_/_/ 帰宅した私は、撮影した写真を妻に見せながら『草ぼうぼうじゃけ、雨が上がったら草刈りするわ。』って言ったのですが、
_/_/ 妻は『何であなたが、せにゃいけんの?あなたの庭じゃ無いンよ。』の大剣幕。
_/_/ これには売り言葉に買い言葉じゃないですが、
_/_/ 『誰も手伝ってくれなんて言って無いわ!』
_/_/ 『お〜〜恐っ!』
_/_/
_/_/ なんでこんなことで妻と言い争わなきゃ成らないのか、私には良く分からないのですが、
_/_/ 結果的には翌日一人で草刈機を持参して30分草刈りをしただけで、辺りは境内っぽく成りました。
_/_/
_/_/
_/_/
_/_/ でも、これってどうなのでしょうねぇ?
_/_/ 実際、自分の庭でも無い場所の草を刈っていると、誰かからは『嫌そうな顔』をされるかも知れません。
_/_/ (自分だけ善人面しやがって……って妬む人は、必ずどこにも居るものです。)
_/_/ しかし草を刈ることで誰かが不利益を被るとは思えませんし、何よりも私は、確かにそれをやりたかった訳で……。
_/_/
_/_/ なんとなく最近は、こんな感じの理不尽と言うのか……、何気に自分の想いが伝わらないことが多くて、
_/_/ これを『キレた!』って解釈されるのは、ちょっと辛いですね。^^;
_/_/
_/_/
_/_/
_/_/
_/_/
_/_/ 先の3月12日、弊社(合資会社 中村プロダクトコンピュート)は、創立20周年目を迎えました。
_/_/ 思えばこの20年間、私は客先や皆さまから助けられてばかりで、その恩返しなんて一つも出来ていない。
_/_/ この一年間の無事を荒神様へ『草刈り』という行為で恩返し出来たのなら、
_/_/ この20年間の御恩に対する皆さまへの恩返しも、何らかの形で出来そうなものですが……。
_/_/
_/_/ なかなかどうして『感謝』を形で表すのは難しいものですが、
_/_/
_/_/ 皆さま、弊社(合資会社 中村プロダクトコンピュート)を20年間も支えて頂き、ありがとうございました。
_/_/
_/_/
_/_/
_/_/ 今日も一日を無事に過ごせた事だけに、感謝!です。
_/_/
_/_/ 精進致しますので、皆様も日々の精進を心掛けましょう!!
_/_/
先頭へ戻る
<<あれれ…^^; 2021年3月のひとり言>>
_/_/ 例年なら2月は下旬に成っても、まだ『冬の寒さは身に染みる。』の時季だったと思うのですが、
_/_/ 今年は極端なまでに寒い日と暖かい日の差を感じます。
_/_/
_/_/ 日本には『三寒四温』という言葉も有りますし、春先とは古来より寒暖の差を感じる季節なのでしょうが、
_/_/ 今年はこの寒暖差に一喜一憂している指標が有って……と言うのが、私の血圧です。
_/_/
_/_/
_/_/ 実はこれは一年前の話。
_/_/ とある案件のSPLの一品図をチェックしていて、
_/_/ その余りにも良く無い出来栄えに目眩のようなものを感じたのです。
_/_/
_/_/ 『おおげさな!』
_/_/ 皆さんはそのように思うでしょうが、たかがSPLです。
_/_/ 図面通りにさえ出来ていれば、何の躊躇もなく『OK』と言える部材です。
_/_/ それなのにその時は憤りが大きくて、肩で息をしなきゃならないほどに『しんどく』成って、
_/_/ そう言えば血圧計が有ったっけ……で計測してみると185/103の計測値。
_/_/
_/_/ 直ぐに横に成って、しばしの休息。
_/_/ 翌日には上も150以下と落ち着いたので一安心……、とは言え、
_/_/ 『少し暖かく成ったら、一度、病院で診察を受けなきゃ……。』
_/_/ って思っていたのです。
_/_/
_/_/
_/_/ 果たして昨年は3月に成って4月が来ると『コロナ禍』で、病院でさえ『密』を疑われる事態。
_/_/ 『行かなきゃ、行かなきゃ……。』も、いつの間にか忘却の彼方。
_/_/ 夏に成って、秋が来て、この冬の訪れと共にコロナ禍の非常事態が宣言されて、昨年と同じような日常業務。
_/_/
_/_/ ふと、いつかどこかで出会ったような『しんどさ』を感じたのは1月の中旬だったでしょうか?
_/_/ それが先月触れた『体調不良』の実情だった訳ですが、その後は毎朝の血圧測定と投薬治療を行っているにも関わらず、
_/_/ 思ったほどの成果が出ていないのです。
_/_/
_/_/
_/_/ それは1月に受診をしてから3週間後の再検査……、その頃は戻り寒波の影響が有ったのか、数日前から血圧は高かった。
_/_/
_/_/ 『175/105……高いですねぇ。もう一度測りましょう……えっ?これは195……1回目の175を記入しておきましょう。』
_/_/
_/_/ 当然、医者の言う『標準値』には程遠く、逆に毎朝飲む薬の数は増えてしまったのです。
_/_/ (『お薬手帳……、作りましょうね!』って言われてショック……、一気に老け込んでしまった。)
_/_/
_/_/
_/_/
_/_/ 何なンだろうなぁ……って思いますよねぇ。
_/_/ まぁ、還暦とか言う年齢にも成れば、身体のどこそこにも変化は現れるものだ……と言いますが、
_/_/ そういうのって、唐突に現れるものでは無いと思うのです。
_/_/
_/_/ 要するに病気って『気の病』じゃないですが、自分が血圧の高さを気に病むから『病気』なのであって、
_/_/ 『まぁ齢なんだし、若い頃のように血圧が低く無いのは当たり前!大体が高血圧って200を越える人の病気でしょ?』
_/_/ そのように楽観的な考え方をすれば、私の感じる『しんどさ』なんて、気のせいなのかも知れません。
_/_/
_/_/ しかし医者からは『血管年齢は90歳』と診察され、血液検査では3桁になっている肝機能数値を指摘され、
_/_/ その上で130以下には下がらない血圧値を自覚すると、
_/_/ 『やっぱ、このしんどさは……、病気かも?』と思ってしまうのも人間です。
_/_/
_/_/
_/_/
_/_/
_/_/
_/_/ 昨年の12月から続いている作業案件が、この3月に成っても続いている……と言うのは、ちょっと想定外でした。
_/_/ (工事区間を3期分に分割するほどの案件なので、大きいことは確かなのですが……。)
_/_/
_/_/ 難解な構造も、似たようなものを3回も見せられれば、ある意味『慣れる』のですが、
_/_/ それと同時に、私自身は『原寸(展開)センスの無さ』を再認識させられる構造です。
_/_/
_/_/
_/_/ 先月は、
_/_/ 『斜めウェブを有する直橋(極普通に縦・横断勾配も有り)に、平面図では直交する断面のFLG(BT直角付け)は、矩形に成る。』でしょうか?
_/_/ と書いた横リブフランジの変形。
_/_/
_/_/ 1期目では教えを乞って理解をし、2期目では実際に算出出来ていたはずの変形量。(客先では『切度量』と言いますが……。)
_/_/ それが何故か3回目では作業手順を思い出せない……と言うのか、こういう事はセンスなので、
_/_/ 『思い付かなきゃならない。』はずのことなのに、また迷路へ迷い込んでしまいました。
_/_/
_/_/
_/_/
_/_/ 私は先月『一番見えにくいと思える方向から見ると、実際の形状は見えて来る。』と書きましたが、
_/_/ 現実の私は『見ている方向は正しいのに、実際に見えるはずのものを、図形化出来なかった。』と言うべきなのでしょうねぇ。
_/_/
_/_/ この『実際に見えるはずのもの』という表現は曲者で、私が『このように見えるはずだ。』と思うことと、
_/_/ 『実際に見えるもの』が違っていると、その間違いには気付け無いし、訂正のしようも無い。
_/_/ (私が『黒だろ?』と思ったものが実際には『白』ったり『青』だったりすると、算出方法の前提自体が狂ってしまう訳で……。)
_/_/
_/_/
_/_/ 今回、私の算出した値と実際の一品図に記入されている値は、全て1.5倍程度異なっていました。
_/_/ FLGが矩形に成らないことだけは分かっていたので、どうすれば矩形との差を出せるか?
_/_/ たったそれだけの事だったのに、私は誤った作図をして、1.5倍大きな値を算出してしまったのです。
_/_/
_/_/
_/_/ 勿論これは『原寸』という実作業の中で発生した事案なので、客先へは直ぐに連絡をして確認を頂いた訳ですが、
_/_/ 客先からの回答は『問題無し』でした。
_/_/
_/_/ だとしたら私の算出方法の方に問題が有る!って、切断工程のことを考えると、あれこれ考えている暇など無い訳で、
_/_/ その場は『概ねこの範囲内の値に収まればOKとします。』ということにして作業は継続。
_/_/ 納品を終えてから『何で違っていたのだろう……?』検証したのですが、
_/_/
_/_/ 私は、見えるはずの線を作画せずに、決して見えないはずの線を作画していた……。
_/_/
_/_/
_/_/ こういう言い方をすると『そんなバカな。』と笑われてしまうかも知れませんが、
_/_/ (と言うのか『あれれ^^;さんは、何を言っているのか意味不明』と思われるでしょうが、)
_/_/ 実際、こういう言葉にも成らないようなことが起こってしまうのが『原寸(展開)作業』なのです。
_/_/
_/_/
_/_/
_/_/ まぁ今どきは手作業で原寸展開なんてやっている人は少ないでしょうし、
_/_/ 理屈など分からなくても『システムの出力した値は正しいに決まっている!』でも、悪くは無い話と思います。
_/_/
_/_/ 私のように『システムはどのように考えて、この値を算出したのだろうか?』なんて考える人は『変人』ですし、
_/_/ たかだが1ミリ2ミリの事に拘るのも、効率的とは言えません。
_/_/
_/_/ そもそもが、この人手不足のご時世に、これだけの大規模案件へ『システム無し』で立ち向かうのは無謀です。
_/_/
_/_/
_/_/
_/_/ 私は以前、兄貴と慕う客先担当様(システム原寸の師匠)から、
_/_/ 『如何な橋梁の専用システムとは言え、全てが完璧な訳では無い。』と教えられたことが有るのですが、
_/_/ 言葉を代えると、それは『システムの出している結果だけを、鵜呑みにはするな。』という意味でした。
_/_/
_/_/ これは『とある橋梁原寸専用システム』での話ですが、斜角の有る端横桁ウェブに溶接する中縦桁とのコネクションPLです。
_/_/ 確かにコネクションPLは平行四辺形にでも台形にでも設定をすれば正しく出力出来ますが、
_/_/ 横桁ウェブに付加されるコネクションPLの配置線はどうでしょう?
_/_/
_/_/ この配置線は一見『レベル』だと思われがちですが、実は横桁の斜角と中縦桁の縦断勾配の影響でレベルには成りません。
_/_/
_/_/ この話は私が30代だった頃に教わったことなので、現在ではその辺りの不都合は解消されているかも知れませんが、
_/_/ 当時のシステムには若干の問題が有りました。
_/_/ (システムを開発した人にも聞いたのですが『それは誤差の範疇でしょう?』と一応は認めて居られたような……。)
_/_/
_/_/ 橋梁の端横桁と言えば斜角は60°くらいでしょうし、中縦桁の縦断勾配も3%くらいだと仮定をすると、
_/_/ 400幅のコネクションPLなら、配置線の縁端でのズレは±3.5ミリ。
_/_/ (実際にコネクションPLと中縦桁フランジが取り合うのは200幅程度の区間だから、メチは±1.7?)
_/_/ その程度の目違いなんて、コネクションSPLの板厚なんて9ミリでしょうから『ボルトで締め付ければ、馴染む!』
_/_/
_/_/
_/_/ ……と私が言いたいのはそういう話では無く、それを教わった際に兄貴から言われたことで、
_/_/ 『お前は「ここにそういう問題が有る。」と教えると、ここばかりを見てしまう。
_/_/ 横桁だって横断勾配持っているのだから、斜角で主桁と交差をすれば同じだからな!』
_/_/
_/_/ 兄貴は『解説した事例の作業手順だけを丸覚えするな!根本的な考え方を理解しろ。』と言いたかったのでしょうが、
_/_/ 悲しいかな、当時の私にはそんな意図どころか、先の例で3.5ミリのズレが出る理屈さえも理解出来ませんでした。
_/_/
_/_/ 結局のところは『3次元CADでモデリングをすれば分かる!』という一途な思いだけが残ってしまい、
_/_/ 還暦も過ぎた今頃になって、兄貴の教えに涙する……じゃないですが、こんな話は『よく有る話』かも知れませんね。^^;
_/_/
_/_/
_/_/
_/_/ ……と、なので私は『主桁との斜角を持つブラケットの下FLG』の原寸が、超苦手。
_/_/ ブラケット言われるだけで尻込みをしてしまう『暗黒の時期』を何年も経験したせいか、
_/_/ 合成桁の桁端に設置される『たった4ヶ所のブラケット』だけでも、人一倍慎重に成ってしまいます。
_/_/ (あれって床版との合成を高めるための構造だと思うので、それこそ1ミリ2ミリの誤差など関係ないはずですが……。)
_/_/
_/_/ それを思うと最近『ややこしそうなブラケットの一品図だけチェックをして欲しい。』とか言われて依頼をされるのは何故?
_/_/
_/_/ 『難しいのはブラケット下FLGの配置線が必要になる主桁ウェブでしょ?』
_/_/ ……って、そうかぁ……、そうだよなぁ!
_/_/
_/_/ ブタもおだてりゃ木に登る?じゃなくて、猫の手でも借りたいほど忙しい……と言うのが、客先の本音なのでしょうね。^^;
_/_/
_/_/
_/_/
_/_/
_/_/
_/_/
_/_/
_/_/
_/_/
_/_/
_/_/ 2月は立春を迎えてから最初に迎えた休日に、庭先の庭木やら、管理を任されている空地の雑草やら雑木やら、
_/_/ 片っ端から草刈り機とチェーンソーを使って切りまくりました。
_/_/
_/_/ ……と、やはり『道具』の威力は絶大ですね。
_/_/
_/_/ 昨年までは剪定(せんてい)ハサミとノコギリを使ってこの作業を行っていたのですが、一時間と持続出来ずにギブアップ。
_/_/ 依って毎年夏場には、空地は野原に、庭は森へと変貌していた訳ですが、今年は一味違うと思います。
_/_/
_/_/ 庭木は全ての高さを1.5M未満に成るよう切り落としたため、私の部屋にも朝日が差し込むように成りました。
_/_/ 空地の雑木は全て根元から、雑草も地面が見える程に刈り取ったので『えっ!この空地って、こんなに広かったの?』状態。
_/_/
_/_/ 願わくば『カラスのえんどう』が茂る頃にはもう一度、草刈りだけでも行いたいものですが、
_/_/ その方面に詳しい人から言わせると、春、夏、秋の3回『除草剤』を散布すれば、雑草は無くなるらしい。
_/_/
_/_/ 『そこまでのこと、自分の家の土地でも無い空地に、することは無い!』
_/_/ 妻はそのように言うのですが、真夏の草刈は、如何な草刈機を持ってしても重労働。
_/_/ それだと『健康(血圧)の管理を兼ねた軽作業』とは言えなくなってしまいます。
_/_/
_/_/
_/_/ 私だって亡くなった父のように年金さえしっかりしていれば、健康管理だけを念頭にした隠居生活くらい出来たのに……。
_/_/ (ザックリ父が支給を受けていた年金は、私が65歳から貰える予定の金額の『倍』でした。)
_/_/ 父の世代は55歳が定年で、父は57歳から年金暮らしをしていたようですが、私にはそんな余裕など無い訳で……。
_/_/ (『宝くじ!』でも当てて老後の心配さえ無くなれば、明日からでも隠居生活は始めたいです。)
_/_/
_/_/
_/_/
_/_/ こうして庭やら空地やらの手入れをしていると、パソコンでの仕事とはまったく違う価値観に気付かされます。
_/_/
_/_/ 汗を掻けば水を飲む、疲労感を覚えればお風呂で癒す、眠く成れば早く寝る。
_/_/
_/_/ こんな当たり前のような生活をしていない事にこそ、私の体調不良の原因は有るのかも知れません。
_/_/ (聞けば客先でも年長者が多いせいか『高血圧』の話題は多いらしい……。)
_/_/
_/_/ 体調管理って大切だよね!って言うのは容易いですが、その方法は千差万別なのだと思います。
_/_/ 『平日でも帰宅後とか、朝から休日とかだと血圧は下がるみたい。』って言う人も居るようですし、
_/_/ それだと一概に運動だけすれば良い……と言う話でも無さそう。
_/_/
_/_/
_/_/ 先日は屋根に取り付けている『アンテナ』が強風で傾いてしまったため、屋根へ登る『足場』を組んだのですが、
_/_/ この作業が結構難しくて、運動と頭の体操を一緒に行うような作業でした。
_/_/ (残ったのは『思ったようにはいかない!』という挫折感ばかりだったようにも思いますが……。)
_/_/
_/_/ 久々に登った我が家の屋根は、ペンキの剥げたコンクリート瓦がむき出しで、酷い状態。
_/_/ 次なる目標は『屋根のペンキ塗り』だと、ご近所の先輩方には吹聴している訳ですが、
_/_/ 屋根の上から見る風景って、何気に血圧を下げてくれるように思いませんか?
_/_/
_/_/
_/_/ 『屋根のペンキ塗りが終わったら、屋根には天体望遠鏡を設置して天体観測をするのが、私の夢!』
_/_/ 皆からは腹を抱えて笑われてしまうのですが、一つくらいは有ってもいいじゃないですか?私の夢。^^;
_/_/
_/_/
_/_/
_/_/ 目先、現在進行形の作業案件『3期工事』は最優先ですが、今月からはお遍路も再開したいと思っています。
_/_/ (次回は足摺岬まで行くので一泊したいところですが、今のところは日帰りの予定です。)
_/_/
_/_/ 昨年から担当している『隣保班の班長』役も3月末で引継ぎに成る予定ですが、後一ヶ月は無事を祈るばかり。
_/_/ (最近はお葬式も家族葬が増えているので、特に大役を仰せつかることも無いとは思いますが……。)
_/_/ 何はともあれ、昨年の4月から11ヶ月間、無事に過ごせたことには感謝!
_/_/
_/_/ 荒神様へのお礼参りには、精一杯の感謝を込めて『お神酒』を供えるつもりです。
_/_/
_/_/
_/_/
_/_/ 今日も一日を無事に過ごせた事だけに、感謝!です。
_/_/
_/_/ 精進致しますので、皆様も日々の精進を心掛けましょう!!
_/_/
先頭へ戻る
<<あれれ…^^; 2021年2月のひとり言>>
_/_/ 本当に、これは毎年感じるのですが、1月が行ってしまうのは早いです。
_/_/
_/_/ 一月だって普通に31日間も有るので、そこそこの記憶は残っていて良さそうなものですが、目先、頭の中に浮かぶのは、
_/_/ 『庭の楓の木の枝が伸び過ぎているので、新芽が出る前には切っておかなけりゃ。』とか、
_/_/ 『そう言えば自宅前の空き地の雑草も、枯れ葉の多い今の内に刈り取っておかなけりゃ……』とか、
_/_/ これからやらなきゃ成らないことばかり。
_/_/
_/_/ それ位の事は年末にだって出来なくは無かったはずなのですが、
_/_/ 結局のところ一月って寒くて巣ごもりみたいに成っちゃうから、何事もついつい先送り。
_/_/ 気が付くと、立春だし、節分だしで『え〜〜っ、もう2月〜〜ぅ!』に成っちゃうものなのでしょうかねぇ。
_/_/
_/_/
_/_/ ……とは言え3月の年度末が近付くこの時期には『先送り』なんて許されないお仕事も数多有ります。
_/_/ そのようなお仕事へ携わって居られる方々にとっては、別の意味で『えっ、うそっ、もう2月なの?』でしょうね。
_/_/
_/_/
_/_/ 今年は節分が2月2日で立春は3日と例年より1日早いそうですが、
_/_/ 皆さまへは、年度末と新年度への備えの方が気に成る時季かも知れませんね。^^;
_/_/
_/_/
_/_/
_/_/
_/_/
_/_/ ちなみに弊社では『年度末』と言えば、それは12月です。
_/_/ なので1月は、決算用の仕訳け作業とか、一年間の仕訳のチェック作業とか、
_/_/ 2月中には揃えなきゃならない『決算書』と2月中には納付しなきゃならない『納付書』に備えた作業が目白押し。
_/_/ (通常時の仕訳け作業のチェックくらいは、日常から行っておけば良さそうなものですが……。)
_/_/
_/_/ その中でも決算用の資料だけは1月の末までに、決算処理の代行をお願いしている会計事務所へ送らなきゃならないので、
_/_/ 毎年、私は1月の中旬になると意気消沈……。
_/_/ ただでさえ『冷静さ』を要求される通常業務をこなしながら、売上減少とか血圧の上がるような数値を見るのは、きついです。
_/_/ その上で今年は例年以上に厳しい『納期』に追われている通常業務が重なったので、辛かった。
_/_/
_/_/
_/_/
_/_/ まぁもう私も今年の誕生日を迎えると62歳に成りますし、それって妻の実父(私の義理の父)は亡くなった年齢です。
_/_/ それでも30年前の当時なら『少し早かったねぇ……。』でしたが、今はどうなのでしょうねぇ……。
_/_/ 私も30年以上払い続けて来た『年金』を、一円も貰えないままに逝こうとは思って無いのですが、
_/_/ こればかりは今日明日の予定さえ分からない訳で、自身の意図も反映出来そうには有りません。
_/_/
_/_/ やっぱり、もう年なのかな……。そんな想いが時折、頭の中を過るンですよねぇ……。
_/_/ 少し具体的に言うと、無理をして仕事をしていると、必ずしっぺ返しを受けているように思うのです。
_/_/ 『わ〜〜〜、これはダメだ!これじゃ仕事なんて出来ないし……。』
_/_/ 1月には本気でそんな不調に苛まれるような辛い日も有って、本当に大変だったのです。
_/_/
_/_/
_/_/
_/_/ ちなみに私の場合の『体調不良』の原因は、凡そ、精神的に弱い部分(ストレス)に依るものらしいです。
_/_/ (勿論1月も病院で診察を受けたので、医者の診断結果……と言う訳ですが、ストレス性の高血圧?)
_/_/
_/_/ その意味で考えるのなら『自分に出来ることだけをやる!』ことくらいしか解決策など無い訳ですが、
_/_/ ひと度『業務』と名の付いたものを請けた後、それが自身の技量に収まらないと分かった場合は、どうすれば良いのでしょう?
_/_/
_/_/ 技量を越えた業務……って、少し恰好の良い言い方をすれば『自身の技量の向上』にもつながるのでしょうが、
_/_/ ネガティブに考えると、それこそが自身の寿命を縮めるストレス要因なのかも知れません。
_/_/
_/_/
_/_/ 結局のところ、この1月に私が『得をしたのか?損をしたのか?』は、私自身にも分かりません。
_/_/ 確かに病院で医者の診察を受けなきゃならない程の不調にも陥りましたが、
_/_/ 逆に、これまではどうしても理解出来なかった『パターン』の原寸展開が出来た!という喜びも有ったりで、
_/_/ (それは斜めウェブの主桁と取り合う『ブラケット下フランジ(仕口部)』の原寸展開なのですが、)
_/_/ 柄にも無く『幸せな人生って、本当は何なのかなぁ。』とか、休日に一日中ベットの中で静養しつつ、考えてしまいました。
_/_/
_/_/
_/_/
_/_/ 私は元々が本当に橋梁の原寸なんて、そんな業務には向いて無い人だと思っています。
_/_/ まぁこれを言っちゃうと『身も蓋も無い。』という話にも成ってしまうのでしょうが、
_/_/ こういう業務をこなすには、ある程度の才能とか熟練とか『人並みでは無い。』能力も必要だと思うのです。
_/_/
_/_/ だって2次元の図面を見て、そこには表現されていない『実際の図形』を頭の中へ浮かべなきゃならない業務です。
_/_/
_/_/ それって『見えないものを、頭の中で想像しろ!』って言ってるようなもので、
_/_/ それが苦手な人には、努力とか辛抱とかで、どうにか成るような問題じゃないでしょう?
_/_/
_/_/ 実際、私にはそれが見えないし、見えないものを頭の中で『正確に』想像をして作画するなんて、出来るはず無いじゃないですか。
_/_/
_/_/
_/_/
_/_/ 本当は客先でもこの能力に長けた人というのは、あまり多くは無いのでは?と思います。
_/_/ だって本当の意味でそれを『才能』で出来る人がいるとすれば、それは美術系の能力が有る人だと思うから……。
_/_/ 多分、私が30代だった頃にお世話になった作業長さんなどには、その才が有ったのだと思う。
_/_/
_/_/ 何故?って、だって工作図に鉛筆で記入されていた『1』という文字が、他人には真似が出来ないほどに美しかった。
_/_/
_/_/
_/_/ 『一番見えにくいと思える方向から見ると、実際の形状は見えて来る。』
_/_/ とか、私も色々教わりましたが、頭を捻っている私に、
_/_/ 『まぁ、なかなか分からんじゃろな。ワシもいまだに三角定規を捻りながら考えることが有る。』
_/_/ とか言われて、私も三角定規は捻ってみましたが……定規の三角形に目を奪われているだけでは、ダメですね。
_/_/
_/_/
_/_/ 人には色々な人が居るので『橋梁の原寸?そんなの船殻とかに比べたら、はるかに簡単!』と言う人もいるでしょう。
_/_/ 『図面に描かれていることを図形化するだけのことだから、その程度、システムでもAIでも出来るでしょ。』
_/_/ 確かに私も、そうかもなぁ、そうだろなぁ……と思わなくは無いのです。
_/_/
_/_/ でも出来る事なら私も、図面を見ただけで『ここはこんな形に成りそう……。』それを頭の中に思い浮かべたい!
_/_/ (だって恰好いいじゃないですか?縦・横断に勾配を持つ直橋のデッキを橋軸直角に切ると、矩形にはならない……とか。)
_/_/ そうは思ってみるものの美術的な才能は無いですし、展開業務だけを熟練して成り立つような職業でも無いですよね。
_/_/
_/_/ だからこそ私は、殊『原寸展開』の実務に関しては、金型製作で培った『3次元モデリング』だけで切り抜けて来たのです。
_/_/ (どの道この技能だけで食べて行ける訳じゃ無し、他人の理解など不要。理屈はどうあれ、正しい結果だけ出せればそれで良い!)
_/_/
_/_/
_/_/
_/_/ それなのにどういう訳かこの数年は、原寸資料を作るよりもチェックする業務の依頼ばかりを請けるように成っちゃって、
_/_/ 『この図形は、どういう根拠で、この形に成ったのか?』の理由を、正しく理解して説明しなきゃならなく成った訳ですね。
_/_/
_/_/ それって、ただでさえ『目には見えない、頭の中へも浮かばない』図形に対して、
_/_/ 『この図形は、この方向から見るとこのズレが有るので、一品図にすると、この形に成ります。』
_/_/ それだけの説明を、常時、出来るだけの能力を身に付けておく必要が有る……ということです。
_/_/
_/_/ それって本当に私には無い能力なので、
_/_/ 『板厚とか材質とかはチェック出来ますが、原寸展開の合否は分かりません。なので、ここの展開形状だけは、御社で検証して下さい。』
_/_/ とか、正直に客先へ伝えて、お願いをすることで切り抜ける。(土下座交渉?)
_/_/
_/_/ これって正直、私にとってもかなり『屈辱的』な事ですが、展開形状って、見えない人には本当に見えないンだから、仕方無いのです。
_/_/ (ところがこれが客先でも、原寸展開が容易じゃ無いことだけは認知されているようで、返答は『そうですよね。』になったりします。
_/_/ だからなのか?『この要領でチェックして下さい。』という返答を聞いた覚えは無い。
_/_/ そんなにもややこしい事を、指示書で私如きに説明する暇と労力が有るのなら、自分でチェックしちゃう方が早いみたいです。)
_/_/
_/_/
_/_/
_/_/ ところがこれは、たまたまの話だったのですが、12月から携わっていた案件の担当さんは、
_/_/ 現時点での客先では、最上位の原寸展開技量をお持ちの方でした。
_/_/ これまでにも何度か作業のお手伝いをしたことは有るのですが、この方は人には見えないはずの展開形状を、鉛筆でラフ書きして来ます。
_/_/
_/_/ 勿論『展開』の理屈は、私が兄貴のように慕う担当さんも、お若くても能力に長けた担当さんも、口頭では似たような説明をされるのですが、
_/_/ 現在、フリーハンドの絵で展開の理屈を箇条書きのようにして説明されるのは、このエース級担当さんだけかも知れません。
_/_/ (私の慕う兄貴も、その方のことは『○○せんぱ〜い!』と呼びますが、2人とも私の事を『お前は若いから!』って同じ60代じゃん!)
_/_/
_/_/ この方をして『斜めウェブは厄介だから……。』と言わせしめる構造物に対して、
_/_/ 『ここの展開形状だけは、御社で検証をお願い……。』とか言ってると、殆ど全部の部材がそうじゃんか!ですよねぇ〜〜〜。
_/_/
_/_/
_/_/ 目には見えない物を『文字』で伝えられるのか?とか言うと、それは仏教で言う『不立文字』の世界感かも知れませんが、
_/_/ かつて教えを請った作業長が言った、
_/_/ 『一番見えにくいと思える方向から見ると、実際の形状は見えて来る。』と言う言葉を文字にするのは正解かも知れません。
_/_/ でも私のような若輩者は、物事を正しいその方向から見ていても、見えない物が有ったりして悟れないこともある。
_/_/
_/_/ 何気に、本当の『ひとりごと』だけを言ってるようにも思えるでしょうが、
_/_/ あれでも『そうかもね。』と思って下さる方が居られたら幸いです。
_/_/
_/_/
_/_/
_/_/ 一応、命題を記しておきますが、
_/_/ 『斜めウェブを有する直橋(極普通に縦・横断勾配も有り)に、平面図では直交する断面のFLG(BT直角付け)は、矩形に成る。』でしょうか?
_/_/
_/_/ 何気に先に『ブラケット下フランジ』と書いたので、ブラケットの下FLGは台形かも?って思いますよね。
_/_/ (ブラケットもウェブの下縁側は横断勾配の算出が容易じゃ無いし、ちょっと考えてみたい気持ちには成りますよね。)
_/_/ ……とは言え、BOXなら下FLG側の横リブはレベルだし、直橋で横断勾配が無ければ、矩形は有りかも?って思いますよね。
_/_/
_/_/
_/_/ ここまで言うと、結果、矩形じゃ無いと言ってるようなものですが、実際にこの事実に気付いた時は、心臓が止まるかと思いました。
_/_/ (……って、まさかこの程度のことで血圧が180を越えた訳でも無いのですが……。)
_/_/
_/_/ 勿論最初は私にも『直橋で断面レベル』のフランジが『台形』になる理屈なんて分からなかった訳ですが、
_/_/ そうかぁ、斜めウェブに縦断勾配かぁ……て思ったら、なんとなくフランジが台形に成ることは分かったのです。
_/_/ しかし問題は『その理屈』を理解出来ていないことで、それ故に、台形がどのような台形に成るのか?が分からない。
_/_/ (長辺と短辺の方向は?とか、長辺と短辺の差は?とか。)
_/_/
_/_/
_/_/ でも凄いですよね。慌てる私をしり目に、その担当様は一枚のフリーハンドのような絵をメールで送って来られました。
_/_/ それは以前どこかで見たような絵だったのですが『え〜〜〜っ、本当にそうなのか?』みたいな絵で、ちょっと信じられなくて、
_/_/ 実際に3次元でモデリングしたものを展開してみたのですが……見事なくらいに一致していました。
_/_/
_/_/ かつてお世話になった作業長さんは『CADなんて使えなくても、原寸展開くらいは出来る。』って言われていましたが、
_/_/ なんだ、そういう事だったんだ……って、なつかしさと共に、現在の原寸担当様の技量にも頭の下がる思いです。
_/_/
_/_/
_/_/ 客先でも最近は3次元CADでのモデリングと橋梁システムが連動したような原寸が主流に成っているようですが、
_/_/ 俗に『アイソメ』と呼ばれるビューで『画面移動と拡大』を繰り返すのも、チェックと言えばチェックです。
_/_/ (現にそれは『目視チェック』と呼ばれていますし、目で見えるものはチェックも容易……、なのも確かです。)
_/_/ でも、先の命題じゃないですが、
_/_/ 『何でフランジは矩形に成らないのですか?』って、検査官の方から問われた時に、皆さんはどのように答えられるでしょうか?
_/_/
_/_/ まさか、一端の橋梁エンジニアなら、
_/_/ 『パソコンで計算をすると、こういう図形になるので、これは矩形じゃ無いのです!』とか、言わないですよね。^^;
_/_/ (そんな説明で納得する原寸検査官が居るのなら……って、作る側がそうなら、検査する側もそうかも知れませんが……。
_/_/ でも、かつて担当者さんが似たような回答をした橋梁メーカーさんは、現在、当時の会社名を失っています。
_/_/ 私の客先は、なんのかんのと言われつつ橋梁メーカーとしての『社名』は維持し続けているので凄い!今は素直に、そう思います。)
_/_/
_/_/ そうそう、NHKのチコちゃんなら『ぼ〜〜と、生きてんじゃねえよ!』って言うかも?ですね。^^;
_/_/
_/_/
_/_/
_/_/
_/_/
_/_/
_/_/
_/_/
_/_/
_/_/ 都会ではまたコロナ禍での『非常事態宣言』が発出されたようですが、
_/_/ 広島県では、患者の多い広島市でさえも、この宣言の対象には成っていないようです。
_/_/ ……と言うのか、大阪より西は福岡を除くと全県・全地域『非常事態では無い!(通常)』とされている訳ですが、
_/_/ だからって、外出も外食も外泊も、お構いなし!……って訳には行かないのも辛いですよねぇ。
_/_/
_/_/
_/_/ 実は今年になってから妻が37度の発熱で、近所の病院を受診したら『即、PCR検査!』の標的になっちゃって、
_/_/ 検査結果が分かる2日後までは、さすがに私も外出(客先との直接打ち合わせ)は、控える事と成りました。
_/_/ 幸いにも検査結果は陰性で、妻自身も検査の当日から平熱で『何で外出しちゃダメなんだろ?』状態。
_/_/
_/_/ まぁこれも無事だったから笑い話で済まされますが、ここ尾道でも現に数人、患者さんは出ているようです。
_/_/ こうなると困るのが、田舎では当たり前のような『町内、皆、知り合い!』のような垣根の無さ。
_/_/ 報道では『誰が感染者なのか?』の個人情報は控えて居られますが、言われなくても分かるのが『田舎』と言うものです。
_/_/
_/_/
_/_/ ちなみに私は外で他人と会話をすること自体が『稀(まれ)』な人なので、その辺りの情報には疎いのですが、
_/_/ 居るんですよねぇ……その辺りの情報には敏い人も……。
_/_/
_/_/ 多分、先の大戦中にもこのような『重苦しい雰囲気』は有ったのだと思いますが、
_/_/ なんとなく、疑心暗鬼のようなものには苛まれますよねぇ。
_/_/ (尾道での話じゃ無かったはずですが、患者さんの出た家の門に『コロナ出て行け!』みたいな張り紙騒動も有ったとか?
_/_/ 私には当の周辺住民の人間関係なんて分からないし、張り紙をされた方が、どのような生活をされていたのかも分からない。
_/_/ 実際、張り紙をした人を非難するのは簡単だけど、それを私怨とか私利私欲のためだけにしたのなら許せない。
_/_/ 数年前に京都アニメに放火した犯人も許せないですが、張り紙って模倣の対象にも成る卑劣な行為だから、余計に許せない。)
_/_/
_/_/
_/_/ 私は今の政治や政治家の全てが正しいとも思ってはいませんが、だからって、政治家だけが悪いとも思ってはいません。
_/_/ 多分一番の問題は、そんな匿名の張り紙をする人が居ると報道されても、仕方がない……って無関心を装う国民性?ですね。
_/_/ それってダメな政治家を選ぶだけなら、選挙なんて行かない……って、投票率40%の民意にも似ていますよね?
_/_/ (投票率が40%ならば、全体の25%の有権者にお金を配れば当選出来る?
_/_/ そんな計算を出来る風土を生んでいるのも、他ではない、日本の有権者の『民意』ですよね。)
_/_/ 投票率が50%未満の選挙の合憲か違憲かを裁くのなら、選挙を棄権した人の有罪、無罪も判断して欲しい。
_/_/ (罪状ですか?民主主義の冒とく罪……とか?)
_/_/
_/_/ 日本には『沈黙の醸し出す美学』みたいな物も有ったはずなので、張り紙とか、余計な情報発信は止めて欲しいものですが、
_/_/ 唯一、正当に声を上げることが出来るはずの選挙を棄権する人たちって『棄権は沈黙、沈黙は金!』だとでも思っているのでしょうか?
_/_/ こうして私が今言ってることも、余計な情報発信には違い無いですが、
_/_/ 自浄意識に目覚めたアメリカの国民たちに『日本人には自浄能力の欠片も無い!』とか、揶揄されることだけは避けたいですね。^^;
_/_/
_/_/
_/_/ 私もコロナ禍で言いたいことは山ほど有りますが、言わぬが華……とか、おしんのように耐えるのが本当の日本人という考え方も有るのでしょう。
_/_/
_/_/ 智(ち)に働けば角が立つ。情に棹(さお)差せば流される。
_/_/ 意地を通せば窮屈だ。
_/_/ 兎角(とかく)に人の世は住みにくい。
_/_/
_/_/ 『草枕』の中でそう言ったのは漱石ですが、文豪の名言をしても100年以上変わらないのが『人の世』と言うものなのでしょう。
_/_/ (草枕って、恋人を戦争に取られた女性の『憐れ』を揶揄しているようにも見えますが、本当は『長いものには巻かれろ』の集団心理を批判したのでは?)
_/_/ 況や、日本の日本人においてをや。
_/_/
_/_/
_/_/ 今日も一日を無事に過ごせた事だけに、感謝!です。
_/_/
_/_/ 精進致しますので、皆様も日々の精進を心掛けましょう!!
_/_/
先頭へ戻る
<<あれれ…^^; 2021年1月のひとり言>>
_/_/ 今年のお正月は元旦が金曜日なので『正月三ヶ日』の2日と3日は土曜日、日曜日。
_/_/ 確か日本での法制上の『国民の休日』は元旦だけだったと思うので、
_/_/ 暦の上では月曜日の4日から出勤(仕事始め)という方も多いと思いますが……、どうなのでしょう?
_/_/ 何気にコロナで『巣ごもり』も推奨される昨今、お正月でさえ休めるのは3日間だけ……と言うのも『?』ですよね。^^;
_/_/
_/_/ ……とは言え、今年も月並みなご挨拶に成ってしまいますが、
皆さま、今年も宜しくお願いします!^^;
_/_/ ちなみに弊社の客先では、今回は12/30〜1/4を会社の定める休暇とされていたようですが、
_/_/ 先週の日曜日との狭間12月の28日と29日は、社員の年次有給休暇『一斉取得日』とされているようです。
_/_/ そのため額面通りなら年末年始は『10連休』ということに成っていたようですが、
_/_/ これも昨今の『働き方改革』の流れなのでしょうかねぇ。
_/_/
_/_/ これがひと昔も前までなら『8連休?お前は会社をつぶす気か?』とか、上司からは本気で苦言を浴びせられたものですが、
_/_/ 最近は客先でも『ともかく会社の定めた休日くらいは休んでくれ!』と上司からは懇願をされるそうです。
_/_/ そのためこの年末年始の弊社の作業……と言うのか『年明け納期の案件』は、
_/_/ 客先担当さまからのタイムリーなご助言は得られない『独り作業』と成ったわけですが……。
_/_/ (こんな時に『斜めウェブへ溶接するブラケット仕口下フランジの切度』とか、
_/_/ 倍半の差異が発生しても、原因なんて分かンない!)
_/_/
_/_/
_/_/ 実は弊社に於いての昨年12月は『超、高操業度』のひと月でした。
_/_/ 確か休日らしい一日を過ごせたのは11月の中旬までで、12月は土曜も日曜も(温泉休憩もショッピングも)
_/_/ 全ての余力を費やして業務に勤しんでいたわけで……。
_/_/
_/_/ これが12月の31日まで続いてしまったことで、私の休暇は元旦からに成ってしまいました。
_/_/
_/_/ それって何気に格好の良いことをしているようにも聞こえるかも?ですが、
_/_/ 実際にはかなりのストレスを抱えてしまったようです。
_/_/
_/_/
_/_/ そもそもが9月から続けている禁煙で、ストレスの蓄積量は増え続けていました。
_/_/ (禁煙って、慣れれば煙草など欲しく無く成る……訳ではなく、取り敢えず『吸わなくても我慢は出来る。』状態になるだけ?)
_/_/ その状態でストレス解消の手段『温泉休憩』失うことは、少し大げさに言えば死活問題のような事態です。
_/_/
_/_/ こうなるとストレスは日々の生活の中で帳尻を合わせるしか無くなる訳ですが、これが上手く行かないンですよねぇ……。
_/_/ 最初は土曜日だけも仕事は6時で切り上げて、自宅のお風呂で『長風呂』とか工夫をしていたのですが、
_/_/ 本気で忙しくなると、土曜日も通常の8時まで作業をしないと追いつかないような状況になっちゃって……。
_/_/
_/_/ 気が付くと身体中に赤い斑点のような物が現れて、妻からも
_/_/ 『あんた、そんな状態で温泉なんて行けるはず無いでしょ!』とか言われてシュン……。
_/_/ (自宅の風呂でさえ妻が入った後……夜の11時過ぎから入浴しても、ストレス解消には程遠い。)
_/_/
_/_/
_/_/ 元々私は『乾癬(かんせん)』て言う皮膚病を起こし易い体質なので、これまでにも何度かお医者さんの治療は受けて来たのですが、
_/_/ そう言えばここ2〜3年は発症していなかった。
_/_/ (そう言えばこの2年ほどは、決算でも赤字が続くほど『暇?』だった。)
_/_/
_/_/ この冬は11月の中旬にも乾燥肌の症状らしき異常が『顔』に現れたので、やはり皮膚科で治療を受けたのですが、
_/_/ その際にお医者さんからは『乾癬の状況はどうですか?』って尋ねられて『大丈夫です!』て答えたばかりなのに……。
_/_/
_/_/ しばらくは2〜3年前に処方された薬で自己治療をしていたのですが、改善の兆しは有りません。
_/_/ 『これってやっぱりマズイのかも?』結局はクリスマスも間近に成ってから、また皮膚科の病院へ行ったわけですが、
_/_/ 『これはやはり乾癬なのかも知れませんが、これまでとはちょっと症状が違いますね。』みたいな診察結果。
_/_/
_/_/ この際に処方されて薬がまた、なかなか効き目を発揮しなっかた……と言うのか、
_/_/ これほどの全身症状だと、これが普通なのかも知れませんが……、治らないことが、またストレスにつながる悪循環。
_/_/
_/_/ 結果的に症状に少し改善の兆しが見えたのは、客先から託された作業に目途が付き始めた年末に成ってからでした。
_/_/ (今現在も完治はしていない……。塗り薬もほぼ全身への塗布なので、さすがに残量も心もとない……。)
_/_/
_/_/
_/_/
_/_/ 『これってどうなのよ!』私も時々、ご近所の先輩方へは愚痴のひとつもこぼす訳ですが、
_/_/ 『それが加齢と言うものよ。』そう言われると返す言葉が無いのも現実で、
_/_/ 『そうなのか?そうだよなぁ……。』
_/_/
_/_/
_/_/
_/_/ 確か3年くらい前までは、12月31日まで仕事をしても、ここまでの疲労感は無かったように思うのですが、
_/_/ それって気のせいなのかなぁ……。
_/_/
_/_/ まさにこれは『ひとり言』になってしまう訳ですが、この世には『普通は……。』とか『これこそが……。』とかの、
_/_/ 真実や答えなんてものは、多分、無いのでしょうね。
_/_/
_/_/
_/_/ 朝(あした)には紅顔(こうがん)ありて、夕(ゆう)べには白骨(はっこつ)となる。
_/_/ この世は無常で、人の生死は予測できないことを言うそうですが、
_/_/ 予想通りにはいかない現実が訪れても、現実は現実として受け止めるしか無いのでしょうね。
_/_/
_/_/
_/_/
_/_/
_/_/ そんなこんな、先月からは仕事以外の全ての予定はキャンセル。
_/_/ お正月も昨日、今日、明日は完全寝正月……の予定だったのですが、布団の中で、
_/_/ 『そう言えば、HPの更新かぁ……。』じゃ無いですが、近況だけは皆さまへも報告しておこうと思った次第。
_/_/
_/_/ 12月に他の作業のご依頼をお断りしなければ成らなかった『事情』としては言い訳がましいですが、
_/_/ 想いとはウラ腹の判断をしなければ成らないことが有るのも現実なので、ご理解を頂けたら幸いです。
_/_/
_/_/
_/_/
_/_/
_/_/
_/_/
_/_/
_/_/
_/_/
_/_/
_/_/ ……と、そうですねぇ、今年はどのような一年になるのでしょうねぇ。
_/_/ 夏には延期されているオリンピックも開催されるはずですが、その可否が発表されるのは3月頃でしょうかねぇ?
_/_/ (やらないとは言えない。やるとも言い辛い。これこそが政治家の答弁の真骨頂?)
_/_/
_/_/
_/_/ 身近な話では『お遍路……いつ再開しましょうか?』に成ってしまう訳ですが、今年はとうとう妻も還暦です。
_/_/ 例年なら妻の出身地でも、正月には同級生との還暦祝い(同窓会)とか開催されていたようですが、
_/_/ 今年はそれも適わずで、元旦には夫婦で御来光を仰ぎながら、初詣の参拝だけ念入りに行ってきました。
_/_/
_/_/ 少し落ち着いたら山陰まで足を伸ばして出雲大社のお祓いも受けて来る予定なのですが、
_/_/ 希望としては、年内にはお遍路も満願を迎えたいものですね。^^;
_/_/ 出来れば高野山へのお礼参りへも行いたいものですが、まだ54ヵ寺(別格も入れると60以上)も残っています。
_/_/ 変に予定を立ててしまうとコロナ下で無理をすることにも成りかねないので、希望としか言えませんが、
_/_/ 妻にも無事に還暦の一年間を過ごして欲しいものです。^^;
_/_/
_/_/
_/_/
_/_/
_/_/ はてさて、2021年も年末を迎えた時には、どのような回想をしているのでしょうねぇ?
_/_/ 『夕べには白骨』と言っておきながら年始に年末の話も無いものですが、
_/_/ 変に自身の価値観や拘りには捕われず、その日その日の状況を受け入れながら過ごせたら……と思っています。
_/_/
_/_/
_/_/
_/_/ 今日も一日を無事に過ごせた事だけに、感謝!です。
_/_/
_/_/ 精進致しますので、皆様も日々の精進を心掛けましょう!!
_/_/
先頭へ戻る
トップページに戻る