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<<あれれ…^^; 2023年12月のひとり言>>


_/_/ 仕事で忙しい事は、決して悪いことでは無いと思うのですが、
_/_/ 『良いことなのか?』と問われると、ちょっと戸惑いますねぇ……。
_/_/
_/_/ 時と場合にも依るのでしょうが、今年も慌ただしく12月を迎えたことで、
_/_/ 物事に優先度を付けて対応しなければ成らないことが、ちょっとだけ憂鬱です。
_/_/
_/_/ とは言え、今年も何やかやと有ったのに、例年通りの師走を迎える事が出来そうなのは幸いです。
_/_/
_/_/ 今年も無事に年末を迎えることが出来るよう、もう踏ん張り!
_/_/ 皆さまにも良いお年をお迎え頂けますことを、お祈り致します。
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_/_/ ……と、冒頭から『では……、終わり。』みたいな文章表現をしてしまいたいほどに、
_/_/ 焦っていると言うのか、他にもやりたいことが有る?と言うのか、
_/_/ 一日が計画通りに進まない事が、じれったいのです。
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_/_/ ことのきっかけは、先月(11月)の10日に開催されたSoftDrawのユーザー会。
_/_/
_/_/ こう見えて私は小心者なので、朝食はいつもの3割程度(腹痛を起したくない)、
_/_/ 前夜の睡眠時間も4時間程度(遠出する事への緊張感)、出発したのは新幹線の発車時刻の1時間も前
_/_/ (自宅から新尾道駅までは、車で15分程度)といった周到さ。
_/_/
_/_/ それでも身体は正直で『何か不測の事態にでも遭ったら、どうしよう?』
_/_/ 無意識でも心の中で抱えている心配事は、体調の不良という形で現れます。
_/_/
_/_/ 『そんなンじゃぁ、あなた、来年からは無理よ。』
_/_/ 出発の直前に成ってから妻に心配されても、もう遅い……、じゃぁ無いですが、
_/_/ 今年はパート先へと出勤する妻に駅まで送って貰う予定だったので、出発を遅らせることは出来ません。
_/_/
_/_/ 『まぁ列車の中で寝れば、体調は戻るかも。』
_/_/ そんなこんなで到着した新尾道駅で愕然!
_/_/ 乗車券販売の窓口が閉っていたのです。
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_/_/ 『えっ!これって販売機で乗車券を購入して下さいって事かな?確かこの駅の販売機って一台だけでは?』
_/_/ 販売機の方に目をやると、これまでは無かったはずの販売機が一台増えています。
_/_/ 『確か販売機で乗車券を購入するのは、面倒な操作が必要だったように思うけど……。』
_/_/ 何気に辺りを見回すと、駅員さんが箒を持って掃除をしているでは無いですか。
_/_/
_/_/ 『掃除する暇が有るなら、窓口で販売してくれたら良いのに……。』
_/_/ そんな私の心中を察したのか、その駅員さんは歩み寄って来て、
_/_/ 『乗車券の購入ですね。こちらの販売機を利用して下さい。』
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_/_/ まぁ私も齢64ですし、この手の『メカ』の操作に不慣れなのは確かです。
_/_/ 駅員さんが傍から『次はこのボタンを押して、次はこれを選択して……。』と説明して頂けた事には感謝なのですが、
_/_/ 最後の『支払方法の選択』に何故か『現金』の選択肢が有りません。
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_/_/ 『えっ!現金での購入だったのですか?でしたら、あちらの販売機です!』
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_/_/ 私は自分が若いとは思っていませんが、こうして『社会』から取り残されているという実状に接すると、
_/_/ 自分は紛れも無い『堅物高齢者』なのだと認めざるを得なく成ってしまいます。
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_/_/ そんなこんな、コロナ前なら福山や岡山で『のぞみ』へ乗り換えていた列車も、
_/_/ 乗り換え無しの『こだま号』。(空いている上に、少しだけでも睡眠時間を多く取れるので……。)
_/_/ 今回は2年連続の大阪開催だったため、梅田でも迷う事無くヨドバシカメラや阪神百貨店へも立ち寄れたのですが、
_/_/ 『そう言えば、阪急百貨店って有ったはずなのに、何故無かった?』って思ったということは、
_/_/ 限りなく『迷子』に近い状況で歩いていたのでしょうね。^^;
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_/_/ 地下鉄『四つ橋線』を利用したのは、かれこれ20年振りだったでしょうか?
_/_/ 今年は本町駅でも迷子に成ることは無く、会場の建設交流館までは徒歩10分。
_/_/ 新幹線で1時間近く熟睡出来たことと屋外を散策出来たことで出発前の体調不良は完全に解消。
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_/_/ 続々と訪れる出席者の方々(32社47名)を見守る内に、旧知の方(第一回からの出席者)を見つけて意気投合。
_/_/ 13時から始まったユーザー会も、今年は開先とか部材表とか、身近な原寸項目の改良が多かったせいか、
_/_/ 例年以上に活発な質疑応答有り!!
_/_/ ……と言うのか、全ての講演に対して、複数の質疑応答が有ったのは、今回が初めてだったかも知れませんね。^^;
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_/_/ 今にして、それ程までの『活況』に私が気付いたことの理由を考えてみると、
_/_/ そこには勿論、主催者の方々のご尽力も有ったと思うのですが、
_/_/ 原寸項目改良以外の講演テーマも、身近で分かり易いものだったからだと思うのです。
_/_/
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_/_/ ちなみに『講演』という場で、聞く側と話す側の間に見えない壁が有るのは必然ですが、
_/_/ これがひとたび『意見交換をし易い雰囲気』に変わると、会場の雰囲気はガラリと変わります。
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_/_/ この雰囲気を『楽しい』と感じたのは私だけでは無かったと思いますが、
_/_/ 聞く側の姿勢が、自分も意見をしてみたい!と前向きなモノに成れたのは大きかったと思うのです。
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_/_/ こういう良い雰囲気の中だと、思わぬ発想とか発見とかも必然的に生まれるモノなのでしょうねぇ。
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_/_/ ユーザー会の後半、例年なら出席者も息切れをする時間帯(いつもならユーザー会の後の『懇親会』の料理の方が気になる時間帯)に
_/_/ 行われていた質疑応答の中、質疑者の口からは私にとって耳慣れない言葉が出て来たのです。
_/_/ 確か『みちびき(違っていたらゴメンなさい)』だったと思うのですが、この質疑に対する応答者の答えは、
_/_/ 『そう……ですね。そこまでのことを考えたことは無かったのですが、そうですね、出来ますね……。』
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_/_/ 質疑者と応答者は理解しているようなのに、私には分からない話しだったので『何の事だろう?』って呟くと、
_/_/ 隣の席へ座って居られた『旧知の方』が、
_/_/ 『それはVRの技術を使った部材配置のことですよ。』私に教えてくれたのです。
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_/_/ それって彼も、この息切れをしそうな時間帯に、この質疑応答を聞き漏らして居なかった!ということですよね。^^;
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_/_/ 私はこの件が有ってから『VR(仮想現実)』のことを、ずっと考えているのですが、目先は仕事も暇では無い。
_/_/ 仕事が忙しい事を悪いは思いませんが、この厳しい現実を受け入れつつ仮想を勉強する……のは、きついと思ったのです。
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_/_/ 実はそのVR技術の話し、5、6年前のSoftDrawユーザー会でも講演は有ったと思うのです。
_/_/ その時はオフィスケイワンの社長様が『VRゴーグル』を持参の上で講演されたと思うのですが、
_/_/ 正直な話、その時の私は、VR技術は架設現場で使われる技術だと高をくくっていたのです。
_/_/ (自分たちが苦しんでいるのが現実であって、仮想現実は癒しを与えるだけの世界?と思ったのです。)
_/_/ なので、その時は展示されていたVRゴーグルさえ、体験しようとも見ようともし無かったのです。
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_/_/ でも今回の質疑応答の意図を理解して、正直、私は自分自身が『堅物高齢者』だったことを確信しました。
_/_/ VRゴーグルで言う仮想現実って『現実空間と仮想空間の重ね合わせが可能。』なのです。
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_/_/ ちなみに橋梁の『鈑桁』で言うと主桁ウェブの両面には、必ずのように『2次部材』と呼ばれる補強材や付属物(添架材)が、
_/_/ 配置(溶接)されています。
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_/_/ その主桁ウェブにNC制御(CAM)の技術で『罫書き線』を入れることが出来るように成ったのは、30年以上も前の事でしょうか?
_/_/ しかし概ねどこの工場でも、NC罫書きを行うのは、搬入されたロール材(鋼板)の『搬入面』だけなのです。
_/_/ (ロール材に依っては表・ウラの表面処理が異なるので、搬入面は配置線(罫書き)の多い面を指示するそうです。)
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_/_/ 勿論、搬入面とウラ側の面を工場でひっくり返すことが出来れば、両方の面にNC罫書きを行うことは出来るのですが、
_/_/ 搬入時には幅4M×長さ10Mにも成る鋼板を『安全に』を担保して『ひっくり返す!』ことが容易なのか?は、課題でした。
_/_/ (仮に板厚9ミリの鋼板でも、4M×10Mなら重量は9X4Mx10MX7.85=2.8トン?
_/_/ 手違いでも、ひっくり返した際に人間が下敷きにでも成ったなら、命の保証など出来ない重量です。)
_/_/
_/_/ 加えて搬入時のロール材は補強のための加工など行っていない『真っ平、矩形』なので、『滑る』上に『たわみ』ます。
_/_/ クレーンで吊上げて移動することさえ容易ではない鋼板を、吊上げて『反転させる』なんて所業は、
_/_/ 鋼板のどこかへ孔でも明けるか、吊金具でも溶接しない限り、簡単には出来ないはずなのです。
_/_/ (クレーンを2台使えば『鉄の爪』を引っ掛けてひっくり返せなくは無いのですが、
_/_/  長方形の一辺だけをクレーンで引っ張り起された鋼板が『垂直』に成った際の緊張感は半端ないです。)
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_/_/ 『両面罫書きさえ無ければ、無理をしなくても納期を守ることは出来るのだが……。』
_/_/ そんな作業員の声を聞いたのは、かれこれ30年も前の話しなので、現在は鋼板の『反転設備』くらい、どこの工場でも有るのかな?
_/_/ (私が聞いた反転設備とは、鋼板にチェーンを巻き付けてジャラジャラとひっくり返す?という話しでしたが、
_/_/  何かの展示会で見た反転設備では、大きなクチバシが鉄板を挟んで『回転』させていましたね。^^;)
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_/_/ ちなみに客先でも兄貴と慕う担当様から以前聞いた話しだと、
_/_/ 一般的に『工場』という生産現場では、巨大な鋼板(構造物)の『回転&反転』という行為を毛嫌いするそうです。
_/_/ それなのに10Mもの長さの鋼板を『回転』させるような仕様になった原寸資料とかは、時折、見掛けますね。^^;
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_/_/ 私たちが作っているのはプラモデルや折り紙では無く『道路橋』なのだという気構えさえあれば、何故ご法度なのかは自明と思いますが、
_/_/ せめて『何キロまでの部材なら、人間の手で持ち上げて回転や反転をすることが出来るのか?』くらいの事は、知っておいても良さそうです。
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_/_/ ちなみに工場の建屋の中に設置されているクレーン(主に天井クレーン)ですが、その数には限りが有るのも実状です。
_/_/ 『クレーンが空くまで一服している作業員を見て、その原因を探る管理職は見掛けない……。(一緒に一服をしている。)』
_/_/ とは言い得て妙?ですが、実際には『人件費』が一番高価なのです。
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_/_/ コンピュータの償却費を補うために従業員に『夜勤』を課していた、かつての私の勤め先は倒産しましたが、
_/_/ これからの職場は2人3脚(一人で行っていた作業も複数人か、ロボットの補助付き)の時代に成ると思います。
_/_/ そんな時代に『クレーンの空き待ち』とか、人間一人分の空き時間だけでも大きいのに、況や……ですよね。^^;
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_/_/ VRゴーグルを使った『2次部材の取付』技術は、案外、以前から有ったようです。
_/_/ (ネットでも某通信事業者様と某鉄骨業者様が共同で取り組んだ動画とか、有るようです。)
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_/_/ 問題はその『精度』という話に成ると思うのですが、私は思うのです。
_/_/ 橋梁製作で一般的に必要とされている『ウラ罫書き』の大半は、添架物の罫書きでは無いのか?
_/_/ (当らずとも、ウラ罫書きに於けるトラブルの原因に成っているのは、その多くが添架物の罫書きに関する事なのでは無いか?)
_/_/
_/_/ 勿論、これが横桁仕口や横構ガセットの『ウラ罫書き』なら、現状のVR技術で検査基準を満たすことは難しいと思います。
_/_/ しかしそもそもが設置された足場用吊金具の取付位置に、具体的な『検査基準』とか有ったでしょうか?
_/_/ 現実には排水菅の系統に関する検討が遅れて、取付金具の取付は、仮組検査や出荷の直前に成ることさえ有りますよね?
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_/_/ 添架物の取付に於ける問題点とは、1ミリ2ミリ取付精度では無く、取付指示を見落とした『取付漏れ』なのでは無いのでしょうか?
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_/_/ 況や、4M×10Mの鋼板をひっくり返す『NC両面罫書き』を安全に行えたとしても、
_/_/ それで出図遅れや図面変更にまで対応出来るのか?……って言われたら、誰しも『うぅぅ〜〜ん。』って思案するのでは無いでしょうか?
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_/_/ とは言え、私とて正直なところVR技術の正当な評価は出来ないので、今は自分に出来ることをやるだけ。
_/_/ なので目先の作業を進めつつ、日々の就寝前にタブレットで調べた『VRゴーグル』を購入するに至ったわけですが……。
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_/_/ 12/1の夕刻に届いたMeta Quest3……、ここまで初期設定が厄介とは思いませんでした。
_/_/ (PCとHDMIで繋げば『即、仮想!』なんて考えたのは、大甘でした。)
_/_/ 74、800円ということだったので、最悪でも『勉強には成るだろう……。』と購入したのですが、
_/_/ 今は『何も見えないじゃないか!』がスタート地点なのだと悟っています。
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_/_/ いや、でも、実際のところは凄いです。
_/_/ ここまで鮮明に現実と仮想の空間を重ねることが出来るのなら、VR罫書きは実用化すると思います。
_/_/ (現実空間をモニタリングした映像の中に、仮想のPCモニタとキーボードが浮かんだ状態で指示待ちに成るのです。
_/_/  最初はそのキーボードがどこに表示されているのか分からなくて、体全体で後ろへ振り返ると……、有りました。)
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_/_/ 勿論、現実と仮想を重ねるための理論と言うのか方策は問題に成ると思います。
_/_/ でもユーザー会の際に提示されていた行列式?が確かなのならば、基点の計測技術に長けたPIXXISは絶対に有利と思います。
_/_/ (多分、鋼板に配置線とは違う目印?……と言うのか、基線を何本か罫書く事で、現実と仮想を重ねることは容易に成ると思います。
_/_/  手作業でも配置線を罫書く作業と基線だけを罫書く作業を比較すれば、基線だけ罫書く方が容易なのでは無いか?私はそう思います。)
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_/_/ そこの問題さえクリア出来たら、後は現実空間に重ねる『仮想構造物の作成力』の勝負になると思いますが、
_/_/ 実用性だけを評価するのなら(H−stの取付に、板幅やスニップの考慮は不要と割り切れば)、決して難しくは無いはずです。
_/_/ (極論を言えば、CLデータに配置部材の板厚だけを反映して、3D化すれば良いだけの事なので……。)
_/_/ それ位の事、図面を読める人さえ居れば……と言うのか、システム原寸なら、一括で処理出来る範疇と思います。
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_/_/ 戦場ではAIやVR技術を駆使した無人化攻撃が一般化されているのが昨今です。
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_/_/ 手作業でウラ罫書きを行っている作業員や鋼板の反転作業を行っている作業員の仕事を奪うとは言いません。
_/_/ しかし、手作業の効率化や安全性の担保につながりそうな『VR技術』には、着目をして良いのでは無いでしょうか?
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_/_/ それでも私ごときの技術力ではVRゴーグルの設定とて、まだ半ば。
_/_/ 実際にはPCとつながない事には実データとCADデータの重ね合わせなど夢の夢ですが、
_/_/ それでもゴーグルを入手した当夜には、ユーチューブの動画をワイドスクリーンで見ることまで出来ました。
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_/_/ ……と言うのか、VRゴーグルをWi−Fiに接続することは出来たのに、ブラウザーが表示されないとかどういう意味?
_/_/ (そもそもガンダンスは全て英語とか、なめてるのか!)
_/_/ 凡そこれらは疑問に関しては、ネットで調べれば『そういう事なのか』と理解も出来る訳ですが、
_/_/ 私の場合はメガネを掛けていることで『ゴーグルの着用自体が無理!』って、本当に挫折しかけました。
_/_/ (これもネットで調べれば解決出来るのですが、そんなこと、知らんがな!)
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_/_/ 習うより慣れろ!これは昭和世代の合言葉だったように思うのですが、令和の時代は、
_/_/ 悩むよりネット!これこそが今を生き抜くためには必須の合言葉。
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_/_/ ユーチューブの『タメぐち動画解説』を好ましいとは思えない方とて少なくは無いと思いますが、
_/_/ 確かに彼らの解説していることも間違いでは無いようですし、今時は個人情報を質にするくらいの覚悟が無いと、
_/_/ 社会からは置いて行かれてしまうのかも知れませんね。^^;
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_/_/ 『何故こうなのかは分からないけど、こうしないと使えない。』とかいう解説も有るので、不信感も完全には拭えませんが、
_/_/ 考えてみれば私とて、ウィンドウズが発売された当初は『何故、メールアドレスを申請するのに実名が必要なのか?』とか、
_/_/ 疑問を覚えた記憶は有りません。
_/_/ 『そうしないとメールもインターネットも出来ないのだから!』と思った私たち『年寄り』と、大きな違いは無いのかも?
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_/_/ ……と言うのか、個人情報の流出まで危惧している今どきの若者の方が、PC98世代の私たちよりも、しっかり者かも知れませんね。^^;
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_/_/ 老いては、若者に習え!
_/_/ これこそが充実した老いを受け入れるための方策かも知れませんね。^^;
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_/_/ 大阪への出張から帰宅した2日後、近所の先輩に『新尾道駅では切符販売の窓口が無くなっていた!』と伝えたら、
_/_/ 『それは本当か?わしら年寄りは、新幹線での旅行さえ出来なくなるのか?』と落胆されていました。
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_/_/ 私たちの世代では両親と同居するのも当たり前の考え方だったので、親が免許証を返納すれば子が親を車で運ぶのも当たり前だったのですが、
_/_/ 子供は居ても遠くで暮らしている、新幹線の切符さえ自身では購入出来ない、増してや駅まで行く公共交通すら無い……。
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_/_/ まぁこういう不条理って、結局は『順繰り』なので、30年後に貧乏くじを引いているのは誰なのか?ですよねぇ。^^;
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_/_/ 運転免許証を返納しても、買い物や旅行くらいは出来る世界がVRで実現出来るのなら、それもまた一興。
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_/_/ そんなこんな来るべき2024年には、新たなる世界を発見出来るよう精進してみます。
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_/_/ 今年も日々の無事を積み重ねることが出来た事に、感謝!です。
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_/_/ 精進を致しますので、皆様も日々の精進を心掛けましょう!!
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<<あれれ…^^; 2023年11月のひとり言>>


_/_/ 『降れば土砂降り』と言うのは、あまり歓迎されないことが訪れた際に使われる諺(ことわざ)らしいので、
_/_/ 操業度の比喩として使うのはどうなのか?とも思う訳ですが、10月に成ってからこの方、
_/_/ 途切れなく作業の依頼が続いています。
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_/_/ それまでの数ヶ月間なら月末でもソコソコ時間は取れたので、このコンテンツの更新も『初日更新!』とか
_/_/ 出来ていたりもしたのですが、さすがに今月は忙しくて……と言うのか、胃の痛みに苦慮しています。
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_/_/ 来年の8月から支給を受けられる『本年金』も、その額面を見るだけで胃にはキリキリとした痛みを覚える訳ですが、
_/_/ 『あんた、何歳まで生きるつもりなン?10年とて貰える保障は無いのだから、貰っておけば良いじゃない。』
_/_/ 妻から気休めを言われていても、この胃痛を抱え続けて生きるのは嫌ですねぇ……。
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_/_/ 後5年くらいなら、すぐに過ぎちゃう!って思っていたけれど、この痛みが続くようなら考えなきゃ……。
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_/_/ 皆さまへは、ご自愛の程を祈るばかりです。
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_/_/ ……と、そもそもが『ケチの付き始め』に成ったのが、妻のコロナ感染。
_/_/ 社会福祉関連の職場へパート勤めしている妻は、週に数回、自宅でコロナ感染の検査をしている訳ですが、
_/_/ 唐突に『私、掛かっちゃったかも?』と言い出したのが10月6日の朝。
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_/_/ そう言えばこいつ、昨日の朝はダルそうにしていたのに、日中、映画館とか、行ってたらしいよね?
_/_/ (こっちは土砂降りのような仕事に追われて右往左往してるのに……。)
_/_/ 『自業自得、天罰てきめん、信賞必罰!』
_/_/ それらしき四字熟語を放ちつつ、私とて今後の対応くらいは考える訳ですが、どう考えてみても、これは痛い!
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_/_/ 幸い私にはそれらしき症状は無かったので、慌てて数日分の食材だけは買い出したのですが、
_/_/ 『あなたへの感染は、必至よねぇ……。』と、うすら笑いを浮かべる妻。
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_/_/ 『あぁ〜〜あ、これで東広島の酒祭りも、孫との面会も、ぱぁ〜に成っちゃった。』
_/_/ 7日〜9日の3連休は、ずぅ〜〜と自宅待機。
_/_/ ネットの情報では『感染しているなら潜伏期間は3日程度。』と書かれていたので、
_/_/ ひたすら目安の10月10日を待ったわけですが、感染者である妻(感染初日に平熱へ戻った要注意人物?)は、
_/_/ 一日中、来客用の別室で食っちゃ寝、食っちゃ寝でTVドラマも見放題!
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_/_/ 対して『濃厚接触者』の汚名を背負わされた私に、元より『有給休暇』など有りません。
_/_/ 巷が『祭りだ!行事だ!イベントだ!』と浮かれている3連休に、私が出来たのは……、仕事だけだったのです。
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_/_/ まぁ、そうは言っても本当に幸いなことに、私へのコロナ感染は有りませんでした。
_/_/ (1セット千円以上もする検査キットを購入して調べたのですが、陰性でした。)
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_/_/ 妻も感染初日には喉の痛みを訴えていたようですが、翌日にはケロリ。
_/_/ 『ここ数日、少し睡眠不足だったのだけれど、良く眠れるように成ったワ!』とか、
_/_/ 凡そ『病後』とは思えない軽口を叩くので、ホッとしたのも確かなのですが……、
_/_/ その頃からだったのか、妙に胃の上の方がシクシクするのです。
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_/_/ まぁ元々が私はこういう性格なので、若い頃から『胃痛にサクロン』は手放せない人でした。
_/_/ だけど40代で独立してからは、胃痛など感じる暇もないような生活を送っていたのも確かです。
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_/_/ 勿論、日々の読経で胃への負担を和らげていた事も、胃痛が悪化しなかった理由だったとは思うのですが、
_/_/ 先日、薬局でサクロンを探してみると、何気に見当たらないのですねぇ……。
_/_/ (買ったのはパンシロンAtoZでしたっけ?いまいち、効き目は分からない。)
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_/_/ まぁ、生きてりゃ何かしらの不調は付きものですし、お酒を控える訳でも無く暮らしている訳ですが、
_/_/ これに追い打ちを掛けたのが、10日ほど前から携っている鈑桁案件。
_/_/ (たかだか3主桁程度の案件なのに、5つも支点が有るような特殊案件。)
_/_/ 主に『小物部材』のチェック作業を依頼された訳ですが、その部材数の多さには辟易です。
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_/_/ 『これだけ沢山の一品図(加工図)をチェックしたのに、まだ半分なの?』
_/_/ って言うのか、一枚のA4用紙に2部材ずつ印刷された一品図の束の厚みが5cmは有ったでしょうか?
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_/_/ シクシクがキリキリに悪化する胃痛に耐えつつも、5日目には客先へ納品物を届けに行ったのですが、
_/_/ 『ありがとうございました。次はこれです!』って手渡されたのが、対傾構ガセットの束!
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_/_/ 小物部材のチェックを依頼された際には聞いて無かった作業なので、思わず腰を引いたのですが、
_/_/ まぁ、対傾構のガセットとて、小物と言えば小物の部材です。
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_/_/ 元より客先からの依頼を断われるはずも無く、
_/_/ 『対傾構って、グルーピングやら何やからで掴みどころが無いですよねぇ……。
_/_/  今回は、どうなンでしょうかねぇ……。』持ち帰って図面を検討してビックリ。
_/_/ これって、グルーピングさえ出来ないような構造じゃネ?……ってか、この一枚の図面の満面に書かれた表は何?
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_/_/ ちなみに橋梁原寸に携わる皆さまなら、対傾構のガセットこそ、その外形を寸法値で指示する事が難しいのはご存知と思います。
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_/_/ 対傾構って、そこが横桁では無いことから推察しても、つっかえ棒的な役割なのでしょうかねぇ?
_/_/ 要するに『骨』である形鋼さえ適切に配置されていれば、ガセットの強度は二の次で、
_/_/ 取り敢えず形鋼とガセットの溶接代(重なり)が、8t以上?(違っていたらごめんなさい)有れば良い……的な、
_/_/ 構造と言うのか、図面もそれなりですよねぇ。
_/_/ (少なくとも『応力の伝達』云々を検討するような構造では無いはずです。)
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_/_/ それが故に詳細図とて、敢えて、こと細かな寸法の指示は控えられているようにさえ思えるのですが、
_/_/ (形状は、原寸=生産設計者のセンスに任せる……的な?)
_/_/ 何を思ったのか今回の図面では、左右のガセットの材料サイズの違いまで、こと細かに指示されていたのです。
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_/_/ ちなみに私とて40代の頃ならば、システム原寸と称して鈑桁の3径間や4径間は原寸していました。
_/_/ その頃なら、ある程度は『橋梁原寸の勘所』を心得ていたので、
_/_/ 『原寸でのチェック作業の容易化と製作現場での作業の効率化』を旗印に、グルーピングも積極的に行いました。
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_/_/ それこそ左右のガセット幅が異なるなら、大きい方に合せてグルーピングしましたし、
_/_/ 図面に描かれているガセットの形状に曖昧な点があれば、客先へも積極的に『こうしましょう!』って相談をしたものです。
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_/_/ しかし今回見た対傾構の図面は、神経質なほどに正確で、その割にガセットの形状自体は曖昧なものでした。
_/_/ 『えっ?まさかこの図面の通りに、ガセットの一品図を作成したの?』
_/_/ そこには私の知る原寸作業者のサインも入っていたのですが、彼も多分、苦悩したのでしょうねぇ。
_/_/ 兎にも角にも『図面の寸法指示に忠実なガセットの一品図』の束は、1cm以上の厚みに成っていました。
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_/_/ ちなみに今回の対傾構も『システム原寸』で作成されたモノだったようで、それなりにグルーピングは施されていたのです。
_/_/ (一つの一品図に10個程度の部材が載るほどに強力なグルーピング。)
_/_/ 勿論、これも一枚のA4用紙には2つずつ一品図も配置されていたのですが、それでも1cm以上の束に成っていたのです。
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_/_/ そんなこんな、思わず『システム原寸で作成したのなら、チェックなんてやめませんか?』って言いたく成る気持ちを押え、
_/_/ 『いちま〜い……にま〜〜い、また、いちま〜い』胃の痛みに耐えつつ、コツコツとチェック作業を進める訳ですが、
_/_/ どれだけの枚数の一品図をチェックしても間違いは無い……、って言うのか、それこそがシステム原寸の成果物と言うものです。
_/_/ (これで間違いが有るようなら、それは誰かが手修正を加えた箇所!って断言出来るほどに、システム原寸は正確です。)
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_/_/ そう言えばその昔、私もその『システム原寸の正確さ』を武器に『橋』を作っていたことは有ったっけ?
_/_/ 話せば長く成りそうですが、これが30年も前の客先なら、一週間で一橋分のシステム原寸を流していたのです。
_/_/
_/_/ あのままの時代が続いていたら、私とてもう少しプライドを持った生き方なりと出来たのかも知れませんが、
_/_/ 世の中は甘く無い!と言うのか、人生は四苦八苦。
_/_/
_/_/ 『人は苦を感じているからこそ、生きている。』というのが釈迦の説法らしいです。^^;
_/_/
_/_/
_/_/
_/_/
_/_/ そんなこんな、胃痛で苦しんでいるのも生きていることの証なのかも知れませんが、
_/_/ こればかりは、あまり歓迎出来ないですね。
_/_/
_/_/ 少しは養生をして暮らしたいものですが、11月も何やかや、ドタバタは続きそうな様相……。
_/_/
_/_/ 対傾構のチェック作業を終えた案件は、またも追加で作業の依頼を頂けましたし、
_/_/ この案件の割り込みで作業を中断している案件も残っている……。
_/_/ (中断している案件と言うのが、また『形鋼』の原寸案件で、思い出すだけで胃が痛く成りそう……。)
_/_/
_/_/ そう言えば、9月に出図保留に成った図面が正式に発行されるのも11月だったように思います。
_/_/ 保留に成らなかった構造だけは10月に納品出来たのですが、どういう訳かその案件には客先内で、
_/_/ 『最優先!』の旗が立てられているようで、前回も出図から切断開始までの期間は20日程度でした。
_/_/ (勿論、十トン程度の構造なので原寸は何とか成るのですが、材料発注の納期が20日以内……と言うのは、厳しいはずです。^^;)
_/_/
_/_/ 巷ではそれを『突貫工事』とも揶揄するようですが、昔(20年前)に比べれば、減りましたよねぇ……。
_/_/
_/_/ この風に乗せて、せめて11月の第2週くらいはマイペースでの作業をしたいのですが、適うでしょうかねぇ。
_/_/
_/_/
_/_/ ……と言うのが、第2週の10日(金曜日)には、大阪で第13回のSoftDrawのユーザー会の開催が予定されています。
_/_/ (同時に開催されるPIXXISユーザー会は、20回目に成るそうです。)
_/_/
_/_/ 私も13回目……という回数には感慨を覚える訳ですが、10年くらい前だったか、その日に粉雪が舞ったのは印象的。
_/_/ 当時は吸っていたタバコを、他の出席者の方々と外の喫煙所で震えながら吸ったことが忘れられません。
_/_/
_/_/ 近年はPIXXISのユーザー様も加わり出席者が増えたことで、昔のような手作り感は薄れたようですが、
_/_/ 多くの技術者が一堂に介することで、ユーザー会も『報告会』から『新しい技術を模索する場』へと変貌しているようです。
_/_/ (昔からこのような『技術者の集い』的な場に、若い技術者様のご意見は欠かせなかったのですが、
_/_/  近年は一社から複数の方々も参加されているようで、様々な見解を交換する場に成っているようです。)
_/_/
_/_/ 私はつい最近知ったのですが、PIXXISのユーザー様の中には、これを『計測』では無く『誤作防止』に利用した……?
_/_/ そんな話を聞くと、かつてSoftDrawを原寸では無い分野に利用した客先を思い出されずには居られません。
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_/_/ ……と、あまり『つまびらか』に言うと、客先からもお叱りを受けそうなので止めますが、
_/_/ SoftDrawが原寸用のツールでPIXXISは計測用のツールだと決めつけてしまうような認識だと、
_/_/ 時代の流れから取り残されてばかりの『あれれ^^;』と一緒です。
_/_/
_/_/
_/_/ ツールの価値観なんて、それは使う人の工夫によって、いくらでも変わるものです。
_/_/
_/_/ ヒントが有れば早くに導き出せる正解を、一人で考えて導き出せる人を『天才』と呼ぶそうです。
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_/_/ 天才には天才の活躍の場が有ると思いますが、凡人にも凡人の活躍の場って……、有りますよね?
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_/_/ 先週は週末に竹原市で開催された『憧憬の路』へ行って来たのですが、
_/_/ この数週間、何気に外出を控えていたせいか、街中を歩き回るだけでも一苦労。
_/_/ 当初は3時間くらい滞在する予定だったのですが、2時間も歩き回ると『もぉ〜〜えぇ〜わぁ〜。』
_/_/
_/_/ 当日は妻の実家(大崎上島)へ泊り、翌日は妻の亡父のお墓を大掃除(高圧洗浄)したのですが、
_/_/ 12L サイズのバケツに3杯分の『水』を運ぶのは、これまた重労働。
_/_/ それでもハンディータイプの洗浄機では威力も足らないようで、水垢のような汚れまでは取れませんでした。
_/_/ (逆に一般的な高圧洗浄機だと、墓石なんて粉々に成るかも?ですが。^^;)
_/_/
_/_/ ちなみに大崎島のお墓は、最寄りの水道口から10Mほどの場所(ほぼ平地)に有るのに、
_/_/ それでも3度の水汲みは大変でした。
_/_/ (水って、持ち上げてみると『うそッ!』って驚くほどに重いのです。
_/_/  そもそもがバケツに水を汲んて運んだのは、高校時代の大掃除が最後だったかも?……ですよねぇ〜〜。^^;)
_/_/
_/_/
_/_/ 然るに、北九州(若松)に有る、我が家名のお墓が位置するのは、同じ墓所でも最寄りの水道口からは50Mほど離れた『丘の中腹』。
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_/_/ 『そりゃお前、それだけの水が必要なら、背負子なりと使って運ばにゃ、身体がモタんぞ!』
_/_/ (実際のところ、その場はなんとか成ったとしても、帰宅時の4時間運転中には、必ず睡魔が襲って来ます。)
_/_/ そんな忠告をご近所の先輩からもされたので、その日に備えて現在は『背負ベルト』を模索中。
_/_/
_/_/ これを具現化すると18Lのポリタンク装着された背負いベルトを、ランドセルみたく背負って階段を登る……という事になりますが、
_/_/ 『片手に高圧洗浄機、片手にポリバケツ、背中に満水のポリタンク、足取りフラフラ64歳。』
_/_/
_/_/ おぉ〜〜い!家には34歳に成った長男、居たはずだよねぇ〜〜っ!
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_/_/ さぁ、今月が終わると、今年も後1ヶ月、師走がやって来ます。
_/_/ 竹原の憧憬の路では、何年か前の朝ドラ(マッサン)で有名に成った『竹鶴酒造』にて、お正月用に『純米原酒』を購入したのですが、
_/_/ このお酒は琥珀色でとんでも無く甘いお酒。
_/_/
_/_/ 竹原には、妻の父が好きだった誠鏡(せいきょう)の蔵元、中尾酒造(『まぼろし』という銘柄のお酒は有名)も蔵を構えていますが、
_/_/ これも結構な甘口なので、竹原の水って『軟水』なのかも知れませんね。^^;
_/_/
_/_/ 時代がら?なのか、日本酒も『辛口』とか『フルーティ』の話題は耳にするのですが、
_/_/ アニメ『たまゆら』の聖地でも巡る機会などある時には、皆さまへも是非『琥珀色の純米原酒』を賞味頂けたら幸いです。
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_/_/ 今日も一日を無事に過ごせた事だけに、感謝!です。
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_/_/ 精進を致しますので、皆様も日々の精進を心掛けましょう!!
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_/_/ 例年、1月から3月までの3ヶ月間は、時の流れを速く感じるようなのですが、
_/_/ 『えっ!もう10月が来るの?』じゃあ無いですが、
_/_/ 9月はアッと言う間に過ぎてしまいました。
_/_/
_/_/ 以前、NHKのTV番組『チコちゃんに叱られる』で放送されていた解説を引用すると、
_/_/ 歳を取って時の流れを速く感じるように成るのは『ときめきが無くなるから』的な理由だったと思いますが、
_/_/ そう言えば今年の9月……、暑い暑いと言ってるばかりで、仕事らしい仕事もしてなかったような……。
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_/_/ さすがに今年もお彼岸を過ぎてからは『涼しい?』と思えなくは無い日も有るようですが、
_/_/ 特大の夏バテには、軽い夏風邪とて重なれば重大事!
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_/_/ 『やっと訪れた!』感さえ有る『行楽の秋』とて、油断はしたく無いですね。^^;
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_/_/ 『今年だっ、きゃあ〜〜、ホンマに、ぼッれ〜〜暑かったろーが!(今年は本当にとっても暑かったですね。)
_/_/  ワぁッしゃ〜〜、やってくれぇ〜〜言われても、ゼニャ〜あ、いらんけぇ〜、勘弁せぇーゆーたんよ。
_/_/  (私は仕事の依頼をされたのだけれど、お金の問題では無く、出来ませんと言いました。)』
_/_/
_/_/ 小学生の頃からの知り合いなので、大工をやってる友人の言葉使いに遠慮など有りません。
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_/_/ 『おみゃ〜は、選り好み出来るだけマシよぉ〜。ワイなんか、やねけぇ〜仕事ばぁ〜で、もうワヤよぉ〜〜。
_/_/  (君は出来ない仕事を断わることが出来るだけ恵まれている。私は難しい仕事ばかりが続き、大変だった。)』
_/_/
_/_/ 対する私も、この時ばかりは『一、村人』風な受け答えと成る訳ですが、二人とも、傍から見れば初老のおっさん。
_/_/
_/_/ 年金の申請に関する問い合わせに行った帰りだった彼と、定年退職をされる客先へ挨拶を済ませた帰り道だった私。
_/_/ 何気に外出をしていた理由にまで、人生に於ける『秋の訪れ』を感じる訳ですが、
_/_/ 『もぉ〜のぉ〜〜、体もいとぉ〜て(痛くて)のぉ〜〜。』ぼやく彼に、
_/_/ 『ワイものぉ〜、体中、発疹だらけよぉ〜〜。』答える私。
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_/_/ 晩秋とは言わないまでも『深まる秋?』的な会話も、歳相応なモノに成ったようです。
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_/_/
_/_/ 『そぉ〜いや〜〜(言えば)、こにゃあ〜だ(先日)、○○におうた(会った)が……。』
_/_/ どちらからとも無く、話題にするのは他の同級生の動向。
_/_/ 言うまでもなく、同級生の4人の内3人は今年中に64歳の誕生日を迎えます。
_/_/
_/_/ 私たちの同級生には昭和34年生まれの人が多いので、自然と『特別支給の老齢厚生年金』に関する話題も多い訳ですが、
_/_/ 特別では無い『本当』の年金は来年の65歳の誕生日を過ぎてから……という仕組みは、私自身、理解出来ていません。
_/_/
_/_/ ……と、そうは言っても人生は色々、人それぞれ。
_/_/ 同級生の中には、既に年金の納付期間満了?の44年をクリアした人も居るし、定年後に悠々自適な生活を手にした人も居る。
_/_/
_/_/ そんな中でも彼と私は『一人親方の自営業』という立場だけは同じなので、何気に境遇も理解出来る訳ですが、
_/_/ 『それにしても、しんでぇ〜(しんどい)のぉ〜〜。』が、ここ数年の合言葉。
_/_/
_/_/ 旅行へ行くにしても、仕事を抱えている以上、連泊で『のんびり。』という訳にはいかず、
_/_/ かと言って後5年も経てば、運転免許の更新だって『試験』とか義務付けられてしまいます。
_/_/
_/_/ そうなるとこれまでは普通のことだった『自家用車を使った旅行』自体も、当たり前とは言えない行楽に成る訳ですが、
_/_/ 『ワシらが自分じゃ大丈夫と思うても、子供らにダメじゃ言われたら、困るよのぉ〜〜。』
_/_/
_/_/ 真にこれこそが、私たち世代のタメ息の根本原因。
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_/_/
_/_/
_/_/ 凡そこの国の制度とか法律とか云ったモノに(どこの国でも同じでしょうが……)、個人の事情は考慮されません。
_/_/
_/_/ 都会ではバスや地下鉄も有るのでしょうから、自家用車など必要ないのかも知れませんが、
_/_/ ここ尾道では旧市街地とされるこの島でも、バスは一日に数本……、土曜、日曜には運行すらされていません。
_/_/
_/_/
_/_/ ちなみに皆さんは『尾道』っていう地名を聞くと『しまなみ=サイクリング?』みたいな印象をお持ちかも知れませんが、
_/_/ その住民からしてみれば、
_/_/ 『70歳を過ぎたら、自転車買って病院へ行けと言うのか?』みたいな話し。
_/_/
_/_/ そもそもが自転車では走れないような高所に橋を作っておいて(エレベータも無し)、
_/_/ 『橋が有るのだから、渡し舟(フェリー)は、不要!』って、廃止された大型フェリー(車も運べる)航路だけでも2航路。
_/_/ さすがに今の状況なら私だって、この島で『子育て』なんて選択はしないと思うのですが、
_/_/ 論より証拠……、息子も娘も、この島(尾道市)での生活を選択しなかった。
_/_/
_/_/
_/_/ ……と、愚痴ばかりをこぼしても状況が良くなる訳では無いので止めますが、
_/_/ どういうわけか先月(9月)には、
_/_/ 『いつまでこの生活を維持出来るのか分からないので、やるなら今!』
_/_/ と言った話題が、多かった。
_/_/
_/_/
_/_/
_/_/ 実は9月の第3週の日曜日。
_/_/ 私は日帰りの長距離ドライブで、和歌山県の『高野山、奥の院』まで、お参りに行って来たのです。
_/_/
_/_/ この計画、実は一昨年、四国88箇所のお参りを終えた直後に『計画を立てて欲しい。』と妻へはお願いをしたのですが、
_/_/ (私が計画をすると、どうしても『仕事優先!』で『日帰り止む無し。』に成ってしまうため。)
_/_/ いつまで経っても、妻が計画を立てているようには見えません。
_/_/
_/_/ そんな中、今年の7月、とある友人から『島根県の三瓶山で、グルメと温泉旅行!』という計画を打診され、
_/_/ (その友人は小学校一年生からの幼馴染み。)
_/_/ その計画は、9月第2週の日曜日に実現してしまったのです。
_/_/
_/_/ その時、温泉の湯船で話題になったのが『行ってみたい所には今の内に行っておかないと、取り返しは付かなく成るかも?』
_/_/
_/_/ それで私の抱いていた想いにも火が付いた……というのが、事の真相というわけですが、
_/_/ 高野山までの日帰りドライブに同行させられた妻は、宿泊旅行の計画を白紙にされて大ブーイング!
_/_/
_/_/ 『日帰りなんてつまらなかった。もっと紅葉の季節とかに、宿泊したかった。』のだそうですが、
_/_/ 『本当にそう思うのなら、もう一回行くので、ちゃんと計画を立てて欲しい!』ですよねぇ〜〜〜。^^;
_/_/
_/_/
_/_/ しかし実際のところ、今回の長距離ドライブ(約800キロ)は、私が言うのもナンですが、本当に散々なものでした。
_/_/
_/_/ そもそもが9月の初旬だったでしょうか?兵庫県内の山陽自動車道では『尼子山トンネル』内で火災事故が発生し、
_/_/ 下り線は播磨JCT〜赤穂IC間が通行止めに成っていたのです。(10/1現在も通行止めは続いているらしい。)
_/_/ これを考慮すると、帰りは中国道か一般道へ迂回するしかなくて、最短なら4〜5時間の移動時間も上振れは必至。
_/_/
_/_/ 翌18日の月曜日は祭日だったのですが、妻のパート先は出勤日だったため、20時頃の帰宅希望時刻から逆算すると、
_/_/ 現地からの出発時刻は14時〜15時。
_/_/ 奥の院での滞在時間を2〜3時間だと想定すると、高野山へは12時頃に到着しなきゃならない訳で、
_/_/ だとすれば、遅くとも朝は7時に出発しなきゃ……って現実には、この想定すら甘かったことを思い知らされました。
_/_/
_/_/
_/_/ ちなみにその元凶は、このドライブに使用した車『デミオ』に有ったようです。
_/_/ 四国88箇所のお参りは、全て『N−BOX』に頼っていて気付かなかったのですが、
_/_/ やはり『車載ナビ』の違いは大きいようですね。^^;
_/_/
_/_/ 事の始め、デミオのナビ(マツコネ)は、目的地(中の橋駐車場)電話番号を入力すると『目的地が有りません。』の、ご返答。
_/_/ それならばと最寄りの関連施設の電話番号を入力すると『目的地まで6時間30分』の、ご返答。
_/_/ おかしいなぁ、昨日MAPで調べたら4時間30分だったはずなのに、関連施設から駐車場まで2時間?……ンな、バカな。
_/_/
_/_/ そのような疑問は持ったのですが、ただでさえ7時出発の限界時刻は近づいていましたし、
_/_/ パッと見の経路は確かに高野山へとつながっていました。
_/_/ まぁ和歌山県へ入る辺りまでは高速道路だし、間違えるバカも居ないだろう……って、居ました!バカは私です。
_/_/
_/_/ あれは兵庫県へ入って右手側の下り線の車列が途絶えた播磨JCTを過ぎてから数十分も経った頃の話し。
_/_/ 何気に『帰りは、やはり中国道かなぁ……。』とか思っていた時に、ナビが左側の車線へ進むよう指示して来たのです。
_/_/
_/_/ あれっ?こんなところにジャンクションとか有ったっけ?
_/_/ ちょっとだけ嫌な予感はしたのですが、言われるがまま左へ進むと、そのまま料金所らしきところを通過してしまったのです。
_/_/
_/_/ 『あれっ!確かに今、料金所を通過したよね?これって変だよね?』
_/_/ かつて学生時代には『兵庫県加古川市』へ在住されていた『奥様ナビ』へ尋ねるも、何故か回答無し。
_/_/ その直後、私の頭の中をかすめたのは、もう何十年も前に誰かから聞いた話し。
_/_/
_/_/ 『兵庫県から先はバイパスがつながっているので、案外、大阪は近いよ。』
_/_/ えぇ〜〜っと、あれはいつ頃の話しだったかな?……って、それじゃなくて、今は山陽道が有るのだから違うンじゃね?
_/_/
_/_/ 『あっ!だから6時間30分だったんだ!』
_/_/
_/_/
_/_/ 結果的には、如何なバイパスとは言え、渋滞の始まった状況を見て私が選択した行動は『最寄りの山陽道のICを探す』こと。
_/_/
_/_/ このとき妻は、当日中の帰宅を諦めて絶句していたらしいのですが、幸いにも最寄りの加古川北ICまでは30分程の距離。
_/_/ 『このアホナビが!距離的には山陽道の方が遠回りでも、日中にバイパスが空いてる訳なんて無いだろが!』
_/_/ ブツブツ言いながら山陽道に戻ってみると、当初表示されていた到着予定時刻13時30分が12時台に成っています。
_/_/
_/_/ それでも少し遅いよねぇ……、何でだろ?とか思いながら運転していると、もうすぐ神戸JCTみたいな表示が有って、
_/_/ 『その昔、奥様はこの辺りをアジロに、ご活躍をされていたそうですねぇ。
_/_/  加古川の手前で街中へ降ろされたのも、何かが奥様を呼ンだのかも知れないですよねぇ。』
_/_/
_/_/ 軽口を叩いてから数分後、私はナビのモニターに表示されたJCTの進行指示『直進』に従って車を進めたのですが、
_/_/ その直後から、ナビは何も言わなく成りました。
_/_/
_/_/ あれれ^^;いくら高速道路だと言っても、ここまで大阪が近づいているはずなのに、無言って、変だよね?
_/_/
_/_/ ふと、ナビのモニターを見ると、そこに道路は表示されていませんでした。
_/_/
_/_/
_/_/ 『あっ、はっ、はっ!あそこはワシも間違えたんよ。正解は左なんじゃが、普通はそう思わンよのう。』
_/_/ これはその翌日、近所の先輩から聞いた話しなのですが、姫路で左を選択して失敗した私が、
_/_/ アホナビの進言とて、それを無視して、もう一度『左』を選択するはずなど有りません。
_/_/
_/_/ 『おい、ここはどこなんだ?』問い掛けに、やはり妻ナビからの応答は無し。
_/_/ フト道路の表示板に目をやると、そこには『宝塚北』という地名が出ています。
_/_/ 『おい、宝塚北って書いてあるけど、それがどの辺りなのか……くらいは、分からないの?』
_/_/ 表示板には『京都』という地名も見えたので、ちょっと青ざめてしまった私に、
_/_/ 『宝塚?……宝塚って、確か大阪でも北の方だったと思うのだけれど……。でも、分からない。』
_/_/
_/_/ 幸いにも少し走るとSA(宝塚北SA)が有ったので、車を停めて状況の確認を行えたのですが、
_/_/ なんとマツコネちゃんには、新名神高速道路の情報自体が無かったようで、お手上げの状況に陥っていた模様。
_/_/ ダメだこりゃ!慌てて取り出したスマホのバッテリー残量を確認すると60数%……。
_/_/ 微妙だなぁ、とか思いつつMAPで確認すると、幸いにも滞在している宝塚北SAの位置確認は出来ました。
_/_/
_/_/ 良かった、MAPは生きている。
_/_/ 試しに目的地(中の橋駐車場)の電話番号を入力するとMAPはその場所も知っていたようで、そこまでの経路を表示してくれました。
_/_/
_/_/
_/_/ ここから先は、ただひたすらMAPの指示通り、車を走らせること2時間くらいだったでしょうか。
_/_/ 道中、マツコネ君は右へ曲がれ左へ曲がれ、引き返せ……、うるさい位に指示して来ましたが全て無視。
_/_/ フト静かに成ったなぁ?ってモニターを見ると、やはりそこに『道』は表示されていませんでした。
_/_/ (さして新しそうなトンネルでも無かったと思うのに、マツコネ君は知らなかったようです。)
_/_/
_/_/
_/_/ 結果的に高野山の駐車場へ到着したのは13時前。
_/_/ 普通に山陽道から中国道経由で阪高へ進んでも渋滞に巻き込まれることは有るので、新名神経由でも遠回りには成らなかったようですが、
_/_/ 帰りのことを考えると、のんびりは出来ない状況。
_/_/
_/_/ 駐車場でお遍路姿に成るとすぐに奥の院へと向い、礼拝、読経、礼拝の繰り返し。
_/_/ 御朱印帳への記帳を終え、最低限のお土産を買い求め、金剛峯寺へのお参りまで省略して15時過ぎには帰路へとついたわけですが、
_/_/ 凡そ一時間後に立ち寄った道の駅では、更なる苦行……、駐車中のデミオに戻ってみると、見知らぬ男の人が声を掛けて来ます。
_/_/ 『車を停めようとバックしていて、ぶつけてしまいました。』
_/_/
_/_/
_/_/ 開いた口が塞がらないとは、こういう状況を言うのでしょうが、確かにデミオの右前方ヘッドライトの下側には、
_/_/ 『すり傷』とは言い難い凹みが出来ていました。
_/_/ 丁度、保険会社へ電話中だった運転手の方は平謝りで、私にも怒りは起こらなかったのですが、
_/_/ 『警察へも連絡をしたので、ちょっと待って頂けないでしょうか?』
_/_/
_/_/ 結果的にここで一時間以上ロスしたことと、龍野西IC〜赤穂IC間で一般道を使ったことで、尾道へ辿り着いたのは21時過ぎ。
_/_/ 近所のスーパーは閉店していたので、24時間営業のスーパーへ立ち寄った訳ですが、目ぼしい食材は全て売り切れ。
_/_/ もう、何でもいいや!じゃ無いですが、22時前に帰宅をして、豆腐とビールだけの夕食と成りましたが、その夜は熟睡。^^;
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_/_/ 俗に四国88箇所のお参りを済ませると結願。高野山までお参りを済ませると満願って言うそうです。
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_/_/ たまたま車をぶつけた相手の方は高野山へと向っている道中だったのだそうで、
_/_/ 逆に私たちは満願を達成して広島県まで帰宅する途中だった……、と告げると、
_/_/ 『満願に水を差すようなことに成ってしまい申し訳ございません。』改めて謝罪。
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_/_/ 『お互いに災難だったよねぇ……。』と答えるのが精一杯の私でしたが、
_/_/ 実際のところ私の心中は、この先に待ち受けている長距離のドライブの事で気持ちが急いていたので、
_/_/ 『これも、急がずに安全運転で帰れ!という大師様のお導きかと思います。』
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_/_/ 結果的には警察官の方も含めて3人、笑顔で別れた訳ですが、翌日は、
_/_/ 『これこそが御利益だったンじゃないか?』ご近所の先輩からは叱咤されてしまいました。
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_/_/ 『お前ねぇ、それだけ無茶苦茶な強行軍で無事帰れたことを当たり前とは思わない方が良いぞ。』
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_/_/ まぁ何事も受け留め方次第……と言うのか、普通に考えれば思い付きで行うようなことでは無かったし、
_/_/ それでも最低限『奥の院への参拝』という目的は達成出来たのだから『感謝』以外の何者でも無いのは確かです。
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_/_/ そんなこんな、生きて居れば思い通りに成らないことも多々ある訳ですが、
_/_/ 達者が何より、日々の無事には感謝の心を持つよう心掛けたいものですね。^^;
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_/_/ 9月は急かされたと思ったら『出図計画の変更』とかが相次いで、本当は心穏やかでは無い日も続いていたのです。
_/_/ 唐突に『高野山!』と思った一因には、週末の出図予定が連休明けに変更に成ったことも有る訳で、
_/_/ 結果的に9月は予定の1/3程度の仕事量しか有りませんでした。
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_/_/ これも会社の操業度や売上という面から見ると、決して良い状況とは言えないのですが、
_/_/ それを悲観する位なら、仕事以外のことにやり甲斐や楽しみを見出したい。
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_/_/ 何気に頭に浮かぶのは『バランス』という言葉でしょうか?
_/_/ やり甲斐に没頭すれば潰れるし、楽しみに興ずれば暴発する。
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_/_/ 風船は、酸素でも窒素でも二酸化炭素でも(水でも?)膨らみますが、その気圧(水圧?)は、手の平で弾む程度が丁度良い。
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_/_/ 先の『三瓶山、グルメと温泉の旅』だって、年金暮らしに専心していれば当たり前に出来たこと。
_/_/ しかしその旅を『楽しい!』って思えたのは、一緒に旅した友人も私も『現役仕事人』だったからかも知れませんね。^^;
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_/_/ 人間って、喜びを当たり前に与え続けられていると、感激には疎く成ると思うのです。
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_/_/ それを『ときめき』という言葉で代用すると、一年を短く感じる理由にも成りそうですが……。
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_/_/ 出来れば『旅』くらいはもう少し『ゆっくり』と楽しみたいものですね。^^;
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_/_/ さぁ、今年も後3ヶ月。
_/_/ 10月からは巷で騒がれている小説とかもアニメ化されるようですし、先日はアニメから実写化された『パリピ孔明』も面白かった。
_/_/ (パリピって『パーティー・ピープル』の略称だと言われているようですが、バブルとは違うようですね。^^;)
_/_/
_/_/ この秋、私の一推しは『薬屋のひとりごと』ですが、『ティアムーン帝国物語り』とか『聖女の魔力は万能です』とか、
_/_/ 『なろう系』のアニメは楽しみです。
_/_/ (来年は『魔導具師ダリヤはうつむかない』のアニメ化も決まったそうですし、
_/_/  『なろう系』では無いですが『推しの子』や『私の幸せな結婚』も第2期の製作は決まっているそうなので楽しみです。)
_/_/
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_/_/ たかがアニメの話題でも、ワクワク感やトキメキ感を持てることこそが『幸せ』なのだと思いたいですね。^^;
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_/_/ 今日も一日を無事に過ごせた事だけに、感謝!です。
_/_/
_/_/ 精進を致しますので、皆様も日々の精進を心掛けましょう!!
_/_/




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<<あれれ…^^; 2023年9月のひとり言>>


_/_/ 暑さ寒さも彼岸まで……は、この時季の残暑を癒す慣用句ですが、
_/_/ 朝晩だけなら、お盆過ぎには凌ぎやすくなる……?
_/_/
_/_/ なんとなくそんな風にも期待していたわけですが、今年は違いましたねぇ。
_/_/
_/_/ 何気に今年も盆時季に台風は来たのですが、直撃を避けられたことで季節の移ろいが遅れたモノか、
_/_/ 『あれっ?お盆って、いつ終わったんだろう?』みたいな!
_/_/
_/_/
_/_/ 『今年は暑いねぇ。もうどうしようも無いねぇ。』
_/_/ 8月最後の日曜日に、ご近所さまと交わした会話がこの夏の全てだったように思うのですが、
_/_/ 皆さまへは、夏バテなどにはメゲず、お過ごしでしょうか?
_/_/
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_/_/
_/_/
_/_/
_/_/
_/_/
_/_/
_/_/ 8月はその初旬、7月の閑散状態を引き摺るかのように閑古鳥も居座っていたのですが、
_/_/ 『このままの状況なら、盆休みも心置きなく満喫できるかも?』と、ちょっとばかり期待を持ち始めた矢先、
_/_/ 『あのぅ〜〜……、決して盆明け納期という訳ではないのですが……。』電話が有ったのは、客先の盆休みの3日前。
_/_/
_/_/ 『えぇ〜〜っと、まぁ、いいですよぅ……、別に盆休みだからと言って、海外旅行へ行くわけでもないし、
_/_/  資料は送っておいてくれませんか。』って、送られて来た図面を見てガックリ。
_/_/
_/_/ それっていつもの出図量の3倍以上は有る所掌量だったのです。
_/_/ 『あのぉ〜〜、これって盆明けどころか、8月末の納品ですら危うい物量ですよねぇ?』
_/_/ 『……なので盆明け納期……、と言う訳でも無いのですが……。』
_/_/
_/_/
_/_/
_/_/ 微妙に噛み合わない会話にタメ息を付きながらも、ハイハイハイ、私だって最善を尽くすこと位は出来ますよ……。
_/_/ 結果的には、いつ『お盆』が終わったのか?って思い出せないほどの集中力も維持出来た訳ですが、
_/_/ 色々有って……、今日現在、まだ納品は出来ていない……。
_/_/
_/_/
_/_/ まぁ『色々……』とは本当に色々な訳で、列挙していると取り留めは無いし、愚痴にも成っちゃうのですが、
_/_/ 本来なら連休明けの週中には納品する予定だったモノが、いまだに手元へ残っている……って、私にとっては想定外。
_/_/ こんなことなら私も10日近い盆休みを満喫すれば良かったのでは?……とか言い始めると、愚痴に成るので止めましょう。
_/_/
_/_/
_/_/ ……と、実際には盆休み明けはそれなりに色々あって、決して『暇』だったという訳でも無いのですが、
_/_/ 盆休み中に作業をした案件を、8月の検収に出来なかったのは、ちょっと痛い。
_/_/ (勿論、9月に検収をお願いすれば良いだけのことなのですが、これにも色々と事情は有るのです。)
_/_/
_/_/
_/_/
_/_/ そんなこんな9月に成った今現在、実のところ私は、自分自身の操業度を把握出来ないような状況に陥っています。
_/_/
_/_/ というのも変な話、実はこの9月の一ヶ月を費やしても、原寸しきれないほどの図面だけは、抱えているのです。
_/_/ しかしこれだけの物量だと、客先の都合次第では、弊社での対応自体が無理かも知れない……。
_/_/ (弊社なら一ヶ月の作業期間を要すると思われる作業量でも、納期は一週間後……ということは有るので、
_/_/  その場合、マンパワー1名の弊社では『対応不可』と判断せざるを得ません。)
_/_/
_/_/ まぁそれはそれ、弊社にとって大き過ぎる案件なら、客先もそれ相応の対応は取ってくれるので有難い訳ですが、
_/_/ 実は直近、更にもう3件ほど、別案件を抱えているのです。
_/_/
_/_/ 内一件は2〜3日程度で出来そうな作業量なので、週末(土日)を充てれば『何とか成るのでは?』の胸算用なのですが、
_/_/ これとて週明けの月曜日に作業開始の号令だと辛いかも?
_/_/
_/_/
_/_/ それよりも問題なのは、残る2件の内の一件『改正処理案件』。
_/_/ こればかりは、改正前の原寸資料を弊社で作成していることもあり断われない上に『急ぎ!』は必定です。
_/_/
_/_/ 『それって改正処理程度のことに一日と要することなんて無いでしょう?』
_/_/ 原寸を知る人なら、増してや改正前の資料を作成した作業者なら、勘所を知っているので、
_/_/ 改正処理程度の作業なら、通常、半日とか一日程度で対応出来るはずなのですが……。
_/_/
_/_/ これが『改正』という言葉に名を借りた『改造』だったらどうでしょうか?
_/_/
_/_/
_/_/ ちなみに最近、と言っても2年くらい前から、NHKでは『魔改造の夜』なる番組を放送していますね。^^;
_/_/ (犬のぬいぐるみが空を飛ぶとか、食パンのトーストが天井まで飛び上がるとか言う、あれです。)
_/_/ あれって一応『改造』なので、結構な人員と言うのか作業員を要していますよね。
_/_/
_/_/ 勿論、橋梁の原寸は『図面有りき』なので、私が魔改造のような『アイデア』を出す必要は有りません。
_/_/ しかし出されたアイデア(図面)を実物に反映し『改造』することは、思うほどに簡単では無いのです。
_/_/
_/_/
_/_/ 現在はまだ私も図面を検討中で、全容を理解したとは言い辛いのですが、変なところに数ミリの調整代が発生するみたいで、
_/_/ その図面は、検討をしていて失念しそうに成るほど『難解』なモノに成っているのです。
_/_/ (正直なところ、その数ミリの必要性が理解出来なくて困っているのです。)
_/_/
_/_/ 実際ここまでややこしい図面を検討していると、原寸は設計者の意図を察するコミュニケーション力が大切なのだと痛感させられます。
_/_/
_/_/ ちなみに私は一原寸業者なので、客先の設計担当様と直接会話をすることは有りません。
_/_/ 客先の原寸担当様を通して、設計担当様の意図を探るのが通常の作業形態に成ってしまう訳ですが、
_/_/ 時として『又伝え、又聞き』は、誤った情報を伝達してしまいます。
_/_/
_/_/ 勿論、そのような不都合を起こさないよう『質疑は紙面で!』とか、『しつこいようでも確認は必要』とか、
_/_/ いろいろと対策は講じている訳ですが、これが思ったほど円滑には機能していないと感じるのは、老婆心なのでしょうかねぇ……。
_/_/
_/_/
_/_/ 先だっても『このままの仕様で資料を出したら、何かの折、客先は責任問題を問われることに成りますよ。』という事案が有ったのですが、
_/_/ 客先の担当様って、一旦事案を『シロ』だと判断すると、それを一外注先の換言で、簡単に『クロ』だとは覆して頂けないようです。
_/_/
_/_/ 勿論、私だってサラリーマン時代には、部下の換言より自身の判断を優先していたことは有るので、その気持ちを理解出来なくは無いのですが、
_/_/ 人間は第一印象を引き摺る生き物なので、既に出ている結論を覆すには、通常の2倍以上の誠意を必要とするようです。
_/_/
_/_/
_/_/ そんなこんなを考えてみると、図面ほどに曖昧なものは無いのでは?そんな疑心暗鬼の想いも芽生える訳ですが、
_/_/ それを補っていたはずの人間同士のコミュニケーションは、希薄に成るばかり。
_/_/
_/_/ 私は昭和世代なので、こんな時だからこそ、客先とも危機感を共有して『暑気払い!』とか思ってしまう訳ですが、
_/_/ もうそのような戯言など言って居られないのが昨今なのでしょうかねぇ……。
_/_/
_/_/
_/_/
_/_/ ……と、そんな八方塞がりのような状況でもヤルべき事はやって、成果は残さなきゃならないのが現実なので、
_/_/ 私も色々と足掻いている訳ですが、そんな時になんとなく助けに成っているのが『CAD図面』。
_/_/
_/_/ これは私が原寸を始めた30年前にはあまり見掛けなかったモノですが、最近は、これが有るのは当たり前?
_/_/ (実際には設計コンサルが自主的に始めたことが『慣例』に成っただけで、納付の義務は無いやに聞いたと思います。)
_/_/
_/_/
_/_/ 以前は『CADで作画した図面など無くても、原寸は出来る。』と言われていましたし、確かにそうだったのですが、
_/_/ (そもそも図面にはノットスケールが寛容されているので、CAD図を原寸で使うようなことはするな!が、鉄則でした。)
_/_/ 昨今はPDFやドキュワークスの普及で、A1サイズの『紙図面』での原寸作業自体が無くなりました。
_/_/
_/_/ そのため机上での原寸作業もA3サイズの紙図面やパソコンのモニターが主役に成ったわけですが、
_/_/ 不自然に体裁の整った『図面』って、どこか『観賞用の報告書』みたいな印象って有りませんか?
_/_/ (数学のテスト用紙に計算式の記入をせずに、答えだけを記入した回答用紙と同じようなものに思えませんか?)
_/_/
_/_/ その辺りCAD図には数学でいう『計算式(軌跡)』みたいなモノも、残されていることが有るのです。
_/_/
_/_/
_/_/
_/_/ ……と、このように言うと『紙面へ印刷された図面とCAD図は違うのか?』という話しにも成るのですが、
_/_/ 私は事の是非は兎も角として『必ずしも同じとは言えない。』と思っています。
_/_/
_/_/
_/_/ かつてCAD図はA1サイズの紙面へ印刷すること自体も大変だったため、改正処理の際は本当に大変でした。
_/_/
_/_/ たった一ケ所の寸法値100を99へ変更する場合、CAD図を修正して紙面へ印刷するのか、
_/_/ それとも紙面へ印刷された図面自体を修正するのか?の判断は、結構悩ましいものでした。
_/_/
_/_/ 勿論、その判断基準には変更規模の大小やその頻度も関わると思うのですが、
_/_/ 実際のところ、紙面へ印刷された図面を手修正する方が早くて容易な場面って……、有りますよね?
_/_/
_/_/
_/_/ そんな時、作業者は紙面の寸法値『100』に2重線を引いて『99』という数字を加筆する訳ですが、
_/_/ その修正作業の後『CAD図も修正しておかなきゃ!』って、コンピュータに向き合う人は少なかった(居なかった?)のです。
_/_/ (そもそもCADで図面を描くなんてことが始まったのは、30〜40年も前の頃からです。
_/_/  昭和世代の私などが学校で教わったのは『図面とは、紙に鉛筆と三角定規で描くもの。』でした。)
_/_/
_/_/ そんな歴史の名残りなのか、現在でもPDFやドキュワークスで表示された図面を修正して『変更図』とされる方は居られるようですね。^^;
_/_/
_/_/
_/_/ 実際、CADでの製図が当たり前に成った現在でも、変更情報の伝達は『紙面』で行われているため、
_/_/ 紙面の図とCAD図が異なっていれば紙面の図が『正』だとも言われています。
_/_/ (紙の図面ならハンコも付けますが、CADデータにハンコは付けなかったからでしょうね。^^;)
_/_/
_/_/ かつて客先が『CAD図を原寸へ使うな!』と言ったのは、この変更処理に拠るCAD図の『変更漏れ』が怖かった事も一因なのでしょう。
_/_/
_/_/
_/_/ ノットスケール、変更モレ、更に言うなら『表示されている要素の重複(同じ線が100本重なっていても、印刷されれば一本の線)』。
_/_/ 加えて、オートCADとか勉強した人なら知っていると思いますが、そもそもが海外製のCADの基本単位は『インチ』です。
_/_/
_/_/ 『CAD図が有るのだから、CADデータをNCデータに変換すれば楽!』とか簡単そうに言ってる人も居るようですが、
_/_/ AIならまだしも、人間がその目と手の感覚だけで、CAD図からNCデータを生成するのは難しいはずです。
_/_/
_/_/
_/_/
_/_/ ……と、一見、原寸には使用価値など無さそうなCAD図ですが、それでもCAD図に残されている『設計者の軌跡』は重宝です。
_/_/
_/_/ 例えばこれはオートCADベースのCAD図の話しですが、図面に表示されている詳細図。
_/_/ これは印刷ファイルのレイアウトで配置されることが多いようなのですが、この設定のメリットは、詳細図を図枠の外へ配置出来ること。
_/_/ (詳細図を含む図を図枠の外へ配置していても、レイアウトで必要な情報だけ図枠内へ配置すれば良い!という考え方。)
_/_/ これなら図枠という限られたスペースの中だけでは検討し辛い課題も、多角的に、そして時系列で評価出来るのです。
_/_/
_/_/ 実際、最近見掛けたCAD図の図枠外には、当初案の形状から色々な制限に拠って変化して行った部材の形状が図示されていて、
_/_/ それこそが『どうしてこの部材をこのような特殊な形状にしたのか?』という疑問に対する答えと成りました。
_/_/
_/_/
_/_/ また、これは当たり前と言えば当たり前のことなのですが、オートCADベースのCAD図でいう『DEFPOINTSレイア』。
_/_/ 勿論、紙面へ印刷されている図面だけ見れば『非表示設定』なので見えない訳ですが、CAD図を俯瞰すれば、一目瞭然。
_/_/
_/_/ ボルトを締めるための工具の形状や他の構造物も『DEFPOINTSレイア』へは描かれていたりするわけで、
_/_/ 設計担当者の苦労とて伝わって来るものです。
_/_/ (基本『ノットスケールOK』な図面でも、干渉等に関する評価は、正確なスケールで行っているようです。)
_/_/
_/_/ これらの評価も以前は電卓を叩いて行って居たはずなので、その軌跡を原寸で辿るのは大変でしたが、
_/_/ こうして『作画』として残して頂けると、本当に安心出来るものなのです。
_/_/
_/_/
_/_/ 勿論、そんなこんなの軌跡を知らずとも、紙面に印刷された図面情報だけを検討することは可能でしょう。
_/_/ (本来必要とされる原寸作業者の能力から言えば、紙面に印刷された図面だけで、その全てを理解できる方が望ましいかも知れません。)
_/_/
_/_/ しかし設計者の意図に触れながら『橋』という構造物の検討を行うこととて、否定されるモノでは無いと思うのです。
_/_/ (三角法で描かれた図面という情報伝達手段に、どこまでの価値観を求めるのか?ですよね。^^;)
_/_/
_/_/ いつの日か橋梁の製作現場にも、橋梁の特性に合わせた『図面』が採用されるかも知れませんね。^^;
_/_/
_/_/
_/_/
_/_/ ちなみに『設計者の意図』という意味で言えば、最近気になったのは、右下の注記欄に『○○は本図に対称』と記入されていた図面。
_/_/ これは何らかの事情が有って『図面の枚数を減らす!』という意図を反映した指示だったと思いたいのですが、
_/_/ 実は近年、私の知る客先では、この『対称(反転とかミラー)』の考え方を原寸資料に適用することを『禁止事項』とされています。
_/_/
_/_/
_/_/ 生産設計では『御法度!』とされている手法を、詳細設計で堂々と許容されているのも困った話。
_/_/ 『ミラー』って、昭和世代の私たちは是非も無く身に付けさせられた手法なのに『今さら禁止かい!』と言えば笑い話にも成りそうですが、
_/_/ 現実問題として『対称(ミラー)』の考え方は、工場の生産現場では重大誤作の発生原因と成っているらしいのです。
_/_/
_/_/
_/_/ そんな現実を省みず、詳細設計で『対称!』と指示するのが正しいのかどうか?その判断は皆さまへお任せですが、
_/_/ 先日見た図面は、その極限状態のような図面。
_/_/
_/_/ 一枚の図面に『○○は本図に対してY軸対称。△△はX軸対称、□□はX軸とY軸に対称。』
_/_/
_/_/
_/_/ この4種類の原寸資料を作成するに際しては、さすがに私の頭の中も大混乱。
_/_/ 正直これは私の認識能力を超えている……と、白旗を挙げるつもりだったのですが、この案件にも『CAD図』だけは有ったのです。
_/_/ (橋梁案件では無かったのでどうかと思ったのですが、スケールも正確なCAD図でした。)
_/_/
_/_/ それを何気に眺めていて、何気にやってみた事が、コピーした図を実際にY対称、X対称、XY対称で反転……、そして並べたのです。
_/_/
_/_/ ちなみにこの反転処理。一昔前のパソコンなら『動作が重い!』と感じたはずのデータ量に対して施したのですが、サクっ!て出来てしまった。
_/_/ (ブロック図級のCADデータがこれほど軽いなんて、今どきのパソコンって、かつてのスパコン級?)
_/_/ 加えて反転して見辛くなった『文字』も、オブジェクトプロパティを調整すると改善出来たので、思った以上に見た目も良く成りました。
_/_/
_/_/ ここまで出来ると『あれっ?この部材とこの部材は回転だから同一形状じゃないか!こっちはミラーだけど振り回しが効く。』
_/_/ そんな判断も容易になって、思った以上に作業は捗りました。
_/_/
_/_/
_/_/ 今どきは原寸の作業者だってCADくらいは使えるのだから、頭の中で考えて分かり辛いことなら、
_/_/ 目で見て分かり易くなるような資料を自分で作れば良い!じゃ〜ぁないですが、
_/_/
_/_/ CAD図には、こんな使い方も有ったのですね。^^;
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_/_/ 9月の1日を迎えるにあたり、何故か私は妻に『今年も、もう一年の3分の2が終わった。(残り3分の1)』と呟いたのですが、
_/_/ 実際のところ一ヶ月後には4分の3が、二ヶ月後には6分の5が終わります。
_/_/
_/_/ 3ヶ月後には『今年も残り一ヶ月かぁ!』って言ってるのかと思うと、一年なんてアッと言う間ですよねぇ……。
_/_/
_/_/
_/_/ 私は昭和34年生まれなので、先日『特別支給の老齢厚生年金』の手続き書類を社会保険事務所へ送ったのですが、
_/_/ 本年金の支給開始を繰り下げるにしても、特別支給の繰り下げは無いような事を言っていましたね。
_/_/
_/_/ 正直なところ、良く分からない仕組み……としか言いようも無いのですが、これも人生の残り時間とのかけ引きに成るそうです。
_/_/ (70歳まで繰り下げても、68歳までの人生だったら、元も子も無い……という話し。)
_/_/
_/_/
_/_/ この歳(64歳)にも成って、こんな問題で悩む必要なんて有るのだろうか?
_/_/ これが40代の頃ならば、今日と明日への準備だけで精一杯だったのですが、我ながら随分と弱気に成ってしまったものです。
_/_/
_/_/
_/_/ 『それがのぉ〜〜、70歳とも成ると、その意気込み自体がガクッと来るものなんよぉ〜〜。』
_/_/ 70歳の誕生日を間近に控えた客先担当様(兄貴と慕う担当様)の言いようですが、今年は例のコロナ騒動も響いたご様子。
_/_/
_/_/ 『大体が一旦体調を崩すと、なかなか元へは戻らン事からしてしんどい。』のだそうで、私にとっても他人事では無い様子。
_/_/
_/_/ そんな兄貴に私が掛けてあげられる言葉なんて、
_/_/ 『一緒に後5年頑張って下さい!とは言わないので、引退を決めたら電話番号くらいは連絡して下さい!』が精一杯。
_/_/
_/_/ こんな話題ばかりだと、私も一気に老けてしまいそうですが、悪趣味と言われても、
_/_/ 兄貴の言う『70歳での意気込み!』とやらを、私も体験してみたいと思っています。^^;
_/_/
_/_/
_/_/
_/_/
_/_/
_/_/ 今日も一日を無事に過ごせた事だけに、感謝!です。
_/_/
_/_/ 精進を致しますので、皆様も日々の精進を心掛けましょう!!
_/_/




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<<あれれ…^^; 2023年8月のひとり言>>


_/_/ 例に依って例の如く……では無いですが、今年の夏も暑いですねぇ。
_/_/
_/_/ あれは7月も下旬の20日頃だったでしょうか?
_/_/ 今年は梅雨入りも早かったせいか、例年にも増して梅雨明けを待ち遠しく思っていたところ、
_/_/ 『明日は梅雨前線が南下して、中国地方には雨が降るでしょう。』の気象予報。
_/_/
_/_/ それって、まだしばらくは梅雨は続くという意味なのかなぁ?
_/_/ (一般的に梅雨明けとは、南の高気圧が北の高気圧を大陸側へ押し上げることで起こる現象ですよね。^^;)
_/_/
_/_/ 果たしてその翌日、確かに雨は降り、先月修理した『屋根(覆い?)』からも雨漏りするほどの勢いだったのですが、
_/_/ その翌日のお昼ごろ『気象庁は中国地方の梅雨明けを発表しました!』の報道。
_/_/
_/_/ えっ!?梅雨前線って南下したんじゃ無かったンかいな?
_/_/
_/_/ しばし『信じられない!』と言った面持ちで、雨漏りを起こした箇所の覆いを修理したのですが、
_/_/ あれからの凡そ10日間、雨らしい雨は降っていないので、確かに梅雨は明けていたようです。
_/_/ (南下した梅雨前線が南の高気圧に飲み込まれて消滅した?そんなことって有るんですね。^^;)
_/_/
_/_/
_/_/ 夏?そんなもン、この猛暑を見れば一目瞭然やろ?
_/_/
_/_/ ……とは言え、一日中部屋に閉じこもってエアコン漬けの日々を送っていると、
_/_/ 『ちょっと寒すぎるかも……。』とか、不健康な状況にも遭遇します。
_/_/
_/_/ 皆さまには、健康的に『夏を凌駕』されて居られるでしょうか?
_/_/
_/_/
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_/_/
_/_/ 元々、先月(7月)の操業度は『落ちる』と予想をしていたのですが、蓋を明けると想定以上の閑古鳥。
_/_/ 8月に本作業を行う予定案件の『先行作業』を終え、パソコン周りのゴチャゴチャの手入れを終え、
_/_/ 念願だった『相続登記』の手続きを完了しても、やっては来ない新規案件の依頼。
_/_/
_/_/ まだ梅雨は明けて居なかった時季のこととは言え、蒸すし、暑いし、ダルいしで、もぉ〜えぇ〜わぁ〜〜!
_/_/
_/_/ 凡そ半月、のらりくらりの生活を送っていた訳ですが、さすがに、このままでは堕落してしまう!
_/_/ そう言えば3次元CADの移行作業とか3次元プリンタのテストとか、やって無かったなぁ……。
_/_/ 『よし、明日からは心機一転で頑張ろう!』
_/_/
_/_/ 迎えたその翌日、スマホの着信画面に浮かんだのは兄貴(客先において、師匠と崇める担当様)の名前。
_/_/ 『かれこれ10日ばかり前に打診をした件じゃが、出来そうか?』
_/_/ 一刻は客先で作業を行うという話しも有ったので、あまり期待をして居なかったのですが、
_/_/ 結果的には、今年の4月に同様の作業を行った弊社へ依頼することに成ったのだそうで、
_/_/ 『資料はこれから送るので、検討して欲しい。』とのお話し。
_/_/
_/_/
_/_/ その作業に7月末の概ね10日間を費やしたので、辛うじて『人間失格』の状況には至らなかったのですが、
_/_/ こういう会社の運営形態って、常に『法人なのか?人間なのか?』の狭間を彷徨う状況。
_/_/
_/_/ そりゃあ、最低限は人間なのだから、仕事が有ろうが無かろうが、規則正しい生活を出来るに越したことは無いと思います。
_/_/ だけど『明日は仕事の予定は無いし…、だからって生活を出来ない訳でも無いし…。』って状況で、
_/_/ 『自宅待機!』を止む無くされているのです。
_/_/ (会社を運営している以上、仕事は有ろうが無かろうが『店』だけは開けておく必要があるのです。)
_/_/
_/_/
_/_/ それって何気に『普通じゃないの?』と思われる方も居られると思うのですが、実際にはかなりの『苦行』です。
_/_/
_/_/ そもそもが『外出をしている。』と言う状況自体、それは『お金を稼いでは居ない状況』でもあるため、
_/_/ その事実は、如何な業務の状況に関しては能天気な妻とて知るところ。
_/_/
_/_/ それ故に、私も『操業度が落ちそう。』と思った時は早目に、
_/_/ 『あぁ〜あぁ〜〜、もう歳だから、あかんわぁ〜〜。』とか、
_/_/ 『もぉ〜えぇ〜〜やないか?ワイの賞味期限は切れたでぇ〜〜。』とか、茶化して予防線を張る訳ですが、
_/_/ 実際のところ弊社への業務委託は、唐突に掛かってくる電話で依頼されているのです。
_/_/
_/_/ それって、少し考え過ぎかも知れませんが、パチンコ屋の店内で着信を受ける可能性も有るわけですし、
_/_/ 近親者のお葬式の最中に着信を受ける可能性も有るンです。
_/_/ (つい数年前までは、週末の土曜日や日曜日とて業務依頼の着信は有ったわけで、
_/_/  それが減っただけでも、私は人間らしい生活を送れるように成ったような……。)
_/_/
_/_/ 結局のところ『会社経営=法人』としての私と『遊びたい!=人間』としての私が同居していること自体『矛盾』をしている訳ですが、
_/_/ その辺りの『割り切り』と言うのか、考え方は、人(経営者)それぞれなのでしょうね。
_/_/ 働くときは馬車馬の如く働き、遊ぶときは時と金には糸目は付けない!という人も居れば、
_/_/ 働いてお金を稼ぐこと自体が『趣味!』という人も居るようですし、
_/_/ 他人の喜ぶ顔を見たいがためだけに働いている人も居るようです。
_/_/
_/_/ 『基本的には仕事なんてしたくは無いのだけれど、それだと生活が出来ないので、仕方無く働く。』
_/_/ これこそが一般的な人間だと私は思うのですが……、そう思うのは、ただの『怠け者』なのでしょうか?
_/_/
_/_/ 日本国憲法の第27条には『すべて国民は、勤労の権利を有し、義務を負ふ。』とされているので、
_/_/ 『働かざる者、食うべからず!』と教えた母の教えにも一理は有ると思うのですが、
_/_/ 字面だけを捉えると『じゃあ、年金暮らしで働かない人は、国民では無いのか?』という話しにも成りますよねぇ。
_/_/
_/_/
_/_/ まぁもう、そこまで言うと『勤労とは何ぞや?』の話にも成っちゃうし、取り留めなど有りません。
_/_/
_/_/ 物事には白とも黒とも違うグレーな一面も有るのだと、私は思う訳ですが、
_/_/ 最近は白黒を付けたい人が増えているように思うのも確かです。
_/_/
_/_/ これも『時流』だと割り切りたいものですが、私には出来ないですねぇ。^^;
_/_/
_/_/
_/_/ お墓や仏壇に故人の霊など居ないと思っていても、やはり合掌したいと思うのが、私です。
_/_/ 白であれ黒であれ、業務の依頼が有り、それが私にも出来そうなことなのであれば、やる。
_/_/ (売上の為なら『何でもやる!』って言っていたサラリーマン時代よりは、遥かに人間的な考え方だと思いたい。)
_/_/
_/_/
_/_/ 出来得ることなら、自分だけでは無く、家族の日々の安息までは願いたいものですね。^^;
_/_/
_/_/
_/_/
_/_/
_/_/ ところで7月の終盤に凡そ10日も掛けた作業は『タブ(溶接用のエンドタブ)』を取材するだけの単純?作業。
_/_/
_/_/ ……と、ここで橋梁の原寸に携わって居られる方々には、お聞きしますが、
_/_/ 世に橋梁原寸の一貫システムなるものはいくつか有りますが『タブ』の情報をインプット(又は作画)された方は居られますか?
_/_/
_/_/ ちなみに私の場合、バッチ系とパラメータ系〜各1の入力経験は有るのですが『タブ』なんて文字は、まったく目にしませんでした。
_/_/ (同様に『チル(ウラ当て金)』という文字もシステム原寸では目にしませんね。^^;)
_/_/ もっとも今時は便利に成ったもので、ネットでも『溶接エンドタブ』でググれば、その役割や概要を把握することは出来ます。
_/_/ しかし『じゃあ、その取材作業をしたことは有るか?』と聞かれると、私などは凡そ30年振り(重鉄骨原寸の際に取材しただけ)の話し。
_/_/
_/_/ 『タブって溶接の欠陥を防ぐために使うという……、あのタブですよね?』
_/_/ 今年の4月、最初に話を聞いた際は、何度か念押しをしたのですが、確かに、あの『溶接用のエンドタブ』のことでした。
_/_/
_/_/ とは言え、何でこの時期に突然?という疑問には、色々と理由も有ったそうなのですが、
_/_/ 端的に言うと、タブは『治具』に近いモノとされ、これまでは生産設計(原寸)に於いては所掌外とされていたのだそうです。
_/_/ (チルも似たようなモノと認識される事が多いので、案外、見逃されがちですが、ウラ当て金溶接の際には必須です。)
_/_/
_/_/ 勿論、生産設計じゃ所掌外!と言っても、タブは必ず必要なモノなので、これまでは生産現場に近い部門で制作をしていたらしいのですが、
_/_/ 今回の案件では、半端じゃ無いほど沢山(千個とか2千個とか)のタブが必要になったのだそうです。
_/_/ (それも少し特殊な構造の案件だったので、図面を見ながら片手間で……という訳には、いかなかったそうです。)
_/_/
_/_/
_/_/ 白羽の矢を立てられた生産設計の方々とて、とてもお忙しい方々ばかりなので『何をいまさら!』という話しも有ったそうですが、
_/_/ 『やるのか?やらないのか!』って話になると、家康さんとて『泣いて馬謖を斬る……。』違ってましたっけ?
_/_/
_/_/ ちなみに私が兄貴と慕う担当様は、若かりし頃に現場での作業経験も有る方なので、斬られた際の痛みは重々知っています。
_/_/ (かく言う私も、タブの情報まで原寸に反映すると『大変な事に成る。』ことだけは体験していたので、
_/_/  『タブって、あのタブですよね?』最初から逃げを打ったつもりだったのですが……。)
_/_/
_/_/ 『まぁ聞け……。タブが大変なのは知った上での話しじゃが、お前なら大丈夫じゃと思うぞ。』
_/_/ 兄貴がこのダメ弟子に『お前なら大丈夫……。』その言葉を掛ける際は『なんちゃって原寸!』を所望される時。
_/_/ (前に聞いたのは、煙突の内側に貼り付ける極薄の鉄板(ブリキ?)の原寸をするとかしないとか……、でしたよね?
_/_/  煙突の内側には断熱材とか有るのを『厚みは法線方向で換算』とか言って、
_/_/  結果、炉と煙突の合流部なんてモデリングさえ出来ない状況に陥りましたよねぇ?)
_/_/
_/_/ 『数は多いが規定では2回目までの使い回しも出来るので、大丈夫。』
_/_/ 要するに少々数が足らない分は、使い回しでなんとか成るので大丈夫という意味ね。
_/_/ 『作成漏れも、母材の材料ロス材を引き当てるから大丈夫。』
_/_/ フムフム、足らない分くらいは現場の判断で作成出来るという意味ね。
_/_/ 『材質もグルーピングが効くので(570系、490系、400系の3系統のみ)あれこれ考えるな。』
_/_/ へぇ〜〜、タブってそういうモノなのね。
_/_/ 『とは言え、フルペネ部のタブには開先が必要なので、そこだけはRLの可否も考慮して見逃すな!』
_/_/
_/_/
_/_/ 通常の原寸なら有り得ないほどに簡略化された作業指示ですが、ポイントだけは押えろ!という、なんちゃって原寸。
_/_/ でもこれは実際に有った話らしいですが、『図面通りで原寸』と指示をして、図面とまったく同じ図形を作った業者さんも居たそうで、
_/_/ そんな業者さんにだけは任せられない原寸作業を、兄貴は『なんちゃって原寸』と言っているようです。
_/_/
_/_/
_/_/ その後、4月に原寸をしたタブがどうなったのか?私は恐ろしくて結果など聞けないのですが、
_/_/ (正直言って、どの箇所のタブを作ったのか?どの箇所にタブが必要なのか?頭の中がグルグルしてしまい、
_/_/  最後の最後まで、数は合わなかったように記憶しています。)
_/_/ 一応『実績』として『やったことが有る!』という評価を頂けたことが、今回の作業依頼の経緯に成ったようです。
_/_/ (もっとも今回の担当様は、前途有望な若様です。『なんちゃって原寸』なんて言葉『橋梁用語集には出てない!』って叱られるかも?)
_/_/
_/_/
_/_/ ちなみに今回は橋長だけでも前回の倍近く有り、タブの作成量も前回の1.5〜2倍と多いので『どうなのか?』と思ったのですが、
_/_/ 前回の『頭の中グルグル』を踏まえて、今回はメモ書きを励行。
_/_/ (3種類の材質も、緑色、赤色、橙色で色分けをして、勘違いを防止。)
_/_/ 確かに手間と時間は掛かったのですが、前回ほどの混乱は無かったように思います。
_/_/
_/_/ と言うよりも、図面改正が反映されていない『タブの数量表』と、改正を反映した図面を照合して引き当て作業を行うことが出来た時点で、
_/_/ 今回の私は、私自身を誉めてあげたい気分に成りました。
_/_/
_/_/ 4月の時点で、この数量表と図面の照合作業をしていたら……、そう思うだけで、背筋には冷たいモノを感じます。
_/_/
_/_/ たかがチル・タブ。
_/_/ 基本的にはチルもタブも『施工伸ばし』は不要なので『図面通りに作れば良いだけ。』と思われがちですが、
_/_/ そもそもタブは、その材料すら図面には計上されていないのです。
_/_/ (チルは『FB○○』で計上されることも有るようですが、狭隘部の溶接をウラ当てにするかウラ波にするかは、工場の生産設備次第。
_/_/  生産現場が『ウラ波』だと言えば必要に成るのはセラミックだと聞き及ぶので、図面へFBを計上するかどうかの判断は微妙ですよねぇ……。)
_/_/
_/_/
_/_/ 『図面通りに作ることさえ難しいのに、施工伸ばしを入れろとか、そんなのデけへん!』
_/_/ かつてはそのように言い放った担当様も居られましたが、タブはその存在すら図面に記されていないのです。
_/_/
_/_/ 『図面通りに作ることさえ難しいのに、図面に記されてない部材とか……、そんなの作れる訳、あらへん!』
_/_/
_/_/
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_/_/
_/_/
_/_/
_/_/ それは七夕の前日の7月6日。
_/_/
_/_/ お昼のニュースで『静岡にて、橋梁の落下事故。』を知ったのですが、犠牲に成られたのは架設工事の関係者ばかり。
_/_/ 他界された方々には、改めて、ご冥福をお祈り致します。
_/_/
_/_/
_/_/ 橋梁の架設現場で落下による死亡事故が起こったのは、1998年6月の『本四架橋しまなみ海道、来島海峡大橋』の事故以来だと聞きますが、
_/_/ 確かあの時は『橋桁』ではなく、架設用の『ベント』解体時の落下事故だったと思います。
_/_/
_/_/ 土木工事にしても建設工事にしても、その現地では『図面には記載のない諸条件』が立ちはだかっている訳で、
_/_/ ご安全に!の一言も、空念仏では済まない緊張感を持つものです。
_/_/ (どういう訳か私には、瀬戸中央道の架設現場へ行った経験が有るのです。
_/_/  アルバイトだったのか、何かの手伝いだったのかも忘れましたが、その北備讃瀬戸大橋でも転落死亡事故は起こっています。)
_/_/
_/_/ 今回の事故は『橋桁が落ちた!』という報道だったので、真っ先に頭に浮かんだのは、広島で起こった新交通システム橋桁落下事故。
_/_/ 勿論、私は現地に居なかったので、その悲惨さはTV映像でしか知らないのですが、あれは酷かった。
_/_/ 巨大な橋桁(主桁)が、一般道を通行していた一般車両の車列の上へ落ちて来た……って、
_/_/ 車の車高って、普通なら2Mくらいは有りそうなモノなのに、30cmにまで押し潰されたようなのです。
_/_/
_/_/ 『車に乗っていた方々は、現在救出中。』との報道の中、押し潰された車の映像も流れていた訳ですが、
_/_/ だれがどう見ても『絶望』としか言えないような映像に、思考など止ってしまったような記憶が有ります。
_/_/ (あそこは安佐動物園にも近く、押し潰された車の中には、動物園へ行くつもりだった家族も居たのでは?
_/_/  そう思うとなおの事、現実から目を背けてしまいたくなる自分が居ました。)
_/_/
_/_/ それでも、あの事故が有ったからこそ、その後、架設時の現場周辺の一般道は『全面通行止め』に成ったのです。
_/_/ (……と言うのか、今では考え辛いことですが、当時は街中での架設作業も、白昼堂々行なっていたのです。)
_/_/ なので今回、通行中の一般車両に被害が及ばなかったのは、決して偶然の話しでは無いのです。
_/_/
_/_/
_/_/ ちなみに広島での事故が有った1991年の3月のその日、客先では私の言う兄貴に他部門の職員さんから
_/_/ 『あんたの作った橋が落ちた!』と一報が有ったそうです。
_/_/ 一瞬『何のこと?』って思考は止ったらしいのですが、よく考えてみたら自分の作っている橋桁は、まだ工場の中に有ったのだそうで……。
_/_/ (正しくは『あんたの作った橋の一連の工事で落下事故が有った。』なのでしょうが、他人事だとは思うな!という忠告だったのかも?)
_/_/
_/_/ 『あの時も今回も、ポイントはブラケットと側縦桁。思っている以上にバランスは良くないみたいだね。』
_/_/ 兄貴には架設現場での業務経験までお持ちなので、冷静に分析をされる訳ですが、
_/_/ 『架設現場は思っている以上に過酷でね……、気を付けろ!って大声で叫ばれても、重機の騒音とかで聞こえなかったりするんだ。
_/_/  だから転落の危険性が有る場所に、作業者は居てはならない決まりに成っているのだが……、何で…だろうね?』
_/_/
_/_/ 敢えてなのかどうなのか?電話ではそれ以上のことを言わなかった兄貴ですが、電話の向こうに居る兄貴の表情だけは浮かぶ心境でした。
_/_/
_/_/
_/_/ 現地には暑さが有り寒さが有り、雨も降れば風も吹きます。
_/_/ 気象条件なんて刻一刻と変わるものだから『おぉ〜〜い、ちょっと待ってくれ!』と言ってる間に、危険は迫って来るはずです。
_/_/
_/_/ なので原寸の時点であっても架設に関する構造にだけは、注意を払うべきだと、私個人は思うのですが、
_/_/ 橋梁の上部工図面として発行される『架設情報』って乏しいですよねぇ……。
_/_/ (積算の作業を行っていた頃には、架設単位のブロック重量すら明示されて居ない図面も有ったように思います。
_/_/  増してや原寸を『CADで図形を作るだけの仕事。』だと思っている人なら、架設図など目も通さないかも知れません。)
_/_/
_/_/
_/_/ ちなみに先だって紹介した『プレツイストに関する技報』には、架設時のコンクリート打設の順番まで記載されていましたよね。
_/_/ (技報の締めくくりには、それらしき感謝の言まで有りました。)
_/_/
_/_/ 客先でもソールPLの原寸をする際は、フィルム型を3枚用意して、支承との照合を行っているようです。
_/_/ (無駄なのでは?と思われても、愚直なまでにそれをやり続けている姿勢には、頭が下がります。)
_/_/
_/_/ それもこれも『現地でのトラブルは命取り』という精神が根付いているから出来ること。
_/_/
_/_/ 他山の石はトラブルの中にだけ埋まっているのではなく、当たり前にやっていることの中にも有るのだと信じたいです。
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_/_/ ご安全に!
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_/_/ 8月は私の誕生月なので、来月(9月)を迎える頃には64歳に成っている予定です。
_/_/ 私の父は比較的長寿で90歳で他界しましたが、妻の実父は、63歳で他界しています。
_/_/
_/_/ あれは先々月(6月)のことだったと思うのですが、私がサラリーマンとしては最後に務めた会社の先輩……、
_/_/ 4つ年上の先輩で、最後まで一緒に橋梁の原寸をしていた先輩も亡くなったようです。
_/_/ (もう20年以上も前のことなので、当時を知る人さえ少ないですが……。)
_/_/
_/_/
_/_/ 一生を費やしてでもやりたいことって、それ自体なかなか見つからないものだと思うのですが、
_/_/ 4月から放送しているNHK朝ドラの主人公、牧野富太郎さんは『植物学こそ一生を費やすに値する。』と言い放ちます。
_/_/ 後になって受けた博士号は、一説によると『実家を犠牲にして手にした名誉』とも揶揄されているようですが、
_/_/ それが65歳の高齢だったことから推察すると、案外、本気の『研究オタク』だったのかも知れませんね。^^;
_/_/
_/_/
_/_/ 私も一年後には65歳の誕生日を迎える予定ですが、私は地位も名誉も無い凡人。
_/_/ 現在携わっている(はずの?)案件が、一年後も続いていることを願うばかりですが、
_/_/ そのまま70歳まで働くとした場合、やっぱりメインは『橋梁なのかなぁ……。』と考えさせられるモノは有ります。
_/_/
_/_/ ちなみに週に一度買い続けているロト6。
_/_/ これが高額当選したとしても、私は働き続けるのでしょうか?
_/_/
_/_/ 確かに一億円なりと手に出来たら、10年や20年は『働かなくても生活出来る環境』くらい整うと思うのです。
_/_/ でも、働かなくても良い環境を得た状況で『働きたくは無い。』と思い続けることはできるのか?って問われると、
_/_/ 案外、答えられないものです。
_/_/
_/_/ 『勤労なんて、お金に余裕の無い人が負う義務だったのですね!』悟った如来のような心境に至るかも知れませんが、
_/_/ 『勤労こそが、健康の維持には必須の権利だったのです。』手のひら返し、美辞麗句を並べる聖者の心境に至るかも知れません。
_/_/
_/_/
_/_/ これは以前にも話題にしたかも知れませんが、人間の肉体には『法身仏、化身仏、報身仏』三身仏が宿っているそうです。
_/_/ その中の『化身』とは、千万臆の無数の姿に変化する身を称するらしいのですが、
_/_/ 簡単に言うと『人間は心の持ちようで、如何様にも変化する。』ということです。
_/_/ (悪心を起こせば龍蛇と成り、善事を思えば菩薩に至る……とも、六祖・慧能禅師は解説をされています。)
_/_/
_/_/ 一念に依って法身仏が自性を変化させ、化身仏に依り姿を現す。顕現した身は報身仏が具現化する。
_/_/ これが肉身を家屋としている仏の真実(過去、現在、未来の三世)……と言っても、意味、わからないですよねぇ〜〜。^^;
_/_/
_/_/ もっとも凡そ人間は、自らの肉身に宿る三身仏を見つけられず、外に向かって仏を探すのだそうで……。
_/_/ 宝くじで高額当選した人が幸せを維持するには、報身仏を見失う事無く、自ら悟り、自ら実践し続けることが必要なようです。
_/_/
_/_/
_/_/ まぁ、ロト6の高額当選なんて天文学的な数値の確率ですし、それならば多分、一年後の私も今と同じ心境なのでしょうから、
_/_/ 『今年も土用時季の暑さは、半端ないですねぇ〜〜〜。』
_/_/ とか、言ってるはずだと思います。
_/_/
_/_/ とは言え…ある意味、一年後にそれを言えるのなら『これからの一年間が幸せだった事の証。』とも言えるのでしょうね。
_/_/
_/_/ なかなかどうして人間は、願いに執心、感謝に慢心。
_/_/
_/_/
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_/_/ 今日も一日を無事に過ごせた事だけに、感謝!です。
_/_/
_/_/ 精進を致しますので、皆様も日々の精進を心掛けましょう!!
_/_/




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<<あれれ…^^; 2023年7月のひとり言>>


_/_/ 今年は例年よりも梅雨入りが早かったため、どこかで『梅雨の中休み』くらいは有ると思っていたのですが、
_/_/ 意外にも、一週間とは空かずに雨降りの日は訪れているようです。
_/_/
_/_/ 私(あれれ^^;)の場合は、自宅が『兼、事務所』なので、雨が降ろうと晴れようと、
_/_/ こと『通勤』に不都合は無いのですが、この家は私の父が建てたものなので、築60年近いものに成っています。
_/_/ (正確に言うと登記は父のままで、固定資産税の納税者は、あれれ^^;に成っています。)
_/_/
_/_/ それでも確か40年ほど前?それは、私が地元の会社へ就職することが決まった頃の事だったと思うのですが、
_/_/ 父はこの家のリフォームを行ったため、雨漏りや外回りの朽ちは目立ちません。
_/_/ それで油断をしていた?……のが原因でも無いと思いますが、ある朝、突然、
_/_/
_/_/ 『ボンッ!』
_/_/
_/_/
_/_/ あれっ?何かが爆発したような音がしたのはサンルーム(洗濯物を干す部屋)の方だと思うのだけれど……。
_/_/ たまたま休日だった妻と覗き込んだサンルームの中は、割れたガラスで足の踏み場も無い状況でした。
_/_/
_/_/ 災難とは忘れた頃にやって来る!じゃあ無いですが、それは地震や台風だけでは無いようで、
_/_/ 病気や事故とて『避けられない災難』ってものは、案外、多いようです。
_/_/
_/_/
_/_/ ただでえ透明なサンルームの天井に、ポッカリと開いた大きな穴。
_/_/
_/_/ それを呆れたような表情で見上げているネコのレオ君だけが、全てを悟っているようにも見えたのですが、
_/_/ 皆さまには、不意打ちのような災難に対しても、心の準備は万全でしょうか?
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_/_/ ちなみにサンルーム(小屋)とは言え、母屋とはつながっていますし、天井のことなので梅雨のこの時季としては困った話。
_/_/ 天井には雨だけでは無く『蚊』の襲来を防ぐ機能も有るので『放置』という選択肢は有りません。
_/_/ (レオ君にとっては、貴重な『お昼寝の場所』でもあるので、私と妻が躊躇をしている場合では無い?)
_/_/
_/_/
_/_/ とは言え、概ね1M四方の区画(パネル)に直径50cmは有ろうかという穴が開き、いまだガラスは落下し続けているのです。
_/_/ その穴の開いたパネルは、寄りにも選って、天井から壁へと変化する『曲げ区間』のパネルだった訳ですが、
_/_/ 使われていたのは強化ガラス(車でいうフロントガラス)だったようで、粉々と言うよりは、粒状に成って飛散……と言った感じ。
_/_/
_/_/ その日は朝から晴れていましたし、雨が降るのは明日かあさって……、という予報も知っていたので、
_/_/ すぐに『修理に緊急性は無い!』と判断したのですが、修理と言っても、どこへ頼めば良いのやら……。
_/_/ (40年前のリフォームで設置した『小屋』だという記憶は有ったのですが、その施工業者は?と言えば分かりません。)
_/_/ 取り敢えず出来ることと言えば、飛び散ったガラスを拾ってブルーシートを被せておくことくらいかなぁ……。
_/_/
_/_/ ……で、その日は3M四方のブルーシートを買って来て、妻と2人で飛散したガラスを拾った訳ですが、
_/_/ これだけでも案外の重労働。
_/_/ そもそも穴の周囲には、ひび割れたまま残っているガラスが有る訳で、これを全部落とさないことには、
_/_/ 拾っても拾っても、落ちているガラスの粒は減りません。
_/_/
_/_/ 意を決してゴルフの5番アイアンを手に、天井を小突いてみるとジャラリン、じゃラリン!頭の上からガラスが落ちて来ます。
_/_/ これって地獄じゃネ?
_/_/ 嘆いてみても、妻に任せる訳にはいかず、ジャラリン、じゃラリン……。
_/_/
_/_/ 主だったところのガラスを落としてから拾い作業を本格化させる訳ですが……、何これ?多過ぎやしませんか?
_/_/ 5kg用のコメ袋が満杯に成るほどのガラス粒が、サンルームの内側と外側に飛び散っていた訳です。
_/_/ 両手一杯にすくい上げたガラス粒を見つめながら『これが黄金なら良かったのに……。』つぶやく私を、妻はガン無視!
_/_/ 『これだけの重量物、私はゴミの収集場まで運べませんので!』
_/_/
_/_/
_/_/ 結果的に飛散したガラスを拾って、穴をブルーシートで覆い終えたのは、夕方の5時頃でしたっけ。
_/_/ 穴の開いた天井を2Mもの高さになる脚立の上から眺めると、まだまだ多くの割れガラスは残っていたのですが、
_/_/ そこまでの撤去作業をその日の内に終えられるとは、到底、思えません。
_/_/
_/_/ 疲れたし、蚊は飛び交うし、先の目途は立たないし……、今日はここまでが精一杯!
_/_/ 脚立の撤去作業を始めた頃だったか、近所の先輩が『どぉ〜しょ〜る?』声を掛けて来たので、
_/_/ 『ボンッ!……って、天井が爆発してしまいました。』
_/_/ 『天井?……そりゃぁあ〜〜、爆発するモノなんか?』
_/_/ 『よぉう〜〜分からンのンじゃけど、私と女房と、ネコが目撃者。』
_/_/
_/_/
_/_/
_/_/
_/_/ ある意味これが、5月中旬の超繁忙時で無かったのは幸いだったのですが、
_/_/ それでも抱えていた案件は有ったので、一日とは言え、そのロスも小さくは無かった。
_/_/
_/_/ でも、その翌日から再び降り始めた雨が、ポタリポタリ程度の雨漏りで済んだのは嬉しかった。
_/_/ 『こんな惨事が起こっても、やればなんとか成るのかも?』
_/_/ ちょっとだけ自信のようなモノも芽生えたので、今後の対応策を練り始めたわけですが『完全復旧』は早々に諦めました。
_/_/
_/_/ 割れたのが『厚さ5mmの曲げガラス』じゃ無ければ、もう少し完全復旧策を考えたかも知れませんが、
_/_/ 40年も前に製作された、同じ『曲げガラス』を探すのは、多分無理だと思いました。
_/_/ 実際、近所の先輩から聞いた話だと、今どきのサンルームには『強化ガラス』など使わないそうで、
_/_/ 同じようなモノが有るとすれが、それは『アクリル製』なのだそうです。
_/_/
_/_/ ちなみに『厚さ5mmのアクリル』は実際に存在するようですが、これを曲げるのは至難の業?
_/_/ 折れ処理(KL)なら、ホームセンターで販売している道具で加熱をすれば出来そうですが、
_/_/ 900mm幅のアクリルを内径R500mmで曲げるには……、強力なドライヤーでも使うのでしょうか?
_/_/
_/_/ ……と言うのか、そもそもが『何故、天井のガラスが割れたのか?』を考えると、それは多分、
_/_/ 『経年劣化』という結論に成るのでしょうが、だとすれば、割れていないパネルのガラスも同じ条件のはずです。
_/_/ (全部で6枚有る『曲げ区間のパネル』の1枚が割れたという事は、残りの5枚はどうなのか?と言う話し。)
_/_/
_/_/ 加えて天井には平面区間のパネルも6枚有るのに、割れたのが曲げ区間のパネルと言うのも変ですよね。^^;
_/_/
_/_/ それって、サンルームを固定している『母屋』自体が傾いて、サンルームを押しているのではないか?
_/_/ (実際、爆発音と共に飛散したガラスの大半は、小屋の外側へ飛散していましたから……。)
_/_/
_/_/ 家の庭には、いつの間にか巨木になったカエデとかも有りますし、その根が地盤を隆起させている可能性も有るのです。
_/_/
_/_/ だとしたら、遅かれ早かれ他のパネルのガラスも割れちゃいますよね?
_/_/
_/_/
_/_/ 幸か不幸か、我が家の場合は息子も娘も他所へ自宅を建ててしまったため、この家は何れにしても廃屋と成ります。
_/_/ この家にあと何年住むことになるのか?は分かりませんが、母屋ならまだしも洗濯物を干すだけの小屋に、
_/_/ ウン十万、ウン百万の費用を掛けて修理するのが正しい判断なのかどうか?
_/_/
_/_/
_/_/ 結果的にその週末、私がホームセンターで買い求めたのは『厚さ2ミリのビニール(テーブルクロス)』だった訳ですが、
_/_/ これとて自身で貼り付ける(DIY)には、丸2日を要してしまいました。
_/_/ (900mm幅のビニールって、中空状態にして貼ると、自重で思った以上に『中だるみ?』をしてしまうのです。
_/_/  アルミ製のL形鋼を『梁』にして支えれば良いと気付くまでは、本当に大変でした。)
_/_/
_/_/ まぁ、これこそが『やってみなけりゃ分からない。』の典型なのでしょうが、
_/_/ 兎にも角にも今現在、土砂降りの雨の中でも雨漏りがしない程度の修理は出来たような……。
_/_/
_/_/ でも、ガラスとビニールの継ぎ目は『ビニールテープ』でつないだため、耐久性には疑問有り。
_/_/ 加えてアルミ製の骨組みは日光によって熱せられるため、ビニールだと溶けてしまうかも?
_/_/ (『母屋の外』とは言え、ビニールが発火するようだとマズイですが、耐熱性のビニールとか?無いでしょうねぇ。)
_/_/
_/_/ とは言え、一応アルミとビニールの接触面には板ゴムを入れて断熱したつもりですし、使用したビニールテープも対候性。
_/_/ 劣化をしたら貼り換えが必要なことだけ自覚をしておけば、大事には至らないと思っている訳ですが……。
_/_/
_/_/ どなたか、もう少し適切な資材をご存知の方が居られたら、教えて欲しいです。^^;
_/_/
_/_/ 取り敢えずは、これからの7月〜9月、猛暑と台風に耐えられれば良しとしたいところです。^^;
_/_/
_/_/
_/_/
_/_/ そんなこんな通常の業務に対しては、ちょっとだけ集中力を割かれる状況も続いた訳ですが、
_/_/ 6月はその中旬から、のんべんダラリの操業度。
_/_/ 4月から5月までの間の多忙が『ウソ!』って思えるほどのマイペース操業で、一時期感じていた体調の悪さも、今はスッキリ。
_/_/ ……と言っても、勿論、遊んでいるわけでは無いですし、それなりに大変な業務も有るのですが……、それなりに?ですね。^^;
_/_/
_/_/
_/_/ 良い機会なので、今の内にこの夏に作業予定の図面もしっかりと検討しておきたい(出来れば、先行作業をしておきたい)ところですが、
_/_/ 実は、あれれ^^;には、昨年からの懸案事項が複数有って、
_/_/ 『今年って、もう半分、終わっちゃいましたよね?』
_/_/ って言われると、返す言葉が無いくらいにマズイ状況に成っている懸念事項も有るのです。
_/_/
_/_/ 一例を挙げると、SPACE/E DRAWという3次元CAD。
_/_/ これは文字通り『3次元CAD(実状を言うと2.5次元CAD)』な訳ですが、使ってもいないのに年間の保守料は5万円(正式には10万円)。
_/_/ これって保守料を支払わないと『今現在、CADのインストールを行っているPCのみ永久ライセンス』の契約なので、
_/_/ PCが壊れると乗り換えは出来なくなってしまう訳ですが、仮に70歳が定年なら後6年、果たしてその間にPCは壊れるでしょうか?
_/_/
_/_/ 散々、考えたのですが、弊社にはバックアップ用のPC(現在メインにしているPCより高機能)のパソコンが有るので(実質、使っていない)、
_/_/ このPCにSPACE/E DRAWをインストールしておけば、最低でも6年くらいは大丈夫なのでは?
_/_/ (勿論、ウィンドウズ10のライセンスにも懸念は有りますが、殊、PCの耐久性だけを言うなら大丈夫では?)
_/_/
_/_/ なので、4月から5月の間にバックアップ用PCへSPACE/E DRAWの乗り換えをすれば良かったのですが、
_/_/ そんなことすら出来ないほどの精神状態だったのです。
_/_/ (インストールくらいは出来たのでしょうが、動作テストにはそれなりの手順や工夫も必要な訳で……、エイやっ!って訳にもいきません。)
_/_/
_/_/ 結果、今年も5万円の保守料を支払って『保守契約の延長』を行った訳ですが、要は5万円を捨てたに等しい行為です。
_/_/ (SPACE/E DRAWにはマクロ作成機能が有って、これをそれなりに利用をしていたので捨てきれなかったのです。)
_/_/ 何が有っても来年の4月までには、バックアップ用PCへの移行が必要!と言うのか、これが最優先課題な訳です。
_/_/
_/_/
_/_/ 加えて言えば、経理ソフトの乗り換えが設定の途中で挫折したままですし、3次元プリンタも、ようやく箱から出しただけ。
_/_/ (他にも公には出来ない『先延ばし!』事項が蔓延していて、数え上げていると眠れなくなります。)
_/_/
_/_/ 会社経営に『自転車操業』は付きモノかも知れませんが、今出来る事を、今やるだけで精一杯!という現実が有るのは確かです。
_/_/ 私のような俗物に『ギセイ』という方便は必須な訳ですが、優先順序の選択間違いは命取り。
_/_/ 例え腹には据えかねるような出来事が有ったとしても、それはそれ、即心是仏の面持ちで対応するのが経営者と言うものです。
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_/_/ それでも守るべき対象が『妻一人』に成ったことには、ひと息です……。
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_/_/ そんなこんな、DIYで自宅(父の建てた家)に対して、改めて『愛着』を認識したから……、と言う訳でも無いのですが、
_/_/ 相続登記に関する手続きも、現在進行形で進めています。
_/_/
_/_/ ちなみに私の父が他界したのは4年前の令和1年。
_/_/ その際に財産の相続手続きは行ったのですが、宅地と家の『相続』に関する手続きは後回し。
_/_/ (実際、そんな手続きは義務じゃ無いし、この家が廃屋に成っても誰も困らないわけですし……。)
_/_/
_/_/ でも来年の4月以降、相続登記は全国民に対して義務化されるようなのです。
_/_/ (相続の事由が発生して3年以内?だったでしょうか。)
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_/_/ 実際、私は父の建てたこの家の『固定資産税』を支払っていますし、今さら相続登記も無いだろう!と思う訳ですが、
_/_/ これが法治国家の融通の無さなのでしょうねぇ……。
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_/_/ 昨年だったかNHKの番組で『自身で相続登記の手続きを行った記者』がその感想を述べて居られましたが、
_/_/ 『それは、我が○○家の歴史を辿る旅だった。』的なことを言われていて『私には絶対無理!』って思いました。
_/_/ なので、信頼出来る司法書士さんを探すのが直近の課題だった訳ですが……。
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_/_/ 『えっ、相続登記なら自分でやったよ。多分、しょーくんにも出来ると思うよ。』
_/_/ 私の世代で○○大学の法学部を卒業した友人のご偉業など、私にマネなど出来無いと思ったのですが、
_/_/ 一友人(一番古い友だち。幼馴染?)の言うことのなので、一意見として話を聞いた訳ですが、なんとなく恥ずかしく成りました。
_/_/
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_/_/ そう言えば最近は失敗することばかりを恐れて(と言うよりも『こと無かれ主義』の骨頂でしょうか?)
_/_/ お金で解決出来る事ならば……って、最初から人任せ!という事が増えているのです。
_/_/ (口ではDIYとか言いつつ、出来れば得意なことだけをして居たい……、これも人間の性なのでしょうかねぇ。)
_/_/
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_/_/ 勿論、これが5年10年、毎年のように続くのなら司法書士でも経理士でも頼むのですが、
_/_/ 一生に一度、それも父と母の築いた土地・建物に関する相続です。
_/_/
_/_/ ダメ元でも、自分でやれるところまは、やってみよう。
_/_/
_/_/ 柄にも無く、青っぽい意欲に背中を押されて、あれれ^^;が閲覧したのは、法務省のHPでした。
_/_/
_/_/
_/_/ ちなみに、この手続きを司法書士さんに依頼をすると、最低でも10万円、最近の実勢価格は20万円だとも言われています。
_/_/ (ご近所さまから聞いた話なので、正確なところは分かりません。あくまでも目安です……。^^;)
_/_/
_/_/ すでに必要な書類の収集には千円程度の費用を掛けましたし、法務局の支局へも3度ばかり足を運びました。
_/_/ (4年前に収集した父の戸籍謄本が、今でも『使える!』と知ったのは大きかったです。)
_/_/
_/_/ 最短なら7月中には登記の申請を出来ると思っているのですが、それで通ったら儲けものです。
_/_/ (通りそうな予感は有るのですが、私の『ひいお爺さんの戸籍』が必要とか、そこまで言われるとお手上げ状態です。)
_/_/
_/_/ 国も相続登記を義務化をして『罰金』まで徴収しようという制度を作るのなら『ひいお爺さん』の戸籍謄本云々は、やめて欲しい。
_/_/
_/_/ 私は父にとっての長男で、父は自身の努力と妻の助力で、この土地と家屋を手に入れたのです。
_/_/ それを証明しろと言うのなら、逆に、否定できるだけの資料を提示して欲しい。
_/_/
_/_/ ……なんて言ってる内には『即心是仏』なんて、おこがましいですね。^^;
_/_/
_/_/
_/_/ 今日も一日を無事に過ごせた事だけに、感謝!です。
_/_/
_/_/ 精進を致しますので、皆様も日々の精進を心掛けましょう!!
_/_/




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<<あれれ…^^; 2023年6月のひとり言>>


_/_/ あれは今年の春のシティー・クリーニング(予定日5/21)が近づく5月中旬の日曜日。
_/_/ たかが『ドブ掃除』とは言え、尾道市の公式行事の当日に自宅前の下水溝を隣保班の皆さまと掃除するのは見っとも無いので、
_/_/ 事前に妻と2人で下水溝の底に貯まった『汚泥』をスコップですくい上げる訳ですが、
_/_/ この作業を行う度に気掛かりなのが、溝の上に被せられた『蓋(フタ)』です。
_/_/
_/_/ 舗装された道の溝蓋ならば、グレーチングとかコンクリートとかで作られているのでしょうが、
_/_/ 自宅前の下水溝は周囲を畑に囲まれた小道に設置されているため、密閉をしないと土砂で埋まってしまう。
_/_/ ……と言う訳で、自宅前の溝には『鉄板』を被せている訳です。
_/_/
_/_/
_/_/ この蓋が、やはり『鉄』故の宿命なのか、サビてしまうんですよねぇ……。
_/_/ 勿論、私の父が管理していた時代から、錆止めの塗装はしていたようなのですが、鉄にとって『海』が近いのは致命的。
_/_/ 数十年にも渡る月日の風雨に晒された鉄板は『ここまでボロボロに成るのか!』みたいなサビ鉄板で、
_/_/ 製造時の板厚さえ分からない程の薄さに成った上、ところどころ穴まで明いている状態。
_/_/
_/_/ 見かねた近所の先輩が、廃棄処分に成っていた数枚の鉄板を貰って来てくれたため、
_/_/ 危険と思われる箇所だけは補強出来たのですが、このままだと残る区間の蓋は全滅必至!
_/_/
_/_/
_/_/ 毎回『なんとかしなくちゃ……、なぁ。』とは思いつつ、
_/_/ 今回も掃除を終えた溝には『フタ』を被せた訳ですが、なんとかし難い問題ってのも、有りますよねぇ。
_/_/
_/_/ 今年も梅雨の時期を迎えて風水害も気掛かりな時季と成りましたが、
_/_/ 皆さまへは、出来る限りの対策は済まされたでしょうか?
_/_/
_/_/
_/_/
_/_/
_/_/
_/_/
_/_/ 先月(5月)は思いの外、穏やかな日も続いたようですが、さすがに5月下旬の梅雨入りには驚かされました。
_/_/ シティークリーニング後の一週間は晴天続きだったのに、翌週の週間天気は雨や曇りの予報ばかり。
_/_/ 『そうは言ってもまだ5月だし、梅雨って6月に成ってからだよね!』の予想が、29日には覆されてしまいました。
_/_/
_/_/
_/_/ とは言え、そんなことって昨年も有りましたよねぇ?
_/_/ 何気に昨年7月のひとり言を読んでみると『6月の下旬……、いきなり梅雨は明けてしまいました。』
_/_/ と書かれていましたが、確かあの梅雨明けって『なんちゃって梅雨明け!』だったですよねぇ。^^;
_/_/ (最終的には『7月下旬の梅雨明け』に訂正されましたよねぇ。)
_/_/
_/_/ 『なんちゃって梅雨明け!』が有るのなら『なんちゃって梅雨入り』だって有るだろう。
_/_/ そう思うのは私だけでは無いと思うのですが、どうなのでしょうね?
_/_/ 何気に大型の台風とかも近づいているようですし、台風一過とも成れば、梅雨入り宣言とて再考されるかも……ですね。^^;
_/_/
_/_/
_/_/
_/_/
_/_/ 晴天の続いたシティークリニング後の一週間。
_/_/ 実はシティークリーニングの直後、錆び付いた鉄板はハンマーで叩き、サンダーでブラシ掛けまで行ったので、
_/_/ 晴天の続く予報が出ていたこの一週間の内には、必ず鉄板に『錆止めの塗料』を塗る予定だったのです。
_/_/
_/_/ しかし『予定』とは、思うようには成らないことの代名詞なのか、実際の一週間は、ちょっと辛い一週間に成りました。
_/_/
_/_/
_/_/
_/_/ ことの始めは確か23日の火曜日だったと思うのですが、
_/_/ その日はその前の週から抱えていた作業を前日に終え、その納品物を客先へ届けに行ったのです。
_/_/ その際、面談に対応して頂いた担当様へは作業の結果を報告して、世間話の一つもしていた時のことですが、
_/_/ ツツーー?あれっ、何か鼻水が出たような気がするのだけれど、気のせいかなぁ?
_/_/
_/_/
_/_/ 政府の言う『コロナ禍収束宣言』とか、私もそれを信じない訳じゃないですが、
_/_/ 客先でも入門の際の『発熱チェック』とかは継続されていますし、勿論、面会時のマスク着用は必須。
_/_/
_/_/ 私とてその日は自宅を出る前に体温計で平熱を確認したし、どちらかと言うと絶好調に近い状態だったはずなのですが、
_/_/ 何気に鼻をすすってみると、なんとなく『ずずっ』って音もしたような?
_/_/
_/_/
_/_/ でもまぁ、まさかねぇ〜〜〜、こんなにも良い体調で風邪なんか引くはず無いじゃン!気のせい、気のせい!
_/_/
_/_/ 面会を終え、追加で依頼頂いた資料を手に自宅(職場)へ帰宅。
_/_/ 持ち帰った資料の検討を始めたのは14時頃だったでしょうか?
_/_/
_/_/ 『えっ!何?これって超〜難しい案件なのかも?』
_/_/ 持ち帰ったのは厚さ2cmにも満たない程の紙の束(チェック用の一品図)でしたし、担当様も、
_/_/ 『この程度の一品図のチェック、君なら瞬殺だろ。』的なノリで依頼をされたので、油断をした?
_/_/
_/_/
_/_/ あれれ^^;、こんなはずじゃ無かったンだけど、これってこの橋の構造を全部理解しなきゃ分かンない類いの一品図じゃん!
_/_/
_/_/ 当たり前と言えば当たり前の話なのですが、ちょっと特殊な構造の橋梁案件だと、
_/_/ 付属品(添架物)の図面って、本体関連図面の2倍は有りますよね。
_/_/ 今回は当にその『ちょっと特殊な構造の橋梁案件』ですし、正直なところ、主構造の図面を見るだけでも精一杯の状況だったため、
_/_/ 単に吊金具と言われても『これがどこへ付くのか?』とか『どの図面で説明されているのか?』ということすら、分からない。
_/_/
_/_/
_/_/ 『もしかして、師匠には試され(ハメられ)てしまった?』これが意図的なものなら、ちょっとマズイ状況かも?
_/_/
_/_/ それから2時間ほどを掛けて図面全体を見直し、最低限『どの図面に何が描かれているか。』は、把握したはずなのですが、
_/_/ 一品図を見ると、やはり『何故、こんな仕様に成っているのか?』という基本的な問題に答えが出ない。
_/_/
_/_/
_/_/ マズイ、マズイ!
_/_/ これって一般的な橋梁案件の常識など通用しない状況で作成された資料かも?
_/_/ そもそも客先と原寸業者さんは『5ヶ月も前からやっていた。』とか、何ヤねん!
_/_/ こっちは2週間ほど前に受け取った資料の中で、作業範囲分の情報しか得ていないのだけれど……。
_/_/
_/_/
_/_/ ふと時計を見ると客先の定時17時まで、あと数分。
_/_/ マズイ、マズイ、マズイ!
_/_/ このままだと明日の朝まで、作業自体が止ってしまう。
_/_/
_/_/ 慌てて担当様へ電話をして『どうして、こんな資料に成っているのですか?』身も蓋も無い質問をしたのですが、
_/_/ 『君は2週間ほど前に渡した資料には目を通したのか?多分、この図面を見た誰もが混乱すると思い、私が解説を加えた資料は見たのか?』
_/_/
_/_/
_/_/ また、やっちまったぜ!
_/_/ そうでした。いつもなら数枚しか無いはずの連絡書を、今回は束のような厚さで受け取っていたのです。
_/_/ 『えっ、あれって、これほどまでに重要なことまで書かれていたのですか?』
_/_/ 呆けた返事をした私に、
_/_/ 『バっかモぉ〜〜ン!』
_/_/
_/_/
_/_/
_/_/ その頃からだと思うのですが、鼻の奥には刺すような妙な痛みを感じ始めたのです。
_/_/ えっ、これって図面だけじゃなくて、体調までマズイのかも?
_/_/
_/_/ それでもその日は2週間前に支給された資料にも全て目を通し、作業を進められる体制を作ってから床に着いたのですが、
_/_/ 鼻の痛みが気に成って熟睡出来そうにはありません。
_/_/ とは言え、特に発熱をしている訳でも無かったので、取り敢えず市販の風邪薬と栄養ドリンクを飲んで就寝。
_/_/
_/_/
_/_/ 翌朝、目覚めてみると『えっ、この汗は何?』パジャマも布団も寝汗でベットリ。
_/_/ 鼻の奥の痛みは和らいだものの、今度は喉が痛く成っていたのですが、やはり発熱はしていません。
_/_/ 俗に発熱の無い風邪は『鼻かぜ』とも言われますし、それに喉の痛みも加わるのなら『鼻と喉にはパブロン、ゴォ〜ルド』
_/_/
_/_/ その日も晴天だったので、汗で湿ってしまった布団はすぐに屋外で干し乾かしたのですが、
_/_/ 『何の因果でこの歳で、こんなにも天気の良い日まで仕事やねン。』
_/_/ そんな愚痴まで出てしまうほどチェックをしていた資料の状態も良く無くて、
_/_/ (こう言ってはなんですが、客先向けの原寸歴なら30年近い『あれれ^^;』でさえ解読に窮する資料で、
_/_/  『原寸をした!』という人が居たこと自体、私には信じられないのです。)
_/_/ 肩は凝るわ、頭は痛く成るわ、変な咳は出るわ……って?えっ、咳まで出始めてるやん!
_/_/
_/_/
_/_/ さすがに、これはマズイのかも?って、その後、客先へ電話をした際には、
_/_/ 『そちらは体調の方は大丈夫なのですか?』問ったのですが、
_/_/ 『疲れのせいかションベンは真っ黄色じゃが、それがどうした?』とのご返答。
_/_/ (さすが、発熱状態でも点滴をしながら仕事をして来た昭和世代は違う。)
_/_/
_/_/ 『あの〜〜、私はちょっと風邪気味で……、もしかすると昨日移したかも知れないのでご注意を。』
_/_/ 忠告をしてなんやかや、その日は食事の度に薬を飲み、養生もしながら過ごしたためか翌朝は少し楽に成ったのですが、
_/_/ やはり発熱は無いのに凄い寝汗。
_/_/
_/_/ 変だなぁ、変だなぁ……って思いつつ、資料を受け取ってから3日目の夜に作業を終えたのですが、
_/_/ その夜は、難作業を終えた安堵感からか、少し夜更かしをしている内に、寝落ちをしてしまったのです。
_/_/
_/_/
_/_/ その翌朝、それはもうそれを絶望的な体調とでも言うのでしょうか?
_/_/
_/_/ 寝冷えをしたのか寝汗はまったく出てなくて、発熱は無いのに猛烈なだるさで頭はふらふら、食欲も皆無。
_/_/ 鼻は詰ってるわ、喉は痛いわ、声まで枯れてる状態で、到底、客先まで納品物を運べる状況では有りません。
_/_/
_/_/
_/_/
_/_/ これはアカン!ふらつきながらもネコ飯(ご飯の味噌汁かけ)を掻き込んでからパブロンを服用。
_/_/ 持参する予定だった納品物は取り敢えずスキャナーで複写して、データ便にて客先へ送付。
_/_/ 客先へは『体調を崩したので、寝ます。』って報告をして、再び布団へもぐり込んだのですが、
_/_/ これって絶対に病院へ行きだよなぁ……、そう思いつつ読経をしている内に熟睡。
_/_/
_/_/ それから数時間後、またも猛烈な寝汗に気付き目覚めたのですが、
_/_/ 『あれっ?何か身体が楽に成っている。』
_/_/ 体温計を見てみると、やはり平熱です。
_/_/
_/_/
_/_/ 結局のところ晴天続きに成った金曜日と土曜日は、ず〜〜っと布団の中で過ごして、日曜日の朝には体調の回復を実感。
_/_/ 午後には外出をして『梅雨入り前の最後の休日』を過ごした訳ですが、病後だと当たり前なのか、少しばかり疲れました。
_/_/
_/_/
_/_/ その翌日の月曜日には『体調は回復したようです。』と客先へ連絡したのですが、どうなのでしょうねぇ?
_/_/
_/_/
_/_/
_/_/ 実はこの体調不良の間、妻は勤め先から課せられている『コロナの検査』を2度行ったのですが、いずれも結果は陰性。
_/_/ 『あなたがコロナなら、一緒に食事をしている私なんて必至よ!』
_/_/
_/_/ 発熱は無かったですし、金曜日の朝以外は食欲も有ったので、結局、病院での診察は受けなかったのですが、
_/_/ だとしたら、あの異常なまでの寝汗は何?
_/_/
_/_/
_/_/ 『コロナの予防接種で体質が変わったという人の話はよく聞くのだけれど……。』
_/_/ 眉唾物の話でも元気付けようとしてくれる妻に、
_/_/ 『俺って、シティークリーニングの度に体調……、崩してね?』
_/_/ そう答えるのが精一杯の、あれれ^^;でした。
_/_/
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_/_/ 梅雨入り前の最後の休日は、ここ広島県では県北に成るのかな?安芸高田市『湧永満之記念庭園』へ行って来ました。
_/_/ (湧永製薬と言えば、社会人のハンドボールチームも有るので、ご存知かも?)
_/_/
_/_/ この庭園には500種の『薔薇(バラ)』が植えられているらしく、つい最近の新聞でも『満開』の記事は載っていたのですが、
_/_/ バラと言えば、隣町の福山市では『薔薇公園』、隣県の岡山県では『RSK薔薇園』が有名で、湧永製薬の薔薇園は知りませんでした。
_/_/
_/_/
_/_/ 事前の調査で尾道〜松江線を経由すれば、ここから一時間半くらいの距離だと知っていたのですが、
_/_/ 問題は先週陥ってしまった体調の不良。
_/_/ 金曜日の段階では絶望的だったのですが、日曜日の朝に体調の回復を実感した時には、本当にホッとしました。
_/_/
_/_/
_/_/ さすがに往復3時間のドライブと野球場3個分の庭園の散策には少し疲れたのですが、
_/_/ それでも数多くの薔薇が咲き誇る庭園の散策は、良かったです。^^;
_/_/ (この日を外すと、翌週は無かったのでは?と思える程の満開でした。)
_/_/
_/_/ 普段、花屋さんで見る薔薇とは一味違うと言うのか、赤い薔薇が本当に赤いのです!
_/_/ やっぱり『庭園』というだけの事は有って、レイアウトも良かったのでしょうね。
_/_/
_/_/ 4月に拝観した『福成寺のしゃくなげ』とは趣の異なる『お花見』に成りました。
_/_/
_/_/
_/_/ ちなみにここは製薬会社の庭園らしく『薬草園』や『野草園』とかも併設されていて、
_/_/ それこそ朝ドラの牧野富太郎さんが作った図鑑でも片手に散策出来たらもっと楽しかったでしょうね。
_/_/
_/_/ そう言えば、私も野草図鑑や薬草図鑑を持っているのですが、最近は見ていないですねぇ……。
_/_/ (古書店でウン万円もした植物図鑑も持っているのですが、本棚の飾りに成っているだけです。)
_/_/
_/_/
_/_/ やっぱり早くに会社経営なんて眉唾事には見切りを付けて、自然の中へ溶け込めるような生活をしたいですね。^^;
_/_/ (……と言うのか折角さび落としをした鉄板は、今週に成って降った雨で、また錆び始めているじゃん!)
_/_/
_/_/
_/_/
_/_/ 今日も一日を無事に過ごせた事だけに、感謝!です。
_/_/
_/_/ 精進を致しますので、皆様も日々の精進を心掛けましょう!!
_/_/




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<<あれれ…^^; 2023年5月のひとり言>>


_/_/ 今年の大型連休は、序盤には雨降りの日もあったため『どうなのか?』と思ったのですが、
_/_/ 5月に入り、朝は少し肌寒さを感じるものの、良い天気が続いています。
_/_/
_/_/ これだけの行楽日和に、部屋の中でパソコン仕事かい!
_/_/
_/_/ まぁこんな状況も20年以上繰り返していると、諦めと言うのか、当たり前と言うのか、
_/_/ 寧ろ連休中に仕事が無いのは『気味が悪い!』的な自虐ネタ。
_/_/
_/_/ 『何が有っても70歳に成る6年後には、引退してやる!』
_/_/ そう言う私に、今年70歳を迎える客先の担当様(私が兄貴と慕う人)は、
_/_/ 『許されれば、もう一年くらいは続けるつもりだ。』と釘をさす訳ですが、
_/_/ その客先担当様からメールが届いたのは、5月1日の午前中。
_/_/
_/_/ 『連休明け前に、余裕があれば添付の作業をお願いします。』って、兄貴も全力仕事モードじゃネ?
_/_/
_/_/ そんなこんな20枚程度のフィルム型作成の依頼だったので、即日作成、即日納品を行った私も私な訳ですが、
_/_/ 『昭和世代』と言われる人種は、どうしてこうもジッとして居られないのでしょうかねぇ?
_/_/
_/_/ Z世代とか言われている現代人の方々には想像すら出来ない状況かも知れませんが、
_/_/ 今朝届いた兄貴からのメールには、
_/_/ 『早々の対応、ありがとうございます。今日も5時頃まで居る予定』
_/_/
_/_/ 逃げ場の無い私は、ハラハラしながらこのコンテンツの更新を行っているわけですが、
_/_/ 皆さまには、行楽日和の一日を有意義に過ごして居られるでしょうか?
_/_/
_/_/
_/_/
_/_/
_/_/
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_/_/
_/_/ 実は本来なら私もこの時季は妻の実家(広島県の大崎上島)で過ごしているはずでした。
_/_/ 最低でも大崎上島へのフェリーが出ている竹原市で『竹祭り』くらいは観光する予定だったのですが、
_/_/ 一緒に出掛けるはずだった妻のパート先で、同僚が『コロナの濃厚接触者』に認定されたらしく、
_/_/ その人のシフトが全て妻に回って来たそうで……。
_/_/
_/_/ ここ尾道でも直近は一日辺りのコロナ感染者数は2桁台前半だったと思いますし、
_/_/ 連休明けに『5類』へ移行されるのも、全国共通。
_/_/
_/_/ 『あの人、濃厚接触者に認定されるのは2度目なのよねぇ……。』
_/_/ そう言いつつシフトを引き受ける妻も『昭和世代』の一員なわけですが、
_/_/ 『俺は絶対に休むから!一日中TV観て、小説読んで、眠りまくるンだから邪魔しないで欲しい!』
_/_/
_/_/ 豪語した私に、連休の前日届いたのは、
_/_/ 『この資料だけは、連休明けまでに作成をお願いします!』
_/_/ と書かれた客先からのメールでした。
_/_/
_/_/
_/_/ 実際のところ『この資料だけは…』の資料は2時間も有れば出来る資料だったのですが、
_/_/ 当初の予定自体が達成不可の状況に陥っていたことも有り、他の資料の作成まで引き受けてしまった、あれれ^^;。
_/_/ (もっともそれとて2、3日もあれば出来そうな作業だったので連休の後半は、のんびりする予定なのですが……。)
_/_/
_/_/ 兄貴からの依頼は想定外だったこともあり、少し焦ったのですが、まぁこれとて一日仕事なので、遅延は一日……。
_/_/ ……って、そう言えばHPのコンテンツ更新に一日くらいは掛かるよねぇ……。
_/_/ ……と言いつつ、資料作成に関する仕様の確認をお願いしたのに、まだ回答を頂いていないなぁ……。
_/_/
_/_/
_/_/ そんなこんな10日も有ったはずの連休も、今日が5日目、今日が終わると残りは5日ほどなんですよねぇ……。
_/_/ 連休明けからは全身全霊で対応しなきゃならない程の『超難解案件』が待ち構えていますし、
_/_/ (すでにその案件の検討用資料は手元に届いているのですが……、)
_/_/ 『作業の開始は連休後!』って割り切らないと、一日とて安らげない状況。
_/_/
_/_/ 『あぁ〜〜っ!どうしよう、どうしよう、どうしよう!』
_/_/ 叫んでいる内には一日が終わり、二日目も終わり……、夏休み最終日には『ぎゃ〜〜っ!』っていう絶叫が待つばかり。
_/_/
_/_/ 懲りない面々……って言われればそうなのですが、近頃は早朝、真綿で首を絞められるような苦しみで目覚めることが増えたのです。
_/_/ その対策として、私はお遍路で手に入れた念珠を握って就寝しているのですが、兄貴も一時期そんなことは有ったらしい。
_/_/
_/_/
_/_/
_/_/ 休日出勤とは言え、兄貴も少し疲れていたのか『フィルム型』の仕様確認に関する会話では、少しだけ饒舌。
_/_/ 『最近はねぇ、これまで以上に生産設計(原寸)に対する現場からの要望が増えてねぇ……。』
_/_/
_/_/ 聞けば橋梁製品の組み立てを現場でも、勘違いや『ヒヤリ、ハット』は、ちょいちょい有るらしい。
_/_/ そう言った場合、客先では必ず『報告書』の提出を求めるそうなのですが、
_/_/ それは本来『5W1H』の報告書に準ずるところ『3W3生産設計』の要望書に成っている?という状況らしい。
_/_/
_/_/ 5W1H=「When:いつ」「Where:どこで」「Who:だれが」「What:何を」「Why:なぜ」「How:どのように」ですよね?
_/_/ 兄貴はその詳細を言わなかったけれど、後半の3つが生産設計に関する文言で、私がヒヤリ、ハットの当事者なら、
_/_/ What:私は生産設計発行の資料に指示された作業を行っていた。
_/_/ Why :私には生産設計発行の資料に指示された内容が分かり辛かった。
_/_/ How :今後は私にも理解出来る資料を生産設計からは発行して欲しい。
_/_/ と言った内容の報告書を作成しても不思議では無いです。
_/_/
_/_/
_/_/ 実は私も30代の頃には、書かされたのです……、客先に、この報告書を。
_/_/ 確か間違った中間横桁のWEBに、検査路か何かの大きな穴を開けてしまい、客先へは夜の9時頃に出向き、12時頃まで絞られました。
_/_/ 『錯覚した!』という文言の取り扱いだけで、客先の係長とは30分近く議論したように記憶しているのですが、
_/_/ 錯覚をしても最悪の状況には至らないための対策を考えるのがポイントで、その考え方だけは今でも身体に沁みついているような気がします。
_/_/
_/_/ 今にして思えば、あの当時には、あれだけの真剣さが有ったから、後年、私自身の苦境は救われたのでしょうね。
_/_/
_/_/
_/_/ その辺りの厳しさ、真剣さの認識が、今は薄れゆく時代に成っている。
_/_/ 立場上、兄貴は具体性には欠ける話ばかりをするのですが、なんとなく『どこかで似たような話は聞いたような?』って、私には思えたのです。
_/_/
_/_/
_/_/
_/_/ まぁ、これは生産設計業務の宿命と言えなくも無いのでしょうが、そもそもが『何故、生産設計は必要なのか?』を問った時、
_/_/ 『生産設計が有れば、現場が図面を見なくても作業出来る資料を得ることが出来る。』という過大な期待感も、その答えには有ると思うのです。
_/_/
_/_/ 『そんなわけ無いじゃん。現に図面は各部門に配布しているのだから、各自、図面の内容くらいは理解して作業をしろ!』
_/_/ そう思いたいのが生産設計に従する者の願いな訳ですが……。
_/_/
_/_/
_/_/ ちなみに『あなたは図面を読めますか?』という問いに、胸を張って『読めます!』と答えられる人が居たら、私は凄いと思います。
_/_/ 確かに工業高校でも『建築科』辺りに進学すれば、図面の構成とか読み方は習えるのでしょうが、
_/_/ 私にはそのような『基礎知識』が無いせいか、同じ橋梁でも『PC橋』の図面などは、まったく読めません。
_/_/
_/_/ 実際のところ、橋梁や鉄骨構造物、船や飛行機、ロケットに至るまで、この世界は図面ありきで作られた構造物で溢れています。
_/_/ しかしその図面は千差万別で、同じ鋼製橋梁の図面でも上部工の図面と下部工の図面では、
_/_/ 『理解させようとしているポイント』すら、まったく違うように思うのです。
_/_/ (上部工では橋の外観や耐久性に重きを置いているように思いますが、下部工は兎にも角にも設置スペースの狭さと鉄筋の多さです。
_/_/  下部工の鉄筋を1/1のスケールで全本数描かれている図面って、存在するかも知れないですが、私は見た事無いです。)
_/_/
_/_/ その実、図面って本当に重要で伝えたい『ポイント』以外は、図面を読む人の判断に委ねられているような節も有るンですよねぇ……。
_/_/ (『そんなことは、常識じゃん!』みたいな事は、敢えて描かれていない……と言うのか、
_/_/   そもそもの前提条件が『分かる人以外には、分からなくても良い。』のが図面なのでしょうね。)
_/_/
_/_/ 以前私も呉市の大和ミュージアムを観光した際は、戦艦大和の(一部分の)実図面を見たのですが、
_/_/ こんなに訳の分からない図面で、本当に戦艦って作れたのだろうか?みたいな。
_/_/
_/_/
_/_/ まぁ、餅は餅屋と言いますし、大和を建造した人たちが現在の橋梁図面を見れば、
_/_/ 『なんだ?これは図面か?くど過ぎて、よ〜〜分からん。』て言うかも知れません。
_/_/ (橋梁の図面って座標で作るンかい!CADまで使って図面まで描いてるのに、キャンバー乗っけるからCAD図は使えンって何やねん!)
_/_/
_/_/ そんなこんなで橋梁製作に関わっている作業者全員が、橋梁の図面を読めるのか?と言われると、答えはノーだと思います。
_/_/
_/_/
_/_/ 実際、橋梁の組立て工場での作業者(鉄板を切断したり、孔を明けたり、溶接をする人)は、図面は参考程度に見るだけと思います。
_/_/ (その日の個人個人の実作業は作業長なりの『上司』が指示するのだと思いますし、作業者は指示通りの作業を行うことで評価を得ます。)
_/_/ それでも橋が組み立てられるよう『生産設計資料』が発行されていること自体、私は『凄い!』と思うわけですが、
_/_/ それでも『足りない、良く分からない、難しい。』といった現場からの要望が絶えることは無いそうです。
_/_/
_/_/
_/_/ 『近年はねぇ、その要望にも拍車が掛かって、こんな物まで生産設計で資料を作れと言われとる。』
_/_/ それは板継ぎ溶接や首溶接の端部に使用される『エンドタブ』な訳ですが、
_/_/ 『そもそもがこれは、他の部門が手配していたのに、今回は特殊じゃけぇ、やってくれと言って来てねぇ……。』
_/_/ ……と手渡された員数表の合計は1000ピースを越えているじゃ無いですか!
_/_/
_/_/
_/_/
_/_/
_/_/ 何気に『昭和世代』の者たちは『努力と根性さえ有れば、不可能な事は無い!』みたいな教育を受けているので、
_/_/ 出来る事ならなんとかしよう、と私も思ってしまう訳ですが、片手間で1000ピースのタブを取材するなんて、両手でバンザイ!です。
_/_/
_/_/ こんな状況下で『Zキャンバー+Xキャンバー原寸』とか、3次元展開モノ原寸とかプレツイスト原寸とか、
_/_/ 結構、難易度の高い課題も検討しなきゃならないのが生産設計の役割な訳で……、バンザイ三唱どころかグウの音も出ない。
_/_/
_/_/
_/_/ 『少ない額だけど来年からは年金も受給出来るので、正直なところ、原寸なんてもう止めたい!』
_/_/ 愚痴る私に兄貴が言ったのが、
_/_/ 『お前はその歳で何を言っている?ワシなんか、この歳に成っても頑張っとンじゃ!』
_/_/
_/_/ それが冒頭の会話の『前振り』な訳ですが、まるで星飛雄馬と父ちゃんの会話みたいですよね。^^;
_/_/
_/_/
_/_/
_/_/
_/_/ ちなみに『プレツイスト工法』に関しては、長年『よぉ〜〜、分からん!』と思い続けていたのですが
_/_/ つい先だって何気にネットで調べていて、四国の橋梁メーカーさんの技報を見つけました。
_/_/
_/_/ PDFにして2枚ほどの技術紹介のタイトルは『斜角51度を有する3主箱桁橋の施工』という物ですが、
_/_/ (会社名や執筆者の名前も書かれていますが、ネットで公開されているのだから、紹介しても良いのでしょうね。
_/_/  興味をお持ちの方は、このタイトルをググれば、検索結果の先頭に表示されます。)
_/_/ 私のような素人でも『あっ!だからヒネる必要が有るのか!』とか、『こういう感じで原寸するんだ!』みたいな、
_/_/ ある意味『目からうろこ』じゃ無いですが、本当に小気味良くプレツイスト工法について解説されていました。
_/_/
_/_/ その予備知識を得た後で、とある客先とプレツイスト工法について意見交換を行った会話は、何物にも代え難く楽しいものでした。
_/_/ (それまではお互いが雲を掴ような会話だったのに、やっと言葉が通じた!みたいな?)
_/_/
_/_/ 橋梁製作のお仕事とて、土木の技術分野では決して容易じゃ無い部類に入ると思うンですよねぇ。
_/_/ なので勉強したことがそのまま身に成る喜びは、本当に大きいのですが、現実は…………、ですよねぇ〜〜〜。
_/_/
_/_/
_/_/
_/_/
_/_/
_/_/
_/_/
_/_/
_/_/
_/_/
_/_/
_/_/ 4月は連休前の日曜日に東広島市のしゃくなげ寺『福成寺』を訪ねたのですが、
_/_/ 赤、白、ピンクを基調にして咲き誇る石楠花(シャクナゲ)の花々。
_/_/
_/_/ ツツジよりは大きくてボタンほどには大きくない花々のどこかしこに、つぼみも残っていて、
_/_/ 本当に『のどかな春のひととき』を満喫出来ました。
_/_/
_/_/ ちなみに福成寺は真言宗のお寺で、観音様やらお不動様やらの仏像も安置されているので合掌することもしきり。
_/_/ 先月引いた出雲大社のおみくじのせいでも無いですが『お助け下さい。お救い下さい。ご慈悲をお願いします。』
_/_/ お不動様の前では『ノウマク サンマンダ バサラ ダンセンダ マカロシャダ ソワタヤ ウンタラタ カンマン』
_/_/ 何度も何度もご真言を唱えさせて頂きました。
_/_/
_/_/
_/_/ そんな祈りのおかげも有ったのか、翌週の日曜日(連休最初の日曜日)には、草刈りをしていて、
_/_/ 昨年、いつの間にか無くしてしまい行方不明に成っていたパワーストーン(ブレスレッド)が出て来ました!
_/_/ (これは10年以上も前に、ご近所さまと妻が奈良へ旅行へ行った際、東大寺で手に入れたウン千円のお土産品。)
_/_/
_/_/ 妻曰く、これは『金運の開けるパワーストーン』らしいのですが『貧乏暇なし』への効用を期待するものでは無い模様。
_/_/ とは言え今回これが見つかった場所は、これまでにも何度か探したはずの場所なのに見つからなかった場所です。
_/_/
_/_/
_/_/ 見つからなかった物が見つかった!
_/_/
_/_/ たったそれだけの事なのですが、嬉しくて、たまたま隣で畑仕事をしていた近所の先輩に、
_/_/ 『失くなっとったブレスレッドが出て来た!』大声で伝えると、以心伝心、
_/_/ 『おぉ〜〜〜!そりゃ〜〜ぁ、え〜ことが有るかも知れんのぉ〜〜!』
_/_/ (私があまり良くない内容のおみくじを引いたことを知っているので、元気付けてくれた訳です。)
_/_/
_/_/ 田舎暮らしって近過ぎて、なかなか人には言えないゴタゴタも有るのですが、
_/_/ お節介も見方を変えれば心の支え。
_/_/
_/_/
_/_/
_/_/
_/_/ 今日も一日を無事に過ごせた事だけに、感謝!です。
_/_/
_/_/ 精進を致しますので、皆様も日々の精進を心掛けましょう!!
_/_/




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<<あれれ…^^; 2023年4月のひとり言>>


_/_/ これは今年に成ってから、私が『なんとなく』感じていることなのですが、
_/_/ (……と言うよりも、昨年の後半辺りから薄々と気付いていたことなのですが。)
_/_/ なんとなく、自身の運気が落ちている……。
_/_/
_/_/ と書くと『そもそもが運気とは、何ぞや?』からの話に成ってしまうので省略しますが、
_/_/ 『運の悪いことに……。』で負った傷は残るのに、『運の良いことに!』で得た喜びは、
_/_/ 早々に薄れてしまうのが『人の心』なのかも知れません。
_/_/
_/_/ なんとなく地に足が着いていないような、なんとなく心にゆとりが無いような……。
_/_/
_/_/ 言葉にすると際限も無いのですが、何かが『違っている。』ように感じているのです。
_/_/
_/_/
_/_/ 『それって木の芽の病気じゃないの?』
_/_/ 妻は私の行動を見慣れているせいか、春先の私のポツリなど、気にも留めないのですが、
_/_/ 誰とて、目一杯の状態での作業が一ヶ月以上も続くと疲れますよねぇ。
_/_/
_/_/ それが終わってしまうと、心にはポッカリと穴の一つも空きますよねぇ。
_/_/
_/_/
_/_/ 操業度が『超繁忙!』から『マイペース』へと移るタイミングが、冬から春への季節の変わり目に重なってしまった昨今。
_/_/
_/_/ 私の『春眠』は、暁(あかつき)どころか朝ドラも朝ドラ(再)までも覚えない程に酷い状況なのですが、
_/_/ 皆さまからは『朝ドラって、そもそも土曜日に一気見するものだよね?』
_/_/ お叱りを受けてしまいそうです。
_/_/
_/_/
_/_/
_/_/
_/_/
_/_/
_/_/
_/_/
_/_/
_/_/ 昔は『人は歳を取ると早起きに成る。』と言われていたものですが、私にはいまだにその実感が無いですね。
_/_/ 確かに連続して眠れる『睡眠の持続時間』は、お手洗いの回数が増えている分、短く成っているのですが、
_/_/ 何度でも眠れる、……と言うのか朝方に成ると眠いンですよねぇ。
_/_/
_/_/ まぁもうこれは『生活習慣病』のようなモノと割り切るしか無いのでしょうが、
_/_/ 2年前から動脈硬化の治療を受けていることも影響しているのか、朝方の血圧が少し低く成り過ぎているようなのです。
_/_/ (2、3年前と言えば『お遍路』で、時折り早起きもしていたはずですが、ここまで眠くは無かったような……。)
_/_/
_/_/
_/_/ まぁ『寝る子は育つ!』と言いますし、自宅が職場の私に関しては、通勤時間なりと『ゼロ』なので、
_/_/ 『業務』に関しても特段の影響は無いのですが、それは前日に急ぎの改正納品を済ませて、作業予定の無かった日の朝のこと。
_/_/ おそらくは就寝前の寝酒の量もちょっと多かったのでしょうねぇ。
_/_/ 朝一番(AM8:00)に掛かってきた客先からの電話問い合わせに頭が回らない!
_/_/
_/_/ 昨日納品した物がおかしいとか違うとか言われているのですが、当然、パソコンの電源など入って無かった訳で……。
_/_/ (基本的に弊社も朝は8時にパソコンの電源だけは入れるのですが、さすがに作業予定の無い日は、その限りでは無い。)
_/_/
_/_/ 『調べて、こちらから連絡をします!』
_/_/ そう答えるのが精一杯で、電話を切ってからパソコンの電源ON。
_/_/
_/_/ ちなみに、うちのパソコンはSSDからの起動なので、一分も有れば、マイコンピュータくらいは開けます。
_/_/ もっとも起動して最初にスタートするのが『セキュリティプログラム』なので、これがOKに成らないとメールは開けない。
_/_/ (開けなくは無いのかも知れませんが、セキュリティが効かない状況でメールを受信するのは怖いです。)
_/_/
_/_/
_/_/ その日もセキュリティが起動してから、昨日送ったメールの確認を行ったのですが、
_/_/ 『あれれ^^;○○を送ると書いた文面と添付されているファイルの名称(△△)が違うっくね?
_/_/  要するに○○ではなく、△△って書けば良かったわけだ!』
_/_/
_/_/ ここまで書くと聡明な皆さまには、その『オチ』も見透かされてしまいそうですが、やってしまったのです。
_/_/ 即座に客先へ電話をした私は、
_/_/ 『メールの文面に書かれてるファイル名は間違えていますが、修正内容は正しいはずです!』
_/_/
_/_/ それは余りにも自信に満ちた発言だったのでしょうか?
_/_/ 客先も一瞬……と言うのか、数秒間は沈黙の状態が続いたので、ダメ押しのひと言、
_/_/ 『添付したファイルの中身は確認されたのですか?』
_/_/
_/_/
_/_/ 『そうでは無くて、ですね……、つまり、これは要するに……。』
_/_/ なんとなく客先も言い辛そうな文言を並べているので、一瞬『勝った!』を確信したのですが、
_/_/ 次の瞬間、私の頭には突然『スイッチ』が入ったのです。
_/_/
_/_/ もしかして、送ったファイルの内容を確認していないのは……、私かも?
_/_/ なんとなく後頭部から背筋にかけて『変なモノ』が流れたように思ったのは錯覚かも知れませんが、
_/_/ 『もしかして、昨日送ったファイルの内容が違うと言われているのですか?』
_/_/ その言葉が私の口から出た時には、すでに私も『負け!』を確信していました。
_/_/
_/_/
_/_/ 結果的には、その前日に私が改正処理を行った箇所は、今回の改正処理の範囲には成って居なかった箇所でした。
_/_/ (少し正確に言うと、同じような名称の施工箇所だったのですが『工区』が違っていました。)
_/_/
_/_/ やっちまったぜ!(これでは言い訳の一つも出来ない!)
_/_/
_/_/
_/_/ 大慌てで本来の改正対象に成っていたファイルを探し出し、修正処理を施して再納品。
_/_/ 自身で考えつく最上級の『お詫びの文言』を添えて、再納品をさせて頂いたのですが、
_/_/ 『そう言えば、取り違えて修正したファイルも、元通りに成るよう修正しなきゃ……。』
_/_/
_/_/ その日の夜は妻を相手に、
_/_/ 『今日はねぇ、朝も早から客先からのクレームに晒されて……。』
_/_/ 『大体がねぇ、紛らわしいのは分かっているはずなのに注意の喚起さえ、まったく無かった。』
_/_/ 『勘違いを防ぐのなら、修正するべきファイル名くらい指示して欲しかった。』
_/_/
_/_/ ブツブツとこぼす訳ですが、
_/_/ 『自分が間違えた物を修正しておいて愚痴るとか、アンタも終わりねぇ。』
_/_/
_/_/
_/_/
_/_/
_/_/ 実は4月の第一土曜日と日曜日は(1日2日)は、所用でこのコンテンツの更新を出来ませんでした。
_/_/ (1日に行う予定だったのですが、散髪に行ったり、トイレの換気扇を交換したり、図面検討を行っている内に終わってしまった。)
_/_/
_/_/ 2日の日曜日は、かれこれ一週間も前から山陰の出雲大社と一畑薬師を詣でる予定にしていたため、
_/_/ (雨でも降らない限りは)更新出来ず。
_/_/
_/_/ 結局のところ3日成ってから更新作業を行っている訳ですが、今日も朝から改正処理とか図面検討とかの作業が目白押し。
_/_/ 忙しいはずなのに、なんとなく気分は乗らないしタメ息ばかりで、どう考えても仕事モードじゃ無い訳で……。
_/_/
_/_/ これは決して自身の体調不良というわけじゃ無いですし(寧ろ、ここ数年の体調に比べれば良い方ですし)
_/_/ 何かの心配事を抱えている、という状況から来る不安感でも無いのです。
_/_/
_/_/ どちらかと言うと『順調』なのに、何かが違う、みたいな?
_/_/ (今年に成って『順調過ぎるが故に、揚げ足を取られてしまった事件』が有ったのも一因ですが……。)
_/_/
_/_/ このような状況を総括してみると『運気が落ちている?』という言いように成る訳ですが、
_/_/ それを祓いたい!という願いを持って臨んだのが、昨日の出雲大社への参拝です。
_/_/
_/_/
_/_/ 実のところ過去には何度かこのコンテンツでは紹介したと思いますが、我が家では毎年、出雲大社への参拝を行っています。
_/_/ 今年は妻の母(私の義母)も、この家に滞在しているので、表向きは『この機会なので3人で』と計画した出雲詣で。
_/_/ その実、私は出雲大社で引く『おみくじ』に関心が有りました。
_/_/ (出雲大社では、参拝(お祓い)を受けた後、私は毎年おみくじを引いているのです。)
_/_/
_/_/ ちなみに出雲大社のおみくじには『吉』とか『凶』とかの区別は無くて、
_/_/ 『第〇〇番』と書かれたお札に『訓(訓示)』と『運勢(状況の解説)』及び各取り組み事(結婚とか病気とか)に対する『判断』
_/_/ が書かれています。
_/_/
_/_/ 妻などは引いたおみくじは、読み終わるとすぐに境内の木の枝に括りつけて帰るので、書かれていた運勢などは忘れるようですが、
_/_/ 私は、それをほぼ毎年、持ち帰っているのです。
_/_/ (一応『商売人』なので、行き詰まった時とか落ち込んだ時には、書かれている訓や運勢に助けられることも有るからです。)
_/_/
_/_/
_/_/ なのでこれはここ数年間で引いたおみくじとの比較で、決して『気のせい』では無い事実なのですが、今年(2023年)の運勢、
_/_/ 『本年は正鬼門にあたっており、運勢は決して良い年ではない。
_/_/  いかに工夫工面をしても、とかく為す事は志と違って失望に終わることが多い。
_/_/  このような年は神様に祈り深め依頼することが肝要である。』
_/_/
_/_/ これって、この数年では最も『良くない』運勢だとしか思えないのです。
_/_/ (ここ数年は『本年は、運気開発の時にあたり……』とか『本年は、幸運の年で……』でしたし、
_/_/  少なくともこれまで引いたおみくじに『良い年ではない』とか『失望』なんて文言を見た記憶は無い。)
_/_/
_/_/
_/_/ 漠然と抱えていた違和感を、モノの見事に言い当てたようなおみくじには正直驚いたのですが、
_/_/ 妻には『普通の運勢だった。』とだけ言って、今年も普段通りに持ち帰りました。
_/_/ (……と言いつつ、続いて参拝した一畑薬師でも、敢えて『招き猫のおみくじ』を買ったのですが、
_/_/  これが変な話、招き猫の中に入っているはずの『おみくじ』が出て来ないンですよねぇ……。
_/_/  無理矢理引っ張り出すのも如何なものか?と思い、おみくじは読まずに『招き猫の置物』として飾ったのですが……。)
_/_/
_/_/
_/_/
_/_/ まぁ実際のところ、私自身は結婚してからの30年以上の間が、分不相応なほどに平和だったと思うのです。
_/_/ (結婚するまでの27年間に出会った不幸事と比較をすると、この程度の所業では得られないはずの平和を甘受して来たのです。)
_/_/ なので私は神社仏閣へ参拝する際は、お願いではなく『まずは神仏のご加護に感謝!』をするよう心掛けているのですが、
_/_/ 妻はさておき、子供たちには伝わっていないのでしょうねぇ……。
_/_/
_/_/ 誰しもが自身の持っている『権利』を行使することに、私はやぶさかではないのですが、
_/_/ 自身の持っている『権利』とは、誰から与えれているのでしょうか?
_/_/ (同じ生き物でも、犬やネコに投票権が無いのは何故なのでしょうか?)
_/_/
_/_/
_/_/ 楞厳呪(りょうごんしゅ)というお経の日本語訳には、以下のようなくだりが有るのですが、
_/_/
_/_/ 悪い政治から、盗賊の被害から、火の災難から、水の災難から、毒の災難から、剣の災難から、
_/_/ 戦争の災難から、飢饉の被害から、雷の危険から、時ならぬ死の恐怖から、
_/_/ 地震による地割れの危険から、隕石の危険から、まちがった刑罰の厄難から、大蛇の危害から、
_/_/ 稲妻の恐怖から、猛禽の危害から、我を救い、我に幸いをもたらしたまえ。
_/_/
_/_/
_/_/ これだけでも16の厄難に成りますが、勿論これには続きが有って、
_/_/ 夜叉の災いから、羅刹の災いから……を数え上げると30ほどの厄災が挙げられています。
_/_/ (楞厳呪ではこれ以外にも100個ほど、人に苦をもたらす病気や事物が具体的に列挙されています。)
_/_/
_/_/ これは取りも直さず、楞厳呪の出来た時代(今から2000年以上も前)から、このような厄難や苦は、有ったことを伝えています。
_/_/ (実際、今だって戦争を起こす政治家は居ますし、強盗は居ますし、火事は有ります、水害も有ります。)
_/_/ それにも関わらず、今現在の私が平和の中で生活出来ているのは、どれだけ奇跡的な事なのでしょうか?
_/_/
_/_/
_/_/ 実際のところ今現在、私たちが平和に生活して居るのは、これらの多くの厄災の上に張られた『薄氷』の上なのかも知れません。
_/_/ そう考えると、これ以上の幸せを神仏に求めることは、お門違いなのかも知れません。
_/_/
_/_/ その謙虚さこそが『知足(ちそく)』、足りていること知るべし……なのでしょうねぇ。
_/_/
_/_/
_/_/
_/_/
_/_/
_/_/
_/_/
_/_/ ……と言いつつ『ロト6当らないかなぁ』とか『もしかして自宅の軒下にお宝埋まっていないかなぁ』とか思うのも人間です。
_/_/ 出世をして、人の上に立って、たくさん稼ぐことの何が悪い?と聞かれても、返す言葉はございません。
_/_/
_/_/ でも失敗をして絶望を感じて死んでしまいたいほどの衝動に駆られているのなら、
_/_/ 『知足』という価値観にも、目を向けて欲しいですね。^^;
_/_/
_/_/
_/_/
_/_/ 4月はいまのところ『マイペース』で過ごす予定なのですが、以前にも書いたよう、無とか空とか平和とか言った状態は、
_/_/ 長続きをしないのが相場です。
_/_/ 後一ヶ月とは経たない内に『大型連休』とかもやって来るようですが、皆さまには行楽のご予定など、立てられたでしょうか?
_/_/ (ちなみにあれれ^^;の引いたおみくじには『旅行 延期すべし。』の判断も書かれていました。)
_/_/
_/_/
_/_/ 当たり前のことなのだけど『達者が一番』という言葉にさえ、慈しみを感じてしまうのは『生きている』ことの証です。
_/_/ 私も『遠離の功徳』とやらを理解するためには、しばらく『引き篭もり』に徹した生活を送ってみたいですね。^^;
_/_/
_/_/
_/_/
_/_/
_/_/
_/_/
_/_/ 今日も一日を無事に過ごせた事だけに、感謝!です。
_/_/
_/_/ 精進を致しますので、皆様も日々の精進を心掛けましょう!!
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<<あれれ…^^; 2023年3月のひとり言>>


_/_/ それは先月『あれれ…^^; 2023年2月のひとり言』をアップロードした翌日の月曜日。
_/_/ その日は朝から改正図や新しく発行された図面が届いていて、改正処理やら図面検討やら、
_/_/ そこそこの忙しさの中『この程度の作業量なら、今週もマイペースの日々を送れそう……。』
_/_/
_/_/ ルルルルゥ〜〜、ルルルルゥ〜〜。
_/_/ 毎日、夕方の5時過ぎに掛かってくる宅内電話は妻の母からだと決まっているので、
_/_/ その日のコール音にも『今日も義母は無事だった。』って安堵感のようなものを覚えた夕暮れ時。
_/_/
_/_/ その安堵感が破られたのは、トントントンって事務室の扉をノックする音からでした。
_/_/
_/_/ 電話の呼び出しに応対しているはずの妻が、
_/_/ 『あんたに客先の○○さんから電話が掛かっとるよ。』
_/_/
_/_/ ○○さんって……生産設計の係長さんじゃないですか?
_/_/ 客先では定時も過ぎたこの時間帯に、何でわざわざ係長から?
_/_/ (弊社から御社への発注単価が上がりました!とか?そんな訳ないですよね。)
_/_/
_/_/ まぁ得てして『無』とか『安堵』と言った状態は、不安定で長続きなどしないものです。
_/_/
_/_/ このような場に際しても取り乱さないよう、私も『読経』とか修行を積んでいる訳ですが、
_/_/ 『現在弊社からお願いしている案件を中断してでも対応して頂きたい案件が有るのですが、大丈夫ですか?』
_/_/
_/_/ 皆さまならこの問い掛けに、どのような対応をされるでしょうか?
_/_/
_/_/
_/_/
_/_/
_/_/
_/_/
_/_/
_/_/
_/_/ ……と、弊社も今年の3月12日が来ると『操業21周年』を迎えることと成ります。
_/_/ この快挙は全て、皆さまからのご助力より賜ったものなので『感謝!』以外の何ものでも無いのですが、
_/_/ さすがに21年もやっていると、このような『緊急案件』の依頼も、たまには有るのです。
_/_/
_/_/ とは言え、所詮は『一馬力』分の作業量しかこなせない弊社のこと。
_/_/ 客先もそれは把握されているので、緊急とは言いつつ、凡そ一週間も有れば出来そうな『小案件』しか依頼などして来ません。
_/_/
_/_/
_/_/ そんな慣行も有ったので『大丈夫か?』と問われて『どういう状況が、大丈夫では無い状況なのだろうか……。』みたいな?
_/_/ ちょっと不思議な雰囲気を覚えたのですが、
_/_/ 『実は、○○のフタでして……。』
_/_/
_/_/ さすがに私も『えっ?』
_/_/ フタっ?フタって言ったよね?フタって牛乳瓶の口を塞いでいるのがフタだよね?
_/_/ あぁ、あれか、ハンドホールのフタだよね!
_/_/
_/_/ ……って、いつも係長の話は簡単そうな話から始まるのだけれど、図面を見て『えっ!!』ってことも有るので、
_/_/ 『勿論、図面を見てみないと何とも言えないのですが……。』って当り障りのない返答をさせて頂いたのですが、
_/_/ 『そうですよねぇ、図面ですよねぇ。材発図で分かり辛い図面なら有るので送ります。』
_/_/
_/_/ その15分後、私の絶叫が事務室に響き渡りました。
_/_/
_/_/
_/_/ それは見たことも無いような構造物(っぽい?)の平面図(と思われる?)だったのですが、
_/_/ こんな平面図が有るとしたら、それは先端を絞った『サイロ(煙突)』のようなものでしょうか?
_/_/ 全25枚の図面が添付されていたメールには、どれくらいの期間でできそうか?という打診と共に、
_/_/ 既に決定済っぽい『加工開始の予定時期』も記載されていたのですが、
_/_/ そもそもが、この図面を見て『立体的な鋼構造物』を頭に思い浮かべることの出来る人って……、居るのか?
_/_/
_/_/
_/_/ さすがに大慌てで係長へ電話をして、
_/_/ 『これって3次元CADでも無いと、原寸出来ない構造物なのですか?』
_/_/ って尋ねると、
_/_/ 『いや、そんなことは無いと思うのですが、これだけしか図面が無くて……。
_/_/  あっそうそう、CAD図と数量表が有るので、それも送りましょうか?』
_/_/
_/_/
_/_/ 結果的にその日は夜なべをしてCAD図を凝視、数量表との照合で『フタ?らしき構造物』の影は見えました。
_/_/ (何のフタだったのか?敢えて詳細を説明しませんが、客先と客先以外のもう数社さんには、分かっていると思います。)
_/_/
_/_/ それが2次元CADでも原寸出来る構造だと分かった時点で、ちょっとだけ安堵は出来たのですが、
_/_/ これってフタの中に沢山のハンドホールが有るほどに巨大な構造物で、全25枚の図面枚数にも恥じない物量!
_/_/ おまけに私が原寸を苦手とする『形鋼』が骨組みを担う鉄骨構造物?
_/_/ (形鋼をT字に組むのは良く見る構造ですが、形鋼をL字継手で蛇の如くつなげるのって、有りだったっけ?)
_/_/
_/_/ これほどの物量と難度を持つ原寸資料の中間納期が一ヶ月後、完納は二ヶ月後……。
_/_/
_/_/ その日は納期だけでは無く、作業方法や原寸資料の仕様まで見直さないと難しい旨をメールに記したのですが、
_/_/ 実際のところ『形鋼』の原寸って容易では無いのです。
_/_/
_/_/
_/_/
_/_/ これは昨年の9月にも記したことなのですが、弊社の客先は基本的には橋梁メーカーさんです。
_/_/ (勿論、客先は『社会インフラ全般』を担うほどに有名な企業さんですが、
_/_/  殊、地場の製造工場が一番得意とする製品は、やはり『橋梁』だと思うのです。)
_/_/
_/_/ 橋梁や、ここ尾道で言えば造船は『鋼板』が主に成った構造物なのですが、
_/_/ タワーとかビルとかは『形鋼』が主になる構造物。
_/_/
_/_/ 私は30年近くも前に、今の客先が別の工場で製作していた『とある京都の〇ビル』の原寸を手伝っていたので、
_/_/ 橋梁原寸との考え方の違いは、嫌という程に味わったのですが、NCで切断や孔明けの出来る鋼板の原寸とは違い、
_/_/ 鉄骨の原寸は、兎にも角にも『人が見て、分かり易く!』です。
_/_/
_/_/ それって長さ10Mで100x100x10の山形鋼(アングル)の加工図を『紙』に描いて配布する場合に、
_/_/ 実寸で掛かれた加工図は『人が見て、分かり辛い!』……という意味です。
_/_/ (一般的な用紙の縦横比は2:3ですが、幅100_と長さの10Mの縦横比は1:100……。
_/_/  A4用紙で印刷すると、長さは用紙一杯の300_で印刷出来ても、幅は3_程度にしか成りません。
_/_/  それって『形鋼の図』と言いつつ、単なる『太線』にしか見えません。)
_/_/
_/_/ 『A4の紙で配布するから分かり辛いのであって、A3にすれば見えるでしょう!』とか、
_/_/ 『ややこしい加工情報が有る箇所は、詳細図を起こして拡大すればいいじゃないか!』とか、
_/_/ ご託は色々に有るでしょう。
_/_/ (実際、橋梁でも『縦リブ』とか長尺物の加工図は、それなりに工夫をしていますから……。)
_/_/
_/_/
_/_/ と、ここで一番の課題が製造業では必須とされている『作業効率』の問題です。
_/_/
_/_/ 確かに幅が100で長さが10Mの部材を100枚『鉄板から切り出す』ので有れば、
_/_/ 100x10Mの切断データは、100個必要です。
_/_/ (CADで作成する図形は1つで員数=100だとしても、ネスティング時には100個分のデータが必要です。)
_/_/ なので『結局のところ員数=1の図形が100個でも、員数=100図形が1個でも、結果は同じ。』という考え方は有ります。
_/_/ (現に員数1の加工図を100枚作って『大変でした!』とか言ってる人も居られるようです。)
_/_/
_/_/ しかし10Mの等辺山形鋼が100本必要だったとしたら?
_/_/ それを員数1にして100枚の加工図として作成したら?
_/_/
_/_/ 『なんで1枚の加工図に員数100って書かないンだ?』って言いたく成りますよね。
_/_/ (そもそも定尺の10Mで良いのなら、加工図なんて不要で、発注書に一行『10MのL−100x100を100本』て書けば終わりです。)
_/_/ 『お前、バカなのか?』私なら、そう言いたい気持ちを押えつつ、掌を握りしめて耐えますが……。(多分)
_/_/
_/_/
_/_/
_/_/ 俗に『デフォルメ』と言えば漫画やイラストのことだと思われがちなのでしょうが、
_/_/ 生産設計においても『デフォルメ』は大変に重宝されています。
_/_/ (鋼板の原寸でも、開先取りの指示や曲げ指示、スタッドの打設指示には、結構デフォルメ表現を使っています。)
_/_/ 何故って『デフォルメ表現をすれば、人が見て、分かり易いから!』だと思うのです。
_/_/
_/_/
_/_/ ……と、これが私が色々と言われ続けている『原寸のセンス』なのです。
_/_/ 要は私は『デフォルメ表現が下手!』という話なのですが、そりゃそうですよね。
_/_/
_/_/ 元々が『絵』を描くことが上手なのならば、芸術家なり漫画家なりを目指すことだって出来たはずです。
_/_/ しかしながら、私には『絵心』という才能など、まったく有りませんでした。
_/_/ (鉄腕アトムの生みの親『手塚治』氏は、フリーハンドで真円を描いて、
_/_/  『昔はもっと綺麗な円を描けたのに……。』とタメ息をついたそうですが、私が〇を描くと始点と終点さえつながりません。)
_/_/
_/_/ だからこそ、操作さえ覚えれば美しい『真円』を描ける『CAD』にハマった訳ですが……。
_/_/
_/_/
_/_/ ただでさえ『絵を描くのは苦手』を自負している私に『デフォルメ表現のセンスが良く無い!』とか、
_/_/ 何度も言ってくれましたよね?諸先輩方。
_/_/ それって今様に言えば『パワハラ、モラハラ』ですよね?アニキ。
_/_/
_/_/
_/_/ まぁまぁ今にして思えば、私が鉄骨原寸をしていた頃には、一品図と言えば『CAD図よりも手書き』が重宝されていた時代です。
_/_/ (鋼板原寸はNCでの加工も必要なので、仕方無く『CADで一品図を作成』と言われた時代です。)
_/_/ 当然、私には鉛筆じゃ上手な絵など描けなくて、何度も何度も消しゴムで消していると、第二原紙って丸まってしまうンですよねぇ……。
_/_/ (あんたは汗かきだから丸まってしまうンじゃないのか?って、歳下の先輩から笑われて、随分と辛い思いもさせられました。)
_/_/
_/_/ 『あんたら、何がしたくてここへ居るんか?』って、他の歳下の先輩から苦言を言われたのもその頃です。
_/_/ (今でも当時の部下には申し開きなど出来ないけれど、私だって本当に悔しかった……。
_/_/  あいつ、俺たちが造船の原寸に無知なのをこれ見よがしにCADより手書き、鉛筆の先を紙ヤスリで削りやがって……。)
_/_/
_/_/
_/_/ これを今様に言うと『あれれ^^;の黒歴史!』という話に成ってしまうのでしょうが、
_/_/ そんなこんなで『形鋼の原寸』には苦手意識を持つ私が、この一ヶ月間、溝形鋼と山形鋼だけの原寸作業を行っていたのです。
_/_/ (ようやく昨日『形鋼全量』分の納品を終えたところなのです。)
_/_/
_/_/
_/_/ ちなみに当初の見積では300Hは下らないと思われた形鋼の作業工数は200H越えで済んだようですが、
_/_/ これは色々と好い条件が重なった結果です。
_/_/
_/_/ その中でも一番の好条件が、今回の客先の原寸担当様は、客先でも一番原寸について詳しい担当さんだったこと。
_/_/ この方は、かつてNHKの『会社紹介』みたいな番組にも出演された人なので、社内での評価も段違い。
_/_/ 惜しむらくは私より7つばかり歳上の人なので、週に3日ほどしか出勤して頂けないこと。
_/_/
_/_/ 私もその辺りの事情は理解しているので、出勤日に合せて検討用の資料を作成したり重要事項を決めたりで、
_/_/ それなりに工夫はしたのですが、図面質疑や原寸仕様の助言願いに対する回答の早さはピカ1です。
_/_/
_/_/ ……というのか、こういう未知の構造物に対するリスク管理?でしょうかねぇ。
_/_/ 私などは普通に橋梁の対傾構とか横構に使用する形鋼のイメージで加工図を作成するのですが、
_/_/ このレベルの担当様に成ると、形鋼を加工する作業者が勘違いを起こしそうな表現を嫌います。
_/_/ (逆に『くど過ぎる表現』も、作業者が読まなくなる恐れが有るので嫌います。)
_/_/
_/_/ 簡潔で、かつ的確な表現を考えるって案外難しいンですよねぇ。
_/_/ 今回は形鋼に開先を付加する仕様だったこともあり、本当に困ったのですが、
_/_/ 皆さまは、溝形鋼のウェブとフランジの切り口に『開先を取る』のがどれだけ難しいことなのか、想像出来ますか?
_/_/ (形鋼は内面側のコーナーに『コーナーR』が有りますし、フランジ厚は根元と先端で異なります。)
_/_/ 尚かつ、今回その切り口は、フランジ面に45°の角度を持つ切り口です。
_/_/ (溝形鋼をノコで切った時点で、ウェブには45°の開先を取ったことに成ります。)
_/_/
_/_/ 『そんなモノ、図面を見れば指示されているでしょう?図面通りに作れば良い!』
_/_/ なんて理想論など通用しないのが、この世界。
_/_/ 私はどうしても図面の開先指示が理解出来なかったので、それを3次元でモデリングしてみたのですが、
_/_/ その図面に指示されていた開先の仕様は『ビルトCH』なら可能な仕様、
_/_/ (ウェブとフランジを別々に切り出して、各々に開先を付加してCH状に組み立てれば成り立つ指示)
_/_/ だったのです。
_/_/
_/_/ さすがに慌てて図面質疑を行って返って来た回答が、
_/_/ 『この開先仕様と同等の仕様であれば、開先の仕様を変更しても良い!』
_/_/
_/_/ 今回の案件の担当さんが、そのピカ1の担当さん以外だったら、この時点で私は白旗を挙げたかも知れません。
_/_/ そもそも『この開先の指示がおかしい!』という私の具申を即座に理解してくれたのが、その担当様です。
_/_/ (普通は頭をヒネるはずなのに、ノータイムで『本当じゃねぇ。』って相槌を打ってくれたのです。)
_/_/ 何が優秀かって、その担当様の頭の中には溝形鋼の立体形状が即座に浮かぶようなのです。
_/_/ (私などは断面形状を思い浮かべるのが精一杯なのに……。)
_/_/
_/_/
_/_/ そんなこんな、最大の問題さえ把握してしまえば、後は対応策を考えるだけ。
_/_/ ここからは係長も社内の他部門へ呼び掛けて、設計への『工場要望』を作成し、開先の仕様を決めて頂いたのですが、
_/_/ 当初図(原設計?)の通りだと、かなりの枚数になるはずだった加工図が、3分の2程度の枚数に成ったは大きかった。
_/_/ (当初図では形鋼の形状は対称でも、両端の開先仕様は変える必要が有ったのですが、開先も対称でOKに成ったのです。)
_/_/
_/_/ 勿論それでも圧倒的な『物量』の前には青色吐息。
_/_/ 客先では形鋼の加工図とて『R/Lの指示は禁止』に成っているので、どうしても加工図の枚数は増えてしまいます。
_/_/ (RLは禁止でも『振り回し』はOKなので、方向の指示方法についても担当様から助言を頂きました。)
_/_/
_/_/ 『形鋼を加工した形を頭の中にイメージして、更にそれを振り回す。』
_/_/ なんてことが、何故、私に出来たのか?
_/_/ それがなんとなく出来たこと自体『恐怖』なのですが、
_/_/ (そんな時って、絶対に勘違いとか起こすじゃないですか。)
_/_/ 担当様が納品後にチェックしてくれたのも、本当に有難かったです。
_/_/
_/_/
_/_/ 今日からは残った『鋼板』の原寸という話なのですが、これがまた凄い量……。
_/_/
_/_/ 会社の創立記念日までに終わるとは思えないけれど、結婚記念日までには終わらせたいですねぇ。
_/_/ その頃になれば、もう少し暖かく成っているのでしょうかねぇ。
_/_/
_/_/
_/_/
_/_/
_/_/ ちなみに皆さまの職場では、原寸資料に於ける『RL(対称)』の概念は残して居られるのでしょうか?
_/_/ 昔は……と言っても30年前もなら『RLの概念も分からない奴は、原寸なんてする資格無し!』とまで言われたものですが、
_/_/ いつの頃からか『RLの原寸資料を作るのはヤメてくれ!』に成っちゃいましたねぇ……。
_/_/ (理由は『言わずもがな……。』なのでしょうが、そういう風潮なのでしょうかねぇ……。)
_/_/
_/_/ 先般は国産ジェット旅客機の開発が中止になったとか、海上自衛隊だったか保安庁だったかの船が座礁したとか、
_/_/ どう考えても『人的な技量不足』と思われる事案も相次いでいるようですが、
_/_/ その警鐘を『朝ドラ』にまで担わせているのが『技術立国ニッポン!』なのでしょうかねぇ……。
_/_/
_/_/ こんな状況で『半導体立国ニッポン復活!』とか、『防衛費倍増!専守防衛ニッポン!』とか実現出来るのでしょうか?
_/_/
_/_/ コロナの影響は有ったにしても、下がり続ける出生率とか……、やはりどこかで国策は、誤ったのでしょうね。
_/_/
_/_/
_/_/ 歴史とは繰り返すモノだと言われているので、現在は80年代のシティーポップとかアンティークとか流行っているそうですが、
_/_/ (勿論、私は松原みきさんの『真夜中のドア』とかリアルで聴いていたし、アンティークなコンポも持っているけれど……。)
_/_/ NHKのドキュメンタリー番組『映像の世紀』で見るような歴史だけは繰り返して欲しくないですね。
_/_/
_/_/ 長くても後30年とは持たない『寿命』の、あれれ^^;が心配するのも滑稽ですが、
_/_/ せめて子供たちや孫たちには『じゃぱゆきさん』の意味など、知らなくて良い人生を送って欲しいものです。
_/_/
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_/_/ 何度も延長され続けていた『マイナンバー・カードの登録特典』も2月末で終わってしまいましたね。
_/_/ 『この忙しい折にマイナの登録手続きなんて有り得ない。』
_/_/ 気が付けば、私自身が『非国民!』って言われても不思議では無い状況に追い込まれていたのは驚きです。
_/_/ (なかなか『機を見て敏!』とは、いかないものですね^^;。)
_/_/
_/_/
_/_/ 2月の中旬には弊社の決算資料の作成をお願いしている会計事務所さんも来訪されて、前期の決算は確定したのですが、
_/_/ いわく『これでようやく会社設立時に近い、数字に成りました。』
_/_/
_/_/ その辺りの分析力には乏しいので『法人税は増えたのに、利益の蓄積は出来ないの?』って思ってしまうのですが、
_/_/ 来期(今期?)はインボイスの導入は有るものの、給与の額くらいは増やしてみても良いのでは?というご助言。
_/_/ (元々がタバコを吸っていた時代に下げた給与なので、1万円でも2万円でも上げれば、生活は楽に成るのですが……。)
_/_/
_/_/
_/_/ 先日、国会の中継番組で、
_/_/ 『インボイス制度の導入には数年間の経過措置が適用されるそうですが、それは今回の導入に瑕疵が有ると認めた措置ですね?』
_/_/ その質問に、ちょっとだけ『はっ?』とさせられました。
_/_/
_/_/ 正直なところ私は会計事務所さんに丸投げで、今更、残り6年程の会社経営のことなんてどうでも良いのですが、
_/_/ 経過措置って、そういう考え方も有るんだなぁ……って思ったら、ちょっとだけ憤りを感じたのです。
_/_/
_/_/
_/_/ そんなこんなで考えてみると、前々総理って、褒められないこともやったけど、歯切れだけは良かったなぁ……とか思います。
_/_/ (今の総理大臣って、褒められないことはやらないけれど、何もやれない、お公家様)
_/_/
_/_/ まぁ、総理大臣とか『権力の頂点!』に立とうと思う方々が、世間からの批判に無縁で居られるはずは無し。
_/_/ この程度の苦言はご寛容頂きたいものですが、
_/_/ 『検討中』
_/_/ その答弁は、いい加減にヤメて欲しいですね。^^;
_/_/ (あなた方が『検討中』だと言って居る間に、状況は悪くなる一方なので……。)
_/_/
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_/_/
_/_/
_/_/
_/_/ まぁ、そんな総理と政府だとしても、選んだのは私たち日本国民です。
_/_/ 他に取って変わるほどの政党が有るじゃなし、今さら感も拭えないですよねぇ……。
_/_/
_/_/ 『しっかりして欲しい!』
_/_/ としか言いようも無いのですが、最低限、ソビエトのスターリン統治下のような状況にはして欲しくない。
_/_/
_/_/ 国の最高権力者が狂人化していても『交代』の制度が無い社会って、ここまで残酷になってしまうのか?
_/_/
_/_/ 『映像の世紀』という番組は、それ自体残酷な番組なのだけど、私には残酷さから目を背け続けることが正しいとも思えないのです。
_/_/
_/_/
_/_/ 間違いは、正すこと以外に解決策は無いと思うのだけれど、
_/_/ 間違いを認識出来ないのは、狂人かネコなのだと思う。
_/_/
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_/_/ 今日も一日を無事に過ごせた事だけに、感謝!です。
_/_/
_/_/ 精進を致しますので、皆様も日々の精進を心掛けましょう!!
_/_/




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<<あれれ…^^; 2023年2月のひとり言>>


_/_/ 例年、弊社での一月は、通常月の業務に決算報告書作成への準備も加わるため、それだけで結構、慌ただしいのですが、
_/_/ 今年は例年にも増して『あれっ?19円合わない。』とか『5月の領収書が見つからない!』とか、
_/_/ 『お前ねぇ…、どうやったらここまで沢山の問題を放置出来るわけ?』
_/_/ つい、弊社の経理の担当者には嫌味も言ってしまう訳ですが、それとて無給で手伝ってくれている妻のこと。
_/_/ 『じゃ、自分でやったらいいじゃん。』って返されると、この話は『ハイ終わり!』。
_/_/
_/_/ そんなこんなで週末の『一年で一番嫌な一日』も、暮れていく訳ですが、
_/_/ その翌週に成ってから間無しのこと、何気に妻の声色がガラ付いているのでは?
_/_/
_/_/ 果たしてその週の週末を前に『熱は無いのだけれど……。』って言う声は、明らかに体調の不良を示しています。
_/_/ 結果的に病院での検査結果は『ただの風邪』ということで、新型コロナという訳では無かったのですが、
_/_/ その週末も、あまり楽しい話題など有りません。
_/_/
_/_/ 妻は私より2歳ばかり若いのですが、やっぱり、この歳になると集中力も体力も落ちてしまうのでしょうかねぇ。
_/_/ 世が世なら、フルムーン旅行とか悠々自適な生活だって送れたものを……、とも思わなくは無いですが、
_/_/ 皆さまには『元気に働き続けられる日々』と『旅行三昧の日々』。
_/_/
_/_/ どちらを望まれますか?
_/_/
_/_/
_/_/ 兎にも角にも立春を迎えた2月最初の週末に、妻と私は働いているようです。
_/_/
_/_/
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_/_/
_/_/
_/_/
_/_/
_/_/ 最終的に弊社の『決算報告書』が完成するのは2月の第2週だと会計事務所からは連絡を受けているので、
_/_/ これは確定した話では無いのですが、2022年は、ここ数年下がり続けていた弊社の売上も、
_/_/ ようやく増加に転じたようです。
_/_/
_/_/ 勿論、まだ3年前の売上高にも届いては居ませんし、楽観できるような状況に無いことも明白ですが、
_/_/ 僅かな額とは言え『増加』したことは嬉しいです。
_/_/
_/_/
_/_/ まぁ、そんなものなのでしょうねぇ。
_/_/ 減れば減ったで『悔しい!』とは思いつつ、それを受け入れざるを得ないのは現実ですし、
_/_/ かと言って、画期的な売上増加のための対策なんて在る訳も無いのです。
_/_/
_/_/ さすがに20年もやっていると、朝ドラのような『V字回復』とかは至難の技だと知るわけですが、
_/_/ やっぱり人間関係っていうか、人とのつながりは大切だと思いますね。
_/_/
_/_/ そもそもが弊社だって、独立した当初には想定もしていなかった方々に支えて頂き、ここまで生き延びることが出来たのです。
_/_/ (逆に当初頼りにしていた関係先とのご縁は、発展しませんでしたけど……。)
_/_/
_/_/ こういう事って『運』なのかなぁ……とか思ってしまう訳ですが、だとしても、日々の精進を怠るわけにはいかない。
_/_/ だって折角巡ってきた『運』だって、『出来ません。』のひと言で、手放してしまうことは多いのです。
_/_/
_/_/
_/_/ 実際、私も何度か『運』は、つかみ損ねているのでしょうねぇ。
_/_/ つい先だっても、かつて何度かお仕事を手伝わせて頂いた方から電話を頂いて、
_/_/ 『どなたか原寸を行える方をご存じ無いですか?』みたいな相談は受けたのですが、私とて現在の操業度では対応出来ず。
_/_/
_/_/ ……と言うのか、もう少し若い頃なら、具体的な話くらいは聞きに行ったと思うのですが、
_/_/ なにしろ『しんどい!』っていう気持ちの方が先に立ってしまうンですねぇ……。
_/_/ (それも何気に決算準備でバタバタしているタイミングだったので、心が折れちゃった訳ですねぇ……。)
_/_/
_/_/
_/_/ 後に現在の客先以上に作業を依頼頂いた客先も、当初は『歩道橋、やってみませんか?』程度の話から始まって、
_/_/ 気が付けば沈埋函だの桟台だの、随分と長い期間お世話に成った訳ですが、如何せん、現在のような『取引量ゼロ』は想定外でした。
_/_/
_/_/ 昨年の11月にも大阪では当時の担当様と3年振りにお会い出来たのですが、巡り合わせとはそういうものなのか、
_/_/ これも『お互いの無事を喜び合うのが精一杯』……という状況だったンですねぇ。
_/_/
_/_/ そんなこんな、ある意味『凋落傾向もドン底』的な状況だったので、先に言った『売上増加』は、素直に嬉しいです。
_/_/ (2022年は事業復活支援金の支給も受けたので、多分『法人税』も税率分の支払いになるはずです。)
_/_/
_/_/ 出来れば2023年も、法人税くらいは『定額分』では無く『税率分』を納付出来るくらい、稼ぎたいですね。^^;
_/_/
_/_/
_/_/
_/_/
_/_/
_/_/ 先月(一月)は、年初こそ急ぎの原寸案件が有ったのでドタバタしたのですが、
_/_/ 10日も過ぎた頃からは、決算の準備も頭に浮かぶ程度の作業量。
_/_/
_/_/ 丁度この頃からだったでしょうか?この冬2度目の寒波が訪れたのは?
_/_/
_/_/ まぁ今日は『電気代』も高騰しているので、暖房など入れずに布団を被って生活したい気持ちも山々ですが、
_/_/ やるからにはコタツにエアコンで、作業に集中できる環境だけは維持しているつもり。
_/_/ (TVもつけっ放し……って、それは東京や大阪で大地震とか起こった時に『知らなかった。』って話も変だから。)
_/_/
_/_/ そんなこんな、それも少し緩やかな『週末の作業中』だったので、何気に調べてみようと思ったのが『割ピン』です。
_/_/
_/_/ CADで落橋防止構造の側面図を作画していて、極太のRBで作られたピンを固定するための鋼板の作画寸法が不足していたのです。
_/_/ (ピンを貫通させる孔を明けた鋼板を2枚作って、ピンを固定する構造。)
_/_/ 勿論、今どきの事……、図面とてDWGのCADデータくらいは有るわけで、この程度、
_/_/ 『図面に寸法の指示が無いのなら、CAD図を計測をすれば良いだけの話。』という訳で、ファイル・オープン。
_/_/
_/_/ ……って、何これ?色々と試行錯誤をした形跡は有るものの、結果的に『決められ無かった』的な形状。
_/_/ 普通ならこういう構造の鋼板は『対称形状』で良さそうなものなのに、異様なほどに不自然な非対称。
_/_/ 『何でこんな形にする必要が有ったのだろうか?』
_/_/
_/_/ これが平日のドタバタモードなら、ドキュワークス図面に『作画寸法不足』と朱記をして、客先へメールをして終わりですが、
_/_/ その時は『何で……?』って思ったンですねぇ……。
_/_/ そんな経緯も有って、その鋼板の形状内に描かれた『2重丸(◎)』に気付いたのかどうかは分からないのですが、
_/_/ 私は『これって、何でこんな所に孔が空いているンだろ?』みたいな、勘違いをしてしまったのです。
_/_/
_/_/
_/_/ いや実際のところ私には、どう見てもその鋼板の形状が『◎』を避けているような形をしているように見えたのです。
_/_/ 『でも、こんなところに孔なんて必要か?そもそもが孔なら孔径の指示くらいは有るはずだし、何で2重丸?』
_/_/ 図面の隅から隅まで凝視しながら見返す訳ですが、その姿って、知ってる人なら想像するだけで『大笑い(嘲笑)』でしょうね。
_/_/
_/_/ これはデザインデータブックをお持ちの方なら『連結』の『割ピン』を開いて頂けると『そういうこと。』ご納得頂けると思いますが、
_/_/ D.D.Bの割ピンの平面図では『D』と『a』の寸法で指示されている箇所……、2重丸のようにも見えますよね。^^;
_/_/ これを図面で図示する際は、完全な『◎』で作画するようなのです。
_/_/
_/_/
_/_/ 私はこれでも30年近く『橋梁』の原寸に携わって来ましたし、5年近く積算用の資料作成にも携わっていたので、
_/_/ これまでに見て来た『橋梁図面』の数だけなら、並みの原寸担当者さんより多いはずです。
_/_/ それでもこのチェーンで連結するタイプの落橋防止構造に『割ピン』が使われていることは知らなかったのです。
_/_/
_/_/ ……と言うのか、見慣れているはずの図面でも『ピン詳細』とか『チェーン詳細』とかの図って、
_/_/ 鋼板加工用の原寸資料を作成する作業者は、あまり見ていないのかも知れませんねぇ。
_/_/ (勿論、皆さんや客先の兄貴から言わせれば『そんなン知らんのは、お前だけじゃ!』なのでしょうが……。)
_/_/ 鋼板に割ピンを貫通させたりチェーンを溶接する構造って見掛けないですものねぇ。
_/_/
_/_/ ちなみに『割ピンはピンの両端に貫通させて固定するのだから、ピン自体のズレ落ちを防ぐ。』のだろうか?と思ったのですが、
_/_/ 『じゃあ、一緒に計上されている複数のナットとワッシャーって何?』正直なところパニック!
_/_/ 私には『アンカーボルトにはナットとワッシャー』の先入観が有ったためか、
_/_/ ピンと割ピン、ナットとワッシャー、それにチェーンを組み合わせる構造が、頭に浮かばなかったのです。
_/_/
_/_/
_/_/ そんなこんな結果的に『ピンを貫通させて固定する鋼板』に孔は明いていない事だけは分かったので、
_/_/ 客先への質疑書には『割ピンの取付位置が鋼板の外形に関連することは無いですよね?』冗談半分のように書き添えたのですが、
_/_/ その問いに対する設計担当様からの回答には、少し泣かされました。
_/_/
_/_/ 確かに鋼板の外形と割ピンに直接の関係は無いらしいのですが、チェーンって設置時の状態(たるんだ状態)で作画されています。
_/_/ でも実際には落防って、作用時(チェーンが伸びきった状態)に役立たないと意味ないですよね。
_/_/ チェーンが伸びきったその瞬間、それが何かと干渉をして、落防自体が壊れる(又はチェーンが切れる)という事態は、想定出来ます。
_/_/ そこまで考えるとピンを固定するための2枚の鋼板の形は、それ自体の溶接の補強に用いる鋼板の仕様まで考えなきゃ……ですよね。^^;
_/_/
_/_/ その図面のCADデータに試行錯誤の形跡が残っていたのは、そこまで考えて設計を行ったから……、と言いたかったのかも知れませんが、
_/_/ 結果的にピンを固定する鋼板は『左右対称』の形に落ち着いたので、それ以上の事情については聞いていません。
_/_/ でも、チェーンのもう片方(下部工側)の落防とは、かなり異なった形状に成った理由の説明としては、充分なコメントでした。
_/_/
_/_/
_/_/ 橋梁って、それ自体が動くことは想定されて居ないので、改めてこのように説明されると『そうなんだ!』って事、有りますよね。
_/_/
_/_/ 私も以前は金型とかに携わっていた時『プレス金型の図面』を見て違和感を覚えたのですが、あれもやはりそんな感じなのです。
_/_/ 金型はプレス機の上下に取付けた『上型』と『下型』の間に鉄板を挟み込んで鉄板を成形する訳ですが、その上型と下型は別図で表現するのです。
_/_/ なので上型と下型を連結しているバネ(スプリング)は伸びた状態で描かれています。
_/_/
_/_/ でも実際に金型が壊れるとしたら、それは組み合わさってバネが縮んだ状態ですよね。
_/_/ それなのに、その組み合わさった状態を的確に表現する手段が『断面図』で表現することくらいしか無いのです。
_/_/ (……と言いつつ、組み合わさった状態で金型が壊れるどうか?くらいのことなら、バネを取り外して組み合わせてみれば分かることですが……。)
_/_/
_/_/ 人間って、そこへ描かれている絵を見ると『直感』でその構造を思い浮かべてしまうのか、勘違いや思い込みを起こし易い生き物です。
_/_/ 直感が冴えていれば『見えないことまで見える!』ことも有るようですが、私のような文系人間は『見えない物は見えない……。』のです。
_/_/
_/_/ 『正直に言って、この図で金型の形なんて頭には浮かびません。』って訴えた私に、当時の係長は、
_/_/ 『これは図面じゃ!最初から誰にでも分かるようには描かれてない!』そのように叱咤してくれたことが、私の原点なのでしょうね。
_/_/
_/_/ その後、この歳に成ってから私が思うのは、案外図面って、素直な気持ちで設計者の意図を探ると、理解出来ることは有るみたい。
_/_/ 例えば橋も道路の一部だと考えると、直感的には『平面図』が分かり易いはずなのですが、何気に橋を説明する際に描く絵は『側面図』ですよね。
_/_/ それなのに何故かこの図面には断面図が多用されている?と感じたら『何で断面図を多用したのだろう?』と設計者の意図を探るのです。
_/_/ 案外そんな時にこそ、自分自身の勘違いや思い込みには気付けるもので『えっ!そうなんだ!』と気付けるだけで、幸せには成れるというものです。
_/_/
_/_/
_/_/
_/_/ ちなみに先ほどの落橋防止装置ですが、勿論、橋軸方向へチェーンが伸びきった状態の図を描けば、周辺との干渉状況を把握することは出来るでしょう。
_/_/ しかし果たして本当の地震の振れの方向は、橋軸方向と一致するのでしょうか?
_/_/ (地震による断層が橋軸の直角方向だったら、チェーンの伸びる方向も橋軸直角側の方向に成りますよね?)
_/_/ 先ほどの図面のCADデータにも、それを考察したような形跡は無いのですが、これを考察不足?と疑うのは、早計だと思います。
_/_/
_/_/
_/_/ 勿論、地震の振動は前後左右、鉛直、水平、縦横無尽に伝わるはずです。
_/_/ なので地震という天災による被害は、結果的に『ゼロ』には成らないと考えられます。
_/_/ (震度1の地震でも、慌てて転倒でもすれば怪我は防げません。)
_/_/ このような前提で考えた場合、橋梁で言う『落橋防止構造』の役割とは、一体全体、何なのか?
_/_/
_/_/ 今から30年近く前に起こった阪神大震災では、多くの橋梁構造物が被害を受けました。
_/_/ その中でも一番ショッキングだったのは、高架橋が橋脚諸共、横倒しに成ってしまった映像でした。
_/_/ (あんな状況って、あの時、あの高架橋を通過していた車は全滅だったに違いありません。)
_/_/
_/_/ ことの初め『落橋防止』の重要性が叫ばれ始めたのは、正にこの時からなのです。
_/_/
_/_/ 勿論その後、高架橋の橋脚は鉄板を巻き付けたりコンクリート厚を高めたりと一定の対策が講じられました。
_/_/ なので現在、この日本の国中に在る高架橋の橋脚は、最悪でも『地震による倒壊……だけ』は、起こらない構造に成っているはずです。
_/_/ (いくら橋の強度を高めても、橋脚が倒壊すれば何の意味も無いはずなので、橋脚の構造強化は最優先事項だったはずです。)
_/_/
_/_/ しかし従来から採用されている高架橋の構造には、もう一つ、大きな弱点が有ったのです。
_/_/ それこそが、橋が橋脚から外れて落ちてしまう『落・橋(橋が橋脚から落ちる)』なのです。
_/_/ (知らない人は知らないのでしょうが、単純に言うと、一般的な『橋』は橋脚の上に『乗っかっているだけ!』だったのです。)
_/_/
_/_/
_/_/ この数十年間で『橋脚』は、壊れない構造へと進化を遂げました。
_/_/ じゃあ、その橋脚から『橋』を落とさないためにはどうするか?
_/_/ その答えが『橋脚に橋自体を括りつける!』じゃないけれど、チェーンやケーブルで、橋脚と橋をつないだのです。
_/_/
_/_/ 『その程度のことで、本当に橋は橋脚から落ちないの?』という疑問には、充分に答えられるだけの検証も行っているはずです。
_/_/ (そもそもが地面が動けば橋脚も橋も一緒に動くので、チェーンやケーブルでも衝撃を吸収出来るのかも知れませんね。)
_/_/
_/_/ ……と、ここで先ほどの『じゃあ、橋軸直角方向の揺れは、どうなるの?』ですが、確かに橋の横ズレを防ぐには何らかの対策は必要でしょう。
_/_/ しかしここで冷静に考えなきゃいけないのは、
_/_/
_/_/ 『橋が橋軸の直角方向へ横ズレをして、本当に橋は橋脚から落ちるのだろうか?』
_/_/ という現実論です。
_/_/
_/_/ 確かに橋が橋脚から橋軸方向にズレて落ちるとしたら、そのズレは1M程度でも落ちると思いますが、
_/_/ (橋脚って、橋軸方向への幅の設定が、異様なほどに短いので不安なのですが、仮にチェーンが切れても橋脚に乗っかった状態で止まればOK。)
_/_/ 仮にこれが横ズレで落ちるとしたら、道幅の半分以上がズレた場合だと思うので、数M単位の余裕は有りそうです。
_/_/
_/_/
_/_/ 勿論、数十センチでも橋脚と橋の継ぎ目に段差が出来れば、絶対に事故へはつながります。
_/_/ それは分かっていても、現在の土木技術をもってして、その数十センチの段差で起こる事故は防げない。
_/_/ (MAXな対応策を講じても、MINな事故は防げない。それが現実と言うもので、提供者と利用者の『暗黙の了解』なのかも知れません。)
_/_/ だけど『落橋防止構造』という補強を行えば、計算上、高架橋を通行していた車が『全滅』という最悪の事態を防ぐことは出来るのです。
_/_/
_/_/
_/_/
_/_/ 私は橋梁の構造設計の専門家などでは無いので、正直なところ、この考え方が正しいのかどうかは知りません。
_/_/
_/_/ しかし数年前のことですが、台風の強風で流された大型船舶が、掛かっていた橋と衝突しましたよね?
_/_/ (関空の連絡橋だったと思うのですが、違っていたらごめんなさい。)
_/_/
_/_/ あのとき、確かに橋は損傷しましたが、あの横からの衝撃で橋が橋脚から落下したでしょうか?
_/_/
_/_/ そんなこんな、私は『橋って案外、横からの衝撃には強いのでは?』とも思っている訳ですが、
_/_/ 『橋を橋脚から落とさない!』と言う考え方が、どれだけ大切な概念なのか?くらいは、皆さまと共に共有したいです。
_/_/
_/_/
_/_/ 私でなくとも『あの阪神大震災の時の光景は2度と見たくない!』という気持ちは、橋梁へ携わる者全員が共有すべき命題です。
_/_/ 少なくとも『割ピン』一つとて『用途は知らずに購入した。』とか言う話は、聞きたくも無いですね。^^;
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_/_/
_/_/ 一月中旬からの寒波では、私の住む家でも『水道管の凍結』に見舞われました。
_/_/ もっともこれもちょっとだけ変な話なのですが、朝方6時頃にトイレへ行った際、手洗いの水道水は出ていたのです。
_/_/ しかし朝食を取った8時頃、トイレの水道水は出なく成っていたのです。
_/_/
_/_/ 『まぁ、寒かったし、そんなことも有るよねぇ……。』
_/_/ 再びトイレを使ったお昼前に気付いたのは、簡易水洗の配管部の付根から落ちる、水滴でした。
_/_/
_/_/ 『えっ!これってマズイんちゃうか?確かこの止水栓って形だけで、締められない構造だったよね。』
_/_/ 取り敢えず根元のナットをスパナで締めようとしてみるのですが、配管自体が動くだけでナットは締まらない。
_/_/
_/_/ 『こういう時ってマズは冷静に……って言うよね?そうか、ダメ元でも御近所の先輩に聞いてみよう!』
_/_/ 早速、電話してみる訳ですが『止水栓?何それ?悪いのだが、分からんナ〜〜。』
_/_/ とは言いつつ、2、3分に一滴程度の漏れ量だと説明すると、
_/_/ 『パテでも、いんじゃね?』みたいな、ご助言。
_/_/
_/_/ これはタマタマその水漏れ箇所が錆て居なかった幸運もあってのことだと思うのですが、その日はそれで応急処置完了。
_/_/ その小一時間後に様子を見に来た先輩も、
_/_/ 『良かったの〜〜、酷い水漏れじゃ無くて。何れにしても完全に修理はせ〜よ。』との助言を頂いたのですが、
_/_/ その翌日、今朝は昨日ほど寒く無かったなぁ〜〜とか思いつつ、トイレで座っていると、ポタリ、ポタリ。
_/_/ 昨日の比ではない程のピッチで水漏れの音がするのです。
_/_/
_/_/
_/_/ 『えっ!これって……。』
_/_/ 慌てて昨日パテを処した箇所を触ってみるも、水漏れなし。
_/_/ 『おかしいなぁ、確かに水漏れの音はするのだけれど……。』
_/_/ 半ば錯覚(錯聴)なのかと思いつつ、手洗いの水道の蛇口を見てみると、ポタリ、ポタリ。
_/_/ なんと、手洗いの蛇口付近から簡易水洗の配管へと分岐する箇所から水漏れを起こしていたのです。
_/_/
_/_/ 『これって、やっぱりナット構造だよね……。』
_/_/ ナットって、締めすぎるとバカになって締まらなく成るので、意を決した覚悟でスパナで締め直す訳ですが、
_/_/ 止まらない、もう少し、止まらない、もう少し……3度も繰り返している内に、ようやく『ジワリ』程度の水漏れへと改善。
_/_/
_/_/ たまたま別件でラインメッセージが届いていた先輩には『もうダメぽ!』と返信をしたのですが、
_/_/ ありがたいことに、先輩はその後、その日も様子を見て来てくれました!
_/_/ (結果的に現在は『止水テープ』を巻き付けて、様子見の状況。)
_/_/
_/_/
_/_/ まぁもう本当、生きていくという事は四苦八苦の典型ですが、それでも生きていることには使命感なりと有るのかも?
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_/_/ 腐っても出来ることが有るのなら、全うしたいものですね。^^;
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_/_/
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_/_/ 今日も一日を無事に過ごせた事だけに、感謝!です。
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_/_/ 精進を致しますので、皆様も日々の精進を心掛けましょう!!
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<<あれれ…^^; 2023年1月のひとり言>>


_/_/ この冬は12月の中旬には『クリスマス寒波』がやって来て、晩秋の余韻には浸る間も無く、
_/_/ 防寒対策に奔走することに成ってしまいましたが、
_/_/ 『冬って、こんなに寒かったっけ?』
_/_/ 改めてそんなことを思うくらいに、この冬は寒いですねぇ。
_/_/
_/_/ 温暖と言われるここ尾道でも曇り空の日は続いたように思いますし、北国では大雪の被害も続発したやに聞いています。
_/_/ 加えて戦時下のウクライナでは極寒下で停電状態とか、暗く重苦しい話が体感温度まで下げているのでしょうか?
_/_/
_/_/ 第3次世界大戦は、もう起こらない。
_/_/ あんなにも悲惨な大戦を経験した人類が、同じ過ちを犯すはずが無い。
_/_/ でも仮にも3度目の大戦が起こったら、それは世界滅亡の時。
_/_/
_/_/ 私たち昭和世代はそのように教育を受けて来たのですが、
_/_/ それは大戦から敗戦の経験を学んだこの国の『ひとり言』だったのでしょうかねぇ。
_/_/
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_/_/ まぁ日本の国内でも『教育』に関しての賛否はある訳で、一概に『何が正しいのか?』を知る術とて無いのは確かですが、
_/_/
_/_/ 『世の中には、多種多様の価値観が有る。』
_/_/
_/_/ 人として、それだけは知っておくべきなのでしょうね。^^;
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_/_/ ……と、世界平和を訴えるのが私の『ガラ』だとも思えないので、今年もいつものように、
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 明けましておめでとうございます。

 今年、2023年も宜しくお願いします!^^;



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_/_/ サッカーのワールドカップはメッシ悲願のアルゼンチン優勝で幕を閉じたようですが、
_/_/ 私にとって一番印象に残ったのは、準優勝国フランスのエムバペの活躍です。
_/_/
_/_/ ワールドカップの決勝戦でハットトリックを決めた選手なんて記憶に無いし、
_/_/ PK戦でのゴールを含めると、あの一戦では4本のゴールを決めた訳です。
_/_/
_/_/ ちなみにサッカーで『ストライカー』と呼ばれた人たちには、
_/_/ 昨年末に他界された王様ペレを始めとして、ケンペスだったりベッケンバウワーだったりマラドーナだったり、
_/_/ 数えれば枚挙に暇はないですが、このエムバペような『剛直ストライカー』って、あまり記憶に無いのです。
_/_/ (唯一、似た感じのストライカーと言えば、日韓ワールドカップ優勝国ブラジルのロナウドかな?)
_/_/
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_/_/ ……と、断わっておきますが、私はアスリートには程遠い『青白人間』なので、
_/_/ 私の価値観がスポーツマンと呼ばれる方々に不快感を覚えさせてしまうのは不本意です。
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_/_/ 『私は4年に一度のワールドカップ時に現れる、にわかサッカーファン!』
_/_/ なので、アスリートの方々には『素人にはそんな風にも見えるのか?』くらいに思って頂けたら幸いです。
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_/_/ カタール大会で、一番私の心を打ったのは、彼(エムバペ)が決勝戦で決めた、3本のPKゴールです。
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_/_/ ……と、そもそもがPKって言うのは、ゴールの手前16.5M×40.32Mのペナルティエリア内で起こった
_/_/ 『反則』に対して課される『罰則』ですし、その反則は必ずしも『キーパー』自身が犯したものとは限りません。
_/_/ それなのにキーパーは、相手チームが任意に指名する『最強ストライカー』と一対一でゴール前でのシュート対戦を強要されるのです。
_/_/ (……と言うのか、引き分けで勝者を決するPK戦とか、キーパーは何も悪く無いのに、決着がつくまで何度もシュート対戦を強要されるのです。)
_/_/
_/_/ PKは『その反則が無ければ、相手が一点を取っていても不思議では無い!』という場面での反則に課されるため、
_/_/ 誰が見ても『キッカーの方が優位に見えるシチュエーション』で行われるのは仕方無いのですが、キーパーは正直『まな板の上の魚』です。
_/_/ (目前11Mの地点へ無防備に晒されたボールを、相手の最強ストライカーが全力でシュートとか……、私なら開始のホイッスルと共に逃げ出します。)
_/_/
_/_/ サッカーのゴールって、ゴールポスト間の幅が7.32M、クロスバーまでの高さも2.44Mある訳で、
_/_/ キッカーが左上か右上の角へボールを蹴り込めば、成功率はほぼ100%と言われています。
_/_/
_/_/ 誰が見ても『キッカー優位!』の条件下での行われるPKですが、果たして本当に優位なのはキッカーなのでしょうか?
_/_/
_/_/
_/_/
_/_/ ちなみに初のベスト8入りを目指した日本がクロアチアに敗れたのが『PK戦』。
_/_/ 結果的にスコアは1対1でしたがPK戦での成績は1対3で、呆気ないほどの完敗でした。
_/_/ 決勝戦もスコアは3対3でしたが、PK戦は4対2……、規定の5人目が蹴る前に決着は付いたのです。
_/_/
_/_/ このような結果を見るまでも無く『キッカーとキーパーが一対一で対決すれば、有利なのはキッカー!』という説には、
_/_/ 普通ならば……と言う但し書きが必要な訳で、実際、PKの成功率は7割程度なのだそうです。
_/_/
_/_/ キッカーにとっては絶対的優位に見えるPKも、10回の内3回は失敗する?
_/_/ それを不思議だと思うのは、考え過ぎですかねぇ?
_/_/
_/_/
_/_/ 私がそれを不思議だと思ったことには伏線が有って、それは昨年のサッカー天皇杯の決勝戦。
_/_/ 試合自体はJ1のサンフレッチェがJ2のヴァンフォーレを押していたと思うのですが、この試合もポイントはPK。
_/_/ 延長後半の何分だったか、このPKを決めればサンフレッチェの勝ちはほぼ確定という場面でキーパーが阻止!
_/_/
_/_/ 『あっ、これってサンフレッチェにとってはマズイ展開』と思ったまま、PK戦。
_/_/ 結果は5対4でヴァンフォーレの勝利に成ってしまったのです。
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_/_/
_/_/ 引き分けには出来ない試合で勝者を選ぶには『コイン・トス』や『ジャンケン』という方法も有りますが、
_/_/ サッカーでは通常90分の試合を戦った上で、30分の延長戦でも引き分けなら、PK戦という方法で勝者を決めます。
_/_/ 如何なワールドカップ級の選手とは言え、この120分間をフル出場すると疲労は困憊。
_/_/
_/_/ 勿論、彼らは『疲れた!』などという表情を見せませんが、内心は立っていることさえ苦痛なほどに疲れているのです。
_/_/ (試合の最中に脚がつって倒れている選手など、ワールドカップでも頻繁に見掛けます。)
_/_/ そこまでの状態に至ると、そもそもが『ボールを蹴る』という基本的な行動さえも正確には出来なく成るらしい。
_/_/
_/_/ 結果的に如何なゴールの手前11Mからのフリーキックと言えど、ボールをゴールポストの内側へ蹴り込むのは簡単じゃ無いらしい。
_/_/ (私たち素人は、主人公のストライカーが一人、夕暮れ迫るグラウンドで黙々とシュート練習をする姿が浮かぶので、
_/_/  それは違う!と思いたいですが、如何な彼らとて、やはり人間なのです。)
_/_/ 増してや対戦相手のキーパーとて、ただ者では無いほどに優秀な人間なわけですから……。
_/_/
_/_/
_/_/ 昔(1994年)、イタリアのワールドカップ代表にはロベルト・バッジョという選手が居て、
_/_/ やはりブラジルとの決勝戦で延長後、雌雄を決めるPK戦でのシュートを外したのです。
_/_/ その時の場面は今でも私の目に焼き付いているのですが、見た目には普通に蹴ったボールに、押えは効いていませんでした。
_/_/
_/_/ クロスバーの上を通過したボールの軌道を追ったまま動けなく成ったバッジョ。
_/_/ 選りにも選ってバッジョが蹴ったのはPK戦2対3の5人目で、このPKを外すと敗ける場面でした。
_/_/ 勝利に喜ぶブラジルの選手では無く、腰に手を宛てうなだれるバッジョの背中が数秒間TVで流され続けたシーンには、
_/_/ にわかサッカーファンの私でさえ泣かされました。
_/_/
_/_/ でも、これこそが120分間を戦い抜いたストライカー(バッジョはファンタジスタと評されることもあるようですが)の真の姿!
_/_/ うなだれているようには見えても、その背中からは『やり切った!』と語りかけてくる『誇り』を感じたのです。
_/_/
_/_/
_/_/ ……と脱線に脱線を重ねて、エムバペの話はバッジョの話にまで流されてしまいましたが、
_/_/ そのPKを外したバッジョの名言とされているのが、
_/_/
_/_/ 「PKを外すことができるのは、PKを蹴る勇気を持った者だけだ。」という言葉。
_/_/
_/_/
_/_/ それだけの勇気が必要なPKでのシュートをエムバペは、あのワールドカップの決勝戦で3度も蹴って3度とも成功!
_/_/ ……って、見ていた人は気付いたと思うのですが、3度ともゴールの左下を狙ってのシュートでしたよね?
_/_/ アルゼンチンのキーパーとて伊達にワールドカップの代表に成った選手じゃ無い訳で、
_/_/ 1本目と3本目はコースを読んで右へと飛んだのですが、蹴られたボールの勢いに負けて、ゴールインを防げなかった。
_/_/
_/_/ それって、仮にシュートのコースを読まれても、キーパーには防ぎようの無いシュートが有ることを私に教えてくれたのです。
_/_/ (バッジョはファンタジスタの異名通り完璧な『左上』を狙ったように思うのですが、それとは違う完璧なシュート。)
_/_/
_/_/ 『PKでのシュートは、ボール共々キーパーをも、ゴールネットへ叩きこめば良い!』
_/_/
_/_/ こういう考え方や姿勢こそが、論者の言う正論とは違う『真実』ですよね。^^;
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_/_/
_/_/ そんなのは理想論で、それだけの球威のボール蹴ることなんて、人間には出来ない!
_/_/ そのような『もっとも論』を言うのが、私にとっては好きに成れない評論家な訳ですが、
_/_/ 実際には野球でも、かつては有り得ないと思われていた160キロ台の速球とか、今は案外、目にします。
_/_/ (かつての江川ほどの『伸びのあるストレート』は、まだ、あまり見掛けませんが……。)
_/_/
_/_/ これはアニメ・メジャーで主人公がメジャーを目指して渡米した先で解雇された際の会話。
_/_/
_/_/ サンチェス「俺とのイザコザの後マイナー落ちしてすぐ、おまえは変化球を練習したらしいな。」
_/_/ 吾郎「ああっ!?だから何だよ!?」
_/_/ サンチェス「俺のピッチングを見てそう思ったんだろうがなめんじゃねえ。
_/_/       俺がおまえの年と同じくらいのときにあの投球ができたとでも思ってるのか?
_/_/       俺は10年以上もかかって今の技術を身につけたんだ。
_/_/       いや、もっと言えば衰えと共にその技術を身につける他なかった。まっすぐだけで勝負できた若い頃と違ってな。
_/_/       おまえはまだ若い。
_/_/       年寄りのマネごとなんかせず、もっとまっすぐにこだわれ!」
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_/_/
_/_/
_/_/ ワールドカップで悲願の優勝を勝ち取ったメッシは35歳。
_/_/ ワールドカップ連覇を狙って準優勝に甘んじたエムバペは、まだ24歳。
_/_/ それでも優勝を逃して泣く姿は、誇りに満ちたあの日のバッジョそのものでした。
_/_/
_/_/
_/_/ 次の2026年ワールドカップはカナダ・メキシコ・アメリカの共同開催に成ったそうで、
_/_/ メキシコと言えば1986年のメキシコ大会はマラドーナの為の大会だったと言われています。
_/_/ でも実は、あの大会の黄金カードは、フランス対ブラジルの準決勝でした。
_/_/
_/_/ フランスにはプラティニが居て、ブラジルにはソクラテスやジーコが居て、実はあの試合もPKがポイントで……、
_/_/ って、そこまで言うと、にわかサッカーファンもサッカーおたくに成ってしまう?
_/_/
_/_/
_/_/ ちなみに先のワールドカップでのキーパーの『セーブ率』は向上していたらしく、
_/_/ PKの成功率は6割程度だった……という話も有るようです。
_/_/ (一説によると『ここでPKを外すと敗ける』という場面でのPK成功率は4割程度?これってキーパーの方が有利じゃネ?)
_/_/
_/_/
_/_/ 例え『ジャンケン』とて、強い人は強いわけで、実際、昭和の時代に人気だった『アメリカ横断ウルトラクイズ』の常勝者たちは、
_/_/ なぜか成田でのジャンケンで敗退をしなかった。
_/_/ これを放送局のやらせと見るのか、そこに科学の目を向けるのか?
_/_/
_/_/ 私にサッカーのルール(オフサイド)を教えてくれた友人は、大学でもサッカー部のキャプテンを務めていた人です。
_/_/ 同じアパートで暮らしていた2人が一緒に『成田ジャンケン』を見て、私はここで敗北する参加者の不条理を憐れんだのですが、
_/_/ 彼は『分かったぞ!』って、ジャンケンの必勝法を見つけたのです。
_/_/ (勿論『10割』とは言いませんが、その後、私は何度もその必勝法に助けられました。
_/_/  あれはジャンケンで相手から複数回勝つ事が勝ち抜け条件だったため、ある種の習慣も影響していたみたい。
_/_/  日本ではジャンケンと言えば、グー、チョキ、パーの順番ですからね。^^;)
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_/_/ PKもジャンケンも、彼ほどのアスリートにとっての勝負事は『科学』の領域だったようです。^^;
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_/_/ 2026年には、是非、日本のベスト8入りを見届けたいですね!^^;
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_/_/ 実はこれでも先月(12月)は忙しくて、addCadでの原寸が軌道に乗ってからは、ほぼ休み無し。
_/_/ 年末も30日までドタバタしたのですが、さすがに31日は一段落。
_/_/ 後は客先の連休明け出勤前日の4日に考えよぉ〜〜!
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_/_/ そんなこんな、31日は夕方の5時前に成ってから『正月料理の買い出し。』へと向った訳ですが、
_/_/ 入店したスーパーでのアナウンス『今年は生鮮食料品、惣菜等の値引き販売は致しません!』って、どういう意味?
_/_/
_/_/ 『そう言えば、向島の○○スーパーでも、去年の年末は値引きをしなかったらしいわよ。』
_/_/ ……って、そんな情報が有るのなら、何であんたは一緒に隣町の福山市のスーパーまで同行しているンだ?
_/_/
_/_/ 結果的に小一時間を掛けて買い出しに行った隣町のスーパーで買ったのは、2割引きのおせちセットだけ。
_/_/ 自宅への帰り道に立ち寄った尾道市内のスーパーで3割引きの焼き鳥セットを購入したのが、せめてもの抵抗……。
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_/_/ 『来年は、定価販売のおせちセットを買いたいね。』
_/_/
_/_/ そう言いながら、他にも『5割引きセール』をやっていそうな店舗を議論してみたり……。
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_/_/ まぁ人それぞれに価値観は異なりますし、その価値観に優劣など付けられないのならば、これでも良いのでしょうね。
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_/_/ 今年2023年はうさぎ年で、コロナ騒ぎが始まったのは子年だったと思うので、
_/_/ (パンデミックのうわさが出始めたのは亥年の後半?)
_/_/ すでに丸3年の月日が経過してしまった訳です。
_/_/
_/_/ 実は大騒ぎに成った当初に『この騒ぎは卯年まで続く。』と予想された人が居たそうで、
_/_/ その話を聞いた時には『えっ!こんなにも窮屈な生活が4年も続くの?』私には絶望的にも思えたのですが、
_/_/ 気が付けば、その『卯年』が来たわけですねぇ……。
_/_/
_/_/ 卯年収束の予想が当たるのなら、年内にはマスク生活ともおさらば……、と言いたいところですが、
_/_/ 困ったことに、絶対数としての死者数は増えているんですよねぇ……。
_/_/
_/_/
_/_/ まぁこれも『数字のあや』と言うもので、患者の増加数が死者の増加数よりも遥かに大きいがために、
_/_/ 『罹患しても軽症』とか『インフルエンザと変わらない』とか言われているようですが、
_/_/ 正直なところ、私の周囲での騒ぎは大きく成るばかり。
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_/_/ ……と、私自身は自宅が職場ですし、外出の時間量や機会数も少ないため、あまり気にも成らないのですが、
_/_/ 妻のパート先では、定期的にPCR検査だとか抗原検査だとか行われるように成ったそうです。
_/_/
_/_/ しかしこれが結構苦痛を伴う検査らしく、
_/_/ 『ここまでのことをして、このパート仕事を続けるだけの価値観が、私には無い!』
_/_/ そう言い切っていた妻も、最近はしぶしぶと定期検査を受け入れているようで……。
_/_/
_/_/
_/_/ 聞けば妻の職場でも陽性反応の事例は出たらしく、従業員のご家族が罹患して『濃厚接触者』扱いされた人も出たそうです。
_/_/ 『それって軽症軽症と言いつつ、関係者は犯人扱いじゃん?』
_/_/ 『そうは思うけど、私だっていつ同じ立場に成るか、分からないし……。』
_/_/
_/_/
_/_/ まぁ結局のところ、そうなんですよねぇ……。
_/_/ マンションの隣に住んでいるのが誰なのかも分からない都会なら、コロナ如きで、いちいち詮索されることも無いのでしょうが、
_/_/ スーパーで買い物なりとしていれば、同級生や客先とも出会ってしまうのが田舎というものです。
_/_/
_/_/ どこどこの誰々さんの知り合いの奥さんの兄弟が、コロナ陽性者の濃厚接触者に成った……なんて噂でも、
_/_/ 妻の矮小な情報網に掛かる頃には『何でそこまで知ってるの?』級の一大事に成っています。
_/_/
_/_/ ある意味、危機感を共有出来るという意味では心強いのですが、
_/_/ 『おまえラーメン屋で会った日にコロナに成ったらしいな?』なんて話でも尾ひれが付くと、
_/_/ 『あいつあの日は朝まで居酒屋で飲み会したとか?そりゃ〜無いわぁ〜〜。』とか、『非常識』のレッテルを貼られるのは必至です。
_/_/
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_/_/ すでに海外や都会では『マスクの着用は不要』という雰囲気も流れているようですが、
_/_/ 私が昨年の11月に大阪へ出向いた際は、電車内では全員がマスクを着用されていました。
_/_/ 確か行動指針では『屋外でのマスクの使用は適切に。』ということに成っているはずですが、
_/_/ 屋外でもマスクを着用されている方は多かったです。
_/_/
_/_/ 制限は緩和されたのに……とは言いつつ、それでも皆さまがマスクの着用を続けて居られる姿を実際に見てみれば、
_/_/ 『やっぱり私も、もうひと辛抱。』と思えるのでしょうが、田舎には『都会かぶれ』的な風潮も有って、都市伝説が一つ流れると、
_/_/ 『元々がマスクで防げる病気じゃ無いんだし、東京や大阪で許されるのなら、マスクなんて要らね!』に成ってしまう。
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_/_/ 何なのでしょうかねぇ……、国民の良識と良心に任せるだけと言うのなら、行政機関も治安機関も要らないですよねぇ。
_/_/ 結局のところ政治家の胸の内は『どうすれば良いのか分からない。』が本音だと思うので要注意!
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_/_/ 確実に海外からの渡航者が増える今年は、今まで以上に先を見通せない年に成るはずです。
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_/_/ 月日が経つとウィルスは弱毒化する……なんて論文は無いと思いますし、強毒化しない!と言い切れる学者さんも居ないはず。
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_/_/ やはりここは『気を見て敏!』をモットーに、適切な行動を自身で判断することを心掛けたいですね。^^;
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_/_/ 今日も一日を無事に過ごせた事だけに、感謝!です。
_/_/
_/_/ 精進を致しますので、皆様も日々の精進を心掛けましょう!!
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