大元公園の写真です

        

宮島水族館からもう少し西に歩くと、大元公園に着きますが、これは公園入り口付近にある、「牛石(うしいし)」です。

古来からの宮島の名石のひとつだそうで、形が牛に似ているところから、こう呼ばれているとのことです。

干潮だったので、ごらんのように水はありませんが、満潮時にはここにも海水が満ちてきます。
ここも大元公園入り口付近ですが、左のような案内板が立っています。
「厳島の合戦」のときに、毛利元就に討たれる陶晴賢の軍勢が宮島に上陸したのが、この大元浦だということです。

ここからもっと西に逃れた後、陶晴賢は自刃したとのことです。
NHKの大河ドラマ「毛利元就」で、陶晴賢は架空の人物「野田次郎(的場浩司演)」と斬り合って討たれますが、そんなことは大ウソです。
陶晴賢もひとかたの武将ですから、自刃したのが本当です。
大元公園の入り口から、大元神社あたりを望んだところです。
ここは樅(もみ)の古木の群生と桜の名所で、世界的にもめずらしいと言われています。

春は「さくら」、初夏は「つつじ」、秋は「もみじ」と、季節によって色んな風景を見せてくれる、とても美しい公園です。
大元神社よりも山側にある公園です。ここも花見をするのにもってこいの場所です。
小高い丘も造成されており、子供を遊ばせるにも安全で最高の公園です。

桜の季節でなくても、散策するにはもってこいの公園で、とても心が和みます。