大元公園の写真です

        

公園にある大木には、野生の藤の花がからみついているものがあります。この写真では少し分かりづらいのですが、緑の葉に薄い紫色の藤の花がまばらに絡み付いています。

ここの藤は少し早く咲くらしく、桜が散ってすぐくらいに見るのが良いらしいです。藤の季節には枯れはじめるそうで、この写真を写した時期は少し遅かったようです。
少し奥の方に行くと、閑静なたたずまいの風景と出会えます。周りの緑は、もみじです。

ここは散歩にはもってこいのところで、静かな緑は心を和ませてくれます。秋にはもみじが紅葉し、とても素敵な景色に出会えます。
血佛と呼ばれる石塔です。そばには由来を示す案内板が立ててあります。

それによりますと、この石塔は墓ではなく供養塔だそうで、厳島の合戦の後も、永く陶晴賢軍の敗死者の血が流れたと伝えられるため、そう呼ばれているそうです。
血佛のそばに流れる水流が溜まる池です。川ではありませんが、水が流れています。

静かで、なんとなく雰囲気がある所ですが、とても綺麗とはいえない池です…
大元公園を流れる川の両側には、絵になるもみじがあります。宮島でもみじと言えば「もみじ谷」ですが、大元公園のもみじも捨てがたい魅力があります。

ここも秋を迎えて紅葉したときには、とても素敵な景色になります。