進行形


  1. ある時点でなにかしらの動作が続いていたことを表す文のことを進行形といいます。
     注)現在完了形の継続のとよく似ていますが、現在完了形よりも進行形の方が動作が続く期間が
       はるかに短いくらいの間隔で違いを覚えてもよいでしょう。 現在完了形をまだ学習していない
       人はとりあえずここは無視しちゃって大丈夫です。

  2. 進行形の作り方(公式として覚えてしまうのがいいですね)
          be動詞 + 動詞ing〜
         「〜している」「〜しているところだ」
     ※ 進行形の訳のポイントは「て(で)」の字が入るところです。
     ※ be動詞のところは動作が今現在のことであれば is・am・are を使い、過去のことであれば 
       was・were を使えばよいのです。 主語によって使うbe動詞が違うので注意しましょう。
                              「ちょっと寄り道」の人称・数と動詞の関係参照のこと

  3. -ingのつけ方(4種)
     → -ingをつけるだけのもの
     → 最後がで終わっている時、を消して-ingをつけるもの
     → 最後の文字を重ねて-ingをつけるもの
     → 最後がieで終わる時、ieを  にかえて-ingをつけるもの

  4.  進行形の文の疑問文と否定文(基本型)
     疑問文・・・be動詞を文の前に出す
     否定文・・・be動詞に not をつける

   例 Mike swims in the pool every day.   マイクは毎日プールで泳ぎます。
        動詞のswimに3単現のs(es)がついているのでこれは普通の現在形の文です。
                ↓
      Mike is swimming in the pool now.   マイクは今プール泳いいます。
        主語のマイクは三人称で単数なので現在形の時に使うbe動詞はisです。
        swimは最後の文字を重ねて-ingをつける形になっています。

  (疑) Is Mike swimming in the pool now ?  マイクは今プール泳いいますか。
  (答) Yes, he is. No, he isn’t.      はい、泳いいます。   いいえ、泳いいません。
  (否) Mike isn’t swimming in the pool now.  マイクは今プールで泳いいません。

  5. 進行形を使った決まり表現を覚えておきましょう
        What is(am・are・was・were) + 主語 + doing ?  
           「主語は何をしているところですか」
   注)1 これはどんな動作をしているのかをたずねる時の決まり表現です。 
       この文の中で使われている do は疑問文や否定文をつくる時の意味のない do ではなく、
       「〜をする」という意味を持つ、一般動詞としての do です。  
       「基本的な疑問文と否定文のつくり方」の
困ったもんだdoとdoes参照のこと
   注)2 この疑問文に対しては、「はい」「いいえ」で簡単に答えることができません。 
       答える時は進行形(be + 動詞ing〜)の形を使って答えましょう。

    例  What are you doing ?       あなたは何をしているの?
        I am making a cake now.      今、ケーキを作っているのよ。
       ちなみにmakeは最後がeで終わっている単語なので e を取って -ing がついています。


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