あれれ…^^;の橋梁製作・・・鋼橋編
橋造りに携わる皆様、今日もお疲れさまです!!
このホームページは、主に橋梁原寸(生産設計)の話題を取り上げています。
設計や製作に関わる方々も、是非一度立ち寄って下さい。
力を合わせて、橋造りの技術を磨きましょう。
みんなの力で後世に ”日本の橋造り ” を継承しましょう。
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お経読誦”健康法”解説のHPです。
お疲れの人は立寄ってみて下さい。
感謝!!ありがとうございました。
最近、心ある方々からアドバイスを頂くことが出来ました。
これは「橋を作る上での理屈」なので、知っておいて損は無いことです。
皆さまにも関心を持って頂けたら幸いです。
★3次元原寸システム
”proBridge”
を紹介しています。
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★切断・孔明・溶接データ編集システム
”SoftDraw”
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コンテンツにある”proBridge"は、”CRCソリューションズ社”、
”ミプソン、マスターソン”は、”JIPテクノサイエンス社”に帰属するシステムです。
”CL/DLデータ”は、”JIPテクノサイエンス社”のNCデータフォーマットです。
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”SoftDraw”は、
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各々のシステムの詳細は、帰属主へお問い合わせをお願いします。
(このホームページでは、良いものを良い!!と紹介しています。
^^;)
<<あれれ…^^; 2024年10月のひとり言>>
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_/_/ 四季の変化が豊かな日本では『暑さ寒さも彼岸まで』という慣用句も有るようですが、
_/_/ 不思議なもので今年も9月の中旬頃からは、早朝に『涼しさ』を感じられるようになりました。
_/_/ とは言え日中はまだ暑く、当然エアコンも全力運転状態なのですが、
_/_/ 『もしかして秋、なのか?』と思えるだけでもホッとします。
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_/_/ 秋の訪れと共に頭に浮かぶのは、行楽とかお祭りとか、屋外で休日を過ごす日々ですが、
_/_/ ここへ来て急ぎ案件の依頼を請けたので、この2週間ほどは巣籠り生活。
_/_/ 『去年は高野山とか行ったのに……。』って思うと寂しいですが、仕事量は無理をしない程度が望ましい。
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_/_/ 皆さま方に於かれても、夏バテなど起さない程度の頑張りを願います。
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_/_/ それにしても今年は操業度の増減が著しいですねぇ。
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_/_/ まぁ7月8月に生産設計が暇だったとしたら、9月には工場の生産現場も暇に成ってしまいます。
_/_/ 生産現場の操業度を確保するために、生産設計へシワ寄せが出るのは『自明の理』とも言えなくは無いのですが、
_/_/ 夏の様相冷めやらぬ日中に、システム原寸が吐き出して来る大量の原寸資料。
_/_/ これに一枚ずつ目を通していると、さすがに目眩を感じてしまいます。
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_/_/ 昔はねぇ……という言い方をすると、それだけで高齢者だと察せられてしまいそうですが、
_/_/ システム原寸って、設定さえ正しければ、自ずから正しい結果は得られる仕組みに成っているはずなのです。
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_/_/ 特にバッチ系のシステム原寸は、設定値と結果をリスト形式で閲覧出来るので、原寸資料のチェックは容易。
_/_/ 一枚目が正しければ、残りも正しい……みたいな見方も出来たのですが、モデリング系の原寸システムは油断出来ません。
_/_/ 勿論、モデリングされたモデルを見れば、概ね、良否の判断は出来るのですが、俗にいう3Dモデルのアイソメ図って、
_/_/ 人間の視覚では『錯覚』を起してしまう事が有るようです。
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_/_/ 元々が人間の視野って言うものは、アイソメの感覚に順応できるように成っているはずなのですが、
_/_/ (物事は直角、水平では無い事の方が多いはずなので。)
_/_/ CADだと微妙なフレを視認し辛い……と言うのか、昔の3DCADは、
_/_/ 今のPCよりもスペックに劣る『コンピュータ』で稼働していたため、
_/_/ アイソメを切り替えたり拡大・縮小するだけで精一杯。
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_/_/ マウスのドラック操作とかで、微妙にアイソメ画面を振ったりすると、突然、画面がロックしてみたり……。
_/_/ ウソ!って思った時には、大抵『SAVE(セーブ)』など掛けていないものです。
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_/_/ 今どきのPCはスペックも上っているので、橋梁のモデルくらいならクルクル回すことも容易だとは思いますが、
_/_/ 注意したいのは、CAD操作の快適さにおぼれて、モデルの本質を見落とすこと。
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_/_/ 誰だって、構造物が正確に組み上がっているモデルを見るのは心地良いはずですが、物事には『誤差』が付き物です。
_/_/ 如何な小数点以下数十桁の浮動小数点まで管理出来るCADを使っても、円周率を完璧に管理することは出来ませんし、
_/_/ モデル空間を天文単位の大きさに設定して、コロナウィスルをモデリングすれば『桁落ち』とて発生するはずです。
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_/_/ 『そんな計算機の専門的な話し、原寸作業者には分からなくても構わない。』
_/_/ そう思われる方も多いと思いますが、例えて言えば橋梁でいう『横構』です。
_/_/ 橋梁の原寸関係者で『横構』を知らない作業者は居ないと思いますが、
_/_/ 横構が設置されている複数本の主桁には、各々、縦断勾配が有り、キャンバーも付加されています。
_/_/ また各々の主桁は標高(構造高)が異なることも多いので、横桁や対傾構には『横断勾配』も付加されています。
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_/_/ さて問題です。
_/_/ 異なった縦断勾配と横断差を持つ複数の主桁を『CT(カットT)』と呼ばれる形鋼で、連結する事は出来るでしょうか?
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_/_/ 何をくだらないことを……、溶接すれば一発じゃないか!そうお思いの方は多いと思います。
_/_/ しかしここに『ボルト締めでの連結を前提とした継手構造』という条件が加わるとどうでしょう?
_/_/ (横構の設置は架設する現地での作業に成りますが、
_/_/ 現地で溶接作業に伴うスパッタ(火花?)を落下させるのは禁じ手なので。)
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_/_/ 橋梁では、斜材(ブレース=主に形鋼を使用)と主構造を連結する部材を『ガセット』と呼びますが、
_/_/ (何故か建設業ではコネクションPLと呼ばれることが多いようですが……。)
_/_/ 連結用の孔を明けた鋼板(ガセットPL)を、工場内で各々の主桁へ溶接。
_/_/ CTにも同じ孔群の連結孔を明けて、架設する現地へ発送、現地にてボルト締め連結。
_/_/ これが一般的な横構の設置作業と成ります。
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_/_/ 『そんなことは知っている!それこそがCTで主桁を連結出来るという答えに成るのでは?』
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_/_/ ……と、あまり理屈ばかりを並べるとお叱りを受けそうなので答えを言うと、
_/_/ 横構のガセットPLとブレース(形鋼)をボルトで連結すると、鋼板が形鋼に『馴染む』ので連結は出来るのです。
_/_/
_/_/ ん……?連結なのに馴染む?答えに成ってない?
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_/_/ 実はこの『馴染む』という言葉は曲者で、主桁同士を添接板でボルト接合する場合には『馴染む』なんて表現を使いません。
_/_/ (横構や対傾構のガセット連結以外では『密着』とか『圧着』という表現を使っているはずです。
_/_/ 本来添接構造は、ボルトの軸で『せん断』を防ぐのでは無く、鋼板を密着(圧着)させる事で滑りを防ぐ構造です。)
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_/_/ 勿論『馴染む』なんて言葉は道路橋示方書に出ていないはずなので、これは私の勝手な解釈だと思われても良いのですが、
_/_/ 実際問題として、異なった縦断勾配と横断差を持った主桁を連結する横構をモデリングすると、
_/_/ ガセットと形鋼の接合部には必ず『隙間(肌隙)』が出来てしまうのです。
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_/_/ 当然、この隙間を最小にするため、ガセットPLを折ってみたり主桁との溶接角度を変えてみたり、色々と調整を行うのですが、
_/_/ 形鋼が形鋼である以上(形鋼は平面の集合体)、鋼板が鋼板である以上(鋼板は平面)、
_/_/ どうやっても横構のガセットとブレースの接触面は密着しないようなのです。
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_/_/ ちなみにかつて私が『形鋼』を知らなかった時分なら、ガセットとブレースの接触面を密着させるモデリングも出来ました。
_/_/ 『形鋼をヒネる(よじる)』ことさえ出来れば、モデリングなんて案外簡単。
_/_/ 『出来ました!』って客先でドヤ顔をして、こっぴどく叱られたことも今は昔の話に成ってしまいましたが、
_/_/ 3Dモデリングって、何でも出来ちゃうところが長所であり注意点なのです。
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_/_/ ……と結果的には、橋梁で言う『横構』をモデリングする際は、鋼板と形鋼の密着性をどこまで追及するのか?
_/_/ という話に成ってしまう訳ですが、そこが鋼板の鋼板たる由縁と言うのか、鋼板は曲げる(変形させる)ことが出来るのです。
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_/_/ 鋼板の曲げ加工はそれ自体『禁じ手』では無いので『変形させることが難しい形鋼に、鋼板を馴染ませる。』という表現は、
_/_/ あながち間違いでは無い?と、あれれ^^;は思う訳ですが、どうなのでしょうか。^^;、
_/_/ (勿論、ボルト締めの力で屈服させるのでは無く、万力とかペンチ、プライヤーで圧着して馴染ませる!というのが正論ですが、
_/_/ 一般的に横構ガセットとして使用される鋼板の板厚は9ミリ前後。
_/_/ 強力なトルクレンチでM22クラスのHTBに回転を加えると、メリメリ!鋼板は形鋼に馴染んでくれるそうです。)
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_/_/ 最近はモデリング系システムの原寸資料も増えたので、加工図のチェックと言ったって『取り合いさえ取れていればOK!』
_/_/ みたいな節が有るのも確かですが『ガセットと形鋼の取り合いは、図面通りモデリングされているのでOK!』とか、
_/_/ そこに『肌隙など無い』みたいな言葉を聞くと、思わす笑顔は張り付いてしまいます。
_/_/ (有り得ないことのシワ寄せは、必ずどこかへ隠れているはずなので……。)
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_/_/ 『そこは肌隙も出るのですが、この板厚でこの程度の肌隙なら馴染ませることも可能なので……。』
_/_/ そんな会話を楽しみたいと思うのは、私だけなのでしょうか……。
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_/_/ 目先の急ぎ案件が『デッド・ライン』目前なので、落ち着かないンですよねぇ。
_/_/ (今は期末試験前の絶望感から逃避している学生の気分。)
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_/_/ 勿論、客先でも困難な状況は把握されているため、それなりに善処をして頂けるのですが、
_/_/ 納期の事を気にしながら『全力で遊ぶ!』なんてことが出来ないのも高齢者なのでしょうかねぇ……。
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_/_/ 高齢者の仲間入り間近の妻にして、
_/_/ 『来週のシティークリーニングはヨロシク!
_/_/ 私は「歩け歩け会」の仲間と、土師ダムでウォーキング!』
_/_/ やっぱりこれって個々人の性格の違いなのか?と思わなくも無いのですが、だとすれば私は最後までジタバタするタイプ?
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_/_/ そんな私の泣きっ面に蜂でも無いのでしょうが、65歳の誕生日と共に発生したのが、介護保険料の負担増。
_/_/ これが1割2割の負担増なら『まぁ、しゃ〜ないワ!』で済みそうなモノですが、なんとこれまでの約3倍強!
_/_/ 個人負担分だけで計算すると6.5倍、8月の誕生日から来年3月末までの請求総額は¥62、800−!
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_/_/ 空いた口が塞がらない……、じゃないですが『これって何かの間違いでは?』
_/_/ 慌てて近所の先輩に聞いてみると、
_/_/ 『ワイの知り合いに「納得がいかン!」ゆーて、市役所へ文句を言いに行った者が居るんよ。
_/_/ そしたらのぉ〜、担当者じゃ言う者が出て来て、懇切丁寧に説明をしてくれたんじゃそ〜な。
_/_/ お前も納得がいかんのなら、市役所へ行って来い。納得するまで説明してくれるらしいぞ〜〜。』
_/_/ 『そんな暇、ある訳無いじゃン!』……チャンチャン!
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_/_/ 実はこの介護保険料、その決定理由なるものが『年齢到達により資格取得のため』と成っていることからも推察できますが、
_/_/ 65歳に成った私一人分の保険料なのだそうです。
_/_/ 私の妻も数年後には高齢者の仲間入り……と書きましたが、妻には別途、介護保険料の請求が来るそうです。
_/_/ この納付額に妻の保険料まで加算されるとしたら、合計はこれまでの納付額の10倍越え必至?
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_/_/ 巷では熟年離婚とかお一人様生活とかも増えているやに聞きますが、
_/_/ それってこんな現実を突き付けられてみると、分かるような気もしませんか?
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_/_/ ちなみに『資格取得』って、何の資格なのかを考えてみると、
_/_/ それって要介護の認定を得て、初めて行使できる『介護授権資格』なのです。
_/_/ 私にも『介護保険証』なる紙切れが一枚郵送されて来ましたが、目下のところ『使用すら出来ない』訳です。
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_/_/ 風邪をひいたり腹痛を起して通院するための健康保険証はこれとは別物なので、保険料の支払いはこれまで通り。
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_/_/ 75歳に成れば病院窓口での支払いは1割り負担に成るそうですが、それすらも改定されそうな雲行きが……。
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_/_/ あまりにも一方的なお役所のやり方に怒りを覚えた人が、国民健康保険料の支払いについて、
_/_/ 『介護保険と同様に、妻の負担分は、妻個人に請求してくれ!』と申し出たそうですが、これはダメ!
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_/_/ 私などはガンジーみたく無抵抗主義なので、届いた納付書を放置していたところ、
_/_/ 納付期限の早朝に『市役所』を名乗る者から電話が掛かって来て、
_/_/ 『納付書は届いていると思いますが、便利な口座振替に致しましょうか?』放っといてくれ!
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_/_/ 『結局のところ死ぬまで働くしか無いのだから、少額でも貰える年金は貰って、貯蓄しておくしか無いみたいだぞ。』
_/_/ 先輩からのひと言は、私にとって死刑宣告のようなモノでしたが、これって『知らなかった!』では済まない問題。
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_/_/ 『国がこれだけ国民へ負担を強いると、他国なら暴動が起きていても不思議ではない。』
_/_/ ユーチューブか何かの解説では、誰かがそんなことを言っていたそうですが、
_/_/ 暴動を起こしそうな若者には気付かれないよう、年老いた弱者から『むしり取る!』みたいな仕組みに成っているようです。
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_/_/ 今さらですが、
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_/_/ こんな日本に誰がした?
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_/_/ 確かにこんな制度を作った政治家を選んだのは私たち国民なのでしょうけれど、
_/_/ 政権が交代しても解決するような問題とは思えないのが、この仕組み……。
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_/_/ やっぱり、この国では『無』の境地に活を求めるしか無いのでしょうね。^^;
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_/_/ 今日も一日を無事に過ごせた事だけに、感謝!です。
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_/_/ 精進を致しますので、皆様も日々の精進を心掛けましょう!!
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